2025年5月31日

一生やってろ? 大竹に負けリフレイン、床田快投なのに不毛、9回ショート小園の躍動


5月31日(土)、阪神戦(マツダスタジアム)、

今季6度目の完封負け。大竹耕太郎はマツダスタジアムで8連勝、対カープ通算11勝1敗。

「今日こそは」と見守るも、また打てず点取れず。もう一生大竹にやられてろと思いました

1週間前、雨でDeNA戦が中止になったため、大竹の投げる中日戦を見てみたが、先制され、テンポも悪かった。なのに、カープ戦ではいつものらくらくスイスイ投球に戻っていた。


床田寛樹、8回1失点打たれたヒットは2本だけ。大竹の4本より少ない。ただ、5回に打たれたその2本、ヘルナンデスと木浪聖也のヒットが得点につながった(ある意味、すごい)。

床田の投球も素晴らしかった。テンポよかった。97球で降板したが、打席が回ってこなければ完投できそうなくらいだった。8回1失点2安打で負け投手になるって、これ以上どうしろと?

5月25日のDeNA戦では中7日、今日は中5日。そんなこと、まったく感じさせない床田だった(大瀬良大地と違って)。

しかし、そこまでして大竹の日に床田をぶつけて報われないとは。いっそ大竹の日は、新人投手とか、お試し枠で行くことにしたらどうかと思ったくらい。それくらい不毛だった。

勝ち投手になってもおかしくない床田だったが、悲しいほど笑っちゃうほど援護がなくても、悲壮感がないのには救われる(森下暢仁と違って)。


スタメンマスクは石原貴規。1軍復帰から出ずっぱりだった坂倉将吾の休養日?

とも思ったが(休みが必要だ、by奥田民生)、「打線じゃなく守備のことを考えて。(先発が)床田なので、今日は守りを固めたかったので」と、新井さん。(「東スポweb」)

たしかに、昨日の坂倉、山なり送球、パスボールと、いただけないものがあった。

5月22日のヤクルト戦、大瀬良の先発の日に「ゴロが多いので」という理由で、小園海斗をスタメンから外したこともあった。

得点(攻撃)より、失点防ぎ(守り)重視か。そら、点が取れないわけです。


小園はサードスタメン。ショートは矢野雅哉。矢野は8回、また代打(佐々木泰)を出される。何度も言うが、順番が違う。それなら最初から佐々木を出してくれー。

小園は9回、ショートの守備に着く。1アウト3塁で、森下翔太のショートフライを背走しながらキャッチ! 2アウト1塁3塁では、熊谷敬宥のショートゴロをダイビングキャッチからのすかさず送球でアウト! 

これは中﨑翔太、助かったー。最小失点の1点にとどまった。

ベンチに戻ってから、みなが小園を讃えていた。ベンチがパ〜ッと明るくなる。マウンド上でも小園を讃えていた中﨑は、ベンチでももう一度。この臨場感。藤井ヘッドも笑顔で声をかけていた。

9回の小園、躍動していた。なんか自分の場所に戻ったみたいに。見てくれましたか、新井さん。ショートは矢野雅哉の聖域ではないです。藤井ヘッド、進言して!


8回ウラ、床田の代打・堂林翔太が大竹から2塁打、堂林グッジョブ!

代走・羽月隆太郎と仕掛けたが、代打・野間峻祥サードゴロで、3塁狙った羽月はタッチアウト。

昨日の、ファビアンと激突した矢野もだが、自分がなんとかしなくてはと、周りが見えずチャンスを潰す結果になった。足が速ければ代走のエキスパートになれるというわけではない。


ヒーローインタビューは大竹。マツダスタジアムでのびのび8連勝。絶対気分よかったと思うけど、表面上はそんな素振りもなく、意外と好感持てた(だっていつも見下すように投げられてるから)。

昨日の村上が「森下投手とは4度目の対戦になりますが」と向けられて、「よく当たるなぁと思いながら投げました」と、実に失礼な感じがした。実際、それほど森下を怖がっていないということなんだろうけど(いいのか、このままで森下?)。

それを思うと、大竹からは相手投手(床田)への敬意も感じたし、村上よりよっぽど好感持てた。食わず嫌いしないで、ちゃんと最後までインタビュー聞いてよかった。

しかし、中日対策でスコアラーを総動員しているなら、大竹対策も何とかしていただけまいか。もちろん選手自身も。

明日は、伊原陵人の生意気なヒーローインタビューを聞かずに済むよう、打ち勝ってほしいです(=打ち勝てるオーダーを組んでほしいです)。