7月10日、ヤクルト戦(神宮球場)、完封リレーで、5対0。
ヤクルト戦の連敗8で止まる。ヤクルトの貯金、試合終了時点で8。それって、ほぼカープが献上してたってことか。気が遠くなりそう。
昨日、選手が踏ん張っていたのに、わざわざヤクルトに勝ちを献上するような采配があった。あれを見て、もうこれでシーズンは終ったかと思ったほどだった。
でも、選手はそんなことでへこたれてはいなくって、昨日のひどい結末がなかったかのように勝った。
今日の大道温貴、ストライク先行で、球数少なめ。気持ちいいくらい、トントンと進む。
今日は菊池涼介がお休み。セカンドには上本崇司、打順は7番。相手チームにアドバンテージを与えているようなときめかないラインアップに思えたが、その上本が2回裏、2塁打で出塁。続く石原貴規がタイムリーで、2点先制。
その後、追加点はなく、6回、満塁のチャンスが来るも、残塁に終る。かと言って、波がヤクルトに渡る気配はなく、大道、7回投了時点で、77球。かつてないスイスイ投法。
これは初めての完投も視野に。いや、そう事は運ばない気もします、観戦の経験上。
8回、坂倉将吾が3号ソロで、3対0。ちょっと心強い追加点が。
大道、過去最長の8回へ。でしたが、体力はここまで? オスナにヒット、サード・三好匠のエラー、フォアで、満塁に。
ここで、大道はバードに交代。今日の大道、2安打無失点。素晴らしかったです。
バードは代打の川端慎吾を打ちとって、コルニエルに交代。
コルニエルは、代打・内川聖一と塩見泰隆を空振り三振。
二人の外国人選手がしっかり火消し。ふふ。昨日のようには行きませんでしたよ。珍しくベンチが小気味よく継投。はまった。
3点リードの9回、このまま栗林良吏の18セーブ目を見たかったところに、上本ヒット、石原バントで送って、代打・松山竜平ヒット、野間タイムリー、西川タイムリーゴロで2点追加、5対0。
ふだん打たない人たちが、ここに来てポンポン打って、5点リード。点を取るのはいいことなのに、「栗林にセーブを」の気持ちが強くって、一瞬、うぅ。と、うめく。
いや、でも点を取っておくのはいいことだ。まさか5点リードで念のため栗林出すなんてこと、しないだろうな。よかった、しなかった。
9回裏は森浦大輔。迎えるのはクリーンアップ。青木宣親に粘られるも、セカンドゴロ。山田哲人は空振り三振、村上宗隆はファーストゴロで、おつとめ果たしました。カープ完封勝ち。
ここ3試合ほど、いつかのような選手の中に諦めモードがなく、気持ちが切れてる感じがなく、徐々に上向きつつある感触があった。手ごたえがあった。昨日のいやな感じを払拭するゲームになって、よかった。
というか、なんで今までヤクルトに8連敗も。
そろそろ悪い夢から醒めて、正気に戻って、地道に一つ一つ借金減らしていこう。