2025年2月22日

そりゃ森下や床田の打席は見たいけど・・・進まぬセ・リーグのDH制


2月22日、日ハムとのオープン戦で球場を盛り上げたという、ヤクルトのマスコット・つばみちゃん。(「スポニチ」)

つば九郎の分までひとりで頑張ってる姿が浮かんで、胸にくる。つばみちゃんもどうぞお身体に気をつけて(もちろんどのマスコットも)。


来年3月のWBCで、ピッチクロックの導入決定。やっぱり。

メジャーでは2023年から導入。現在は、ランナーなしの場合は15秒以内、ランナーがいる場面では18秒以内に投球動作に入るルール(違反したら「ボール」がカウントされる)。

昨年のプレミア12では、ランナーなしの場合のみ、20秒以内に投球動作に入るというルールが採用された。

メジャーでプレーしている選手(投手)が多いチームほど、有利というか落ち着いてプレーできそう。無対策の、のほほんNPBは、今季はピッチクロック導入なし。

自分の間合いで投げるのが習慣になっている日本の選手にはどう見ても不慣れで不利。負荷が少しかかりそう。勝手にやきもきしています。


メジャーでは、今年のオープン戦で、初めて「ロボット審判」を試験的に導入(マイナーでは2021年から試験的に導入され、2022年には3Aでも)。

主審のストライク・ボール判定に異議がある場合、バッター・キャッチャー・ピッチャーリクエストできる。(「NHK」)

先日、ダルビッシュも練習でロボット審判を初体験。三振判定がフォアボールに覆るという場面があったそう。(「NHK」)

あきらかに誤診では?という判定を見るたび、ロボット審判ほしいと思っていた(巨人びいきの審判のときとか)。

球審にとっても、1試合で何球ものジャッジをするのは大変なこと。テクノロジーの力を借りて、誤審と球審の負荷を減らしてはと、かねてから思っていた。


試験的にどんどん新しい試みをしていくメジャー。かたや、いまだDHの導入を拒むセ・リーグ

投手が打席に立つというドラマを残したいという意見もあるそうですが、そんな場面を楽しめるのは、おそらくカープの森下暢仁と床田寛樹の打席だけ。と、思い切って断言してしまおう。

ごくごく一部の投手のためにDHを採用しないなんて、説得力なさすぎる。そりゃ、みたいですよ、森下と床田の打席は。玉村昇悟もかな?


「投手が打席に立つ」のは、近年では、セ・リーグ、東京六大学、関西大学野球、日本の高校野球だけ。中学以下の野球ではDH制はもはや当たり前なのだそう。

実は〈投手が打席に立つ〉のは日本だけ・・・世界では常識になった〈指名打者制度〉を無視し続ける日本球界の非常識」では、メジャーやパ・リーグでDH制が採用されていった歴史からわかりやすく書いてあって、おすすめしたいです。(「PRESIDENT Online」)

セ・リーグに六大学に高校野球・・・人気に守られ(あぐらをかいて?)、伝統を重んじる世界は新しいことに腰が重い。

いかにも日本っぽいです。選択的夫婦別姓を認めないところといい、ガラパゴス感がすごいです。
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