12月2日、松山竜平がオイシックス新潟に、選手兼打撃コーチとして入団が決まった。「打撃コーチ」という響きが似合う40歳。
カープ選手会の納会で、「選手として、コーチとしてまた戻ってこられるように、一生懸命頑張っていきたいと思います」と、最後の挨拶をした松山。(「安芸の者がゆく」さんより)
「コーチとして」なんて、堂々と言える人は普通いない。
ともに戦力外になった田中広輔は、コーチ就任や引退試合の打診があったという記事を読んだが、松山にもそんな話があったということですかな。(「デイリースポーツ」)
今村猛が引退を決めたとき、大瀬良は今村に「もし監督になったら、絶対コーチで来させるから」と言ったそうだ。
普通、「監督になったら」なんて、よっぽどのことがないと言えない。小学生が「将来、監督になったら」というのとレベルが違う。
ここでも球団との密約らしきものがふわぁ~っと香ってきます。あんまり不用意にわない方がいいと思う、大瀬良。
しかし、大瀬良がカープの監督かぁ。向いてるような、向いてないような(と、不確定な話を呑気にするオフ)。
ひと昔前のことを思うと、戦力外になった選手のセカンドキャリアの選択肢も増えました。
ファームのオイシックスやくふうハヤテ(なんか今揉めてるようだけど)、独立リーグ、MLB以外の海外のリーグ。昨年、戦力外の岡田明丈は社会人野球に。
今年の秋ごろのニュースで驚いたのが、「ベースボール・ユナイテッド」という、中東と南アジアを拠点とする新しいプロリーグ(4チームある)に、元NPBの選手が10人も加入したこと。(「日刊スポーツ」)
我らが薮田和樹をはじめ、中島宏之、川崎宗則、福田秀平、笠原祥太郎ら、ららら。
中東での野球の普及に一役も二役も買ってくれそうな日本の選手たちですが、オイルマネーで選手たちも潤うといいなと思ってしまいます。
松山、薮田と行き違いになってしまった。田中の去就はどうなっているのかな?
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