6月8日(日)、西武戦(マツダスタジアム)、10対0。西武を3タテ。
3タテは5月13~15日の巨人戦以来。それ以降、勝ち越しすらなし。ちょうどホームランが出なくなった時期と重なる。
今日は、1回、ファビアンの先制6号ソロに始まり、4回、矢野雅哉の2ラン、8回には途中出場の大盛穂にまでもソロが出て、つごう3本(矢野と大盛は今季初、通算5本目)。
投げては森翔平がプロ初完封! 4月13日以来の4勝目。
開幕から3連勝以降、ずっと勝ちに恵まれなかった。打線の援護にも恵まれなかったわけだけど、その間、テンポのよさは消え、4~5回で降板することも再三、体力のなさも気になった。
今日は大量援護を得て(しかも昨日と同様、理想的な小刻み追加点)、「完封」するにはうってつけの日。
完封を経験して、森のステージが一つ上がったらいいなと思う。
ただ、エースと比べるのは酷かもしれないけど、床田寛樹はチームを勝たせる投球をする。援護ゼロでも完投する体力がある。
援護ゼロだったら、森はこんなに(気持ちの)余裕を持って、投球できたかな? 勝たせてもらった投球。チームを勝たせる投手になれるかどうかは、まだこれから。
今井達也から5得点に続いて、武内夏暉から7得点とは。私の好きな投手がカープ相手に大量失点とは。
今日、しみじみ、DH制のないセ・リーグはつまらないと思った。日頃から思っていたことが、パ・リーグとの交流戦で際立つ。
2回、坂倉将吾、末包昇大、矢野のヒットで、1アウト満塁。打席に9番・森。
けっこうファウルで粘って、お、行くか? と見せ場(?)は作ったものの、8球目を見逃し三振。
森は悪くなーい。だってピッチャーだもーん。しかも、何とかしようと打席で粘り感じた。それに拍手をするのは牧歌的だなぁ、と。
そら、パ・リーグと力の差がつくだろうよ、迫力なくなるだろうよ、こんなことしてたら。セだけ、ガラパゴス。トップ選手が続々メジャー移籍して、ただでさえじりじり低下しているプロ野球のレベルが、こうして落ちていく。
変わることを嫌がって、このままにしているプロ野球関係者も呑気なもんだ。この先、プロ野球がさらにつまらなくなって、ジリ貧になっても知らないからね(プイ)。
メジャーでは来季から「ロボット審判」導入予定。サクサク進んでいきますね。
韓国プロ野球(KBO)では昨年から導入しているそうで(早い!)、精度は99・9%だったとか。(「スポニチ」)
日本も採用してほしいなぁ。球審の負担も減っていいと思う。1試合通してジャッジするのは大変なことですもの。誤審が減るのは、選手にとっても、ファンにとっても、審判にとっても、とってもいいこと。やってみれば、慣れますって。
モンテロ以外、スタメン野手は全員安打(モンテロは昨日2打点あげてるから、全然いいです)。
3本のホームラン以外にも、5回、ファビアンの2点タイムリー、末包昇大と矢野のタイムリーで4得点。
6回、坂倉将吾の2点タイムリー(ファビアンの代走・大盛がまた好走塁)。
打線がつながること、つながること。逆に西武が心配になるほど(貧打で有名なカープにこんな・・・)。
守備でも森を支えた。なかでも4回、2アウト1塁で、古賀悠斗の2塁打を、ファビアンと矢野が中継プレーで本塁タッチアウト。
菊池涼介はもちろんのころ、9回からサードの羽月隆太郎のダイビングキャッチからのすかさず送球も、試合を引き締めた。
なんだなんだ、昨日に続いて、投・攻・走・守どれもいい感じではないか。ダメなときは、連鎖反応のように元気なくなるのに、その逆現象。
セ・リーグ主催のホームで3連勝したけれど、ビジター(DH)でいい結果を出さないと、まだ喜べないです。来週のロッテと日ハム戦、今日のいい感じが反転しませんように。
ところで、この3連戦、秋山翔吾の出番なし。せめて代打で、「がんばれー」の登場曲を聞きたかった方が、 せめて9回、外野の守備で秋山の姿を見たかった西武ファンがいたのでは?
ベンチの最前列にいた秋山はすでにコーチの風格。小窪なにがしとかより、ずっと・・・。