2025年7月31日

満塁の呪い解けて7連敗止まったが、喜びもそこそこ


7月31日(木)、阪神戦(甲子園球場)、3対

連敗7で止まる。7月16日以来の勝利。

ホッとしたけど、爽快感は薄味。阪神は負けて悔しかったでしょうけれど、痛くもかゆくもない。

1番秋山翔吾、2番ファビアン、3番小園海斗、4番末包昇大、5番坂倉将吾、6番モンテロ、7番菊池涼介、8番矢野雅哉。

ファビアンの打順、やっと動かした。しかし、下位に菊池&矢野コンビ。新井さんは結局、こういう野球がしたいんだな。

しかし今日は、9番目の打者が大きな仕事をした。


カープ苦手の伊原陵人、調子悪そう。1回、秋山フォア、ファビアンの打球を伊原が悪送球、ノーアウト1塁2塁。

ここで小園にバントのサイン。はぁぁぁぁ。なんてつまらないことしてくれるんだ。首位打者候補にバント? ボッ!(噴火)

出だしのチャンス到来に冷や水かけられた気分。2ストライクになった時点で小園はヒッティングに変えて、ライト前ヒット。最初から打たせろー。

さぁ、カープトラウマの満塁です。しかもノーアウト。末包のバウンド高い打球がセンター前ヒットとなって、2点先制。満塁の呪い、解けた・・・。

なおもノーアウト1塁2塁で、坂倉もバントの構え。ハ? ピッチャーゴロでバント失敗。先制してるのに、負けてる気分になる。こういうベンチに。

モンテロヒットで3点目が入るも、ベンチへの不信感は増し増し。


1回ウラ、森が近本光司にフォア。おーい。佐藤輝明タイムリーで、1対3に。

3回、中野拓夢の打球が風に流され、ファビアンのグラブ弾いて、フェンスぎりぎりの森下翔太の犠牲フライで2対3。1点取っても、悔しがっている森下。カープとの違い感じる。

4回、矢野ヒット。森、サード佐藤のフィルダーズチョイスで出塁(今日は阪神に助けられてます)、秋山ヒットで1アウト満塁。

ファビアンのショートゴロで、2対4。2度目の満塁でも得点(小園フォアで3度目の満塁は、末包凡退)。


4回ウラ、大山悠輔の打球をセンター秋山が落球。これを引き金に、熊谷敬宥のタイムリーで3対4。ジリジリ来るわよ。あっという間よ。

5回、2アウト1塁3塁で、森に打席がまわってくる。

6月22日の楽天戦、2点ビハインドの4回、2アウト満塁で、森の続投を諦め、代打中村奨成で逆転した。

どうするベンチ? 今日は森を打席に立たせた。2番手のネルソンから、なんと森がプロ初タイムリー、しかも2点

こんなこともあるのね。この2点は大きかった。阪神相手に3点リードは安全圏でもなんでもないけど、ベテラン秋山のエラーの不穏な空気を森が救った。


7回、矢野がショートライナーで菊池飛び出しダブルアウトとか、8回、代走大盛穂のけん制アウトとか、いろいろあったけど、栗林良吏、中﨑翔太、島内颯太郎が三者凡退リレー。

9回、森浦大輔が、大山にヒット打たれたり、ワイルドピッチで進塁させたり、9回ならではの緊張を感じたけれど、プロ初セーブ!

ファビアン2番で重たかった打線が動き、モンテロは猛打賞。小園と末包でまた打点をあげてほしい。坂倉は元気ないな。菊池&矢野コンビに落ち着くベンチ、結局変わらないベンチにはモヤモヤ。


ヒーローインタビューは、もちろん、森。5回3失点ながら、投打で粘って5勝目。

「お待たせしました」の一言でもほしかったが、7連敗がなかったような、相変わらずのテンプレ回答。

秋山や菊池、末包なら、ひとひねりしたこと言ってくれたと思うが、平常運転なのはそれはそれでよかったのかな。

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2025年7月30日

満塁でまた無得点、2試合連続完封負け、いっそ奈落の底まで


7月30日(水)、阪神戦(甲子園球場)、5対

阪神に2試合連続完封負けで7連敗完封負けは今季15度目。

2回、1アウト満塁で、1番秋山翔吾。おそらく村上頌樹との相性のよさで、今日スタメン。

昨日、2イニング連続満塁のチャンスを殺したカープ。ベンチでの秋山がとてもヒリヒリした表情をしていた。

ベンチスタートが多い秋山だけど、「これは何とかしないと」という臨場感というか、当時者感覚があった。

昨年の9月の大失速のときも、ベンチが負のムードに染まっていても、秋山は戦う顔をしていた。顔で野球をするわけではないけど、今、こういう人に試合に出てほしいと思った。


が、打てるかどうかはまた別の話。ショートライナー&飛び出していた大瀬良大地が1塁に戻れず、ダブルアウト。

もう「満塁で点を取れない」がカープのトラウマになりそう。

それでも昨日の床田寛樹と同じ、大瀬良は粘投を続けていたが、4回、2アウト3塁でワイルドピッチ(坂倉止められず)、先制点を与えてしまう。併殺とった後だっただけに、ダメージ大きかった。


6回、大瀬良は中野拓夢にフォアを出した後、アクシデントがあったようで途中降板。ハーンに交代。

ハ、ハーン? 7月26日、森下暢仁がアクシデントで途中降板したときも、中﨑翔太とともに緊急登板して打たれていたよくないイメージが。しかもハーン、月曜休みをはさんで4連投。出ずっぱり。大丈夫なの?

ヒットと大山悠輔申告敬遠で、1アウト満塁。代打ヘルナンデスにフォア、押し出しで2点目。1点目といい、2点目といい、嫌な点の与え方。


8回には松本竜也が、セカンド羽月隆太郎のエラーがらみで、3失点(自責1)。

パワーがないなりに、スタメン起用されたとき覇気を見せていた羽月。こうしたエラーで、「守り」が大好きな新井さんは、また菊池涼介の出番を増やすんだろうか。

複数のポジションをこなせることは選手を生かす道になることもあるだろうけど、羽月も、小園海斗も、二俣翔一も、ポジションコロコロ変えられて(とくに小園!)。菊池もいずれ退くときが来るのに、セカンド育てるつもりはあるのか。


ヤクルト7連勝で、カープとのゲーム差3.5。来た、来た。

いっそこのまま最下位に転落して、新井さんの辞任ロードを敷こう。中途半端な順位では「あと一年」と球団が言いそうだから。途中解任でもいいけど、球団はそうしないだろうから。

ベンチはなぁんにも変えるつもりがない。連敗して当然。悪循環の可視化がすごいです。

選手だけの緊急ミーティングをやっても、何もドラマチックな反撃は起きていないというカープクオリティ。最下位の道もあるが、でも選手には最後まであがいてほしいんですよ。しっかりしなはれ!
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2025年7月29日

大竹相手に何も変わらないコピペ試合、新しい景色が見たい


7月29日(火)、阪神戦(甲子園球場)、1対

今季14度目の完封負けで6連敗。歌を忘れたカナリアみたいに、勝ち方忘れた鯉。もう呪われてるレベル。呪いにかけてるのは自分たちなんだけどね。

1回、大山悠輔のタイムリーで1点先制される。阪神からしたら1点どまり。でも、大竹耕太郎相手のカープにはこの1点で十分と思った。

今日も今日とて、大竹相手に、ポンポン打ち取られる打線。一生やってるつもり?

大竹、中19日の登板。前回は7月9日のカープ戦。もうカープ専用じゃないですか。恥ずかしいです。カープもだけど、大竹的にもちょっと不名誉なのでは?(カープ相手に立派に結果出してる戦力だけど)


スタメン見て、苦虫。林晃汰がいない。左投げの大竹なので外したんだろうけど、だったらなぜ矢野雅哉? ここは右左関係なく、林を使い続けてほしかった。そういうとこだぞ、新井さん。

ここのとこ負け続きの中にも得点できた試合は、菊池涼介と矢野がそろってスタメンというのはなかった。今日は二人がそろい踏み。連敗止めたい試合でやることじゃない。

2回、1アウト1塁3塁で矢野に打席がまわってきたとき、初打席だけど、もう代打出してほしくなった。

しばらくベンチスタート続いていた矢野だったのに、間をあけながら、定期的に出勤の機会が与えられる。いつかの田中広輔と同じ匂いがする。勝ちよりも優先されているものがある気がする。


それでも6回、大盛穂、菊池が連打、ファビアンフォアで、2アウト満塁。も、坂倉将吾セカンドゴロ。

満塁をフイにされたのを目前にして、床田寛樹の気持ちが切れないか案じたけど、6回ウラ、三者凡退。床田えらかった。

7回、また勝機が(でも、勝機って感じがしない、満塁を不穏に感じる今のカープ)。

モンテロがショート小幡竜平の悪送球で出塁(代走久保修)→ 末包昇大ヒット → バントの構えの矢野にデッドボール。2イニング連続で満塁。しかもノーアウト


ここで、代打野間峻祥。野間・・・。一気に勝ち越したい場面。長打が打てる林という選択を新井さんはしない。まだ信用を得てないんでしょうね。

野間を信頼してるんだね(新井さん「俺は好き嫌いで起用する!」)。7月29日の巨人戦では代打で打点をあげたし、打ってくれ、野間。

よりによってピッチャー前にゴロで併殺。はぁぁ。野間クオリティ発動。これなら床田に打席に立ってほしかったくらいだった。大盛も打ち上げ、無、無、無。

9回、2アウトランナーなしで、矢野に代打林。遅いんじゃー。場面が違うんじゃー。

床田6回1失点、7勝8敗で負けが上回ってしまった。ごめんね・・・。


村上宗隆が帰ってきたヤクルトは、東克樹に打ち勝ち、7連勝。

ズンズンズンと迫ってきましたよ。もう高みの見物できませんよ(いや、Bクラスなので位置は低いけど)。こんなだと時間の問題ですよ。

でも仕方ないです。新井さんはあくまでも、負け続けている同じメンバーでグルグル回すの繰り返しているんですから。2軍から中村貴浩や田村俊介らを上げることもなく。

「もし監督が別の人だったら、カープはどんなチームになったんだろう」と、時々思う。たとえば新庄監督だったら、今いる選手たち(2軍も含めて)で、違う景色を見せてくれるんじゃないか、と。

こんなこと思うのはすごく失礼なこと。でも、球団が優勝目指してないという体質の根深さもさながら、いまカープは、そういうビジョンのない野球をしています。

2025年7月28日

前田智徳さん、カープの大竹対策にその名言(?)さずけて!


明日から阪神戦。のっけから大竹耕太郎かぁ~。カープは床田寛樹。

何本打てるかしら、何点とれるかしら。いい加減打ち負かしてギャフンと言わせたい、大竹に、阪神に。

5月17日(甲子園)、モンテロの2ランで2得点(床田は4失点)。

5月31日(マツダスタジアム)、1点も取れず(床田は8回1失点の無援護、ひどい)。

7月9日(マツダスタジアム)、1得点(大瀬良大地は6回途中3失点)。

せめて、いつもの術中にはまって、ポンポン早打ちで相手を楽させるのを回避することから始めてほしい。


絶対悲観主義』という本に、前田智徳さんの話が出てくるよと、家族が教えてくれました。おかしかったのでご紹介したいです。


著者の楠木建さんのお隣に住んでいた、元DeNAの選手だった高森勇旗さんから聞いたというお話。

高森さんが前田さんと自主トレしたときのこと。

高森さんは前田さんに、「お前、試合の第一打席に何を考えている?」と聞かれたそうです。


「第一打席なので狙い球を絞っていきます」と」と答えたら、「だからお前はダメなんだ」と言われたとか。

ピッチャーの体力がいちばんあるときに打とうなんていう考えは甘い。第一打席はフォアボール狙いに決まってる」と。

代打を担うようになってからもそれを通していたようで、「俺が代打で対戦するピッチャーが誰だかわかっているのか。藤川球児だぞ。たった一打席のチャンスで火の玉ストレートを打てるわけがない」と。


ストイックに見える前田さんのこの言葉、意外でした。

積極的に振ってこられるのは相手投手にとって嫌なものだという話を聞いたことがあるけれど、ポンポン早打ちで相手投手を助けている光景、しょっちゅう見ます、カープ。

小園のように打ちながら合わせていく打者は最初から振りに行っていいと思う。逆に小園が初球を見送ったら、調子悪いのかなと思ってしまう。


前田さん、カープOBとして、選手たちにアドバイスしてあげてくださいませんか。

しかし、大竹は荒れ球タイプではないので。見送っているうちに、ポンポンポンと3球で終わったりして。あ゛~。

だがしかし、クソ真面目にポンポン仕掛けてあっという間に終わってばかりいるより、たまには、こんな発想もあるよ(しかも前田さんだよ)と知るだけでも、打席に入るスタンスが少し変わらないだろうか。

その前に、カープベンチの打線の組み方(2軍も含めた選手起用)がおかしいんだけども、せめて選手に工夫の花束を~。

2025年7月27日

5連敗、追い上げ見せたが「1点の壁」が超えられない


7月27日(日)、巨人戦(マツダスタジアム)、対6。

ヤクルト戦から地続きの5連敗。1点差の壁が超えられない。

それでも5点ビハインドの5回、會澤翼、代打モンテロ、秋山翔吾3連打。からの、大盛穂3点タイムリー!大盛よくやった! プラス、小園海斗のタイムリーで5対4、1点差に!

まだノーアウト。ここで終わると、たいてい勝ち抜けないカープ。だから一気に逆転しないと。

というチャンスの場面で、ファビアン、二俣翔一、林晃汰が凡退。そう簡単にポンポン行かないのはわかっているけど、ここで攻めきれないカープの勝負弱さよ。


あと、2点ビハインドの8回。大勢から坂倉将吾2塁打、代打羽月隆太郎のセカンドゴロで3塁へ。1アウト3塁、林、行けー。浅すぎるショートフライ。もぉ~。

しかし、代打野間峻祥が3塁打でランナー返した! 野間よくやった! 1点差、追加点モアモアだったが、モンテロ空振り三振。

見せ場は作った。もうちょっとなのに、その1点(勝つには2点)が相変わらず遠い。足りない。


スタメンに迷走感がほとばしっていた。8番會澤。あくまでも佐藤柳之介の日は會澤なのね。

そのわりに、5番坂倉ファースト。それならいっそ、坂倉スタメンマスクでよくない?

その會澤が5回の追い上げ劇の口火を切ってくれたのだが。ただ、佐藤は3回で降板していた。會澤に代走出して、坂倉キャッチャーに回す手があるのに、會澤そのまま塁上に。代打モンテロもそのまま塁上。

ってことはモンテロをファーストに回す可能性あり? だったら坂倉、キャッチャーに回して、會澤に代走でよくない?

結局は大盛の3塁打で、足の遅い會澤もモンテロも還ってきて事なきを得たのだけど、なんか中途半端なベンチ。


6月29日、中日戦でのプロ初登板、落ち着いたマウンドさばきで、カープに期待の星が現れたと思われた佐藤

登板を重ねるごとに、6回 → 5回 → 4回 → 3回と、イニングが減っている。先発の役目が果たせていない。今日は3回4失点で自己ワースト

新人でこれからの人ではあるが、今のところ、初登板が一番よかったアンダーソン状態。今日は制球が定まらず、テンポ悪かった。次回から會澤にこだわる意味、ある?


5回、イニング跨ぎの遠藤淳志が岸田行倫に3号ソロ打たれたり、8回、ハーンが丸佳浩のタイムリーで1失点したり、打線が引き寄せた波を引き離す現象も。今日も投打がかみ合わなかったといえば、かみ合わなかった。

ところで、1点ビハインドの追い上げたい展開で、8回ハーン、9回森浦大輔だった。

オールスターでの森浦を新井さんは見てたんじゃないかな。ハーンの不安定さも鑑みて、9回森浦を試みた気がした。


佐藤が3回で降板したが、打線が追い上げ、勝ちパターンがビハインド展開で登板。6回、栗林良吏。ランナー出しても最後はキャベッジ空振り三振。

勤続疲労で1年目の力はないけれど、どんな場面でも最善を尽くそうとする姿勢は栗林だなと思った。それもまた力量。お手本にしてほしい。

打線はなんとか食らいつこうとするシーンもあったので、ベンチの采配(選手起用)を普通にしていただけたら、もうちょっと乗り越えられないかな。その普通が難しい、カープベンチ。

来週は阪神戦・・・。ヤクルトも勢い出てます、来てます、来てます。頂上も真下も大変ですよ。

2025年7月26日

また森下に援護なし11敗目、スタンド埋まっても寒々しい試合


7月26日(土)、巨人戦(マツダスタジアム)、対5。オールスターはさんで4連敗。

昨日、末包昇大が呼びかけて、選手だけで緊急ミーティング。「あのとき、選手だけで自発的にミーティングしたのが大きかった」という試合にはならなかった。まだ1試合だけど。

「もっと熱くなって野球しましょう」と言ったその末包の打席から、熱いものは感じなかった。まだ1試合だけども。

ミーティングをやること自体はとてもいいと思う。でも、力量の問題なのね。熱量も感じなかったけど。


それにしても萎えること続きの攻撃だった。1回、1番秋山翔吾がフォアで出塁。も、2番二俣翔一が併殺。あ゛~。

2回、スタメン復帰の(当たり前だ)5番坂倉将吾が2塁打。も、6番末包と7番菊池涼介がそろってサードゴロ。あ~~。

3回、森下に久々のヒット。も、秋山併殺。なんなんですか、この塁に出れども事故にあったみたいに進まない現象は。


そこに出た、4回、4番ファビアンの先制11号ソロ! 

このあと、フォアで出塁した坂倉が横川のワンバウンド投球の隙に2塁に進むもタッチアウト。また進みません。どんづまりブルース。

本日の得点はこのファビアンの1点のみ。

しかも森下、援護の直後の5回、岸田行倫のタイムリーで同点に。

7回、指にアクシデントがあったようで、森下は1アウト1塁で途中降板することに。


しかし、ことごとく継投がはまらなかった。中﨑翔太がリチャードと代打坂本勇人のタイムリーで、1対3。ハーンと早くも途中交代。

ハ、ハーン? 配置転換か(さもありなん)。ハーンも佐々木俊輔のタイムリーで1失点、3点差に。準備不足もあったかもしれないが、火消し連続で失敗。

8回、大勢から8番林晃汰と代打大盛穂が連打。この二人に唯一熱さを感じたかも。秋山のセカンドゴロで打ち消されたが。

今日、巨人先発は左投げの横川凱だったが、2試合連続ホームランの林をさすがにスタメンから外さなかったことはよかった(やりかねないから)。

9回、松本竜也が丸佳浩に2号ソロを浴びて、とどめ(もうとっくに刺されていたが)。


週末の巨人戦だったからか、スタンドはわりと埋まっていて、真夏の夜のホラー劇場にはならなかった(ガッラガラのスタンドはこわいのよ、寒々しいのよ)。

チーム5安打で、今日も森下に援護なし。森下11敗目、こっちも止まらない。

こんなだったら、2軍から中村貴浩とか田村俊介呼んで、チャンス与えてみてほしいな。

投打かみ合わずというより、投打そろって冴えず、寒々しいスタンドの方が似合う見慣れた試合になった。明日こそ・・・(小声)。

2025年7月25日

末包やったぜ、選手に呼びかけ緊急ミーティング


オールスターブレイク終わって、明日からマツダスタジアムで巨人戦。

直近のヤクルト戦では、7点6点とったゲームでも勝てず3連敗。どうすりゃいいのさ、俺たちは。

チームの雰囲気沈む中、選手たちだけでまたミーティングやってくれないかなと思っていたら・・・。

7月25日、全体練習が始まる前、ロッカールームで、練習に参加する選手全員でやってくれました!(「日刊スポーツ」)


4月下旬から5月にかけて7連敗したとき、會澤翼、野間峻祥、堂林翔太らが呼びかけて行われたという選手だけのミーティング。

堂林は選手会長、なんとかしたいと思ってくれてのことだったと思う。そのときもいいなと思ったけど、呼びかけ人がベテラン主導だったことがちょっと気になっていた。

そんな堂林不在の今、なんと若手(?)の年長さん、末包昇大が呼びかけ人というのが嬉しい。大瀬良大地や野間の協力を仰いで、よくやってくれた。


劣勢の試合中、ベンチ前で円陣組むのはどのチームでも見かけるシーンだが。円陣組んだからと言って、試合がひっくり変えるとは限らない。

でも、バラバラで意気消沈しているより、同じ方向を向こうと確認しあうのはいいと思う。なんなら極端な話、毎回やったらと思うほど(それくらい点取れてなかった)。

選手だけのミーティングと言えば、昨年の日本シリーズで下剋上したDeNA。ソフトバンクに王手かけられ、主将の牧秀悟が選手らに呼びかけ、緊急ミーティング。(「日刊スポーツ」)

三浦監督も「選手だけで自発的にミーティングしたのは非常に大きかった、よかった」と話していたそうです。


末包は「もっと熱くなって野球しましょう」という話をしたみたいです。

ほんと、神宮球場での3連戦、主力不在のヤクルトの若手が諦めないで粘ってサヨナラ勝ちした試合は、こっちも感動した。負け続きのカープには見られなかった光景だなって。

この日、オールスターに出場した選手は全体練習に参加していなかったとのこと。坂倉将吾もいたらよかったなと、なんとなく思った。ヤクルト戦の途中でスタメン外され、見てるこちらも後味悪い気持ちになっていたので。


でも、なんだ。あれだ。こういうミーティングも素晴らしいけれど。

個々の選手の状態が落ちていたり、ベンチの選手起用や采配にも問題ありありだったけど、末包、君がホームランを打ち続けていたら、チームはこんな泥沼状態にならなかったとも言える。そこんとこ、よろしく。

明日、投打ともにかみあいますように、今度こそそ。

2025年7月24日

わいわいオールスター、パが連勝! 格差そのまま


7月24日(木)、オールスターゲーム、第2戦(横浜スタジアム)。7対10で、パ・リーグが連勝。

お祭り、終わり。お祭りというより、わいわいお遊びが終わり?

村上頌樹が1回と2回に3失点ずつ。連日、カープの天敵が負け投手に。

2回、2アウト1塁で山川穂高が盗塁失敗。あれは、コントのように遅い足でイニングを終わらせてくれた山川のはからいに思えた。

レフトのファビアンがうまく捕球できなくて、ごめんなさいね~。


5回まで、セの投手は毎回失点、5回終了時点で3対9。なんか交流戦の成績をそのまま見せられているよう。

もうホントにセは真面目にパとの格差が1ミリでも縮まるよう、来季からDH制を導入してほしいと思った。即刻!もう待てん! 

それでも後半、追い上げて、ちょっと恥ずかしくない数字になった。


清宮幸太郎、連日の頓宮裕真、吉川尚輝、佐藤輝明、近本光司と、
今日はいっぱいホームラン。みんなソロ。

ファビアンにも今日はヒットが1本。坂倉将吾、矢野雅哉は0本。カープ、今日も地味!

勝ってる(点取ってる)こともあってか、パ・リーグベンチの明るいことよ。 交流戦のときと同様、ついついパに目が行ってしまう。セ・リーグベンチ、地味! でも、小さなつば九郎がちよこんとベンチの上に。泣ける。


選手がぶじケガなく終われることが一番。とくにピッチャーの肩が疲れないようにとハラハラする。打たれるくらいでいいわ、と思ってしまう。昨日の森浦大輔は真剣勝負してましたけどね(カッコよかった~、まだ余韻が)。

束の間のブレイクを経て、25日(金)からリーグ戦。ただでさえ迫力に欠けるセ・リーグ。その中でも、輪をかけて迫力のないカープ。オールスター以上に、「真面目にやれ~ぃ」という気持ちになります。

選手の入れ替えは今のとこなさそう。今さら再構築とか、ないのか・・・。あ~。

オールスターで坂倉は「賞を獲りたい」と意気込んでいたけれど、その意気込みをリーグ戦にもなっ。

2025年7月23日

森浦3奪三振! 地味なカープ勢のなか、上々のオールスターデビュー


7月23日(水)、オールスターゲーム、第1戦(京セラドーム)。5対1で、パ・リーグの勝ち。

開始時間が18時30分と遅かったのに、え、もう終わり? 21時頃にあっさり終わる。疲れなくていいかも。

2回と3回を投げた、松葉貴大が4失点で負け投手。3回には、頓宮裕真に3ラン。

オールスターで見ると、その球の力のなさが際立つ。今日はコンディションがよくなかったのかもしれないけど、その松葉におおむねやられているカープの悲しみ。


モイネロがイニング跨ぎの4回、2アウトとってから、右投げのグラブに替える。よりによって、ファビアンの打席で。124kmのストレートを2球続けた後、3球目をサードフライで打ち取られる・・・。

モイネロは、子どもの頃は右で投げてたそうですが。オールスター前、少し練習していたようですが。

今日のモイネロの右投げ、話題になっているようですが、イチローがオールスターでピッチャーをやったときのように楽しめないのは、ファビアンが力負けしたからなのか。


森浦大輔が5回に登板。マルティネスが先発したり、モイネロが右で投げたり、宮城大弥がスローカープ多投したり、お祭り仕様な中、森浦はいつも通り。甲斐拓也のサインにも首振って、ズバーン! カッコいい~。

藤原恭大と頓宮を連続空振り三振。村林一輝にヒットを打たれたものの、レイエスも空振り三振。

全国のみなさん、見てくださいましたか。これが私たちの誇る森浦です。

甲斐もほめてくれてた。ふっふ~。


7回、島内颯太郎が、若月健矢に初球をレフトスタンドに放り込まれる、あ~。

スタメンのショート矢野雅哉とDHファビアンは3打席ノーヒット。

矢野、初打席はモイネロに3球三振。シーズンそのもの。なんか元気ない。パワーとテクニックがないなりに昨年ギラギラしていたのに、どこいったー。(ブレイク)2年目のジンクスなの? おーい。

坂倉将吾は9回に登場。新井さんのスタメン外しの後味の悪さを明日、吹っ切る打席を見せてほしいわ。

昨年、満塁弾を打った坂倉。アドバイスを授けてくれた丸佳浩は今年いないよ? どうするの?


オールスター出場が決まったとき、憧れの「藤川球児さんとお話しできたら」と言っていた島内、かなったかな。

「友だち作りたい」とユーモア交じり?に言っていた森浦。2022年、日本代表に選ばれたときは、「みんなと話したい」と意気込みつつ、気疲れもしたみたいなので、ベンチでの様子も気になるわ~。

でも、堂々としたマウンドでした。

セ・リーグでは、何気に中日と阪神にイキオイ感じました。がんばろうカープ(小声)。
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2025年7月22日

ちょっと読んでみて、新井さん?


最下位ヤクルトに3タテされて、前半戦終わる。前半といっても、残りあと55試合。とっくに半分超えてます。

7月19日、森下暢仁7回2失点で無援護。翌日、珍しく先制点に追加点取っても(つごう7得点)、玉村昇悟が2回を持たず5失点。翌々日も、先制点とって林晃汰の3ラン出ても(つごう6得点)、2点リードの9回ウラに逆転サヨナラ3ラン。

点をとっても勝てないのはツメが甘いのか。投打がかみあわないにもほどがある。長い無援護のお返しというか、ツケが払われてるかのような。


新井さんも悩ましいことだろう。7月19日、奥川恭伸に7回無失点された試合の後、「誰か出てきてほしいとは、もちろん思っている」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)

誰が出てきてほしいって。誰かを見出すのは監督の仕事。

低得点体質が改善されないのに、同じ人でグルグル回して、同じことの繰り返し。上本崇司や田中広輔、矢野雅哉をスタメンさせてる場合じゃないのに、もぉ~。

やっと20日、林晃汰をスタメン起用(二俣翔一とともに)。林は2日連続ホームラン。林が2軍で結果を出してもずっと呼ばずにいたのに、どの口が言う、ですよ。


ところで、7月20日のヤクルト戦、坂倉将吾の途中交代と、7回、ノーアウト1塁で小園海斗にバントをさせたことについて、岡義朗さんも着目していた。(「デイリースポーツ」)

小園はチームで最も打率が高い3番打者。「俺にバント?」と思ったのではないか。ここは追いつくことよりも追い越すことに期待する場面、だから「任せてほしかった」と思ったのではないか、と。

あのとき、小園はバントを決めたけど、ベンチに戻って選手やスタッフたちとタッチ交わしているとき、嬉しそうな顔はしていなかった。

「僅差負けが続くだけにチーム全体の疲労感は強いはず。鬱憤もたまっているに違いない。だからこそ、ベンチとの信頼関係を保つ意味でも選手へのフォローを大切にしてほしい」と記事は結ばれていた。


小園と坂倉はカープのチームリーダー、中心選手。主観でスタメンから外したり、軽く守備固めで交代させたり、小園に至ってはポジションころころ変えられて便利屋扱い。

二人がベンチから信頼されてないと感じても不思議ないのでは?(坂倉の守備は私も信用していないが)

人の評価に振り回される必要などないけれど(新井さんはエゴサーチとかしないだろうけど)、この記事、新井さんが読んでくれればいいのにと思ってしまった。


あと、これだけ泥沼状態に陥っていると、昨年9月の大失速の教えを生かして、選手同士もフォローしあってほしい。

4月下旬から5月にかけて7連敗したとき、昨年9月の大失速の経験を踏まえて、會澤翼矢、野間峻祥、堂林翔太らが声をかけ、選手だけでミーティングを行ったという話があった。「やるのは自分たちだから頑張ろう」と。

昨年は、「いつか止まるだろう」と思っているうちに、渦中にいるうちに、あれよあれよと止まらず進んでしまった。

ベンチは迷走していますけれど、選手もプロの選手として、なんとか跳ね返してくれないかな。

出場する選手を決める権利は監督が握ってるんだけど、できることしておいてくれないかな。もうしてるかもしれないけど、このオールスターブレイクを生かして。

かつて七夕の奇跡を生んだ指揮官、神宮で悪夢のサヨナラ負け


7月21日(月)、ヤクルト戦(神宮球場)、7対

サヨナラ負け。2点リードの9回ウラ、勝ちがスルスル逃げていく。

逆に、ヤクルトの逆転劇に感動した。この3連戦、1位と20ゲーム離された最下位チームの投げやりな感じがなかった。村上宗隆、塩見泰隆、長岡秀樹ら(サンタナも?)、主力を欠きながら、若い選手が頑張っていた。

9回、古賀優大ヒット、代打増田珠ヒット、からの赤羽由紘さよなら3ラン! 諦めてなかった。連敗続きで上手くいかないときのカープの、あの覇気のなさと大違い。


昨日も今日も、いつもより点をとっても勝てないのは、もはや呪われてるの?と言いたくなる領域(呪いとか信じてませんけど)。でも、勝てない理由はちゃんとある。

5点リードの6回ウラ、二俣翔一をサードに配置転換、ショート矢野雅哉。ライトに久保修。ベンチの意図は知らんけど、もう守備固めに入ったの? 早すぎない?(久保のヒットはよかった)

まだ攻撃3回もあるのに、もう勝ったと思ったの? カープベンチ、危ういと思った。

その6回ウラ、そら見たことか、打撃低調の山田哲人が2ランで3点差


床田寛樹6回3失点。「中5日だから」なんて言わせない投球をした。

8試合連続ノーヒットだったファビアン(そこは我慢強いベンチ、いや思考停止?)が1回3回、連続タイムリー

5回には、林晃汰の2号3ラン! 連日の林のホームランに胸のすく思い。そして昨日と同じ言葉を新井さんに言いたい、「だから林出せって言ってたのに!」。

新井さんは交流戦が終わってリーグ戦が再開するとき、「今、晃汰を上げても使ってあげることができない」と言っていた。

長打が求められているカープ。ファームで3割超えしている林をずっと上げてほしいと思っていた。いくらでも使える場面は作れたはず。使おうとしなかったのは新井さんだけ。ミスキャスト。



首位打者に肉薄してきた小園海斗も6回にタイムリー。6点の援護を得て、マウンドを降りた床田だったが。

7回、中﨑翔太。島内颯太郎じゃないんだ。赤羽タイムリーで、2点差に。

そして9回、ハーンがハーンが。


昨日、走塁を疎かにしたと途中交代させられた坂倉将吾はベンチスタート。なんかベンチの雰囲気悪くなってない? 今日は打線がつながって、ちょっといいムードになったけど。

5月、「ここ最近、グラウンドで弱い姿が見受けられるので」と、小園をスタメンから外した新井さん。あのときも感じた違和感に近いものが。

だったら、野間峻祥とか堂林翔太とか、打席での矢野雅哉とか(こちらは技術の問題か)、緩慢プレーや、熱を感じない打席はどうなの?と言いたい。

最近の石原貴規の打席は會澤翼に等しく期待値が低い。もう、カープベンチのやることなすこと、勝ちから背を向けられているような気がしてしまう。


矢崎拓也が移籍後初勝利
。矢崎が出てくると、「打たれないで」と思いながら見てしまう。2点ビハインドでの9回の投球。ランナーは出したけど、ぐいぐい攻めた投球、よかった。床田に勝ちがつかなかったのは無念だけど。

かつて2017年7月7日、神宮球場でドラマチックな逆転3ランを放った新井さん。今日、悪夢の逆転劇を体験。辛いです、ね。

で昨日、試合後、玉村昇悟について問われ、「もう本人に聞いて」と突き放した言い方の新井さん。(「デイリースポーツ」)

まるで機嫌が悪かったときの緒方さんみたい。思ったようにいかなくて、相当イライラしていると思う。

オールスターでリセット・・・できるんだろうか、カープベンチ。選手はがんばろう。

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2025年7月20日

だから林出せって、ずっと言ってたのに!


7月20日(日)、ヤクルト戦(神宮球場)、8

3 1 0 0 1 1 0 0 1 ・・・カープのスコアボードにこんなに数字が並んだのは久しぶり。ジリ貧のロースコアで負けるよりは面白かったけど、それでも勝てなかった。

長い間、矢野雅哉、菊池涼介、上本崇司、田中広輔ら守備要員をスタメン起用し、漫然とお茶を濁してきた報いじゃ。

今日、林晃汰がサードスタメン。昇格後、やっとだ。そして6回、1号ソロを打った。

あの瞬間、多くのカープファンが、「だから林出せって言ってたのにー。遅い!」と声をあげたと思う。


1回、羽月隆太郎と小園海斗が連打、ファビアンのショートゴロで1点先制。ファビアン、最低限の仕事・・・。野間峻祥と坂倉将吾タイムリーで、つごう3得点!

初回に3点、カープには珍しいことです。玉村昇悟、よかったね。のはずが、直後の1回ウラ、オスナに5号3ラン。ちょっと、ちょっと、何やってんのー。

それでも2回、大盛穂と羽月連打で3対4、勝ち越し! さぁ、玉村、落ち着いて。


はぁぁぁ? また点を取ってもらった直後の2回ウラ、赤羽由紘の犠牲フライ、オスナ2点タイムリー(大盛の悪送球付き)で、6対4。なんなん! 

2回を持たず6失点(自責5)。そんな日もあるかもしれない。でも、前回も5回5失点。ずっと玉村応援してきたけど、今日はいっぱい口から野次出た。

珍しく点を取ってもすぐ掃き出され、野手もげんなりするだろうなと思ったが、散々無援護で投手をげんなりさせてきたから、そんなこと言う資格もない。

3回ウラ、坂倉から石原貴規に守備交代。何があった? どうやら3回の打席で、キャッチャーファウルフライに終わったとき、1塁へ走る姿勢をほとんど見せなかったことを怠慢プレーと見なして交代させたようです。(「東スポWEB」)

坂倉抜けて、打線がまたひとつ弱くなる。


勝ち投手まであと2アウトという5回、中村優斗がファビアンの頭部にデッドボール、危険球退場。いろいろ起こる日(ファビアンはプレー続行)。

満塁で、矢崎拓也に交代。野間犠牲フライで、6対5

今日はリリーフ待機のルーキー佐藤柳之介。イニング跨ぎの5回、ヒットやらフォア2個で、1失点。1点でとどめたともいえるが、2点差にまた広がる。


6回、来たー。林の1号ソロで、1点差に。見たか、カープベンチ!

7回、ランナー1塁で、小園にまたバント。しっかり決めたけどさ。ファビアンで点とれる可能性少ないのに、なんでそゆことするの?(噴火!)

8回、中﨑翔太、3連打でまた2点差に。

9回、来たー第2弾、二俣の2号ソロで、また1点差に。


林と二俣の2発には留飲下がったが、やっぱり1歩届かなかった。

若い選手が振って振って、オスナがガツンと5打点。2日連続で、最下位ヤクルトをこんなにイキイキさせちゃって。

迷走が止まらないカープベンチ。こんなでは、中日に続いて、ヤクルトと入れ替わるのも時間の問題かも。
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2025年7月19日

森下、不名誉な両リーグトップの10敗目(=打線も不名誉)


7月19日(土)、ヤクルト戦(神宮球場)、3

森下暢仁、10敗目(5勝)。負け数は両リーグトップ。打線の援護のなさが響いているとしても、不名誉です(森下にとっても、そうさせた打線にとっても)。

奥川恭伸は今季初勝利(1勝4敗)。9試合目と登板数は少ないものの、開幕投手で唯一未勝利だったそうだ。

7月ですよ? 本人の調子もよくはなかったのでしょうが、チーム事情もダイレクトに影響してそう(森下もなんだが)。そんな最下位ヤクルトにイキイキされちゃって(ぷんすか)。


主力の離脱が響くヤクルト、スタメンの顔と名前が一致するのが山田哲人とオスナという、私的にはパ・リーグ状態になってます。

4回、赤羽由紘へのフォアと盗塁が響いて、澤井廉のタイムリーで1点先制される。

5回には内山壮真のタイムリーで2点目


1回、小園海斗ヒット&盗塁で得点圏に進んでも、4番ファビアンが変わらずノーヒット。7回、こちらも低調の坂倉将吾がフォアで出塁するも、モンテロ併殺。

とかとか、おなじみのパッとしなさ。こうしてカープは奥川に1勝目をプレゼント。

しかし、奥川って、すぐ顔に出る人ですね。若さ? もともとこういうタイプ? 7回、坂倉にフォアを出したとき、「決まった!」と思ったコースがボール判定されたこともあるだろうけど、しやがみこんだ。

ピッチャーのしゃがみ込む姿は美しくないと思っているので、逸材だけにもったいないです。意外と、まだ投手としての雰囲気を感じない奥川であった(森翔平もな)。


今日よかったことは、8回、1失点してなおもフォアで満塁こしらえた遠藤淳志(小噴火!)の火消しに出てきた、今季初登の松本竜也を見られたこと。

と、9回、羽月隆太郎の3塁打(テテテテテッと3塁到達)。

だったが、ノーアウトで反撃の土台を作るも、小園のセカンドゴロでかろうじて1点入って、完封逃れで終わる。

森下7回2失点、数字的には問題ないのに、この物足りなさ。それはイコール打線への物足りなさ。2年目以降、ずっとこんな感じ(打線も)。

ベンチも、個々の選手の状態が上がるのを待っていて、何かを変えようとはしていないので、変わる気配はなし。昇格してからまだ日は浅いが、林晃汰に1打席もなし。


阪神と巨人は、村上頌樹と山﨑伊織が無失点(森下に点を取られるなとは言わないが、両エースが取られていないというこの現況)。延長11回、船迫大雅が佐藤輝明と坂本誠志郎に2ラン打たれ、阪神が勝った。

中日はDeNAに7対2で勝って、ついに中日と入れ替わってカープ5位。いつまでも、定位置と思うな、中日の5位(一句)。

いいんじゃないかな。変わるつもりがないカープベンチなんだから、そうなるのも自然のことわり。いっそこのまま浮上せず、思い知るがよいとも思う。

でも、底まで沈んでも、なぁんも変わらないままかもしれないのが、今のカープのこわいとこ。
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2025年7月18日

今のカープ、もしホームがドーム球場だったら勝てるの?


明日から神宮球場でヤクルト3連戦。

マツダスタジアムも暑いでしょうが(熱くはない)、梅雨明けした明日からの東京も暑そうです。選手が大変そうで、今からちょっと気が重いです。

7月の残りと8月、ドーム球場での試合はバンテリンでの3日間だけ。

「ホームでも死のロード」みたいな、過酷な夏にまたなりそうです。選手の疲労を思うと絶望的な気持ちになります。


カープの昨年9月の大失速の原因に「暑さ」を指摘した記事が散見されましたが、今年の7月の失速について、江川卓さんも「暑さ」を指摘。(「日刊スポーツ」)

「ホームゲームが広島ですから、広島の夏は本当に大変なんです。見ていて、カープの選手がへばっちゃって、リリーフ陣もへばるようになりました」

「先発ピッチャーが完投するしかないんですよ。日本ハムみたく」


近年の夏の暑さは一昔前より厳しくて、蒸し暑いと噂のマツダスタジアムがホームというのは、夏には大きなハンデ。

しかし、もしカープのホームがドーム球場だったとしたら、選手にとっては体力面の環境はよくなるけれど、今の打線で勝てるのか問題。

打線なんですよ、問題は、江川さん!


7月16日のDeNA戦、やっと、かろうじて、連敗が止まった(7で)。

あの日は3回に、中村奨成、大盛穂、小園海斗の1番2番3番トリオが連打で2得点。状態をあげてきたモンテロに待望の2号ソロが出て、なんとか勝てた(バウアー調子悪かったですし)。

個々の選手の状態が少しずつ上がると、少しは展望が開けそうと思えた試合(少しだよ、少し)。

7月16日には、羽月隆太郎がセーフティバントから2盗を決めた。羽月なりの工夫が感じられて面白かった。ポンポン打ち上げて、詰まらせて、終わりの連続! というのより、ずっといい。


こんなふうに個々が状態を上げて工夫して、ホームがドーム球場になったとして、今のメンバーで優勝できるのかどうかは別問題。

長打~。点を取れないと勝てないのはわかっているのに、なんでこうも毎回のように、守備固めに出す選手をスタメンにちょいちょい差し込んでくるのかな、カープベンチよ。

カープの選手は、夏の屋外球場ということ以外に、ベンチがフラットな選手起用をしないという人災も背負っているんですよ。

緒方さんが監督最後の年、コンディション絶不調の田中広輔をスタメン起用し続け、チームは迷走し、閉塞感に包まれたことがあった。あのとき、「カープ学級の担任代わってほしい」というブログ記事を書いた。

今は「監督学校あったら入学してほしい」。勝ち方わかってない監督に勉強してほしい。
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