7月30日(水)、阪神戦(甲子園球場)、5対0。
阪神に2試合連続完封負けで7連敗。完封負けは今季15度目。
2回、1アウト満塁で、1番秋山翔吾。おそらく村上頌樹との相性のよさで、今日スタメン。
昨日、2イニング連続満塁のチャンスを殺したカープ。ベンチでの秋山がとてもヒリヒリした表情をしていた。
ベンチスタートが多い秋山だけど、「これは何とかしないと」という臨場感というか、当時者感覚があった。
昨年の9月の大失速のときも、ベンチが負のムードに染まっていても、秋山は戦う顔をしていた。顔で野球をするわけではないけど、今、こういう人に試合に出てほしいと思った。
が、打てるかどうかはまた別の話。ショートライナー&飛び出していた大瀬良大地が1塁に戻れず、ダブルアウト。
もう「満塁で点を取れない」がカープのトラウマになりそう。
それでも昨日の床田寛樹と同じ、大瀬良は粘投を続けていたが、4回、2アウト3塁でワイルドピッチ(坂倉止められず)、先制点を与えてしまう。併殺とった後だっただけに、ダメージ大きかった。
6回、大瀬良は中野拓夢にフォアを出した後、アクシデントがあったようで途中降板。ハーンに交代。
ハ、ハーン? 7月26日、森下暢仁がアクシデントで途中降板したときも、中﨑翔太とともに緊急登板して打たれていたよくないイメージが。しかもハーン、月曜休みをはさんで4連投。出ずっぱり。大丈夫なの?
ヒットと大山悠輔申告敬遠で、1アウト満塁。代打ヘルナンデスにフォア、押し出しで2点目。1点目といい、2点目といい、嫌な点の与え方。
8回には松本竜也が、セカンド羽月隆太郎のエラーがらみで、3失点(自責1)。
パワーがないなりに、スタメン起用されたとき覇気を見せていた羽月。こうしたエラーで、「守り」が大好きな新井さんは、また菊池涼介の出番を増やすんだろうか。
複数のポジションをこなせることは選手を生かす道になることもあるだろうけど、羽月も、小園海斗も、二俣翔一も、ポジションコロコロ変えられて(とくに小園!)。菊池もいずれ退くときが来るのに、セカンド育てるつもりはあるのか。
ヤクルト7連勝で、カープとのゲーム差3.5。来た、来た。
いっそこのまま最下位に転落して、新井さんの辞任ロードを敷こう。中途半端な順位では「あと一年」と球団が言いそうだから。途中解任でもいいけど、球団はそうしないだろうから。
ベンチはなぁんにも変えるつもりがない。連敗して当然。悪循環の可視化がすごいです。
選手だけの緊急ミーティングをやっても、何もドラマチックな反撃は起きていないというカープクオリティ。最下位の道もあるが、でも選手には最後まであがいてほしいんですよ。しっかりしなはれ!