エスコンフィールドの風景の余韻が残って、交流戦の記憶がかなりそこで占められています。球場にいたわけではないのに、臨場感があって、あぁ、楽しかった!
先週の交流戦。私の脳に残ったのは、6月14日の2戦目、岡本駿の無失点劇。
4点ビハインドで床田寛樹の後を投げた岡本。いつも安定感あるのに、いきなり連続フォア。バント処理するときのフィールディングも浮き足だった感じ。
「すごいキレイな球場で・・・ちょっとフワフワした感じで入ってしまった」と、岡本。(「デイリースポーツ」)
そうか、やっぱり選手もフワフワとなる球場なんですね。
でも、そこからは連続三振で、無失点に抑えた。こうやってまた一つ信頼貯金を増やしている感じが好ましい。新しい場所を体感できてよかったね。
もう一つ強烈だったのが、6月14日の日ハム戦、上本崇司のスタメン1番起用。
6月12日、ロッテ戦では、大盛穂と田中広輔を7番8番で起用。翌日の日ハム戦では1番2番起用。これもかなり強烈でした。
ただ、この2人の1番2番がベストかどうかは置いといて、2人は結果を出した。
のに、翌日、上本を1番起用したことにはショックすら覚えた。
新井さん、今頃どうした? 何やってるの? 12球団で、サブメンバーを1番に置く監督、います?
臨場感あふれるエスコンフィールドで、なんという臨場感のなさ。「痛みをともなう変革」どこいったー?
佐々木泰が離脱して、「いつメン(いつものメンバー)化」が再発、頭痛い。
新井さんの場合、野手はなかなか入れ替えない。しばらくこの状態が続くのかと思うと、頭の中が停滞ムード。いえ、活躍してくれれば、もちろん賛辞をおくります(打撃でな)。
昨日、日ハムに7点差をひっくり返されて、カープはサヨナラ負け。外出先で試合結果だけを見た家族が「ルーズベルトゲームだったんだね〜」と言う。
あのね、取って取られてのしびれる7対8じゃなく、終盤、7点差をひっくり返されたんだよぉ。全然ルーズベルトじゃなかったんだよぉぉ。と教えてあげたら、びっくりしていました。
追いつかれた隙あるカープに対して、諦めず追い越した日ハムに、むしろ感動した。
エスコンフィールドの開放的な野球風景にうっとりした3日間。もっとあの場所を見ていたかった。
明日からはマツダスタジアムで6連戦。
マツダスタジアムも素晴らしい球場なのに(訪れたことはないけれど)、あの開放的なエスコンフィールドを想うと、ビジターに寛容でない球団の姿勢がとっても閉鎖的に感じられて、ちょっとトーンダウンする。
地元のお客さんがたくさん見にくるからだとしても、ビジターのお客さんをあんな出島みたいな小さなところに押し込めなくてもいいのに(最近の甲子園にもそう感じる)。
マツダスタジアムはカープを愛するお客さんのための球場で、エスコンフィールドは野球を愛する(楽しむ)お客さんのための球場になってる気がする。
明日からまた投手が打席に立つ野球に戻る。つまらないです、きっぱり(床田は別)。
日ハム戦ではDHで出場した坂倉将吾。打撃に専念した感触はどうだったのか聞いてみたいです。
どちらにしても、坂倉と小園海斗、ファビアンとモンテロが打線の4本柱であることを感じた1週間。小園は昨日、5打数4安打とバカスカ打ってた。行け行けー。
明日のスタメン見るのがこわいです。ふっ。