7月9日、巨人戦(マツダスタジアム)、3対5。
巨人はマツダスタジアムで今季初勝利。
巨人の阿部監督は「きょうミーティングで言ったんだよ。記者に鬼門だって言われるからいい加減、勝とうって」。(「スポニチ」)
新井さんも、バンテリンドームのとき、ミーティングで言ってみたらどうかな。
3回、會澤翼ヒット、森下暢仁がバスターした打球を泉口友汰が後逸して、秋山翔吾の犠牲フライで1点先制という名の1点どまり(2者残塁)。
直後の4回、吉川尚輝、ヘルナンデス連打、4番岡本和真の3ラン。ワン・ツー・フィニッシュ!
いつもならホームラン打たれても淡々としている森下も、3点とられたら厳しいチーム状況が頭にこびりついているだけに、落胆を隠せない? 払い落とさねば。落とせるものなら。
なおも止まらず、1アウト満塁で、佐々木俊輔がレフトフライ。これを大盛穂から小園の中継プレーで、本塁タッチアウト、グッジョブ!
今日、大盛がスタメンと聞いて、初回から守備固めしてどうすんの? とガックリきたけれど、大盛の起用がいきた。
6回、小園海斗のタイムリーゴロで、1点差に。岡本にごっそり取られた点を、コツコツ詰め寄る。今のカープ、これしか道はないのね。
7回には大盛、先頭打者としてヒット出塁、バントに進ゴロにと打線がつないで、代打・上本崇司のタイムリーで、同点のホームを踏んだ。
「ピッチャーも野手も踏ん張りところ。ここを乗り切ったら、チームとしても優勝に近づくと思う」と臨んだ森下だったけど、7回3失点。
いえ、先発として普通の数字です。今のカープ打線の状況が窮屈すぎて。
8回、同点で島内颯太郎。最近、不穏な気持ちが絶えません(ある意味、なつかしいが)。
また吉川とヘルナンデスの連打で、岡本が犠牲フライ。今日、岡本に4打点もあげられた。そのうえ、門脇誠のタイムリーで、3対5に。
試合後、新井さんは島内について、「抹消します。(球は)悪くないと思ったけど、本人がしんどいと思ったので、話をして、ちょっとリフレッシュしてこい、と伝えました」(「スポニチ」)
うんうん、遅かったね。また引っ張ったね。6月29日の巨人戦でリードを守りきれなかったときが決断のタイミングだったと思います(いうても1点のリード)。
先の中日3連戦、1点が関の山だったから、わーい、今日は3点も取ったー。と、乾いた笑いで。
末包昇大の不在が堪える。でも、一人いなくてどん詰まりになるチーム編成に問題ありは言わずもがな。