2022年10月3日

佐々岡監督辞任にホッとした後、パの優勝争いから学んだこと


昨朝、佐々岡監督辞任のニュース。

続投の覚悟もしていたので(そうでもしないと、続投だったときのダメージが大きい)、佐々岡さん、決めてくれたんだとホッとした。河田ヘッドコーチも退団とのこと、これまたホッとしました。

佐々岡さんは、ヤクルトが優勝した翌日、9月26日に辞任を申し入れたとのこと。CS進出の結果が出る前。

優勝を目指し(プロ野球チームの監督なら当然のこと)、果たせなかったから辞任。ここには野球人としてのプライドを感じた。


よくもまぁ、ここまでチームを焼け野原にしてくれたな、ですが。遅いわ! ですが。監督に向いていない人を選んで任期を長引かせた球団が悪い。

佐々岡さんが自分の適性のなさにもっと早く気づいてくれていたらと思うけど(今も気づいてるかどうかわからないけど)、でも、野球を、カープを愛してきた人なら、監督やりませんか?と言われたら、普通やるでしょう。自ら招いたところも大きいけれど、球団に恥をかかせられたような感じも残る。

OBから選ばれるという次の監督。情がからみあいがちなOB。カープの体質はなかなか変わらないかもしれないけど、でも人が変わるのは、いい。多少なりとも選手起用が変わる。

5位確定で、最終戦の先発が大瀬良大地から森翔平に変わったことにもホッとした。最後の最後、大瀬良に醜態をさらさせる可能性もなくなった。

森は5回無失点と好投。がんばった。しかし、たった3安打で0対3の完封負け。最後までカープはカープだった。


それとは対照的に、パ・リーグの最終戦、ソフトバンクとオリックスの優勝争いはすごいことになっていた。ちまちまと3位争いで楽しませてもらっていたセ・リーグ。このスケールとレベルの違い。

10月2日の最終戦。ソフトバンクはロッテに勝つか引き分け、オリックスは楽天に勝つしかない状況で、ほぼタイムラグのないくらいの感じで、試合が進む。めちゃめちゃ臨場感があった。

ソフトバンクが1回、1点先制。4回に追加点(柳田悠岐さすが)。オリックスは4回、楽天に2点先制される。が、5回、3得点して逆転。その後、ロッテが3点2点とって、ソフトバンクに逆転。ソフトバンクも8回、1点返す。9回、オリックス、ダメ押しの2点追加で楽天に勝つ。

その1分30秒後に、ソフトバンク敗戦。143試合目、最後の最後まで楽しませてくれた、なんというエンターテイメント!


10月1日、オリックス・ロッテ戦で、9回、福田周平がスクイズ決めて、一塁手のタッチをかいくぐって滑り込む絶妙の走塁で、サヨナラ勝ち。しびれた。

同じ10月1日、ソフトバンク・西武戦、同点11回で、藤井皓哉が山川穂高にサヨナラ2ラン浴びて、その瞬間、ひざまづくキャッチャー。あれ、甲斐拓也ってこんなことする人だっけ? と思っていたら、3年目の海野隆司でした。

藤井と海野、若いバッテリー、試合が終わってからも涙が止まらない。


2015年、CSのかかった中日との最終戦、3失点の大瀬良が試合後もずっと泣いてたときには「いつまでメソメソ泣いてんねん」と思った。大瀬良のそばでずっと優しく声をかけ続けケアしていた前田健太にも違和感あった。

藤井、カープを戦力外になって、設備も整わない独立リーグからソフトバンクに見出され、こんな大事な場面をまかされるほどになった。ソフトバンクが優勝していたら、MVP候補だったとも聞いた。

すごいよ。ジリ貧の3位争いとは格が違う。藤井や海野、感情があふれたんだなって受け止めることができた。勝たせてあげたかった。でも、この経験を糧にしてくれたらいいなと思うことしかできないくらい、ズシーンときた。

それにしても、すごい結末。ともに76勝56敗2引き分け、勝率0.539。オリックスがソフトバンクに10勝5敗と勝ち越していたことが優勝の決め手になった。

どの試合も大事ということ、勝ち越すことが大事と、改めて教えてもらった。
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