2025年12月2日

湯布院のお湯につかって何話したの? 興味深し


契約更改ブルースは続くよ、あと少し。

先発投手の場合、対戦相手との巡り合わせや援護の多寡で勝敗数が左右されるので、一概には言えないが、7勝9敗の大瀬良大地は現状維持の2億円

5月まではたしかに失点少なかった。昨年に続き、援護があれば……という試合も多かった。カープ先発としての数年にわたる忍耐力は相当なものか、と(森下暢仁や床田寛樹も)。

でも、今年も後半は失速感が否めなかった。物足りなさは残る。だけど2億キープなんですね。


坂倉将吾は1000万円ダウンの1億4000万円
。春季キャンプで右手中指骨折、少し出遅れ、打撃も振るわなかったが、捕手としても悪送球にフリーウェイ、パスボールに落球、けっこうやらかしたイメージも強かった。が、査定のダメージ少なかった。

野間峻祥は1000万円減の年俸7000万円。毎年わからないわぁ、査定の基準が。

いつメン(いつものメンバー)だった野間も、出番を減らした。前半はスパイス的ないい活躍をしていたが、後半は……。チームで後半光っていた主力は小園海斗と中村奨成くらいだったのだけど。

野間は昨年オフ、「ホームランを5本以上打つ」という抱負を述べて、私をずっこけさせてくれた。

443打席から166打席と減った中、ホームランは1本から0本へ。ホームランバッターでないにしても、5本て。それ、胸張って言うこと? 床田や森下が言うならわかるが。


秋山翔吾は5000万円ダウンの1億3000万円
。587打席から157打席からとグッと減ったが、やっぱり外様には厳しいのか……。

と思わされたところで、菊池涼介が8000万円ダウンの1億7000万年。これ、ちょっと意外でした。

スタメン外れることも増えて、497打席から389打席。カープベンチが菊池と矢野雅哉(の7番8番)にこだわってチャンス逃したイメージは強かった。


恒例の、11月の湯布院でのリハビリキャンプでは、「どうすればチームがよくなるのか」を参加メンバーで語り合ったそうだ。

ベテランだけでなく、島内颯太郎や森下暢仁らも意見を出して、「すごくいい会話ができた。だいぶ風通しがよくなったと思ったので、来年変わるんじゃないかな」という菊地の話がとても興味深い。(「デイリースポーツ」)

「チームもちょっとぬるくなってきているなというところもあるので。そういう会話もしたので、新しいチームになってくれたらいいなと思う」とも菊地は言っていた。(「サンスポ」)

お湯につかって、ぬるま湯の話。ほほーん。引き締まってほしいですね、のびのびさは保ちつつ。


菊地は球史に残る守備の名手。一緒に練習・プレーできる選手はいろんなことを肌で感じてほしいが、菊地自身は上に立つ人という感じがしない。

昨年の春先、菊池が「ショートは矢野がいい」と言っていたことがあったんです。その年、矢野はショートでゴールデングラブ賞も受賞し、ブレイクしましたが。

それを聞いたとき、首脳陣ではないプレーヤーの菊池が、「このポジションには誰がいい」と言うことにすごく違和感があった。

そういう言葉は記事にもなって、同じくショートのポジションを争っている小園海斗の目にも入るだろうに、どういう神経でそういうこと言うのかなって。


同僚(先輩)にそんなこと言われ、監督からはポジションコロコロ変えられ負荷かけられ、それでも今季、小園は首位打者に。身体的にもメンタルも随分と鍛えられていると思う。

いつメンがいつメンでなくなってきた今季。遅くなってもしないよりマシだが、時間かかった、スタート遅かった。

来季は新井さん就任4年目にして、やっとベテランと若手がしのぎを削る状態になるのかな。菊地が話していたように、変わるカープを見られたら幸い。

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