11月12日、ゴーデングラブ賞発表。秋山翔吾(外野)と矢野雅哉(ショート)が受賞。
予想どおりになって嬉しい。昨年、カープからの受賞者はゼロ。しかも今年、カープでタイトルをとった選手はいなかった(昨年は島内颯太郎が最優秀中継ぎ投手)。せめてもの朗報。
昨年次点だった秋山は、5年ぶり7度目の受賞。両リーグでの受賞は史上10人目。
受賞の連絡があったとき、自宅で飛び跳ねて喜んだとのこと。可愛い〜。身体能力ある人の日常の飛び跳ねっぷり、見てみたい。
「一年間頑張ってくれた投手陣を少しでも助けることができたのであれば嬉しいです」というコメントが秋山らしい。大人。
打撃で投手を助けられなかったどころか、疲弊させた今年のカープ打線(秋山は奮闘した方)。失点を防ぐ守備は打点に匹敵する。投手への思いが見えてくるよう。あぁ、将来、カープの外野守備走塁コーチ、やってほしい。
「打点に匹敵する守備」と言えば、菊池涼介と並んで投手を助けた矢野が初受賞。「カープのショートに矢野あり」で今年大ブレイク。
「ショートは小園」派の私でしたが(華がある、私は見た!)、矢野の台頭で、だんだん声高にそう言えなくなっていった。
でも、打撃では小園との差は大きく、チャンスの場面で矢野に代打が送られなかったとき、ベンチに「勝つ気ないんだな?」と毒づくこともありました。
その打撃でも、徐々に結果を出すようになった矢野(矢野比で)。
それを単純にほめていいのかだけど、打てない打線の中にあって、ファウルで粘って、なんとかしようとガッツを見せることも。
そんな矢野を見ていて、だんだん認めざるを得ないように。打席に立った矢野に「がんばれー」と声をかけるように(家の中です)。
ついには、「矢野にゴールデングラブ賞とってほしい」と思うようにもなった。いいプレーとガッツがファンをそうさせるんですよ、野間、堂林、上本、田中。
毎年話題になるけれど、「え、この選手に投票するの?」という票が必ずある。それはファン投票。主観が混じるとはいえ、曲がりなりにもプロの記者。匿名だからなせる行い、記名式にしましょう?
「該当者なし」という票も少なからずあって、びっくりした。でも、振り返って見てみると、今年だけじゃないんですね。その気持ちもわからんではないがないが(今年の投票結果はこちら)。
11月11日、首相指名選挙で無効が84票あったと聞いたときの、がっかり感は大きかった深かった。
そこまでとは言わずとも、安易に放棄しないでほしい。記名方式なら、該当者なしの意味も問える。プロ野球のゆるいとこ、1つ1つ変えてこ?