来季の正式なコーチングスタッフの発表がいまだないカープ。随分もったいつけてくれるじゃないか。
と、ゲンナリし続けていましたら、11月19日、今季で現役引退した野村祐輔のコーチ就任が発表された(ほかはどうなっとるんじゃ〜い)。
またきっと、コーチ陣の1軍2軍入れ替え戦法で煙に巻かれる心づもりはできていたけども(全然戦法じゃないし!)。
それでもただ一つ、野村が投手コーチになってくれたらいいなと思っていた。小さな希望がかないました。ポッ(明かりが灯る音)。
リハビリ組や若手を強化する3軍投手コーチと、データ分析を通じて助言するアナリストも兼ねるとのこと。
まず3軍で経験を積んで、というコースでしょうか。数年後、1軍のマウンドに野村コーチが間合いをとりにいく姿が見られたら・・・。わ〜い。
野村のユニフォーム姿が見られるのは嬉しいです。解説しているイメージはわかないので(スーツは似合うが。棒読み問題が)。
監督・コーチに華はいらぬが、選手が目立ってなんぼだが、ソフトバンクの斉藤和巳コーチとタイプは違うが、人の目を魅きつける人がいてくれるのは嬉しいです。
野村の引退が発表されたとき、カープの若い投手たちが野村について語っている記事を読んで、とってもいいなと思っていた。
野村の引退が発表されたとき、カープの若い投手たちが野村について語っている記事を読んで、とってもいいなと思っていた。
玉村昇悟は、2軍で調整していた9月、野村から「右足を地面に着いてから投げる」という考え方を学び、新しいフォームを試みて、「キャッチボールでボールが垂れにくくなった」と効果を実感したそう。(「デイリースポーツ」)
床田寛樹は「僕がプロに入って技術的なことを一番聞いた先輩。間の取り方とか、カーブを磨きたいと思ったとき、すごくわかりやすく教えてくれた」。(「デイリースポーツ」)
「(アドバイスが)すごく的確。ほぼほぼ、野村さんに教えてもらったことをやっているという感じ」とも。(「朝日新聞」)
森翔平は「キャッチボールでも感覚をすごく意識している。キャッチボールの大切さを改めて気づかされた」(「朝日新聞」)
森下暢仁は「自分のやるべきことをしっかりやられているなと。自分のことをわかっていて、練習の準備もいちばん多くやっていた。本当にすごいなと、日頃から見ていた」。
常廣羽也斗も「祐輔さんが練習始まる前から1人で先に来て、練習したりする姿を見ていた。気づいたのはキャッチボールの重要性。しっかり丁寧にボールを投げている印象です」。(「J SPORTS」)
引退する選手へのはなむけの記事。よいことを取り上げるものだとしても、そのどれもが具体的なエピソードで、脳に残っていたのでした。投手コーチやってほしいな、と。
あとは、打撃、コーチ、ですよ!