6月12日(木)、ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)、5対4。負け越し。
スタメン見て、ちょっと叫んでしまう。7番・大盛穂、8番・田中広輔、9番・矢野雅哉、サブメンバーがズラリ。
たしかに大盛、西武戦でホームラン打った。昨日の延長戦でも打点上げた。「結果を出している選手をスタメンに」はセオリーかもしれない。
田中も、佐々木泰の疲労骨折による登録抹消から上がってきた。一度、サードスタメンを試してみるのもわからなくはない(田中のスタメン、なんかタイプスリップしたような気分になった)。
やってみないとわからないが、でも全然こわくない、この並び。相手の嫌がることしない、「お・も・て・な・し」野球をなんでわざわざ。
右内転筋の張りで出遅れ、1週間前のオリックス戦で今季初登板、5回4失点だったアドゥワ誠。まだまだこれから!と期待したかった2試合目は、4回4失点。
1回、池田来翔が先制の3号ソロ。「打たれても死ぬわけじゃないんで」という名言を発したことがあるアドゥワも、このときマウンドに膝をつく。
4回、ソトに7号2ラン。友杉篤輝の犠牲フライで4点目。う〜ん、次は別の投手にもチャンスを?
5回、高橋昂也。中軸を三者凡退に抑え、ロングリリーフかと楽しみにしていたら、6回、カープ同点に追いつき、1イニングのみ。
ロッテ先発は種市篤暉。やっとエース級来た!と楽しみにしていたが、制球が定まらない。2回に、連続フォアにワイルドピッチ、1アウト1塁3塁で、大盛は併殺崩れ、同点に。
6回、ファビアンと小園が連打、坂倉フォア、大盛の打席でワイルドピッチ、1点追加。
そこから大盛、同点の2点タイムリー。大盛、今日3打点!
新井さんは昨日、「総力戦でビジターで最後にこうやって勝ててよかった」と言っていたが(新井さん特有のポジティブ)、その前に決めきれず、ムダに選手を使ったように私には見えた。
4対4と同点になったここで、一気に勝ち越したい。昨日みたいな延長戦はごめんだ。
矢野の打球は種市のグラブを弾いて、ラッキーな内野安打、満塁に。
でも秋山翔吾はファーストゴロ。秋山、5回の1塁2塁のチャンスでも、見逃三振。
今日、秋山、打てる感じが全然なかった。精彩欠いていたのは打撃だけではなかった。
8回、藤原恭大の打球を、レフト秋山がスライディングキャッチするも、後逸して2塁打に。
寺地隆成の打球は森浦のグラブを弾いて、セカンド小園海斗がホームに返球。
タイミングはバッチリだったが、坂倉のタッチは藤原にかいくぐられ、ロッテに勝ち越しされてしまった。森浦大輔が負け投手に。
昨日「いいな」と脳にメモした中森俊介が9回のマウンドに。
打順は田中広輔から。田中はたしかに5回にヒット1本打ったが、もう最後の攻撃ですよ。ベンチには末包昇大も中村奨成もいますよ?
代打はコールされず、1球目をライトフライ。矢野の打席で、やっと代打・末包昇大。も、1球目をライトフライ(あぁ〜)。秋山は空振り三振。
今日、ファビアンとモンテロ以外は、右投手の種市対策で左打者そろえた。でも、末包に打席立たれた方が(実際打つかどうかは別にして)相手は嫌でしょうに。
今日、小園は5番、坂倉は6番に下がった。坂倉はチャンスに弱い。このポジションで、小園にランナー返してもらうのもありかもしれない。
でも、そうすると、ファビアンとモンテロの前にランナーがいない。1番・秋山、2番・野間峻祥では、何も始まりそうにない(実際始まらなかった)。
ファビアン、モンテロ、小園を中心に、その前後が淡いグラデーションになっている打線。
でも、このまま日ハム戦に臨むんでしょう? 痛みを伴う変革、どこいったー? むしろ昔に戻ってます。どうやってワクワクしろと?