7月25日、日曜の朝。ラジオをつけたら、オリンピック野球日本代表についてのトークが聞こえてきた。この関西弁はもしかして・・・。
藤川球児さんが、「石橋貴明のGATE7」(TBSラジオ)という番組にゲストに招かれていたのでした。テーマは「侍ジャパンを深掘り!!」。
やったー。ラッキー。以前、藤川さん解説の実況中継を聞いたとき、ものすごく楽しかった。ぺラッと表面的なものでなく、ゲームの中で何が起こっているかがよくわかる臨場感があった。お金のとれる解説と思いました。
このラジオでも、素人の私でもわかりやすく、かつ、野球通の石橋さんも身を乗り出すように聞いていた。
藤川さんは柳田悠岐の脇腹の違和感を心配していて、柳田が欠場の場合の打順をこう予想。
1番・・・足も速い山田哲人
2番・・・稲葉監督はバントも積極的にやっていきたい考えとのことで、バント巧者の菊池涼介。
3番・・・左打者を入れたいので、吉田正尚。
4番・・・鈴木誠也
5番・・・勝負強い浅村栄斗
6番・・・左打者を入れたいので、近藤健介
7番・・・坂本勇人を入れて、打線を二段構えに
8番・・・村上宗隆
9番・・・甲斐拓也
バントにこだわるって、カープか。大丈夫か、稲葉監督。4番については言葉少なだったが、これでいいの? そうなの?
初戦で対戦するドミニカ共和国は有望株の選手がそろっている。巨人のメルセデスやサンチェスもメンバーで日本の情報も持っているから、初戦が肝、と。
福島あづま球場は広い球場、横浜スタジアムは狭い。球場によって外野守備はどの選手がいいかとか、日本でやってるリーグ戦とは国際ルールが違うので、サインに一工夫が必要などなど、話が具体的。いろんな視点を教えてもらった。藤川さんがWBCや北京オリンピックで体験した話も興味深かった。
これから始まる日本代表のゲームを見る、いいガイドをしてもらった気分です。よろしければ、radikoのタイムフリー(エリアフリー)でどうぞ。
視野が広いうえに、経験も情報(観察)も豊か。こんな人が監督(コーチ)であったら・・・。カープの監督やコーチ陣はこんなふうに考えて野球をしているのかどうかと思った次第。
テレビをつければ、オリンピック中継尽くし。ふだん、テレビをつけても、見たいものがなくて消すことが増えた。
今回は野球以外に見たい競技(選手)がないので、ここも、ここもオリンピックかと、いつものように消してしまう。ニュース(報道)よりオリンピック中心。
選手たちの素晴らしいプレーを見て、「オリンピックが開催されてよかった」と思う方はたくさんいることでしょう。まさか内閣の支持率上がったりするんじゃないだろうな。これはこれ、それはそれ、と区切りを持って見ている人もいるとしても。
と、テレビ離れは進んでいますが、気に入ってるラジオ番組は増えている。石橋さんのこの番組を聴いたのは初めて。過去のラインアップも面白そう。野球の楽しみが増えそう。