7月24日(水)、オールスターゲーム、第2戦(神宮球場)。10対16で、パが大勝。
オールスター、終わりました。明日から通常戦。オールスターブレイクというけれど、オールスターに出ていた選手は移動もあって、お休みなし。お疲れさまでした。でも、なんだかんだ出ている人は楽しそうだから、いいのかな?
しかし、オールスター!というより、オールスター? 年々、スター度が目減りしている感じはあります。
MLBのように、人数をしぼって、1日でパッと終わるのでいい気がします。最近の日本の夏は異常に暑いし。収益優先なので、NPBは絶対そんなことしないだろうけど。
少し前、スポーツジャーナリストの生島淳さんがラジオで話していて知ったのだけど、MLBのオールスターでは、選手は出番が終わると帰っていくそうです。イチローがMVPに選ばれそうになったときは、さすがに「最後まで残ってくれますか」とお願いされたそうだけど。
いいですね、ドライで。終わったらサッと帰って、休むって。
そのわりに通常のゲームでは、その日、先発しない投手もチームに帯同するのが基本というのは、ドライではない何かを感じますが(投手、疲れそう)。
日本は横並び思考が強いから、最後までみんなでワイワイ。それはそれで楽しそうな日本のオールスター。
前日を上回る乱打戦、両チーム33安打だったのが、44安打に。これはボールが変わったとしか思えない。
前半戦の低得点・低体温試合を見て、NPBがオールスターを機に、しれっとボールを入れ替えようとしたんじゃないかと疑うくらい。後半戦のボールの行方に注目です。
そんな中、セ・リーグでは、大瀬良大地だけが無失点。たまたまの巡り合わせとしても、キラ〜ン、キラ〜ン(2回言った)。
前日、代打ヒットの床田寛樹は5失点(自責は2)。
2回、坂倉将吾が満塁ホームラン! ペナントレースではソロ多めの印象が強い坂倉。打率2割ちょっとでオールスターに呼ばれてしまった坂倉でしたが、ドッカーン。魅せてくれた(やればできるコ)。
オールスターでの満塁弾は57年ぶり史上3人目で、セでは初めてだとか。このまま行けば、今日のMVP確実と思われましたが、床田によって逃しました。
その後もパ打線の勢いは止まりませんでしたから、坂倉のMVP消滅は時間の問題でしたが。
オールスターと言えば、毎年思い出すのが、2015年、当時パを率いた工藤監督の試合後の「誰ひとりとしてケガがなく、チームに返すことができて、ほっとしています」というコメント。
各チームから大事な選手を預かるという大役。それまで、こんなふうに言う人を見たことがなかったので、ハッとした。
なので、9回、オースティンが打球を顔面に受けて、途中交代したのはめちゃめちゃ心配です(唯一、野手でベンチに残っていた小園海斗がファーストに着くという新鮮なシーンを見ることになりました)。
このとき、三浦監督はもちろん、新井さんもとっても心配そうだった。大事ありませんように。
明日から、神宮球場、マツダスタジアムと、野外球場での連戦が続く。熱中症との戦いもついてまわる。
勝ってもらえたら、そら最高だが、ケガなく、熱中症なく(お客さまも)、試合が進んでほしいです。