2020年1月30日

鈴木誠也のもつ一流の条件


2月1日からキャンプイン。

今年はソフトバンクの内川聖一のもとを離れ、カープの後輩たちと自主トレを行った鈴木誠也(先輩の堂林翔太もいましたが)。

目的意識がずっと高いところにある鈴木。若手、いんや先輩をも巻き込んで、ますますチームを引っ張っていく存在になってほしい。

ところで、1月2日放送の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日)でもDeNAの山崎康晃が話題にしていましたが、鈴木はかなりの負けず嫌いだそう。

鈴木に限らず、トップアスリートというのは誰もみな相当の負けず嫌いなのでは? だからこそ、あそこまでたどり着くのだと思ったりしています。

その一方で、自分以外の選手の活躍を素直に賞賛できる人というのもまた、一流の条件のように思うことがあります。



2019年6月19日のロッテ戦で、高橋大樹がプロ初打点を上げたとき、ベンチで鈴木がものすごく晴れやかな笑顔で、全身で喜んでいたのがとても印象的だった。

チームメイトもライバルではあるけれど、同期入団の高橋の活躍を自分のことのように喜んでいた鈴木の姿は、思い出すたび、じぃんとくる。

昨年末、フィギュアスケートの全日本選手権でもこんなことがあった。

この大会で、羽生結弦は今まで見たことがないくらい、ジャンプがことごとく綺麗にきまらず、絶不調だった。

ステージ裏のモニター画面で、羽生の演技を見届けていた宇野昌磨や高橋大輔は、羽生がジャンプをミスしたとき、「あっ」と心配そうな顔で見守っていた。

フィギュアスケートの選手たちは、いろんな大会で顔を合わせ行動を共にすることも多く、互いに仲がよいと聞いたことがあったが、ライバルのミスを喜ぶような顔をした選手がいなかったことが、とても印象的だった。

自分以外の選手の素晴らしいプレーを讃えることができる人って、尊敬できます。


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