9月3日(火)、DeNA戦(横浜スタジアム)、5対1。
スタメン見て、DeNAの打率の高さにおののく。8番・林琢真だけ1割台。あとは、3割台が2人、ほかはみな2割台後半。
かたやカープ。一時期よりこれでも見栄えはよくなった方。2割台後半が4人。あとは2割台前半。その差が歴然という結果になった。
明治大学の先輩・佐野恵太に何か弱みでも握られてるの?と思うくらい、相性悪い森下。1回、2塁打を許し、オースティンのタイムリーで早々に1点先制される。
2回、牧秀悟に19号ソロ。東克樹の日に2点取られる、厳しいスタート。
4回、オースティン2塁打、牧にデッドボール、宮﨑敏郎にはフォアでノーアウト満塁。山本祐大は併殺で助かった!
ここで打率1割台の林を申告敬遠してしまうの。林を打ち取っておけば、次の回は東から。1番から始まるよりいいと思ったんだけど・・・。
この策が裏目に出て、今季ヒット3本の東がタイムリー。これがエースというものか。梶原昂希にも2点タイムリーで、5対0に。牧へのデッドボールに大きなお見舞いプレゼントしすぎです。
森下は4回5失点で降板。森下が今季5失点したのはこれで2度目(4失点が1回)。あとは3点以下。
先発としての仕事を十分に果たしている。どんなエース格の投手だって年に1〜2度は大量失点する。そんな日もある。
かたや東は今季すべてクォリティスタート。そこの差も感じた。
髙橋宏斗の圧倒感や東の抜群の安定感を思うと、ほんの少し森下に物足りなさを感じる。1年目がいちばんよかったと、いまだ思ってしまう。突き抜けてほしいとずっと思ってる。
今日の試合を暗示する出来事が、試合前すでにあった。今日、野手では佐藤啓介が、投手では中﨑翔太が昇格。
数年前のコンデイション不良を思うと(中﨑は悪くない、登板過多させたベンチが悪い)、調子をあげている中崎。でも、ここでビハインド専門の投手を上げてくるのかと不穏な気持ちになった。
そういう役割も大事。ただ、いまのカープ、黒原拓未、森浦大輔、塹江敦哉、松本竜也は、勝ちパターンに近い仕事をしている。そこがカープの強み。
森下が大量失点して中﨑がマウンドに上がったとき、中崎昇格の時点で、この図が用意されていたような気がした。
東の日に5失点はほぼ致命的。7回までカープ打線は4安打。早めに仕掛けては打ち取られ、東は完投ペース。
とにかく完封だけはやめて、マダックスだけは避けて!と、お願いするモードに切り替え。
8回、2アウトで堂林翔太が2塁打! 小園海斗が内野安打で1塁3塁。末包昇大のタイムリーで1点返した!
ここで東はウェンデルケンに交代。完封されずにすんでよかった日記。
このあと坂倉将吾が塁に出て、菊池涼介があの時々出るレフトスタンドへのパッカーンを見せてくれたら、同点。と淡い期待を抱いたけど、坂倉センターフライ・・・。
東キラーの小園は前回の対戦ではノーヒット。今日は4打席目でなんとか内野安打が出て、8回の1得点につながったけど、東と山本のバッテリーが小園に仕事させなかったのもエラかった。
巨人が10回延長でヤクルトに負けて、ほっ。優勝するチームに他力本願は似合わないものだが、今日のカープにはその服、とってもよくお似合いです。