「今季、中心になってもらいたい選手は?」という前田智徳さんからの質問(棒読み)に、「坂倉将吾と小園海斗」と、新井さん。
この二人の名前が出てきて、ホッとした。というか、これ以外に誰がいようか?
これは、らぶぱちさんがブログ「おカープ婦人な私の勝手な喜怒哀楽」で紹介してくださっていた、新井さんと前田さんの対談からの話(未見だったのでありがたかったです)。
前田さんは、矢野雅哉の背番号が4番に変わったことについて、「ちょっと早くないですか?」とも質問。
新井さんは背番号の変更については球団から何も相談されていないそうで(そらそうだ)、「もし球団から相談されたとしたら?」と重ね問いされて、「まだ早い!」と即答。ここでも、ホッ。
矢野に比して球団の小園の評価低過ぎ問題が、まだプスプス脳の中でくすぶっていたので、新井さんのフラットな評価に(ここではフラットなの〜)、ちょっとだけスカッとしました。
始めてから7年少しの当ブログですが、これまで一番よく読まれた記事は、なぜか長く「羽生善治さんと赤いカープ帽」でした。おそらく将棋ファンの方が検索して訪れてきてくださったと思われます。将棋人気、おそるべしです。
その後、ついに羽生さんをトップの座から引き摺り下ろしたのが(大袈裟やねん)、「安部の戦力外、後味悪い」。
昨年9月の大失速の記事(栗林が大失点した試合)が一時期トップに立っていましたが、今また安倍が返り咲いてます。
シーズン中、ファームで高打率を叩き出していたにもかかわらず、一度も1軍に呼ばれず、2022年オフに戦力外通告された安部友裕。
SNSで暗に球団を批判するようなことを書いていたこともあって、それこそ後味悪かったのを思い出した。
新井さんは「好き嫌いで起用しない」と言いつつもベテランへの温情起用が2年続いたけれど、矢野のプッシュ、安部の戦力外と、球団の好き嫌いこそけっこう露骨です。
矢野は昨年、ゴールデングラブ賞も受賞してブレイク。以前は、チャンスの場面で矢野に代打を出さないとき、「ベンチは勝つ気あるのか〜」とカッカしたものだった。
ずっとサブの選手だと思っていたけど、打撃でも後半ジリジリと成長曲線を描いた(矢野内比です)。
9月22日、バンテリンでの中日戦で、矢野が涌井秀章に1打席22球投げさせて、プロ野球新記録を樹立(これまでの記録は19球)。
囃し立てる記録ではないと思うけど、22球のうち17球をファウルで粘った。もう何度見せられたかという中日戦でのロースコアゲームで、矢野がなんとか塁に出ようと見せたガッツには拍手を送りたいです。
「ファウルを打とうとか思ってなくて、真っすぐを詰まってもいいからサードかショートの後ろに落としたいと思っていた。良いところにボールが来てたので、ファウルになってしまいました」と、矢野。(「日刊スポーツ」)
工藤公康さんは、ソフトバンクの近藤健介について、「タイミングがズレてもファウルを打ってタイミングを計ることも出来る」と、その打撃技術を称賛していた。(「スポニチ」)
あっさりポンポン終わる打者より、抗ってファウルで粘る矢野にガッツを感じるが、前に飛ばす技術がほしいの。
ショートの守備で頭角を現し、小園をサードにコンバートさせてしまった矢野。今後の活躍によっては日本代表の可能性も、なんて記事まで出てきた。(「週刊ベースボール」)
昨年の矢野の打撃の成長は予想外。だから今年も、私の予想を超えた活躍をさらにしてくれるかもしれない。でも、それこそ持ち上げるのはまだ早いです。
でも、本人が調子づいて見えないのが救い。今年はスタメン(ポジション)どうなるんだろ? あぁ、開幕が近づいてきました。
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