2024年4月20日

小園を便利に使うの、やめてほしいな


4月20日、巨人戦(マツダスタジアム)、6対2。先週のプチリベンジ、森下暢仁が今季初勝利。

今日の解説は、宮本慎也さんと鳥谷敬さん。私的には贅沢。内野守備にフォーカスした解説がふんだんに。

今日はショートスタメンだった小園海斗の話から始まった。

宮本さんから「サードとの併用はかわいそう」と率直なお言葉。鳥谷さんも「併用は大変」と。ともに、ショートとサードの2つのポジションを経験した二人。説得力が。


しかも、今日も試合途中から、小園はサードへ(ショートは矢野雅哉)。「試合途中で交代はきつい」という話も出た。

ショートとサードでは球の見え方も違うし、似て非なるもの。経験した人でないとわからない、と。だからベンチは小園の負担も考えず、平気でそういうことするのね。

この二人の話をカープベンチに聞いてほしいと思った。しかし、「あ、大変だったら、小園はサードに」という話になったら嫌だな。試合後も、新井さんは「矢野の守備はピカイチ」と惚れ込んでいるようだし。

単純に、ショートのポジション争いに矢野がリードしているという話なのかもしれないが、強く抵抗感を持ってしまうのはなんだろう。井端さんだったら、こんな判断するんだろうか。教えて、井端さん!


森下、2回以外は毎回走者を出して、12被安打。本人もヒーローインタビューで、「ここにいていいのかなと思ってます」と言っていたけれど、7回途中で2失点。立ってていいともー。

走者を出しても、勝つことができればオッケー。そりゃ、打たれなかったり、フォアも出さないに越したことはないけれど(ちなみに今日の森下、フォアは1コだけ。一戸建て)。

ただ、7回、1アウト2塁1塁で、岡本和真にタイムリーを打たれたのは悔しかった。1週間前の「東京ドームの天井にボール挟まれ1失点」のリベンジを果たしたかった。


ライト野間峻祥のレーザービームや好キャッチ、センターの久保修のダイビングキャッチと、いい守備にも助けられました。今日もまた、ファインプレーで帽子の飛んだ久保の面立ちを見て、「カッコイイ~」と思わず声が出る。

スタメン出場の久保、今日はノーヒット、でも、秋山翔吾もだったから心配すんな。二俣翔一のスタメンも見たかったな。

今日はサード上本だったが、いつまでも上本や田中広輔に頼っていられないだろう(途中交代するくらいだから頼ってもいないが)。若手、育てないと。小園以外で。


1回、立ち上がりの井上温大を攻めて、上本崇司のピッチャー強襲の内野安打で先制点。會澤翼の3塁打で3点追加と、森下を援護。

でも、気を引き締めて。4点リードを引っくり返された九里亜蓮の試合を思い出して。

スミ4の不安が続いたが、6回、小園のセカンドゴロで1点。7回には、代打・宇草孔基がホームラン!

1球目の力んだスイングを見て、朝山打撃コーチが「八分、八分!」と声をかけ、力みのとれたスイングで気持ちのいい一発が出た。たまにはコーチとしての仕事をされているようで。


4点リードでも8回は島内颯太郎。9回は森浦大輔。

デビュー時、挙動不審が魅力だった森浦が、ん? なんか堂々っぽくなってます。三者凡退で気持ちよく終われてよかった。

巨人は12安打で2点。カープは9安打で6点。先日のDeNA戦ともども、逆転現象が起きています。迫力、薄っ。
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