4月16日(水)、中日戦(マツダスタジアム)、0対2。今季3度目の完封負け。
大瀬良大地と柳裕也、1週間前と同じマッチアップ。バンテリンドームの石蓋も重たいが、柳の壁も厚かった。ここはマツダスタジアムなのに。
1週間前は延長12回1対1。中日戦名物のロースコアゲームだったが、同点には持ち込んだ(柳の勝ちも消えた)。
昨日、それこそ前回手こずったマラーに粘って球数投げさせて、中軸が打って、7対1と大勝。今日は柳にリベンジだ!
とは行かなかった。結局、柳は7回無失点4安打、前回と内容が同じ。連勝はいつか止まるものだけど、負け方。なんの変化も見られず。
驚くほど両投手ともテンポいい投球の応酬で始まる。柳はいつものことだが、大瀬良、これまでの2戦目より一番テンポよかった。
2回、末包昇大に2塁打! も、後が続かず。
5回、田村俊介がフォアで出塁。相手がくれたチャンスも、盗塁失敗ですぐ潰える。
6回、會澤翼が2塁打! 正直、會澤の日は、投手が二人いるくらいの気持ちでいる。相手にとってボーナスデー。その會澤が打って得点圏! チャンス、チャンス。
大瀬良ファーストゴロで、會澤3塁。會澤に代走出してほしかった。それで点が入ったかどうかわからずとも、仕掛けてほしかった。
もうこんなチャンス、ないですよ? そんなに會澤って聖域なの? 大瀬良は會澤じゃないとダメなの? もう6回まで来てた。もういいでしょう。
二俣翔一は内野安打で、會澤動けず。うー。
矢野雅哉が空振りの間、走り始めた會澤はタッチアウト。なぜ、当たってない矢野と足の遅い會澤の組み合わせでヒットエンドランのサイン出す?
矢野は2アウトになったところで、内野安打、1塁3塁。小園海斗はレフトフライで3アウト。
結局、今日打てた人はごくわずかなんだけど。昨日、二俣はホームラン打って沸かせてくれたけど。二俣と矢野の1番2番は物足りない。矢野も聖域みたいになってるのが、困る。打撃の現状、見て、カープベンチ!
7回、2アウトとってから、細川成也に2塁打。ボスラーの来日発タイムリーで、均衡破れて0対1。あんな絶好のチャンスで拙攻魅せられた後じゃあ、こうなる。
8回、村松開人の打球を菊池涼介が素晴らしく跳躍してキャッチしたかに見えたが、ボールはグラブからこぼれて、1塁。
その後、連続フォアで、1アウト満塁。代打・カリステはきっちり犠牲フライで、0対2。
カープもせめて6回、こうやって点を取ってくれていたら。
大瀬良が試合中、ベンチで自分に怒りを表すの、初めて見たかも。試合後、大瀬良は「僕が投げているときに勝てていないので、本当に申し訳ない。迷惑しかかけていないので、どうにかしたい」。(「日刊スポーツ」)
8回2失点の投手にこんなこと、言わせるな。迷惑かけてるのは打線の方。どうにかしてほしいのは、毎回柳を攻略できない打線の方です。昨年からの大瀬良の苦しい時間が続く。
柳、前回も今日も、マウンドで笑顔。「俺たち、相性最高だな(何やっても上手くいく)」って感じでしょうね。カープにとっては最悪です。
次回こそ、打開しないと。対大竹耕太郎現象みたいなの。