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2025年7月8日

「痛み伴う変革」サボって、阪神と7.5ゲーム差


7月8日(火)、阪神戦(マツダスタジアム)、
対6

阪神9連勝。予想を裏切らないカープ。

1回、佐藤輝明の2点タイムリーで先制されたとき、終わったと思った。だって今日は才木浩人の日。

いやいや、1回ウラ。2番野間峻祥がボテボテの内野安打。3番小園海斗が粘って粘って13球目をレフト前ヒット。

いつになく、才木に球数投げさせた。ここに勝機が生まれてこないか?(4番ファビアン、5番坂倉将吾、凡退に終わる)


3回、前川右京タイムリーで阪神に3点目

床田寛樹、7月上旬にして失速が始まっているのかと思いたくなるような、真夏の夜のマツダスタジアム。

そのマツダの暑さは才木の体力も奪っている。いつもより球数かさんでいる。ある意味、チャンス。

4回、坂倉将吾フォア、菊池涼介ヒットで、1アウト1塁2塁。ここで、矢野雅哉に代打。


なんだ、なんだ?  先日(7月6日)の巨人戦、終盤のチャンスで矢野に出さなかった代打を今日はスッと出す。

まだ4回。だったらあのとき出してほしかった。だったら今日、矢野スタメンで出さないで。

コールされたのは田中広輔。えっ(打てるん?)。 その田中がフォアでナイスお散歩(丸~)。


1アウト満塁で、床田に代打・秋山翔吾。これ、巨人戦でやってほしかったことです。早めの仕掛けはいいけれど、なんか先週のタイミングを逸して今に至るような切れ味の悪さ。

秋山は浅いレフトフライで、3塁ランナー動けず。うぅ。

1番にかえって、中村奨成が押し出しのフォアで1点。完封負け逃れた(そこ?)。

しかし、野間ショートゴロで、1点どまり。満塁で押し出しの1点しか取れないとは。


5回、岡本駿。開幕から1軍スタート、疲労もあるだろうに、便利に岡本を使うベンめ。

中野拓夢のフォアを皮切りに、大山悠輔の2点タイムリーで、阪神5点目。岡本よ、おまえもかぁぁぁ。

岡本イニングまたいで、7回、高橋昂也。大山タイムリーで、阪神6点目。昂也よ、おまえもかぁぁぁ。

ここまで3人の投手、みな失点。そんなことより、1回から5回まで、毎回得点圏にランナー置きながら、タイムリーなし


空席は目につくが、先週ほどのガラガラスタンドではなかった(先週のは、シャッター商店街を見てしまったような殺伐としたものを感じた)。

貴重な1点になったけど、押し出しで歌う宮島さん、お客さんは楽しかっただろうか。

新井さん、昨年の最終戦のときのこと、もう一度思い出して。

ファビアンとモンテロの加入で昨年よりテコ入れされた感が出てごまかされているけれど、奨成がスタメンに定着しつつある以外、打線に大きな変化なし。

同じ負けるでも、若手が経験積んでこれからの種まきしてるのを見ている方がずっといい。それをサボって自ら停滞させて、こんなことになってるんですから。

2025年7月7日

カープ、見たい役者はいるのに配役と演出がおかしい舞台、みたいな?


明日から阪神戦。選手の入れ替え、今の時点で
なさそうですね。いつも期待を裏切ってくれます。

「痛みを伴う変革」のこと、もう忘れちゃったんだね、新井さん。

1年目の「俺は好き嫌いで起用しない」の前例があるので、そうなることも想定してましたが、ここは裏切らないのね。(裏切って!)


一時期、右左案件ではあるが、矢野雅哉がスタメンを外れることもあった。お、攻撃的な打線で行く気でいてくれるんだなと勝手に期待していたが、最近はだいたい矢野が最初から出ています。

交流戦前半に佐々木泰が離脱してから、おかしくなった。矢野デフォルトになったり、上本崇司や田中広輔がスタメンになったり。あれ? 痛みどころか、昨年までのいつメン(いつものメンバー)が。

しかし、佐々木一人いなくなっただけでおかしくなるようでは。

開幕早々、二俣翔一の顔にファウルチップが当たっていたなかったら、とも、ふと思う。もう少し違う展開があったかもしれないが、こればっかりはわからない。


昨日の巨人戦、8回2アウト1塁2塁で矢野に代打が出されなかった件。新井さんは「矢野、やってみろよ、打ってみろよ」という気持ちで送り出したとか。(「日刊スポーツ」)

戦いの中で監督が選手に成長を促すことはあるんでしょうけれど、昨日の矢野に打てる感じはありませんでしたけどね。

昨年後半の矢野ならいざ知らず、ミスキャストというか、過大評価されている感じがしました。残り少ないチャンスの場面でやることとは思えなかった。部活か~い。

守備走塁はさて置いて、矢野や羽月隆太郎の打席を見ていると、プロの試合というより、部活を見ているような気持ちになることがある。


矢野の重用については、「球団から指示が出てるんじゃない?」と知人が推測しています。

新井さんが監督に就任したとき、コーチの人選について要望が一部しか通らなかったという報道があったから、と。

もし、オーナーの意向が選手起用に反映されているとしたら・・・そんなこと、あるの? あってほしくないな~と思いたいけど、 2019年、絶不調だった田中がスタメン起用され続けたときも、ちょっと異様だった。勝負より選手起用優先。


もし仮にそんなことがあったとしたら、役にあっていないのに、演技力がないのに、「推しだから」とキャストに捻じ込んで、作品を台無しにする悪徳プロデューサーみたいじゃないですか。

他の役者はいい仕事しているのに、そこだけにある違和感、みたいな。

実際のところはわかりませんが、どっちにしても、フラットな選手起用がされているとは思えない。だから、つまらない。


先週末の巨人戦初戦、山﨑伊織に負けたのは悔しかった。ところで、山﨑、お肌もちもち。

井上温大は、投げる前日に顔パックをしているそうで、(肌が荒れると)気分も落ち込むし、テレビにも映るのでキレイでいたいと始めたそうだ。

「伊織さんがそういうの詳しくて、教わったりしてます」と。(「スポニチ」)

持って生まれたものもあるだろうが、山﨑、やっぱりお手入れもしてたのか~。お肌きれいと、いつも思ってた。

でも、フォトジェニックさにかけては、森下暢仁、球界でもかなりのものと思います。8回、打席に立ったときも、キャベッジに打たれた後のベンチでも、その表情にストーリー感じてヒリヒリした。

しかし、このベンチでは報われないというストーリーが付きまとうのが、もうね。見たい役者はいるのに、演出(采配)がね、キャスティング(選手起用)がね、プロが創るものと思えないんじゃー。
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2025年7月4日

森下と山﨑の投手戦は1対0の完封負け、森下のヒリヒリ感と乖離する打線とベンチ


7月4日(金)、巨人戦(東京ドーム)、1

2試合連続完封負け、今季12度目の完封負け。カープ、ヒットは3本だけ。

森下暢仁と山﨑伊織のヒリヒリした投手戦。森下のヒリヒリした表情を久しぶりに見た気がした。

交流戦で日ハムの伊藤大海と投げ合ったときもだったが、防御率1位の山﨑に「絶対負けたくない」と思って投げていただろう。


それに比して、ヒリヒリ感の足りないカープ打線、ヒリヒリ感がまったくないカープベンチ。

今日、一番ヒリヒリした打席が、8回、森下の打席だったというのはどういうこと?

0対0の8回。モンテロ、ファウルで粘るが、11球目のきわどいところを見逃し三振。

矢野雅哉は2塁打。1アウト2塁で、森下、そのまま打席へ。


野間峻祥が準備していたが、ここは代打を送るのがセオリーかもしれないが、森下を山﨑より先にマウンドから降りさせたくなかった。

森下も粘る。事は起こりそうで、起こらなかった。11球目を空振り三振、2アウト。投手なのに、なんだ、このドラマチックな打席は。

中村奨成、当たりはよかったが、中山礼都に好キャッチされ、3アウト。惜しかった。


山崎、8回無失点、126球。疲れは見えていたけど、崩れなかった。防御率1位だけのことはある。

でも、森下の方がスタミナはある。そこは信頼があったが、8回ウラ、代打・キャベッジ

えっ、キャベッジ、いたん? 6月不調だったとのことだけど、キャベッジがいたとは・・・。3球目、甘く入ったところを振り抜いて、8号ソロの決勝弾。この1打だけだった。


9回、大勢。マルティネスと大勢、ダブルストッパーとはこのこと。三者凡退で終わり。

しかし、最後の最後、今日も2番の田中広輔に代打なし(噴火!)。

だいたい、昨日完封負けしたスタメンと同じ。ベンチの思考が凪状態。2番田中って、いつの時代の野球なんだ?


昼間のファーム、オリックス戦、林晃汰が由宇にいる。やっぱり入れ替えなし。やっぱり何も変える気がない。

「役割的なところを考えると、今、晃汰を上げても使ってあげることができない」と、新井さんはファームでの林の成績を知りながらも、林の昇格を見送った。

キャベッジが出てきたとき、カープベンチとの違いを見せつけられた。野間や秋山翔吾じゃ、こうはいかない。いわんや、堂林翔太&上本崇司をや。

一発のある林を代打で使う手だって、あるんじゃないだろうか。

今日はビジターとはいえ、スタンドがお客さんでぎっしり詰まっていて、昨日と違って集中して試合を見ることができた。

この光景と比べると、昨日のマツダスタジアムのガラガラっぷりは、まるでホラー。寒かった。ゾッ(まだ忘れられない)。

2025年6月13日

サブメンバーがスタメン、変革遠く、また先祖帰り?


6月12日(木)、ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)、
負け越し。

スタメン見て、ちょっと叫んでしまう。7番・大盛穂、8番・田中広輔、9番・矢野雅哉、サブメンバーがズラリ。

たしかに大盛、西武戦でホームラン打った。昨日の延長戦でも打点上げた。「結果を出している選手をスタメンに」はセオリーかもしれない。

田中も、佐々木泰の疲労骨折による登録抹消から上がってきた。一度、サードスタメンを試してみるのもわからなくはない(田中のスタメン、なんかタイプスリップしたような気分になった)。

やってみないとわからないが、でも全然こわくない、この並び。相手の嫌がることしない、「お・も・て・な・し」野球をなんでわざわざ。


右内転筋の張りで出遅れ、1週間前のオリックス戦で今季初登板、5回4失点だったアドゥワ誠。まだまだこれから!と期待したかった2試合目は、4回4失点

1回、池田来翔が先制の3号ソロ。「打たれても死ぬわけじゃないんで」という名言を発したことがあるアドゥワも、このときマウンドに膝をつく。

4回、ソトに7号2ラン友杉篤輝の犠牲フライで4点目。う〜ん、次は別の投手にもチャンスを?


5回、高橋昂也。中軸を三者凡退に抑え、ロングリリーフかと楽しみにしていたら、6回、カープ同点に追いつき、1イニングのみ。

ロッテ先発は種市篤暉。やっとエース級来た!と楽しみにしていたが、制球が定まらない。2回に、連続フォアにワイルドピッチ、1アウト1塁3塁で、大盛は併殺崩れ、同点に

6回、ファビアンと小園が連打、坂倉フォア、大盛の打席でワイルドピッチ、1点追加

そこから大盛、同点の2点タイムリー。大盛、今日3打点!


新井さんは昨日、「総力戦でビジターで最後にこうやって勝ててよかった」と言っていたが(新井さん特有のポジティブ)、その前に決めきれず、ムダに選手を使ったように私には見えた。

4対4と同点になったここで、一気に勝ち越したい。昨日みたいな延長戦はごめんだ。

矢野の打球は種市のグラブを弾いて、ラッキーな内野安打、満塁に。

でも秋山翔吾はファーストゴロ。秋山、5回の1塁2塁のチャンスでも、見逃三振。


今日、秋山、打てる感じが全然なかった。精彩欠いていたのは打撃だけではなかった。

8回、藤原恭大の打球を、レフト秋山がスライディングキャッチするも、後逸して2塁打に。

寺地隆成の打球は森浦のグラブを弾いて、セカンド小園海斗がホームに返球。

タイミングはバッチリだったが、坂倉のタッチは藤原にかいくぐられ、ロッテに勝ち越しされてしまった。森浦大輔が負け投手に。


昨日「いいな」と脳にメモした中森俊介が9回のマウンドに。

打順は田中広輔から。田中はたしかに5回にヒット1本打ったが、もう最後の攻撃ですよ。ベンチには末包昇大も中村奨成もいますよ?

代打はコールされず、1球目をライトフライ。矢野の打席で、やっと代打・末包昇大。も、1球目をライトフライ(あぁ〜)。秋山は空振り三振。

今日、ファビアンとモンテロ以外は、右投手の種市対策で左打者そろえた。でも、末包に打席立たれた方が(実際打つかどうかは別にして)相手は嫌でしょうに。


今日、小園は5番、坂倉は6番に下がった。坂倉はチャンスに弱い。このポジションで、小園にランナー返してもらうのもありかもしれない。

でも、そうすると、ファビアンとモンテロの前にランナーがいない。1番・秋山、2番・野間峻祥では、何も始まりそうにない(実際始まらなかった)。

ファビアン、モンテロ、小園を中心に、その前後が淡いグラデーションになっている打線。

でも、このまま日ハム戦に臨むんでしょう? 痛みを伴う変革、どこいったー? むしろ昔に戻ってます。どうやってワクワクしろと?

2025年6月9日

交流戦3分の1を終えて・・・阪神縮まらない・森下どうなの・いつメン化再び


ラ~ラ、ラ~ララ、ララララ♪  西武のチャンステーマのサビの部分、聞くたび感動してしまう。今年はあんまり聞けなかった・・・。

交流戦、3分の1が終わる。カープは幸いなことに西武に3連勝したものの、なかなか阪神とのゲーム差が縮まらない

阪神、負けない。日ハムとのロースコアゲームを0対1で勝ち抜き、オリックス戦でも延長10回1対0でサヨナラ勝ち。頼みの宮城大弥から4得点(宮城頼むよ~)。伊原陵人はしっかり5勝目。

現時点で交流戦首位。セ・リーグで対戦していて、唯一付け入るスキがないと感じるチームだけあって、ちゃんと数字に出ている。

交流戦で効率よく阪神とのゲーム差が縮まるよう、パ・リーグのチームに期待していますのに。そこが交流戦のボーナスポイントでもありますのに。パ・リーグしっかり!(おいおい他力本願寺)


西武戦、森下暢仁に4月18日以来の勝ちがついた。

援護に恵まれなかったり後続が打たれたり、自分のあずかり知らぬところで勝ちがつかないのは歯がゆいと思う。

それが数年間続いて、慢性疲労になって蓄積しているような。勝ちのない間、森下はずっとベンチで浮かない顔。


でも、それ顔に出すぎ。「このチーム(打線)じゃなかったら」と思ってるような気がして。いや、思うのはいいんですよ。思って当然だ!(それだけに西武戦で羽月隆太郎がホームインしたときには笑顔が炸裂)

でも、顔に出すぎ。大瀬良先輩を見てごらん?(もはや菩薩の境地)

エースがそんな顔します? そぞれキャラクター(持ち味)が違うとはいえ、君もカープの朱に染まったか。

まだ慢性疲労を知らない1年目、「負けない」意志を感じた森下を思うと、基本、クオリティスタートの投球を続けているのは変わらないのに、「来年、開幕投手は床田寛樹にお願いします」って気持ちになります。今のままじゃ。


佐々木泰の疲労骨折による離脱はショックだった。代わって田中広輔が昇格

昨年までなら、田中の昇格に噴火したかも。それは田中に対してではなく、コンディション悪くても、ずっとヒットが出なくても、これまで起用し続けてきたベンチに不信感があったから。もっとフラットな選手起用をしてほしいだけなんです。

2022年、ファームで3割超えの結果出しながら、ついぞ1年間、1軍から声がかからず、戦力外になった安部友裕。

安部の場合は、球団を暗に批判するような発信があったのが影響したのではという話もあって、ものすごく後味悪かった(ここは社会主義の国なのか?って)。


今季、ファームで打率3割越えながら、なかなか声がかからなかった田中。逆に、調子いい選手はどんどん呼べばいいのにと思っていた。

田中に限らず、調子のよい選手は1軍で試して、結果が出なければまた別の選手を試せばいいわけで、どんどん入れ替えて刺激を与えてくれればいいのにと毎回思う。

そんなわけで今回、田中の昇格に過剰に反応はしなかったけど、ベンチに上本崇司もいますやん?  上本は外野も守れますが、役割重なりますやん?

それなら上本下げて、長打期待できる選手を入れるとか。坂倉将吾がメインでスタメンマスクをかぶる今、出番の少なくなっている會澤翼に代えて、若手捕手に1軍を経験させるとか。


ファビアンとモンテロの新加入と活躍という喜びの中で紛れていますが、結局、いつものメンバー(いつメン)率がまたじわじわ高まっているような。

結局、「痛みを伴う変革」より、「安心」を選んでいるように見える。未来に目を向けてないそれ、ほんとは安心でもなんでもないんだけど。

昨日、田中が代打でコールされたときのマツダスタジアムの歓声とあたたかな空気。エラーを誘って、出塁も果たす。また拍手。まるで引退試合なのかと思いました(そんなわけあるかーい)。

そんなこんなで、西武戦での3タテも爆発的には喜べてません(久しぶりにホームラン打った矢野雅哉みたいには)。

西武戦での調子のよさを、ロッテと日ハムに発揮できるかどうか、見届けるまでは。
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2025年6月7日

沢村賞候補対決、床田今季5度目の完投! 今井からカープまさかの5得点!


6月7日(土)、西武戦(マツダスタジアム)、
5月中旬(巨人戦)以来のカード勝ち越し。 

床田寛樹と今井達也、沢村賞とってほしい投手対決。三振の数は、今井87、床田45と倍近く違うけど(試合終了後時点)。

逆に、床田いつも通りのポンポン打ち取るテンポいい投球に対し、三振とるタイプの投手は自ずと球数多くなる。今井にスイスイ投球されるかと思いきや、カープ球数投げさせた。

おそらく今、多くの選手から「今井から打ちたい」とリスペクトされているであろう、防御率0点台の今井。

床田寛樹も、「打席に立って今井さんのボールを見られるのは、これからの自分の野球人生にとって貴重な経験になる」と待ち望んでいたほど(実況中、アナウンサーが紹介していた言葉のノーミソメモです)。


そんな今井から、カープまさかの5得点は想定外(しかも理想的な小刻み得点)。

1回、小園海斗ヒット(盗塁失敗)、ファビアンヒット、モンテロタイムリーで、1点先制!

3回、小園デッドボール、ファビアンヒット、小園ヘッスラで3盗決めてチャンス演出。そこで、モンテロ、期待通りのセンターへの犠牲フライで、2点目!


6回、坂倉将吾が2号ソロ! カープのホームラン、いつ以来? おそらく5月16日阪神戦、秋山翔吾以来では?(ローング、ローング、アゴー)

7回、矢野雅哉ヒット(2盗)、野間峻祥3塁打で、4点目! 小園のホームベース前のゴロに、代走・大盛穂が好走塁、古賀悠斗のタッチを上手くかわして、5点目!

いつもと違う球場、DHのないセ・リーグ、勝手が違ったかもしれないが。どんなエースでも年に数度はある、大量失点の日だったのかもしれないが。

今井の意志で7回続投、防御率は1点台に。それでも1.3と素晴らしい数字。ずっと突っ走るのは難しく、そろそろのタイミングだったのかもしれないが、よりによってカープで(なんという言い草)。なんかごめんなさい。


モンテロ4番が大成功。やっとの打順入れ替え。末包昇大、疲れも見えていたし、ウェルカム、ウェルカム。

思い起こせばモンテロ、開幕4番だった。3月30日に初ヒットが出るまで、打席でもの悲しそうな顔に見えた4番は、その日に左内腹斜筋肉離を起こし、離脱。

5月半ばに1軍復帰してから、コンスタントに打って、チャンスの場面でも臆さない。信頼得て、4番に返り咲き。早速、2打点と仕事した。


床田、9回に3連打&外崎の犠牲フライで2失点

完封を逃したが(やってもうたと試合終わってから何度も頭をひねっていたが)、それはちょっともったいなかったが、5度目の完投はリーグダントツ1位という素晴らしさ(2位は村上頌樹の2回)。

佐々木泰が肋骨の疲労骨折のため登録抹消というニュースには衝撃走る。佐々木、ケガ多い。代わって田中広輔が昇格。今日、ファームで林晃汰が3ラン。「俺をあげろー」という叫びにも聞こえた(ファン心理)。

小園がサードを守る場面がまた増えそうか。今日は、打撃・走塁に加え、6回、西川愛也のサードライナーをダイビングキャッチして、解説の黒田さんにも投手を助けたと褒められていた(嬉しい)。

明日は西武は武内夏暉が先発。これはまた楽しみ(森翔平は・・・?)。まさかの3タテしてほしい(言い方!)。

2025年5月21日

誠也と重なる小園の評価、雑な扱いを超えろ!


5月21日(水)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)は雨のため中止。試合のない日は、最近読んで気に止まった話のことを書こうと思います。

メジャー移籍して4年目の鈴木誠也、現在、打点がリーグトップ。このまま行けば(は皮算用だけど)、キャリアハイの成績を残せるのでは?という勢い。

プロ4年目の2016年、交流戦のオリックス戦で3試合連続決勝ホームランを打って大ブレイクしたときは別として、移籍する前の誠也は、「ランナーがいるときには打たないチャンス(プレッシャー)に弱い4番」という印象が強かった。

でも、誠也、やっぱりすごいな。メジャー移籍した野手で結果を出している選手はそう多くない(イチローと大谷翔平は別格として)。

もし今、誠也がカープにいたら、カープ打線はどうなっていたんだろう? 今ではもうそんな想像すらできない。誠也はやっぱり出ていくべくして出て行った人だったんだな、と。


先日、「『鈴木誠也にはもっと愛が必要だ』カブス地元局解説者、正当な評価を訴え」という記事を読んだ。(「中日スポーツ」5月15日)

「チーム開幕44試合で11号は、シーズン40発ペース。メジャー自己ベストだった昨季の21本塁打の半分に、シーズン約4分の1を終えた時点で到達した。さらに35打点はトップに1差のリーグ2位だ。この活躍に、地元中継局マーキーSNのクリフ・フロイド解説者は、鈴木が正当な評価を得ていないと力説した」

「セイヤにはもっと『愛』が必要だ。とにかく、成績にふさわしい議論がされていない」


ちゃんと見ていてくれる人はいる! 誠也のことを評価してくださっている人がいて、嬉しい。

大谷が突出していることもあって、「大谷取り上げてれば視聴者は喜ぶだろう」とでも思っているような日本のメディアには辟易することが多いです(大谷は悪くなーい)。

この誠也の記事を読んで、小園海斗のことが重なってしまった。


小園はカープ(と日本球界)のスターになる存在だと私は思っているのだけど、球団にまっとうな評価をされている気がしない。

1年目の契約更改のときから、小園に対する評価はいっつも渋かった(とくに若手には渋い、それがカープなんだけど)。

とくに昨年は顕著。小園3600万プラスの9000万円。もう1億でいいですよ!

矢野雅哉が3550万円プラス。矢野はたしかにゴールデングラブ賞を初受賞したし、成長を感じたけれど、打撃でのチームへの貢献度を考えると、小園と同等って、ちょっとおかしい。

背番号も、希望した「4」になった矢野。新井さんも「まだ早い」と言っていた。球団は矢野にとても優しい。甘やか。

小園も背番号「5」になった。これも小園が希望していた数字らしいけど、「1」を授けていいと思う。それが評価というものだ。


今季、矢野はスタメンでひとり打率1割台と低迷。たま〜にタイムリーを打つものの、昨年ほどの打席での粘りもなく、力無いスイングで終わることも多い。

終盤、代打を出されることも。だったら、最初から打てる選手をスタメン起用してほしい。

2019年、あきらかにコンディション不良なのに起用され続け、チームを低迷させた田中広輔のことを思い出す。球団に妙に大切にされているあの感じ(田中は悪くなーい)。

1番から7番まで、事が起こりそうな期待が持てるようになったカープ打線。8番を強化したら、もっとワクワクするんじゃないかとずっと待ってるんだけど、変わらない。


たまに矢野がスタメンを外れた日も、小園にショートを守らせないのも不思議。

昨日(5月20日)のヤクルト戦ではセカンドスタート。8回には菊池涼介と交代してベンチに・・・。なんという雑な扱い。

今、小園の復調を待っているところだけど、ちゃんと見ている人はいますから。

カープというまっとうに評価してくれない小さな世界にとどまっていることはないから、いつか求められて場所を変えるその日まで、突き抜けてね。

2025年5月8日

9回、堂林&菊池の1号ソロでカタルシス、いつまで磯村いつまで捕手4人?


5月7日(水)、ヤクルト戦(神宮球場)、3対。2カード連続勝ち越し。

大瀬良大地と坂倉将吾のバッテリー。坂倉が1軍復帰してからなおのこと、ちょっともう會澤翼のスタメンマスクを見るのは辛くなっていた(石原貴規ですら)。やっと打線重視に、やっとこのときが来たか感。

大瀬良、1回、西川遥輝にいきなりフォア。まさか坂倉相手に投げづらいとか思ってるんじゃぁ、あるまいな? 大瀬良、わりとフォア出しがち(この日も前回の登板でも3フォア)。見てるこちらが気にしすぎ?

大瀬良の感触はどうだったかわからないけど、いつもよりテンポいい感じがした。ストレスひとつ減りました。


2回、1番中村奨成のタイムリーで1点先制! よっしゃー。 3番ファビアンのタイムリーで2点目! 今日ものびの〜びファビアン。

2アウト1塁2塁、得点圏大好物の末包昇大併殺にはずっこけましたが、得点圏打率5割ですから、そういうこともある・・・。

今日は大瀬良、鬼門と呼ばれている神宮球場で6年ぶりの勝利投手になれるかな? なれるといいな。でも、それを目標にするのも違うし(石川雅規や田中将大の200勝も)。


4回、茂木栄五郎とオスナに連続フォア。2アウトで岩田幸宏にタイムリー。6回、サンタナに2号ソロで、同点に。あ〜。

7回、1アウト1塁3塁で、8番矢野雅哉に代打・磯村嘉孝。へ、また磯村? 

チャンスで代打を出すなら、矢野スタメンも変えてほしいことの一つだが、チャンスで磯村出すのもまたしかり。というか、坂倉が復帰したのに、ずっと捕手が4人いることが腑に落ちない。

もしかしたら、打撃練習でめっちゃ磯村調子よかったのかもしれない、私が磯村の現状を知らないだけかもしれない。と好意的に考えてもみるが、サードファウルフライに終わったときの、やっぱりな感は止まらない。

代打の場面で結果を出すのは難しいと心得つつ、7打席ノーヒット。昨年の田中広輔を思い出す。まだ出しますか? 


2アウト1塁3塁、大瀬良に代打・堂林翔太。ここで、「うっ」連続。まだ堂林出す?(9回の逆転劇をまだこのときは知らない)

堂林はフォアで満塁。ここで、奨成に代打・野間峻祥。対戦データがあったのかもしれないが、右左案件なんだろうが、タイムリー打った選手を平気で変えるこの神経は何? 神経がない?

野間が内野安打で勝ち越し点をもぎとる。結果よければそれでよしなのだが、奨成も任される人になってほしい。任せる人がいないとなれないんだけどさ・・・。


7回、大瀬良に代わって、塹江敦哉。が、いきなり岩田にデッドボール。これが引き金となって、サンタナの内野安打で同点にされてしまう(森浦大輔が)。グッバイ、神宮での大瀬良の勝ち。

8回、末包2塁打、小園海斗申告敬遠で、2アウト1塁2塁。二俣翔一は空振り三振、木澤尚文にガッツポーズされてしまう。

二俣は活躍してほしい選手の一人だけど、矢野と並んで、今ちょっと期待が持てない打席になってる。新井さんには、小園にゲキをとばす暇があるなら、二俣への温情をあたため続けている自分のことも顧みてほしい。


村上宗隆も塩見泰隆も長岡秀樹もいないヤクルトに(オスナやサンタナはいるが)、何もたついてんねん?と思う試合だったが、9回、11試合連続無失点だった石山泰稚の初球を堂林が勝ち越しの1号ソロ!  菊池涼介にも1号ソロ!

もたつきを一掃してくれるカタルシス。堂林の寿命がまた延びてしまう〜という一抹の不安を残しつつ。また打って、こんな不安を一掃してほしい。

栗林良吏が久しぶりのセーブシチュエーションで5セーブ目!


ヤクルト先発・山野太一は4回2失点。4月2日に対戦したときも思ったけど、いい球あるけれど、まだ投手としての雰囲気はない。これから生まれてくるのかな。

経験の数が違うが、勝利投手を逃しても、チームが勝って笑顔の大瀬良。

森翔平は、リードで降板した後、ベンチで自分の勝ちが消えないがビクビクしながら見ているような感じがある。いい球投げてるけど、いい投手の雰囲気はまだこれから。

週末からは横浜スタジアムでDeNA戦。遠征中は選手の入れ替えなしなんだろうか(もったいな〜い)。
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2024年12月28日

カープ甘やかされしもの列伝


昨日、12球団の「選手とスタッフ(監督・コーチ)の退団数」を比較して、カープの異質さ(入れ替えの少なさ)を再確認しましたが、カープのその生ぬるさについて第2弾です。

「ケガをしたら引退なので、まずはケガをしないこと。文句を言われないくらい打ちたい」と、11月22日、3000万円で契約更改した田中広輔。(「ベースボールONlLINE」)

あぁ、あぁ、望むところさ。テテテテテと3塁ベース回って還ってくるとこ、また見せてよ~!

文句を言われないくらい打ちたいって・・・どういう意味で言ってるの? 突き抜けたいという意味かもしれないが。

えぇ、えぇ、今季は打たなかったから(なのに起用されるから)、いっぱい文句言いましたとも。そらそうよ、プロなんだもの。そういう職業なんです。忘れまじ、24打数連続無安打、打率.156。


野球協約で、年俸の減額には上限が設定されている。1億円以上の場合40%まで(1億円以下は25%まで)。広輔の今季の年棒は5000万円だったので、上限を超えた提示をされたことになる。

上限を上回っても選手の同意があれば契約することができるが、選手は自由契約を選択することもできる。

元楽天の田中将大も上限を超えた年棒を提示されたが、自由契約を選び、いま巨人(1億6000万円で契約)。

広輔は上限超えを受け入れて、カープに残留。それでも戦力外通告されることはなかったわけで、ベテラン温存続行中。


12月15日、「カープフェス2024」のトークショーで、野間峻祥は「来季、ホームランを5本以上打つ」という目標を掲げた。(「デイリースポーツ」)

ホームラン5本以上・・・小学生の夏休みの目標かー? 床田寛樹の「ホームラン打ちたい」という発言の方がよっぽど誠実。記事にする方もする方です。

広輔といい、野間といい、球団に甘やかされてきた人の表れという感じがする。

 
松山竜平も、減額制限超えの3500万円で契約更改。松山も、広輔も、主に代打という場面での仕事を任されることが多かった。一打席で結果を出すのは難しい仕事。

だけれども、今季の成績をかんがみると、そんなにもらうの? という感覚。まるで、長く勤めたら恩恵がある議員年金みたいな。

このヒリヒリ感のなさ。この生ぬるさの蔓延。若手が力を発揮して払拭していくしかないわー。

それには起用されるのが前提なんだけど。新井さんのフラットな選手起用、三度目(3年目)の正直はあるのか?

2024年12月26日

末包、護摩行やめて、科学的トレーニング始める


12月23日、現役ドラフトで日ハムから移籍のサブマリン、鈴木健矢の入団会見

新庄監督から「チャンスだから楽しんで。いつも見ている」と声をかけられたという鈴木。なんか、ボスっぽいじゃないですか。

1年目、自分が目立つことが好きなのかなと横目で見ていたけど、当初自分のことを「BIG BOSS」と呼ばせていたのも、いまやはったりではない域にさえ。


エスコンフィールドというメジャーの球場を彷彿とさせる魅力的な球場が本拠地だった日ハムから、マツダスタジアムへ。

マツダスタジアムも2009年にオープンしたときには、野球ファンの感動を呼んだと聞いています。芝の香り〜。

「(マツダは屋外球場なので)風も利用できる。僕も予想できない変化になったりする」という前向きな鈴木の言葉が印象的。(「スポーツ報知」)

快適そうなエスコンフィールドから、夏はとてつもなく暑いマツダスタジアムへようこそ。よろしくお願いします!


坂倉将吾の紹介で(?)、目の機能を高める練習を行っているトレーナーに師事して、目のトレーニングを始めた末包昇大。(「デイリースポーツ」)

利き目が左目のため、顔ごと球を追ってしまう癖を発見。今季終盤、それが影響してか、低めの変化球のボール球に手を出して、打率が低下した末包(それに比例してチームも順位低下)。

そこで、このオフ、目を動かさないフォームを試行錯誤中とのこと。

年明けの護摩行には参加しないという。よしよし。行きたい人に行くなとは言いませんが、あの心身に負荷をかける時間、テクニカルを客観的に見直して行動するのは、野球選手としてとってもいいと思う。


「結局レギュラーになれていない。レギュラーになってから厳しい修行をやるべきかなと。バッティングフォームも固まっていないので、それを固める時間をつくらないと精神面も言っていられない」

そこ、そこですよ。よかった、気づいてくれて。ケガもあって、年齢的なこともあって、気持ち的に追い込まれてのアクションだったとは思います。それにしても2年も護摩行に通っていたのか〜、末包よ(どうする、中村奨成?)。

ケガ続きだった末包、来季の1年完走が基本の目標。チームもな・・・。


ケガと言えば、腰痛のため、シーズン途中で離脱していたソフトバンクの藤井皓哉が、5600万円から1400万円プラスの7000万円で契約更改。(「スポーツ報知」

「僕の場合、ケガしないことが大事。ケガしなければ勝負に勝てると思うが、ケガをすれば土台にも立てない」と、藤井。

「ケガしなければ勝負に勝てる」という台詞まで言えるようになった藤井。藤井の完走も願ってます。ゆけー!
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2024年10月25日

もう契約更改始まってた、 第2次戦力外通告どうなった?


契約更改が始まっていた。もしかしてカープ、12球団で一番早い?

10月25日、中村奨成が750万円から50万円プラスの800万円でサイン。(「中国新聞」)

10月24日、磯村嘉孝と中村健人から契約更改がスタート。25日は中村奨成、長谷部銀次、高橋昂也、韮澤雄也。


「奨成が契約更改」と聞いて、一瞬、現役ドラフト免れた!と思ったが(健斗や昂也も)、それはまた別の話でしたね。

ともあれ、この選手たちが来季もプロ野球選手であることは確認できました(長谷部にはそんなことは思いませんでしたが。韮沢も?)。

契約更改って、第2次戦力外通告より早く始まるものだったかという印象。というか、第2次を待っているのに発表がないから、契約更改を早く感じたのかもしれません。

第2次戦力外通告の期間は、CS全日程終了翌日から日本シリーズ終了翌日まで。今のところ、第2次を発表したのは、DeNAと日ハム。

昨日のドラフト会議で、カープの指名人数が5人(育成が3人)と少なめだったことがすごく気になっている。その分、戦力外の選手を少なくするのではと。


リーグ最終戦後のセレモニーで、新井さんはこう言った(何度でも再録)。

「来シーズンは様々なことが変化する年になると思います。来シーズンだけではなしに、その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない。変わるということは、それとともに痛みを生じてくると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」

あの緊迫した声と表情は、フライングだったのかと思わずにいられない(監督に就任した秋季キャンプでの「俺は好き嫌いで起用しない」発言に続き)。

その後のカープは緩んだいつもの空気。まさかこのまま第2次の発表なしってこと、ないですよね? 入れ替えはー。

新井さんが何かを働きかけようとしても、球団が(オーナーが)動かないだけの話かもしれないが、どうなってるんだろう。


昨日、1位指名を受けた青学の佐々木泰。

会見で、「広島カープの印象は?」という問いに、「若い方からベテランの方まで本当にすごく実力のある選手の人たちが多くいるイメージで、早くその中で野球がしたいという気持ちでいっぱいです」と答えていた。(「RCC」)

さすが、青学野球部の主将をつとめていただけあって、素晴らしい。カープに恥をかかせない表現をありがとう。

でも、「若くて実力がある選手」で文句なしに名前が出てくるのは、野手では小園海斗くらい。矢野雅哉は守備に限っては該当する。坂倉将吾は若手に入れていいの? 田村俊介らこれからが楽しみな選手は多いけれど、まだ力が発揮できてるとは言えない。


「ベテラン」という言葉に過剰反応してしまう、今のカープ。実力あるベテラン、実力あるベテラン・・・打率1割台のベテランなら、あんな人、こんな人、揃っていますが・・・。

そうだ、野手では秋山翔吾と菊池涼介がいました!

藤川球児さんが阪神の監督就任会見で、「力のないベテランはいらない」とバッサリ。あれはまるでカープに充てられた言葉かと思ったほど。

カープを取り巻くメディアはちっともそういうことを言ってくれないから、藤川さんがジャーナリズムの役割を果たしてくれたと思ったほど。


さすがにこのオフ、精彩を欠いた田中広輔や上本崇司、松山竜平らを戦力外にすることはないだろう。来季、2軍の期間を増やして徐々に移行していく作戦?

現役をもう少し続けてほしかった野村祐輔は今季で現役引退。いっそベテラン勢が潔く退いてくれたらと思うが、選手にしたらできるだけ長く現役を続けたい。それに、ここには、カープには、使ってくれる人がいるから。

ほかの球団だったらもっとシビアに(いえフラットに)判断してくれるかもしれないのに。基準が甘くて、おかしくなってて、だから優勝逃して4位になるんです。プイ。
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2024年9月20日

カープひとり消化試合、9月で14敗、どこに行く〜


9月20日(金)、巨人戦(マツダスタジアム)、対8。

巨人がマジック6。優勝に向かってモチベーションを上げているチームと、そこから転落して迷走しているチームとの差がくっきり。1ヵ月前、首位決戦で熱量ある試合をしていた同士とは思えない。天と地の差。

DeNAが阪神に9対5で勝って、3位に浮上。CSに向けてモチベーションのあるチームと、Aクラス入りも危うくなったチーム(カープです)との差もくっきり。

熾烈な5位争い(?)をしているヤクルトと中日は、6対7で中日に軍配。

今日のセ・リーグ、カープだけ相変わらずロースコア。


やっと林晃汰と韮澤雄也が昇格。降格したのは、田中広輔と松山竜平だった。

まさかのような(だってずっと今日か今日かと待ち続けて裏切られ続けてきた)、ついにのような。残り試合数13になって、やっとの決断。遅きに失した感が満載です。

新井さんにはかつての二人の活躍が残像となって残っていて、力を発揮してくれるかもと期待していたのかな。客観的な進言ができないコーチ陣もどうかと思います。

かと言って、林や韮澤がスタメン起用されるわけではなく、いつものメンバー(いつメン)でスタート。よって、いつものロースコア。


大瀬良大地、5回4失点
。3回、吉川尚輝の2点タイムリー、岡本和真の26号2ランで、負の連鎖が止まらない〜。

今週の先発。森下暢仁、九里亜蓮、床田寛樹、大瀬良大地の4人とも、誰一人6回まで投げ切れず、4失点から6失点と大量失点ばかり。この4人で勝てなくて、いったいどうしろと。

2回、坂倉将吾がヒットで出塁するも、牽制アウト。

3回、末包昇大にヒットが出た! と思ったら、大瀬良はバント失敗で併殺。冴えないこと続き。


そこに4回、秋山翔吾ヒット、矢野雅哉ヒット、小園海斗タイムリーで1点返す。今日も秋山と小園が連動して得点。でも、その後が続かない。

ノーアウト1塁2塁で坂倉と堂林翔太が連続空振り三振。し、進塁は〜。

それでも菊池涼介の内野安打で、満塁。ここで末包が打てば・・・空振り三振。末包の不調がチームの不調に見事に連動している。でも、一人の不調でこうなるカープの層の薄さよ。


6回、3点ビハインドで黒原拓未。こんなところで黒原出したくない。そんなこと続き。

7回、塹江敦哉。いきなり菊池が後逸。これは堀江にとって不運だったが、吉川にタイムリー、坂本勇人にタイムリー、オコエ瑠偉にも2点タイムリー。つごう4失点(自責ゼロだけど)。

競った場面で出てほしかったが、こんなところで出す投手のような内容になってしまった。


7回、代打・林晃汰が2塁打! いいぞ、林、見せてやれー。 秋山のタイムリーで2点目

8回9回は長谷部銀次がイニングまたぎ、がんばりました。

巨人13安打で8点、カープ11安打で2点。点と点は刻印されても線にならない。

あの〜、CSは狙っているのですか? 私はそれより来季に向けてチームづくりしてほしい気持ちでいます。

選手一人一人には力を発揮してほしい。それを見たくて見続けている。けれど、チーム全体がどこに向かっていこうとしてるのか見えない。行き先が見えない試合を消化試合といいます。
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2024年9月19日

誰か新井さんに聞いて? なぜ田中や松山がずっと1軍にいるの?


9月19日(木)、ヤクルト戦(神宮球場)、5対

床田寛樹、5回5失点。今季、それまで最多失点は4点だった。なかなかのもの。そんな床田で勝てないなら、どうしたらいいの?

1回、秋山翔吾がヒットで出て、小園海斗が返すという、申し分ないスタート。

だったが、2回、山田哲人に同点の12号ソロ。あれ? なんか最近こういうの、多くない? 先制してもすぐ追いつかれるの。

4回、また山田。犠牲フライで勝ち越される


カープは1回に先制点をとった後、2回、4回、5回、6回、7回で得点圏。これをすべて手放す握力の弱さ。もう笑ってしまった。

とくに5回。床田が今日2本目のヒット! 秋山のゴロで床田進塁。坂倉将吾の内野安打、小園のライト前ヒットで、1アウト満塁! よりによって、野間峻祥は併殺

これは絶対、ヤクルトに流れが行くパターン。


そして5回ウラ、またしても代打・青木宣親がヒットで、スタンドを盛り上げる。あれ? こういうの、昨日もありました。時空がおかしくなりそう。

青木は3塁まで進塁しながら、挟まれ、アウトを献上するのだけど、その後、ズドンとサンタナの14号3ランで、5対0。とどめ刺される。床田、2試合続けて5回で降板。

無理もないと思います。1アウト満塁を併殺で取り逃がした時点で、勝負は決まった感があった。


勝ち数が先行していたヤクルト戦で負け越しとは。目標をもう見失ってます。えーと・・・選手とベンチはCSを目指しているのかな、これでも?

でもね、4番・野間峻祥、5番・堂林翔太。他球団で想像できない。カープはそれこそ時空が歪んで見えます。

終盤に来て、疲労のためか、守備でのミスが散見されていた矢野雅哉が今日は好守備を連発したのは、よかったこと日記。

床田の後、今日昇格の玉村昇悟がロングリリーフ。玉村は6回7回無失点、8回は長谷部銀次が無失点。サウスポーの充実が半端ないカープであったが、ここで玉村使うの? もったいなくない? お試し登板?


9月17日放送の「news23」(TBS)で、小川彩佳キャスターが、自民党総裁戦の9人の候補者へ「総裁になったら、旧統一教会との関係について再調査を行うという方、挙手をお願いします」と質問すると、誰一人手をあげなかったそうだ。やっぱり・・・。

今、そのことにちゃんと触れていないメディが多い中(ジャーナリズムはどこ行ったー)、よくぞ聞いてくださいました。

プロ野球の記者も、新井さんに「どうして結果の出ていない田中広輔や松山竜平を1軍で起用し続けるのですか?」と聞いてほしい。誰も聞かない。


いま、田中は代打専門(というか打席に立っているだけ)。緒方前監督時代にはコンディションが絶不調なのにスタメンで起用し続けていた不可思議な時期があった。地元のメディアや解説者がそのことに触れることはほぼなかった。

シーズンの終盤になって、やっと地元ではないメディからいくつか記事として取り上げられた程度だった。

なんなんでしょう、この触れられなさは。田中が打席に立ったとき、ファンの声援のトーンが落ちているのは可視(聴)化されているというのに。

いっそ4位に落ちて、現状を改めてほしいと思うが、たとえ最下位になったとしても、球団は何も変わらない気がする。これはちと絶望的な状況です。でも、選手はがんばって。
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2024年9月9日

カープから見ると、とっても羨ましい楽天の話


明日からマツダスタジアムで巨人戦。森下暢仁は、髙橋宏斗、東克樹と来て、菅野智之との投げ合い。チームトップの投手とのハードな対戦が続きますな。

森下は前回、DeNA戦で4回5失点。これまでの傾向からして、これが続くことはないと思われます(わからないけど)。

今年、菅野の復活感、安定感がすごいです。打線はいったい何点取れるでしょう?


最近、カープと照らし合わせて、へ〜と思う記事が。

1つは、今季、ロッテが楽天の早川隆久に3戦3敗しているという話。(「中日スポーツ」)

「早川だけじゃなく、同じピッチャーにやられる傾向がウチの打線にはある。今日もそのパターンにはまっちゃいましたね」と吉井監督。

ソフトバンクの有原航平(1勝3敗)、日ハムの加藤貴之(1勝5敗)にも分が悪いよう。

カープだけじゃないんだ! いや、だから安心していいわけでも何でもないんだが。

カープは、髙橋宏斗、大竹耕太郎、髙橋遥人、東克樹、松葉貴大ほかほか、枚挙にいとまがない(多すぎの刑)。


もう1つは、楽天の田中将大の話。(「日刊ゲンダイ」)

昨年10月、右肘のクリーニング手術した田中。4日の2軍戦で6回途中2失点。

リハビリ期間を経て、青山コーチもそろそろ1軍登板をと考えていたところ、今江監督は次回も2軍登板させ、調子を見る意向。

青山コーチは田中とは元チームメイト。しかも、絶対的な存在だった。田中に対してはどうしても甘い判断になってしまうのではないか。その点、今江監督はロッテ出身。そこはフラットな判断ができているのではという記事だった。

レジェンドに対しても特別扱いなし。いい!


これはカープにど真ん中の話。

明日の公示も気になるところ(毎日気になってます)。ここに来て、2軍で若手が快音響かせて、活気に満ちてきました。

残り試合もあと22試合。低得点体質が大問題のカープ。2軍の振れている選手を上げてほしいとずっと思っている。

でも、なんとなく新井さんは、優勝のかかった試合、経験少ないイキのいい若手より、経験あるベテランで安心したがる気がします(それが安全かどうかはまったく別の話なんだけど)。


6月22日以来、ずっとヒットのない田中広輔がずっとコンスタントに代打で登場。

こんな球団、ほかにあります? ちょっと異常では?(前にも書きましたけれど、私は田中のアンチじゃないです。カープベンチに対して怒ってます)

守備固めの起用もめっきり減り、今では二俣翔一の方が存在感がある。


2019年、連続出場記録への配慮もあってか、コンディションが明らかによくないのに、ずっと1軍に置かれていた田中。その頃から明らかにチームが停滞してきた。

緒方監督時代から佐々岡監督時代にかけて、それは続いた。2021年10月、やっと登録抹消。それは右膝手術を受けた2019年8月以来のこと。

それでも佐々岡監督は、カープOBといっても、田中と一緒にプレーしたことはない。だからまだ降格させることができた?


新井さんは、コンディションより、田中や松山竜平、會澤翼ら三連覇をともに戦ったチームメイトへの「情」が勝っているように見えてしまう。堂林翔太や野間峻祥、上本崇司にも。

昨日、DeNAに0対8と大敗した巨人の阿部監督は、今季二度目の会見なし(プライド高いの? 器、小さいの?)

新井さんなんか、カープけっこうなお手前さらした試合でも、会見しないことはない。しかも、選手に対してネガティブな発言はない。

この広報面の対応は現代的でいいなと思う。のに、選手起用に対しては、いつまで年長者優遇で封建的なんだよ〜。
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