2024年7月21日

九里と矢崎で12失点、カープの元凶も再確認


7月21日、阪神戦(甲子園球場)、12対

2試合連続完封負けの「眠れる虎」を起こして大敗。

ここまで投手陣が踏ん張ってこそやってこれたカープ。投手が崩れたらひとたまりもないことが露呈。

無失点で抑えて、なんて口が避けても言いません。でも、九里亜蓮と矢崎拓也で、1イニング6失点ずつは、ひどかった。


中村貴浩、小園海斗、坂倉将吾、石原貴規、矢野雅哉・・・昨日よりスタメンが若返る(昨日が高齢化過ぎた)。

2回、この並びがいきる。坂倉と石原が連打で1アウト1塁3塁。矢野のショートゴロが内野安打となって、1点先制!

菊池涼介ならポップフライとなりそうなところ、矢野、でかした。その直後、菊池先輩はライトフライで1塁2塁残塁。スカッとは行かなかったが。


7月3日以来と登板間隔があいたことも影響したのかどうか、タフな九里がちょっと重たそう。1回から3回まで、毎回先頭打者を出すんですわ。

3回、梅野龍太郎2塁打。西勇輝バント失敗で、よしよしと思っていたところ、近本光司にフォア、中野拓夢に同点タイムリー。佐藤輝明タ、大山悠輔、前川右京、木浪聖也の4打席連続タイムリーで、九里は降板。極端。

困ったときの河野佳。も、梅野にタイムリー。一挙6失点、ビッグイニングになった。


5回、秋山翔吾の2塁打で1点返して、6対2。ゴッソリいけないなら、コツコツ行こう? ダメ元で言ってみたけど、そもそも今まで出来てないこと、急にできるわけもなし。小園海斗はセンターフライで1塁3塁残塁。

6回、矢野と菊池の連打で、2アウト1塁2塁。ここで、代打・堂林翔太。このときの失望感といったらなかった。

すでに松山竜平は5回に早めの代打仕掛け済み(で、実りなし)。松山とて、期待はそう持てない現況。堂林は予想にたがわず、扇風機みたいに振り回して、終わり。

中村奨成はあっさり2軍に落とすのに、結果の出ていないベテランにはいつまでも席がある。これが今のカープの元凶なのに、いつまでも変わらない。


6回裏、矢崎は先頭打者にデッドボール。近本タイムリー。森下翔太2点タイムリー、佐藤は犠牲フライ、とどめの大山2ランで、一挙に6失点。九里と仲良し、九里とおそろい。

阪神13安打、カープ11安打。それでこの大差。

オールスター明けまでに、いろいろ精算してほしいです。リセット、リセット、選手の入れ替え。

でも、この球団には今それが一番難しいことで、同時にファンを失望させているところ。
(つづく)
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