7月12日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対3。
カープ連敗止まった。試合前、カープは4連敗だったが、ヤクルトは6連敗、そんなことになっていたとは(これで7連敗)。
中日に3勝9敗(1分け)したのを、ヤクルトの8勝2敗で補填しているような状態。連敗止まって喜びつつ、中日戦(とソフトバンク戦)の課題を解決しないと、おなかの底からすっきり笑えないものも感じています。
でも、よかったことは確実にいくつかあった。
一時期、得点圏で高打率をたたきだしていた小園海斗。ここのところ、相手エラーやゴロでの打点は上げていたが、スカッとしたタイムリーはなかった。
今日はルーズベルトゲームとまでは行かなかったけれど、取っては取られたりがポコポコと続いたゲーム。そんな中、小園が1回と3回に得点圏でタイムリー! 二度も同点に追いついた。
ということは、小園の前にランナーが出たということでもある。ここ重要。
そして5回、秋山翔吾が決勝打となる3号ソロ! わっしょい。
床田寛樹は石原貴規と初バッテリー。が影響したのかどうなのか、1回で31球を要したのにはびっくり。ヒット2本と連続フォアで、まさかの押し出し。床田に珍現象。
1点先制されるのは(しかも床田で)今のカープには重しのようなものなのだけど、不調のヤクルト、重しを持ち上げさせてくれた。
押し出しで1点先制されたときは、これまで投手に我慢の投球を強いてきたツケだと下がり眉になりましたが、床田は4回から6回、連続三者凡退。
6回3失点でまとめて8勝目。約1ヵ月ぶりの白星。よかった、よかった。
7回、勝ちパターンへようこそ、ハーンが三者凡退。
8回、登録抹消中の島内颯太郎に代わって、本日は黒原拓未。黒原、やったね。
と思ったのだが、1アウトとってから、ヒットにフォア(村上宗隆にな)で、ちょっと弱気が出てしまったか。1アウト1塁2塁。森浦大輔に交代。
森浦が、オスナと長岡秀樹をビシッと抑えて火消し。今年の森浦の飄々とした強気な投球、ほれぼれします。
9回、ランナーを3塁に置いたけれども、栗林良吏抑えて23セーブ目。
中日は5位ながらも、リードした試合でマルティネスでしっかり勝って、マルティネスは27セーブ目。
大瀬良大地には防御率タイトルを、床田には最多勝を、栗林にはセーブ王をとってほしい私は、ちょっとやきもきしています。
6回、シャイナーにヒット1本出て、ホッとしていることでしょう。
だがしかし、カープ、今日4併殺。6回と8回、代打の田中広輔と松山竜平力ないスイング。7回には野間が2塁に進むも、空いた1塁に小園申告敬遠されて終わったり。
勝ったけど、試合巧者とは呼べない仕上がり。ヤクルトの不調にアシストされた感じ。
でも、ここで勝って貯金して、ヤクルトの連敗ストップは来週に持ち越してもらいましょう。