2021年7月14日

3カ月ぶりの3連勝、しかもすべて先発に勝ちがつく試合


7月13日、中日戦(マツダスタジアム)、8対3で、3連勝。九里亜蓮、7勝目。

3連勝したのは約3カ月ぶりだとか。3連勝したことがあったことさえ覚えていなかった。暫定首位に立ったことはうっすら覚えているけれど。それくらい勝てないカープ、続いてましたから。

しかも、すべて先発に勝ちがつく3連勝。打線の援護もあり、リリーフ陣も無失点と後味よく、やっとまともな形になってきた。


1回裏、野間峻祥と西川龍馬が連打のあと、小園海斗がゴロで1点先制。

援護をもらった直後の2回、阿部寿樹にソロを打たれ、同点に。これは良くないパターン。なのだけど、引きずらず、3回裏に反撃。

野間がビシエドのエラーで出塁。西川ヒット、小園ヒットだったが、野間が本塁狙って走塁死。ちょっと前のカープなら、波逃げる~というところ。でも、そうやすやすと逃がさないのがここ最近のカープ。

坂倉将吾が3ラン放って、4対1。スカッとする。

5回裏にも、坂倉のタイムリーで1点、菊池涼介の犠牲フライで1点、磯村嘉孝の2塁打で1点。7対1。なにこれ、打線がつながってるー。という、普通の喜びがフツフツと。


九里は6回投了時点で76球の完投ペース。でしたが、7回、堂上直倫の2ラン浴びて、7対3。

7回裏、1塁2塁のチャンスで打席が回ってきたところで、九里の代打に松山竜平。松山がここでもう1本タイムリー。8対3に。

あぁ、今日も3点リードを上回る。喜ばしい影に、栗林良吏のセーブがなかなか増えない無念も。

でも、8回は森浦大輔が三者凡退に抑え、9回は島内颯太郎が抑え、5点リードの余裕ある場面とはいえ(それでも打たれて後味悪くなる試合もあったから)、気持ちよく終われてよかった。


今日は先発野手が全員安打。2番の西川は4安打と大盤振る舞い。打線のウィークポイントになっていた磯村や上本崇司にも快音が。

喜ばしい一方で、ベンチがまたこのまま凝り固まった選手起用を続けそうで、ざわざわします。

中村奨成の存在をまるで見ないようにしているかのようなベンチがとても気がかり。かなり気がかり。相変わらず、九里と磯村の組み合わせ。2軍で期待したい選手にもなかなか声がかからない。


チームのムードが明るくなってきた。さすがに勝っていると、景色はこんなにも違う。

こんなに打って点を取った翌日は、たいてい負ける。が、今シーズンのカープの法則。これまでなら、翌日の試合はもう諦め覚悟で見ていたけれど、ちょっと風向き変わってきた。

第3戦は、森下暢仁と柳裕也のしびれるマッチアップ。

今シーズンの大野雄大と福谷浩司はあんまり調子よくない。よりによって、森下に柳。

森下の勝ち(と、栗林のセーブ)が増えることを楽しみにしてる派なので、簡単なことではないわと思いつつ、さらに先発に勝ちのつく試合をぜひ。


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