2024年1月6日

西川の人的補償に日高、投手がまたもやってきた


1月5日、オリックスにFA移籍した西川龍馬の人的補償が決まる。

誰、誰なの? パンパカパーン。ん? 日高暖己という、「はじめまして」な選手だった。

今年2年目の19歳、1軍出場なし。そっち、来ましたか。

打者(しかも主軸)がいなくなり、投手をとる。いい投手は何人いてもいいけれど、いい打者も何人いてもいい。ほんとに投手が好きなのね、カープ。ドラフトもいつも投手三昧。


「山本由伸2世の呼び声高い」とか、オリックスファンの惜しむ声とか、「伸びしろがありそう(なのに手放すのか)」と西武の渡辺久信GMが驚いていたという記事を見ていると、そうなの、そうなの?と、じわじわ期待も高まらないでもない。

プロテクトを外れるのは、消去法の結果と思う。よって、そこから外れたからと言って、オリックスが手放したかった選手ということにはならない。

しかし、たとえばカープが斉藤優汰をプロテクトから外すとは思えない。日高はドラ5、一概に比較はできないけれど。


入団してまだ1年。突然のことで日高も驚いたと思うけど、カープの人的補償は、赤松真人さん(2007年)、一岡竜司(2013年)と、活躍した系譜があるのよ~。ぜひここに連なるのよ~。と、声をかけてあげたい。

もう一人の人的補償、長野久義(2018年)も忘れてはならない。

実績のある選手なのに、緒方監督(当時)はなかなかスタメンで起用しなかった。最初からバンバン起用すればよかったのに。長野にとっても、カープにとっても、もっと違った結果が出ていたかもしれないのにと思う。


人気球団のスター選手をどう扱っていいかわからない、素直に起用できないわだかまりみたいなものを感じてしまった。緒方監督とて、カープのスター選手。実績もあった人と思うのだけど。

「名選手名監督にあらず」で、過去の実績があればいいというものではない。

ただ、あのときの緒方監督を思うと、選手として一流(スター)だった人の方が、監督・コーチになったとき、ものおじすることなく選手と接することができていいのかなとも思ってしまう。本人のキャラクターもあると思うけど。

新井さんはのびのびしたキャラクターの持ち主で、スターでもあったが(監督になった今でもな)、2000本安打というのはやっぱり尊敬に値する実績。点が入ったとき、跳び上がって喜んでるただの明るい人じゃない。


日高。次々と魅力ある若手投手を輩出しているオリックスの系譜に連なさせてあげたかったとも思う。

カープは若手投手を伸び悩み、放出させる実績がここのところ目につく(プロなんだから、もちろん選手本人の問題でもあるが)。

しかし、カープに来てしまった以上、自らを育て(せめて黒田博樹アドバイザーからよい助言をもらって)、カープの人的補償の系譜に連なってくださることを願ってます。ヤー。
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