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2025年9月15日

なんでまた小園サード、首位打者のポジション動かすチームなんてある?


9月15日(月)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対2

青柳晃洋が日本に帰ってきてからの初登板。

上沢直之がメジャー挑戦して1年で帰ってきたときは「もう帰ってきたの?」と思ったのだが、青柳は7月にマイナーを自由契約。1年もたたないうちにヤクルトと契約。

上沢も青柳も、自分の大事な時間、求められる場所があるならそこで仕事したいと思うのは当然のこと。早く見切りをつけるのも選択の一つ。

ただ、「ちょっと挑戦してみたいから行ってきまーす」みたいに、メジャー挑戦への敷居が以前より低くなったような気がして、ポカーンとする。

実際、そこで活躍できるかはまた別の話で、メジャーの敷居が低いわけではないのだけど。森下暢仁はどっちのコースをたどるのか?(オファーがあればだけど)


でも、久しぶりに青柳の投球を見られるのは楽しみだった。

が、1回、いきなりフォア。羽月隆太郎ヒット、小園海斗、ファビアン、坂倉将吾の連続タイムリーで、まだノーアウト。秋山翔吾の併殺で、もう1点。カープ一挙に4得点。

青柳、4回4失点。かつて制球のよかった青柳がフォア6&デッドボール2と、不調も不調だった。

逆に、不調の青柳から4点しか取れなかったカープ。2回3回4回の得点圏もすべてフイ。


結局、試合には勝ったが、スタメン見たとき、しばし見る気が失せた。

矢野雅哉が7番ショート。9月13日の中日戦、代打で久しぶりにヒット打ったから? 

あの日、新井さんは「打撃練習でも打撃コーチといろいろ試行錯誤しながらやっているのは見ているし、何とか矢野に1打席立たせてあげたいなと思った」と話していた。(「日刊スポーツ」)

なんか部活動の顧問みたいです(not 強豪校)。そう思うのはいいけれど、口にされるとチームを指揮する人としてフラット感がなくなる。


よって、小園海斗はサード(佐々木泰はベンチ)。佐々木は最近出ずっぱり。たまの休養かもしれないが(わからんが)、矢野を出すことで全体にズレが生じる。

というより、首位打者のポジションをコロコロするチームなんて、あります?(ドッカーン)

小園はどこのポジションであれ、通常営業、3打点。矢野は久しぶりのスタメンで緊張というか、あせっているというか、最初落ち着きがなかった。落ち着いて、落ち着いて。


玉村昇悟が約1ヵ月ぶりの先発。アドゥワ誠と入れ替わりました。

「打たれても死ぬわけじゃないんで」の名言を放ったアドゥワ。でも、打たれたら出番(仕事)がなくなるから、気をつけて。

玉村によい緊張感と気合を感じた。最初からとばし気味、そのぶん5回1失点で降板したが、援護にも恵まれて、キャリアハイの5勝目

昨日、守備で落球した秋山にも、気迫とよい緊張感を感じた。3回、青柳のヒット性の当たりを素早くファーストに返球して、ゴロに変換させたプレーにはグッときた。


6回、ハーンが北村恵吾のタイムリーで1失点。4対2。む?

6回ウラ、代打・佐々木ヒット、佐々木にも波がやってきているのを感じる。

ここで、中村奨成にバントのサインを出すベンチには、本日2度目のドッカーンがやってきたが、フィルダーズチョイスでバントがセーフに。羽月のバントもヒットになって、ノーアウト満塁。

小園が2点タイムリーで、また引き離す。よっしゃー。

玉村とお立ち台にあがった小園は、首位打者のタイトル(最多安打、最高出塁率も)について触れられることも増えてきた。

「そっとしておいてほしい」と言いつつ、まわりに騒がれても失速しないメンタルと力量を感じる。このまま行ってほしい。

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2025年9月14日

打線の勢いは持続! でも失点多すぎ、連勝止まった


9月14日(日)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対8

カープ打線の勢いが本物かどうか、見極めたかったヤクルト戦。負けました(将棋風に)。

ただ、打線は7回に巻き返し、勢いの持続は感じた。が、失点には勝てなかった。

今日のアドゥワ誠、ストライク先行。森翔平、常廣羽也斗と続いて、テンポいい投球。

5回、打線もバックアップ。秋山翔吾ヒット、菊池涼介2塁打で、秋山激走して1点先制! 中村奨成タイムリーで2点目! 今日も奨成の勢いそのまま。


このまま行けば・・・の6回、アドゥワが2アウトで濱田太貴にデッドボール。ここからリズムが崩れるように、岩田幸宏、内山壮真の連打で、同点に。

村上宗隆にはフォア、オスナの打球をライト秋山が落球し、3点目北村恵吾の2点タイムリーも。

秋山のエラーは痛かったが、打たれるがまま、あれよあれよと2対5

アドゥワ、6回5失点(自責2)。「打たれても死ぬわけじゃないんで」という名言を持つアドゥワ(矢崎拓也もな)。そのマインドは好きさ、大歓迎さ。ただ、打たれたら職を失うことにもつながる商売だから、気をつけて。


カープ打線は先制はしたものの、アビラの球をポンポン打ち上げ、とってもラクさせていた。

このアビラ、本日2度バントを成功。このときおなかの底からの笑顔、可愛かった~。なんかこっちまで楽しくなる。高津監督も誘われるように笑ってた。

7回、心洗われるリリーバー、岡本駿。のはずだったが、濱田タイムリーで6点目2アウト1塁3塁にランナー置いた村上の打席でボーク、7点目。岡本よぉぉ~。


5点差に広がり厳しくなった7回ウラ。秋山が粘ってレフト前ヒット。エラーを取り返すという意志を感じた。

ここからがすごかった。菊池2塁打、佐々木泰タイムリー! 

ノーアウト1塁3塁で、アビラから矢崎拓也に。代打野間峻祥もタイムリー奨成2点タイムリー、なんと5連打で4得点、1点差にまで迫った。これで矢崎のカープ戦無失点はストップ。


一気に逆転したかったが。ファビアン打ち上げ、小園センターフライで奨成タッチアップ3塁へ。

モンテロのフォアで1塁3塁、ここで矢崎から荘司宏太へ。一番嫌な投手出てきた。4回に続き、得点圏で坂倉また凡退。坂倉には波は及ばず(ファビアンや小園もだったが)。

8回、2アウト1塁2塁で、頼みの奨成はライトフライ。

9回、森浦大輔が先頭打者増田珠にデッドボール、5回のアドゥワと同じ展開。内山のタイムリーで9点目。失点多すぎた。


DeNAがまた勝って6ゲーム差。巨人、しっかりして! という他力本願状態では、CSへのメイクミラクルは遠のいていくぅぅぅ。

あれ? 西川竜馬が規定打席に到達して、本日パ・リーグの打率リーグトップに。

もうこれは、小園とのお揃い達成を楽しみにしていこうかな・・・残り試合。

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2025年9月13日

中日に2日連続完封勝ち! 勢いって不思議、むしろ明日のヤクルト戦


9月13日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、対0

中日に2試合連続完封勝ちで、3連勝。

小園海斗の初回先制タイムリーは4試合で止まったけれど(そこは競うとこではない)、今日もカープが先制。

3回、秋山翔吾が髙橋宏斗から2塁打、佐々木泰ヒット、常廣羽也斗がバントを決めて、中村奨成が先制の2点タイムリー!

打線がつながっているっ。前回、2打席連続でバント失敗した常廣、今日はがんばりました(早くDH制に)。


4回、モンテロ2塁打、宏斗の球がワンバウンドして逸れたすきに、3塁狙う。

足が速くないモンテロの積極的走塁が新鮮。だったが、スライディングした勢いでいったんベースから離れてしまい、タッチアウト。もったいなかった。

タイミングはよかった。勢いの計算というかコントロールも必要なんですね。走塁って、難しいんですね(素人は頭にメモしました)。


これで流れが中日に渡ったら……と危惧したが、意外とそうならず。いま、中日にその勢いがないということか。

むしろ、5回、ファビアンの2ランで4対0。宏斗も呆然。

7回、途中出場の大盛穂と奨成が連打、小園タイムリーで、5点目

今日も、奨成と小園の勢いが続いていることを感じるのであった。


常廣は6回無失点で2勝目
。7回ハーン、そして8回岡本駿、9回鈴木健矢の心洗われる無失点リレーも。

ところで常廣、見方が点をとってくれたときとか、勝った瞬間とか、あんまり表情に出ない。

それがいいとか悪いとかではなく、つかみにくくはある。まさか大学の単位のことでボーっとしてるわけではないとは思うが(オフには卒業するように!)。

どちらかというと、ポーカーフェイスは大好物だが、ベンチでの髙太一が面白い。点が取れずに終わったときの瞬間的な悔しそうな顔とか、逆転やチームが勝ったときの瞬間的な嬉しそうな顔は、臨場感があってとってもいいなと思う。


中日、2戦通じて元気なかった。田中幹也に上林誠知、岡林勇希、ボスラー、細川成也……嫌な打者は多いのに。

カープも、少し前まで勝てる気がしない試合が続いてた。まるで波が入れ替わるような現象。波って不思議、

持続できるチームが強いわけですね。今頃、ちょっと波に乗ってきたカープ、シーズンもう終わりますよー?

DeNAがまた負けません(ヤクルト、しっかり!)。5ゲーム差は縮まらず。

明日は負け越しているヤクルト。今のカープの勢い(当社比です!)が持続できるか、観察。

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2025年9月8日

阪神優勝でカープクォリティ凝縮、3タテ・完封負け・がんばったのは投手だけ


9月7日(日)、阪神戦(甲子園球場)、2対

日曜日にホームで優勝、阪神ファンにとって最高の展開。

カープは3タテ、おまけに完封負け(今季20度目)。今のカープが凝縮されたような試合だった。


先発はアドゥワ誠。当初は床田寛樹が中4日で先発予定だった。

床田は9月2日のDeNA戦で2回(7失点)しか投げてないけど、そんな無理せんでもと思っていたら、急遽変更。何かアクシデントが? 

まさかエースを阪神優勝の試合で負け投手にさせないためじゃないですよね? 事情はよくわからないが、こんな日にアドゥワというのはいいと思った。

「打たれても別に死ぬわけじゃないんで」という名言を残しているアドゥワ。あんなハチの巣つついたみたいにワーワーうるさい甲子園、アドゥワのようなメンタルの持ち主が最適と思った。


2回、大山悠輔2塁打、木浪聖也ヒット。ノーアウト1塁3塁で、髙寺望夢が犠牲フライで先制

でも、アドゥワはその1点でとどめた。4回1失点で降板したが、もう1イニング見たかった。

カープはビハインドゲームで、ハーン、栗林良吏、島内颯太郎、森浦大輔を繰り出した。反撃を待って土台を敷いたつもりだったのだろうけど、打線にほとんど見せ場はなかった。

1回、中村奨成が才木浩人から11球ねばって、先頭打者ヒット。これは昨日の石井大智との名勝負とつながっているように見えた。でも、見せ場はこれくらいだった。

今日、3番に羽月隆太郎。後半、随所に覇気は見せていたが、羽月3番て・・・見合っているとは思えなかった。


5回、才木が石原貴規への頭部へデッドボール、危険球で退場に。優勝が決まるかもしれない試合でエースが退場。後味悪い展開に。

おそらくブルペンで準備していなかった湯浅京己が緊急登板。幸い石原はプレー続行、ここはチャンス。

のはずだったが、奨成はファーストファウルフライ、ファビアンはキャッチャーファウルフライ。なんなん!

6回、栗林良吏が近本光司の犠牲フライで、2対0。今日、阪神の得点は犠牲フライだけ。地味といえば、地味。でも、決めるところはしっかり決めてくる。カープとの差がここにも。


昨日、奨成に粘られ、つごう28球投げた石井大智が8回に。代打野間峻祥がヒット! も、奨成併殺。なんなん!(今日2度目) あっさり1球で終わって! せっかく珍しく野間が打ってくれたのに!

カープがビハインドなのに勝ちパターンを放出すれば、阪神は桐敷拓馬、及川雅貴、石井、岩崎優と、今季の功労をねぎらうようなリレー。

9回、小園海斗、モンテロ、秋山翔吾と3人で終わる。

あぁ、秋山先輩で終わりたくなかった。今は力が落ちていようと、球界を代表する記録を残した選手のセンターフライの映像が今後繰り返し使われるなんて。せめて若造佐々木泰まで回してほしかった。


巨人もDeNAも勝ってくれたのに。カープが勝てば、目の前で胴上げされなくて済んだ試合だったのに。

藤川監督は就任1年目で優勝監督に。阪神の試合をつぶさに見てはいないので、藤川監督の手腕はよくわからない。

阪神は2023年に優勝したときの主力がほぼそのまま。投打ともに戦力が充実していた。もし、今のカープで指揮をとって優勝に導いたなら、心から賛辞を贈りたい。

投手陣はがんばったのに。こんな場面に立ち会わされるなんて。阪神の優勝にはかなり貢献しましたので、自業自得。

CS進出の可能性は残っているの?(まだ言う?) 結果はどうあれ、最後まで最善尽くしてほしいです、プロたるもの(プロなんか?)。

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2025年8月23日

柳攻略も延長11回で負け。選手の状態より、右左とか球数見てるから


8月22日(金)、中日(マツダスタジアム)、対6。

4対4の延長11回、中﨑翔太の2失点が決定打に。でも、敗因は、森翔平を8回まで引っ張ったことだと思ってる。

今日の森、立ち上がりからよかった。いつも、どこかマウンドでの雰囲気がない森。今日は「点を取らせないぞ」という、いい緊張感を感じた。

昨日、2年目の髙太一が素晴らしいピッチングを見せてくれた。それが森に強い刺激を与えた気がする。


森は7回まで無失点だったが、疲れが見えてきた。でも、新井さんは、森を続投させると思った。球数85球だったし。

3点リードの8回。代打大島洋平ヒットからの、上林誠知タイムリーで1失点。

点を取られてから、島内颯太郎に交代。

試合後、新井さんは、左の上林まで森で行くことはプラン通りだったと言っていた。そうやって、選手の状態より、右とか左とか、球数で判断していることが敗因だったと思ってる。選手を見て!

島内からの、田中幹也タイムリー、細川成也12号2ランは誤算だったと思うけど。


今日は天敵の一人、柳裕也の日。

だったが、2回、佐々木泰タイムリーでプロ初打点! 加えて、森の打球が柳のグラブをはじいて、2点目

5回、4番モンテロのタイムリーで3点目。昨日から、4番が変わったとたん、動きだすカープ打線。

柳にとっては、「カープ打線を0点に抑える」のはデフォルト。6回3失点、ダメージ与えられたんじゃないだろうか。

ただ、3回、満塁で秋山翔吾がレフトフライ。5回、満塁で佐々木がピッチャーゴロ。7回、2塁3塁で秋山セカンドゴロと、攻めきれなかった。


逆転され1点ビハインドの8回ウラ、佐々木ヒット、代打矢野雅哉が粘ってフォア、中村奨成バントで送って、1アウト2塁3塁。

ファビアンはショートゴロ、佐々木挟まれ、タッチアウト。うぅ。

しかし、ここぞで小園海斗が同点のタイムリー! (リプレー検証で、岡林勇希のスライディングキャッチのワンバンが認められる)

ここはしびれた。ベンチの新井さんも確信のうなづき。

ここで一気に逆転したかったが、モンテロ空振り三振。


9回、2アウト1塁2塁で、代打野間峻祥。あぁ、DeNA戦での記憶もまだなま温かい代打野間。空振り三振で3アウト。

前川誠太もいたのに。前川見たかった。最近、全然前川に打席のチャンスなし。どうなってるの!

11回の中﨑といい、代打野間といい、監督の好み色濃く出てしまう。

岡本駿はヤクルト戦で村上宗隆にホームラン打たれた印象が残っていたのかもしれないが、岡本はしっかりと中﨑の火消し。

いつも打てない柳から3点とって、ご丁寧に8回で守備固めまでして、選手の状態見誤って、勝ち逃す。せっかくチームがのってきたのに、またベンチが、もぉ。

2025年8月9日

森下勝たせる気ある? 疑問のスタメンで一人「非凡」だった前川


8月9日(土)、中日戦(バンテリンドーム)、2対

今季17度目の完封負け

1週間前と同じマッチアップ。前回、完封された髙橋宏斗は8回無失点。森下暢仁は6回2失点(自責1)で5勝13敗。6月13日の日ハム戦で勝った後、8連敗中。

昨日、相手エラーが決勝点になったとはいえ、髙太一の好投、前川誠太プロ初スタメンで先制タイムリーと、明るい材料もあった。

ここは連勝したいじゃないですか。まずは目の上のDeNAを追撃したいじゃないですか。それなのに、「連勝する気ある? 森下に勝ちをつけたいと思ってる?」と、疑いたくなるスタメン。

1番大盛穂、2番羽月隆太郎、3番野間峻祥、4番坂倉将吾、5番秋山翔吾、6番前川誠太、7番モンテロ、8番矢野雅哉。

小園海斗は内転筋の張りのため、今日もベンチスタート。小園いないと、サブメン感がすごいことに。

右左関係なく、前川スタメンは嬉しかった。実際、今日も非凡なものを見せてくれた。


森下の立ち上がり、慎重に行こうとして、球数かさんで、テンポ悪かった。

1回、2アウト1塁2塁。ボスラーを打ち取ったかに見えたファウルフライを坂倉がまさかの落球。モンテロもエリア内だったが、坂倉追いかけての顛末。ドヨ~ン。ベンチにも不穏な空気が。

落球がなければ3アウトで終われたところを、ボスラーに先制タイムリー。

エラーは痛かったが、森下も、田中幹也と細川成也にフォア。ランナーを不用意にためたのもよくなかった。


日頃のパスボールや悪送球など、ちょっと見逃せないレベルの坂倉。それでも、打撃で取り返してくれたらと思っていた。

相手投手とのめぐり合わせもあるし、そんな簡単には行かないとしても、内野ゴロ3つに見逃し三振。こっちの方に噴火した(ボッ!)。

別の場面でも、レフトエリアのファウルフライにショート矢野が走り出し、秋山が譲る形になり、アウト1つ取り損ねたプレーがあった。なんかうまくかみ合わないときは、ことごとくこんな感じになる。


5回、またボスラーのタイムリーで2点目。今日、ボスラーは森下から3安打。

2番田中も166㎝と小柄ながら、打撃・守備・走塁でバネとキレを感じる、充実したオーラが出ていた。カープにも小柄な選手はいるけど、違う。

7回、チャンスが。秋山が内野安打、前川がヒット! モンテロフォアで、1アウト満塁。

矢野に代打は送られず。もう7回だよ? カープベンチ、勝つ気あるの? ベンチには末包昇大や中村奨成らもいるよ?

相手が嫌がることを何一つせず、スルー。矢野がせめて犠牲フライを打ってくれれば・・・腰砕けのファーストゴロ。


もう一つ妙だったのは、次に小園を代打に送ったこと。コンディション不良の選手を満塁に送り出します? それこそ、末包や奨成もいました。

それくらい「得点圏の小園」に賭けたのかもしれないが、昨日のバント同様、ホームランを打てば、走らなくてすむってか?

なんでこんなところで小園に負荷かける? もうめちゃくちゃ。セカンドゴロで3アウト。


9回、帰ってきた松山晋也。そこで、秋山が2塁打と覇気見せた。前川が粘ってコンタクトしていく。ここは見ごたえあった。

解説の権藤博さんが、バットの角度について「イチローみたい」と言っていた。「松山もこの選手はタダモノじゃないとわかってる」とも。

9球目、セカンドゴロで終わったが、秋山3塁。モンテロは前川と対照的にスコンスコーンと空振り三振、試合終了。

田村俊介ら、期待されチャンスを与えられながら、1軍で力を出せない若手が少なくない中、1軍にあがってすぐ3試合で結果を出している前川は、すごい。

この感じで自ら育っていってほしい、鈴木誠也とか小園みたいに。おかげで、これからの(数少ない)楽しみができた。

2025年7月31日

満塁の呪い解けて7連敗止まったが、喜びもそこそこ


7月31日(木)、阪神戦(甲子園球場)、3対

連敗7で止まる。7月16日以来の勝利。

ホッとしたけど、爽快感は薄味。阪神は負けて悔しかったでしょうけれど、痛くもかゆくもない。

1番秋山翔吾、2番ファビアン、3番小園海斗、4番末包昇大、5番坂倉将吾、6番モンテロ、7番菊池涼介、8番矢野雅哉。

ファビアンの打順、やっと動かした。しかし、下位に菊池&矢野コンビ。新井さんは結局、こういう野球がしたいんだな。

しかし今日は、9番目の打者が大きな仕事をした。


カープ苦手の伊原陵人、調子悪そう。1回、秋山フォア、ファビアンの打球を伊原が悪送球、ノーアウト1塁2塁。

ここで小園にバントのサイン。はぁぁぁぁ。なんてつまらないことしてくれるんだ。首位打者候補にバント? ボッ!(噴火)

出だしのチャンス到来に冷や水かけられた気分。2ストライクになった時点で小園はヒッティングに変えて、ライト前ヒット。最初から打たせろー。

さぁ、カープトラウマの満塁です。しかもノーアウト。末包のバウンド高い打球がセンター前ヒットとなって、2点先制。満塁の呪い、解けた・・・。

なおもノーアウト1塁2塁で、坂倉もバントの構え。ハ? ピッチャーゴロでバント失敗。先制してるのに、負けてる気分になる。こういうベンチに。

モンテロヒットで3点目が入るも、ベンチへの不信感は増し増し。


1回ウラ、森が近本光司にフォア。おーい。佐藤輝明タイムリーで、1対3に。

3回、中野拓夢の打球が風に流され、ファビアンのグラブ弾いて、フェンスぎりぎりの森下翔太の犠牲フライで2対3。1点取っても、悔しがっている森下。カープとの違い感じる。

4回、矢野ヒット。森、サード佐藤のフィルダーズチョイスで出塁(今日は阪神に助けられてます)、秋山ヒットで1アウト満塁。

ファビアンのショートゴロで、2対4。2度目の満塁でも得点(小園フォアで3度目の満塁は、末包凡退)。


4回ウラ、大山悠輔の打球をセンター秋山が落球。これを引き金に、熊谷敬宥のタイムリーで3対4。ジリジリ来るわよ。あっという間よ。

5回、2アウト1塁3塁で、森に打席がまわってくる。

6月22日の楽天戦、2点ビハインドの4回、2アウト満塁で、森の続投を諦め、代打中村奨成で逆転した。

どうするベンチ? 今日は森を打席に立たせた。2番手のネルソンから、なんと森がプロ初タイムリー、しかも2点

こんなこともあるのね。この2点は大きかった。阪神相手に3点リードは安全圏でもなんでもないけど、ベテラン秋山のエラーの不穏な空気を森が救った。


7回、矢野がショートライナーで菊池飛び出しダブルアウトとか、8回、代走大盛穂のけん制アウトとか、いろいろあったけど、栗林良吏、中﨑翔太、島内颯太郎が三者凡退リレー。

9回、森浦大輔が、大山にヒット打たれたり、ワイルドピッチで進塁させたり、9回ならではの緊張を感じたけれど、プロ初セーブ!

ファビアン2番で重たかった打線が動き、モンテロは猛打賞。小園と末包でまた打点をあげてほしい。坂倉は元気ないな。菊池&矢野コンビに落ち着くベンチ、結局変わらないベンチにはモヤモヤ。


ヒーローインタビューは、もちろん、森。5回3失点ながら、投打で粘って5勝目。

「お待たせしました」の一言でもほしかったが、7連敗がなかったような、相変わらずのテンプレ回答。

秋山や菊池、末包なら、ひとひねりしたこと言ってくれたと思うが、平常運転なのはそれはそれでよかったのかな。

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2025年7月30日

満塁でまた無得点、2試合連続完封負け、いっそ奈落の底まで


7月30日(水)、阪神戦(甲子園球場)、5対

阪神に2試合連続完封負けで7連敗完封負けは今季15度目。

2回、1アウト満塁で、1番秋山翔吾。おそらく村上頌樹との相性のよさで、今日スタメン。

昨日、2イニング連続満塁のチャンスを殺したカープ。ベンチでの秋山がとてもヒリヒリした表情をしていた。

ベンチスタートが多い秋山だけど、「これは何とかしないと」という臨場感というか、当時者感覚があった。

昨年の9月の大失速のときも、ベンチが負のムードに染まっていても、秋山は戦う顔をしていた。顔で野球をするわけではないけど、今、こういう人に試合に出てほしいと思った。


が、打てるかどうかはまた別の話。ショートライナー&飛び出していた大瀬良大地が1塁に戻れず、ダブルアウト。

もう「満塁で点を取れない」がカープのトラウマになりそう。

それでも昨日の床田寛樹と同じ、大瀬良は粘投を続けていたが、4回、2アウト3塁でワイルドピッチ(坂倉止められず)、先制点を与えてしまう。併殺とった後だっただけに、ダメージ大きかった。


6回、大瀬良は中野拓夢にフォアを出した後、アクシデントがあったようで途中降板。ハーンに交代。

ハ、ハーン? 7月26日、森下暢仁がアクシデントで途中降板したときも、中﨑翔太とともに緊急登板して打たれていたよくないイメージが。しかもハーン、月曜休みをはさんで4連投。出ずっぱり。大丈夫なの?

ヒットと大山悠輔申告敬遠で、1アウト満塁。代打ヘルナンデスにフォア、押し出しで2点目。1点目といい、2点目といい、嫌な点の与え方。


8回には松本竜也が、セカンド羽月隆太郎のエラーがらみで、3失点(自責1)。

パワーがないなりに、スタメン起用されたとき覇気を見せていた羽月。こうしたエラーで、「守り」が大好きな新井さんは、また菊池涼介の出番を増やすんだろうか。

複数のポジションをこなせることは選手を生かす道になることもあるだろうけど、羽月も、小園海斗も、二俣翔一も、ポジションコロコロ変えられて(とくに小園!)。菊池もいずれ退くときが来るのに、セカンド育てるつもりはあるのか。


ヤクルト7連勝で、カープとのゲーム差3.5。来た、来た。

いっそこのまま最下位に転落して、新井さんの辞任ロードを敷こう。中途半端な順位では「あと一年」と球団が言いそうだから。途中解任でもいいけど、球団はそうしないだろうから。

ベンチはなぁんにも変えるつもりがない。連敗して当然。悪循環の可視化がすごいです。

選手だけの緊急ミーティングをやっても、何もドラマチックな反撃は起きていないというカープクオリティ。最下位の道もあるが、でも選手には最後まであがいてほしいんですよ。しっかりしなはれ!
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2025年7月27日

5連敗、追い上げ見せたが「1点の壁」が超えられない


7月27日(日)、巨人戦(マツダスタジアム)、対6。

ヤクルト戦から地続きの5連敗。1点差の壁が超えられない。

それでも5点ビハインドの5回、會澤翼、代打モンテロ、秋山翔吾3連打。からの、大盛穂3点タイムリー!大盛よくやった! プラス、小園海斗のタイムリーで5対4、1点差に!

まだノーアウト。ここで終わると、たいてい勝ち抜けないカープ。だから一気に逆転しないと。

というチャンスの場面で、ファビアン、二俣翔一、林晃汰が凡退。そう簡単にポンポン行かないのはわかっているけど、ここで攻めきれないカープの勝負弱さよ。


あと、2点ビハインドの8回。大勢から坂倉将吾2塁打、代打羽月隆太郎のセカンドゴロで3塁へ。1アウト3塁、林、行けー。浅すぎるショートフライ。もぉ~。

しかし、代打野間峻祥が3塁打でランナー返した! 野間よくやった! 1点差、追加点モアモアだったが、モンテロ空振り三振。

見せ場は作った。もうちょっとなのに、その1点(勝つには2点)が相変わらず遠い。足りない。


スタメンに迷走感がほとばしっていた。8番會澤。あくまでも佐藤柳之介の日は會澤なのね。

そのわりに、5番坂倉ファースト。それならいっそ、坂倉スタメンマスクでよくない?

その會澤が5回の追い上げ劇の口火を切ってくれたのだが。ただ、佐藤は3回で降板していた。會澤に代走出して、坂倉キャッチャーに回す手があるのに、會澤そのまま塁上に。代打モンテロもそのまま塁上。

ってことはモンテロをファーストに回す可能性あり? だったら坂倉、キャッチャーに回して、會澤に代走でよくない?

結局は大盛の3塁打で、足の遅い會澤もモンテロも還ってきて事なきを得たのだけど、なんか中途半端なベンチ。


6月29日、中日戦でのプロ初登板、落ち着いたマウンドさばきで、カープに期待の星が現れたと思われた佐藤

登板を重ねるごとに、6回 → 5回 → 4回 → 3回と、イニングが減っている。先発の役目が果たせていない。今日は3回4失点で自己ワースト

新人でこれからの人ではあるが、今のところ、初登板が一番よかったアンダーソン状態。今日は制球が定まらず、テンポ悪かった。次回から會澤にこだわる意味、ある?


5回、イニング跨ぎの遠藤淳志が岸田行倫に3号ソロ打たれたり、8回、ハーンが丸佳浩のタイムリーで1失点したり、打線が引き寄せた波を引き離す現象も。今日も投打がかみ合わなかったといえば、かみ合わなかった。

ところで、1点ビハインドの追い上げたい展開で、8回ハーン、9回森浦大輔だった。

オールスターでの森浦を新井さんは見てたんじゃないかな。ハーンの不安定さも鑑みて、9回森浦を試みた気がした。


佐藤が3回で降板したが、打線が追い上げ、勝ちパターンがビハインド展開で登板。6回、栗林良吏。ランナー出しても最後はキャベッジ空振り三振。

勤続疲労で1年目の力はないけれど、どんな場面でも最善を尽くそうとする姿勢は栗林だなと思った。それもまた力量。お手本にしてほしい。

打線はなんとか食らいつこうとするシーンもあったので、ベンチの采配(選手起用)を普通にしていただけたら、もうちょっと乗り越えられないかな。その普通が難しい、カープベンチ。

来週は阪神戦・・・。ヤクルトも勢い出てます、来てます、来てます。頂上も真下も大変ですよ。

2025年7月26日

また森下に援護なし11敗目、スタンド埋まっても寒々しい試合


7月26日(土)、巨人戦(マツダスタジアム)、対5。オールスターはさんで4連敗。

昨日、末包昇大が呼びかけて、選手だけで緊急ミーティング。「あのとき、選手だけで自発的にミーティングしたのが大きかった」という試合にはならなかった。まだ1試合だけど。

「もっと熱くなって野球しましょう」と言ったその末包の打席から、熱いものは感じなかった。まだ1試合だけども。

ミーティングをやること自体はとてもいいと思う。でも、力量の問題なのね。熱量も感じなかったけど。


それにしても萎えること続きの攻撃だった。1回、1番秋山翔吾がフォアで出塁。も、2番二俣翔一が併殺。あ゛~。

2回、スタメン復帰の(当たり前だ)5番坂倉将吾が2塁打。も、6番末包と7番菊池涼介がそろってサードゴロ。あ~~。

3回、森下に久々のヒット。も、秋山併殺。なんなんですか、この塁に出れども事故にあったみたいに進まない現象は。


そこに出た、4回、4番ファビアンの先制11号ソロ! 

このあと、フォアで出塁した坂倉が横川のワンバウンド投球の隙に2塁に進むもタッチアウト。また進みません。どんづまりブルース。

本日の得点はこのファビアンの1点のみ。

しかも森下、援護の直後の5回、岸田行倫のタイムリーで同点に。

7回、指にアクシデントがあったようで、森下は1アウト1塁で途中降板することに。


しかし、ことごとく継投がはまらなかった。中﨑翔太がリチャードと代打坂本勇人のタイムリーで、1対3。ハーンと早くも途中交代。

ハ、ハーン? 配置転換か(さもありなん)。ハーンも佐々木俊輔のタイムリーで1失点、3点差に。準備不足もあったかもしれないが、火消し連続で失敗。

8回、大勢から8番林晃汰と代打大盛穂が連打。この二人に唯一熱さを感じたかも。秋山のセカンドゴロで打ち消されたが。

今日、巨人先発は左投げの横川凱だったが、2試合連続ホームランの林をさすがにスタメンから外さなかったことはよかった(やりかねないから)。

9回、松本竜也が丸佳浩に2号ソロを浴びて、とどめ(もうとっくに刺されていたが)。


週末の巨人戦だったからか、スタンドはわりと埋まっていて、真夏の夜のホラー劇場にはならなかった(ガッラガラのスタンドはこわいのよ、寒々しいのよ)。

チーム5安打で、今日も森下に援護なし。森下11敗目、こっちも止まらない。

こんなだったら、2軍から中村貴浩とか田村俊介呼んで、チャンス与えてみてほしいな。

投打かみ合わずというより、投打そろって冴えず、寒々しいスタンドの方が似合う見慣れた試合になった。明日こそ・・・(小声)。

2025年7月11日

阪神に逆転され3連敗、シーズン最終日、新井さんは何を言う?


7月10日(木)、阪神戦(マツダスタジアム)、
対6

阪神11連勝。巨人もDeNAもカープも阪神に3連敗。ゲーム差9.5。まだ何が起こるかわからないけど、もうシーズン終わったと思った。

昨日書いたことと同じ。ドラフトから、現在の選手起用に至るまで、勝てるチームづくりをしてこなかったから、当然の結果。

新井さんの来季続投があるかどうかわからないけど、もし今みたいな状態で終わったら、最終戦で新井さんはお客さんに向けてどんな挨拶をするんだろう。


昨年は、覚悟を決めたような面持ちで、こう言った。もう一度書く(何度でも)。

「来シーズンは様々なことが変化する年になると思います。来シーズンだけではなしに、その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない

変わるということは、それとともに痛みを生じてくると思います。今年よりも来シーズンはさらに険しく厳しい道のりになると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」

覚悟も信念も曖昧になって、力のないベテラン(by藤川監督)を1軍に何人も置いて、これからのカープのことも棚上げ。新井さんにとってそれは楽なのかもしれないが、険しい(逆方向の)道のりを歩いているように、私には見えます。


今日も8番田中広輔(サード)。矢野雅哉を外しても、やってることは同じ。結局、田中は今日も途中で代打を出される。打撃が期待できないのははなから承知でのスタメン。

だったら、2軍から振れてる選手を呼んで試してほしい。野手入れ替えなしで、同じメンバーでグルグル回して、最善尽くしていると思えない。

秋山翔吾が6月12日以来のスタメン。いまカープで一番ヒリヒリしたものを感じるのは、秋山。今日、打ってくれたらいいな。久しぶりにあの秋山のシニカルで大人なヒーローインタビューを聴きたいなと思っていた。


2回、佐藤輝明がまるで缶蹴りするように軽やかに、先制の23号ソロ。また昨日と同じ展開。

でも森翔平、その1点だけ。だけど新井さんは、森を6回で降板させる。昨日はリリーフの負荷を減らしたいと、大瀬良を7回続投させたのに。

6回ウラ、1番の大盛穂がヒット、小園海斗とファビアンが連続フォア、2アウト満塁で、伊原陵人をマウンドから引きずり下ろす

昨日の大竹耕太郎のときと同じパターンには持ち込めた(カープ負けてるけど)。


桐敷拓馬が坂倉将吾にデッドボールで1対1、同点
に。ん? 7月8日の1戦目で、満塁で押し出しの1点しか取れなかったゲームの再現になるのか?

ならなかった。秋山の2点タイムリーで、1対3、逆転!

伊原、勝ちが消えて唖然(カープの投手はこういうのしょっちゅう、たまには経験しなはれ)。森には笑みが。

モンテロフォアで、なおも満塁。田中の代打・末包昇大は初球サードゴロで終わり。すーえーかーねー。


秋山のヒーローインタビューが見られる展開にはなった。でも、私たちは知っている。そうそう願った通りに終わらないことを。

7回、島内颯太郎が、フォア、モンテロのグラブはじくアンラッキーな内野安打、糸原健斗の犠牲フライで3対2に

なおもフォア、中野拓夢タイムリーで、同点に。しーまーうーちー。

あと1アウトというところで、森浦大輔に交代。こんなところで森浦出さなきゃいけないなんて。その森浦も、森下翔太に勝ち越しの2点タイムリー、佐藤にもタイムリーで、3対6。阪神5点のビッグイニングに。

こんな日もあるとわかっちゃいるが、珍しく一度逆転した日に、オールスターの初出場も決まったばかりの自慢の中継ぎ二人がそれをかき消す連続失点。


8回、ファビアン、坂倉将吾、秋山翔吾が石井大智から3連打。素晴らしいのに、コツンコツンと単打単打で決められないもどかしさ。

1アウト満塁、モンテロ、空振り三振。代打・中村奨成はサードファウルフライ。末包が凡退したとき、なんで奨成出さないんだと思ったが、奨成も凡退。2度の満塁のチャンスで点が取れないんだから、負けても驚かない。

4月下旬から5月にかけて7連敗したとき、會澤翼、野間峻祥、堂林翔太らが声をかけて、選手だけでミーティングしたという話があった。

そのとき、「やるのは選手だから頑張っていこう」という声も出たそうです。

また、声かけあっているだろうか。このままズルズルいかないで、集まって集まって。早くもシーズンの終わりを感じさせるけど、選手には最後まであがいてほしい。
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2025年7月8日

「痛み伴う変革」サボって、阪神と7.5ゲーム差


7月8日(火)、阪神戦(マツダスタジアム)、
対6

阪神9連勝。予想を裏切らないカープ。

1回、佐藤輝明の2点タイムリーで先制されたとき、終わったと思った。だって今日は才木浩人の日。

いやいや、1回ウラ。2番野間峻祥がボテボテの内野安打。3番小園海斗が粘って粘って13球目をレフト前ヒット。

いつになく、才木に球数投げさせた。ここに勝機が生まれてこないか?(4番ファビアン、5番坂倉将吾、凡退に終わる)


3回、前川右京タイムリーで阪神に3点目

床田寛樹、7月上旬にして失速が始まっているのかと思いたくなるような、真夏の夜のマツダスタジアム。

そのマツダの暑さは才木の体力も奪っている。いつもより球数かさんでいる。ある意味、チャンス。

4回、坂倉将吾フォア、菊池涼介ヒットで、1アウト1塁2塁。ここで、矢野雅哉に代打。


なんだ、なんだ?  先日(7月6日)の巨人戦、終盤のチャンスで矢野に出さなかった代打を今日はスッと出す。

まだ4回。だったらあのとき出してほしかった。だったら今日、矢野スタメンで出さないで。

コールされたのは田中広輔。えっ(打てるん?)。 その田中がフォアでナイスお散歩(丸~)。


1アウト満塁で、床田に代打・秋山翔吾。これ、巨人戦でやってほしかったことです。早めの仕掛けはいいけれど、なんか先週のタイミングを逸して今に至るような切れ味の悪さ。

秋山は浅いレフトフライで、3塁ランナー動けず。うぅ。

1番にかえって、中村奨成が押し出しのフォアで1点。完封負け逃れた(そこ?)。

しかし、野間ショートゴロで、1点どまり。満塁で押し出しの1点しか取れないとは。


5回、岡本駿。開幕から1軍スタート、疲労もあるだろうに、便利に岡本を使うベンめ。

中野拓夢のフォアを皮切りに、大山悠輔の2点タイムリーで、阪神5点目。岡本よ、おまえもかぁぁぁ。

岡本イニングまたいで、7回、高橋昂也。大山タイムリーで、阪神6点目。昂也よ、おまえもかぁぁぁ。

ここまで3人の投手、みな失点。そんなことより、1回から5回まで、毎回得点圏にランナー置きながら、タイムリーなし


空席は目につくが、先週ほどのガラガラスタンドではなかった(先週のは、シャッター商店街を見てしまったような殺伐としたものを感じた)。

貴重な1点になったけど、押し出しで歌う宮島さん、お客さんは楽しかっただろうか。

新井さん、昨年の最終戦のときのこと、もう一度思い出して。

ファビアンとモンテロの加入で昨年よりテコ入れされた感が出てごまかされているけれど、奨成がスタメンに定着しつつある以外、打線に大きな変化なし。

同じ負けるでも、若手が経験積んでこれからの種まきしてるのを見ている方がずっといい。それをサボって自ら停滞させて、こんなことになってるんですから。

2025年7月3日

今季11度目の完封負け、あまりにスタンドがらがらで試合に集中できなかった


7月3日(木)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、
対5

今季11度目の完封負け

今日よかったこと。7回、岡本駿が、岩田幸宏ヒットでランナー出すも、見事なけん制アウト。今日も信頼積み立て、増やしました。利息もついてます。5点ビハインドで出したくないなぁ。

9回、途中出場の秋山翔吾が通算300二塁打達成。この2つだけ。

打席に立つチャンスが少ない中、無得点試合の中、最後に一矢報いようとした秋山。チームにひとり大人がいる、そんな佇まいだった。

秋山打って、2アウト2塁。最低限、完封負けは免れてほしい・・・も、代打・羽月隆太郎。空振り三振、軽いスイングを見せられて終わる。


ヤクルトのドライチ、中村優斗がプロ初勝利。おめでとー。

昨年3月、金丸夢斗、西川史礁らとともに大学生で日本代表に選ばれ、欧州代表戦で完封リレーの一角を担った選手。

なので今日、登板を楽しみにしていたんです。でも、マツダスタジアムの目に余る空席に目が行ってしまって、試合に集中できなかった。

観客動員数は昨日とほぼ同じ(200数十人多い程度)。でも、昨日以上にガラガラが目立ったように見えてしまった。昔のパ・リーグの試合みたいな?


1回、赤羽由紘が先制タイムリー。3日連続で初回に失点。でも、昨日と一昨日は、あとで勝ち越したり追いついたりした。気持ちは萎えたけど、まだこれから。

あれあれ。毎回ランナー出せども、ホームには返せない。5回、2アウト満塁で、ファビアンはキャッチャーフライ。

それを見せられたからではないだろうが、6回、森翔平が3連打、伊藤琉偉タイムリー増田珠の1号3ランで4失点0対5

打線の援護はなかったが、これは同情できなかった。


まだ攻撃は4回残ってる。が、そのうち得点圏2度ありながら、無得点のまま。両チームとも同じ9安打なのに、チーム打率はリーグトップなのに、決められない。

毎日、スタメン見る時間が嫌。薄目を開けて見ている(期待どおりでないことが多いので)。そして、そのたび落胆している。

今日は2番田中広輔。矢野雅哉は8番。昨日と似たような構成。田中はヒットも打ち、フォア出塁もしたけれど、1番から7番までに一つ穴ぼこを作るカープベンチ。面白いですか?


明日からの巨人戦、2軍との入れ替えなく、打線のテコ入れなく、このまま行くの、新井さん?

もっと出来ることあると思うよ? 最善が尽くされず、同じことを同じ人たちで繰り返している感じがとても嫌。

客席ガラガラになっちゃうよ? あ、でもビジターの方がぎっしりしてるか。

今日のマツダスタジアムでも、声をいっぱい出して、応援してくださってるファンの方たちがいた。でも、空席が目立つ客席は真夏なのにおそろしく寒かった。
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