3月14日、ロッテとのオープン戦(マツダスタジアム)、3対0で、勝ちました。
森下暢仁と小島和哉の開幕投手対決(小島は3年連続開幕投手)。森下5回無失点、立ち上がりは三者連続三振と上々、気合い入ってます。
完封されることが多いカープですが、今日は立場逆転。ロッテはドラ1西川史礁の1安打のみ。6回以降は、ドラ3岡本駿、島内颯太郎、栗林良吏とつないで無失点リレー。今日も投手は充実!
オープン戦ではDeNAの次に打率が低いロッテ。まだ本番ではないけれど、他人事と思えません。
5回、秋山翔吾のタイムリー。6回、2試合連続、林晃汰のホームラン! 7回、菊池涼介のホームラン。林が猛アピール。
カープは今のところ、ソフトバンク、ロッテと並んで、ホームラン7本で12球団トップタイ。
昨季52本でリーグ最下位(トップのヤクルト103本の約半分)だったことを思うと、オープン戦とはいえ、う、嬉しい。どうぞシーズン始まって糠喜びとなりませんように。
ローテは、森下、床田寛樹、大瀬良大地の3人が決定。残りの3枠を、玉村昇悟、森翔平、常廣羽也斗、ドミンゲス、佐藤柳之介が争うことに。
3月12日のDeNA戦、大瀬良はスロー調整という感じで、あれを見ただけでは開幕ローテをまかせたいとは思わないが、積み上げてきた実績と信頼あってのローテ当確。
もし、残りのオープン戦での登板がシャキッとしなかったら、それこそベテラン枠撤廃でも私は全然平気です。むしろ面白そう。
でも、大瀬良は間に合わせてくる気がする(という信頼を得ている)。シーズン始まって仮にシャキッとしないこと続きだったら、フラットに入れ替えすればよいこと。
今日からのロッテ3連戦が、開幕1軍メンバーを見極める最終段階に入る模様(「デイリースポーツ」)。
3月12日までは、若手中心でスタメンを組んできたが、いよいよ若手の門も狭くなってくる。
でも、こういうのを聞くと、所詮ベテランが基本路線で、そこに若手がどう食い込んでくるかという基本構図なんだなと、つまらない気持ちが復活する。
投手陣はいいんです。たとえば大瀬良。まだ1回の登板で、これぞの内容と結果を出してはいないけれど、大瀬良には任される実績と信頼がある。とりわけ昨年はノーヒットノーラン達成、防御率も1点台。
一方、野手陣。秋山翔吾と菊池涼介には大瀬良に次ぐ信頼はあります(で、シーズン中は引き続き若手と競い合ってほしい)。會澤翼の登用も、坂倉将吾離脱の現況から理解できます。
でも、野間峻祥、上本崇司、松山竜平、田中広輔らを大瀬良と同等に考えられるだろうか。
若手が振るわなかったら、彼らに当たり前のように枠が与えられるとしたら、最後にはちゃんと年功序列という席が用意されている空気が漂っていて、スッキリしないです。
それを覆してくれるほどのプレーを見せてくれたら、もちろん拍手を送りたいです。若手も、ベテランも、年齢関係なく。