推測とびかうソフトバンクの人的補償。内情が明かされることはないでしょうけれど、ホークスがイメージを悪くしたことは確か。
和田毅はシーズン8勝をあげたベテランエース。しかも42歳とはいえ、下り坂感じさせない選手をプロテクトから外す方がどうかしてる。そら、外れてたら獲りたいと思いますよ。
球団というのは、ファンの気持ちとは別物で運営されているもの(それはカープという球団を見ていてもよくわかります)。プロテクトから外す=手放してもやむなし、という判断だったのなら、そのままドライに進めればよかったのに。
オフも話題がもりもり。
自主トレ中の秋山翔吾は、「契約が切れるのは怖い。次の年の給料にもかかわってくる。(球団から)必要とされるような結果を出さないといけない」。(「スポーツ報知」)
実績を買われ、指定席が用意され、優遇されているように見えた秋山から、こんなヒリヒリとした言葉が出てきて、脳に響いた。プロなんだもの、当たり前の姿勢だけど、野間峻祥とかにも聞かせたい。
田村俊介、末包昇大、中村貴浩らの活躍を願っているけれど、いいプレー(と姿勢)を見せてくれる選手なら、年齢は関係ないんです。秋山も、応援したいと思った。
一方、大瀬良大地は、「僕にとって大きな分かれ道になるような一年になると思う。結果を残さないと、どんどん苦しくなるっていうのは、周りから見ていてもそうだし、僕自身が一番感じている」。(「デイリースポーツ」)
手術明けのため、自分のペースで調整している段階(焦りは禁物)とはいえ、ここ数年の大瀬良のヒリヒリ感の足りなさよ。まぁ、ずっとコンディションよくないからなんだろうけれども。
それでも、なにか球団から確約を得ている疑惑がぬぐえない。指定席を用意されている人の悠長な言葉に響くのは私だけだろうか。
1月12日に行われたNBPの新人研修。藤川球児さんの講義があったようですね。いい人選だ~。(「デイリースポーツ」)
「夢の世界だった。引退して夢だったな、っていうふうに気づいた」という藤川さんの言葉が印象的だったという、ドライチの常廣羽也斗。
「一度しかないプロの世界なので、自分の悔いがないようにやらないといけないと思った」と。
こういうところよ。始まってみないとわからないけれど、身体はまだ細いけれど、やってくれそうな気がしてしまう常廣。
一方、「もう逃げたくない」と護摩行へ向かった中村奨成は6年目。そういうところよ。
「遅くなってもしないよりマシ」というフランスの諺がありますが(護摩行のことではありませんよ)、遅い~。
今季のがんばり次第で、ソフトバンクよりはイメージを挽回できるチャンスはあると思いますが。