2月12日、紅白戦が始まった(13日は雨でお休み)。
選手のプレーは開幕してからが本番。紅白戦やオープン戦は話半分にと思うところもある。でも、1塁のコーチャーズボックスに赤松さんが。これは心躍りました。
紅白戦の結果は鵜呑みに出来ないとはいえ、そこで結果を出さないと沖縄キャンプや1軍行きはつかめない。とりわけ若手は。
そんな中、2年目の田村俊介、12日の紅白戦では攻走守にいいところを見せてくれた。ゆけー。
面構えからして期待したくなる。坂倉将吾のときのように。
坂倉と言えば、ニュースで時々見かけてはハッとする、NHKアナウンサーの糸井羊司さん。顔がちょっと坂倉に似ているなといつも思う(ので、ちょっと見てみてください)。
ついでに言うと、ロッテの佐々木朗希。口元が俳優の浅野和之さんに似てると思う。どうでもいいけど、いつも気になっていたので書いてみました。
12日の紅白戦では、試合開始前、大瀬良大地と森下暢仁がスタメン発表の場内アナウンス。客席からもベンチからも笑いが起こって、な、なごやか~。
用意されていた台本を読み上げただけかと思っていたが、これは新井さんが大瀬良にもちかけたプランだとか。
大瀬良と森下、なかなかやるな。「ティックトッカー、小園」には笑った(名前をコールしただけの選手もいた。全部ちゃんとやろうな)。
これもファンサービスの一環かな。
昨年、カープの試合を見ても心躍ることがめっきり少なくなって、ブログで「こんなのエンターテインメントじゃない」みたいなことを何度か書いた。
「どちらも観客を楽しませる娯楽なのだから、同じ括りでいいということなのだろう。しかし、私は強い違和感を覚えている」
「映画や演劇も野球も本場のアメリカでは、映画をエンターテイメントとするのに対して、メジャー・リーグは〈ナショナル・パスタイム〉、すなわち国民的娯楽と呼ばれている」
「その感覚を私なりに解釈すると、エンターテインメントは〝創作〟を楽しむ娯楽で、ナショナル・パスタイムは〝現実〟を見る娯楽と考えられているのではないか」
安易にブログで「エンターテインメント」という言葉を使っていたなと思った。
プロ野球は選手の技術や存在がファンを楽しませてくれる。それは創作物とは別物。
今年のカープ、監督が新井さんに変わって、活気と明るさを感じる。新井さんのファンへのサービス精神も感じる。
昨年はなにかと話題に取り上げられた1年目の新庄剛志監督。チームは最下位だったが、選手たちはのびのびプレーしていて楽しそうだった(後半はどうだったかよく見ていないが)。
でも、チームが明るくても、きつねダンスが可愛くて楽しくても、ファンへのサービスがそこで止まったら、おなかの底からは楽しめない。
今年のカープ、それ以上の楽しみが味わえますように。