ラ~ラ、ラ~ララ、ララララ♪ 西武のチャンステーマのサビの部分、草原(レオだけに)を疾走しているような気分になって、聞くたび感動してしまう。今年はあんまり聞けなかった・・・。
交流戦、3分の1が終わる。カープは幸いなことに西武に3連勝したものの、なかなか阪神とのゲーム差が縮まらない。
阪神、負けない。日ハムとのロースコアゲームを0対1で勝ち抜き、オリックス戦でも延長10回1対0でサヨナラ勝ち。頼みの宮城大弥から4得点(宮城頼むよ~)。伊原陵人はしっかり5勝目。
現時点で交流戦首位。セ・リーグで対戦していて、唯一付け入るスキがないと感じるチームだけあって、ちゃんと数字に出ている。
交流戦で効率よく阪神とのゲーム差が縮まるよう、パ・リーグのチームに期待していますのに。そこが交流戦のボーナスポイントでもありますのに。パ・リーグしっかり!(おいおい他力本願寺)
西武戦、森下暢仁に4月18日以来の勝ちがついた。
援護に恵まれなかったり後続が打たれたり、自分のあずかり知らぬところで勝ちがつかないのは歯がゆいと思う。
それが数年間続いて、慢性疲労になって蓄積しているような。勝ちのない間、森下はずっとベンチで浮かない顔。
でも、それ顔に出すぎ。「このチーム(打線)じゃなかったら」と思ってるような気がして。いや、思うのはいいんですよ。思って当然だ!(それだけに西武戦で羽月隆太郎がホームインしたときには笑顔が炸裂)
でも、顔に出すぎ。大瀬良先輩を見てごらん?(もはや菩薩の境地)
エースがそんな顔します? そぞれキャラクター(持ち味)が違うとはいえ、君もカープの朱に染まったか。
まだ慢性疲労を知らない1年目、「負けない」意志を感じた森下を思うと、基本、クオリティスタートの投球を続けているのは変わらないのに、「来年、開幕投手は床田寛樹にお願いします」って気持ちになります。今のままじゃ。
佐々木泰の疲労骨折による離脱はショックだった。代わって田中広輔が昇格。
昨年までなら、田中の昇格に噴火したかも。それは田中に対してではなく、コンディション悪くても、ずっとヒットが出なくても、これまで起用し続けてきたベンチに不信感があったから。もっとフラットな選手起用をしてほしいだけなんです。
2022年、ファームで3割超えの結果出しながら、ついぞ1年間、1軍から声がかからず、戦力外になった安部友裕。
安部の場合は、球団を暗に批判するような発信があったのが影響したのではという話もあって、ものすごく後味悪かった(ここは社会主義の国なのか?って)。
今季、ファームで打率3割越えながら、なかなか声がかからなかった田中。逆に、調子いい選手はどんどん呼べばいいのにと思っていた。
田中に限らず、調子のよい選手は1軍で試して、結果が出なければまた別の選手を試せばいいわけで、どんどん入れ替えて刺激を与えてくれればいいのにと毎回思う。
そんなわけで今回、田中の昇格に過剰に反応はしなかったけど、ベンチに上本崇司もいますやん? 上本は外野も守れますが、役割重なりますやん?
それなら上本下げて、長打期待できる選手を入れるとか。坂倉将吾がメインでスタメンマスクをかぶる今、出番の少なくなっている會澤翼に代えて、若手捕手に1軍を経験させるとか。
ファビアンとモンテロの新加入と活躍という喜びの中で紛れていますが、結局、いつものメンバー(いつメン)率がまたじわじわ高まっているような。
結局、「痛みを伴う変革」より、「安心」を選んでいるように見える。未来に目を向けてないそれ、ほんとは安心でもなんでもないんだけど。
昨日、田中が代打でコールされたときのマツダスタジアムの歓声とあたたかな空気。エラーを誘って、出塁も果たす。また拍手。まるで引退試合なのかと思いました(そんなわけあるかーい)。
そんなこんなで、西武戦での3タテも爆発的には喜べてません(久しぶりにホームラン打った矢野雅哉みたいには)。
西武戦での調子のよさを、ロッテと日ハムに発揮できるかどうか、見届けるまでは。