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2025年5月17日

まるでカープじゃないみたい、連日の巻き返し劇!


5月16日(金)、阪神戦(甲子園)、2対4。

スコアボードが2で始まり、2で終わる。同点に追いつかれてからの巻き返し劇。連日、逆転勝ちしたような気分。

まるでカープじゃないみたい。さよう、昨年とはメンバーが違います。ファビアンとモンテロ加入の大きさよ!

モンテロが7番にいる打線、嫌ですね(=いいですね)。モンテロはわりとポーンポーンと大きい外野フライを打つ。もしものときはいつでも犠牲フライ打てそうなところも心強い。

昨年や開幕直後は、末包昇大や小園海斗が打たないと勝てなかったが、今は末包や小園がノーヒットでも、誰かが打って勝てている。

末包はヒットない日もフォアで貢献。今日の9回も、末包のフォアから始まった


森下暢仁と村上頌樹、今季3度目のマッチアップ。ともに対戦成績1勝1敗。

スタメン1番に秋山翔吾。なにぃぃ? 秋山は昨日代打でヒット、中村奨成は2試合ノーヒット。それだけでもう奨成下すのかぁぁ。右左病なんていらないから!

と、一瞬小噴火しそうになったが、そうでした。秋山は村上頌樹キラーでした。

1回、秋山、その名にたがわず先頭先頭打者ホームランで先制! 

末包ヒット、坂倉将吾2塁打で、2試合連続完封投球していた村上から2点目!


しかし、先制したものの、その後の静けさが不気味。カープ追加点ゼロ。村上は2点リードされているのに笑顔。あぁ、この後、点をとってもらえるって思っているんだろうなぁ。

予感は的中。7回、森下が、佐藤輝明、大山悠輔、前川右京に3連打で1対2木浪聖也タイムリーで同点に。

森下7回2失点。責められるような数字ではないが、なんだろう、この臨場感のなさ。

追加点がないのもよろしくなかったが、この勝ちをあっさり手放す握力のなさ。なんか一生懸命応援したくなるような熱を感じない。こんなことは今までなかった(オフコースか?)。坂倉将吾とのバッテリー復活してから勝ちがついてない。

突き抜けられない自分を振り返っているのかもしれないが、チームが勝っても笑顔少なめ。大瀬良先輩を見よ〜。


村上も7回2失点。8回は桐敷拓馬。秋山にヒットが出たものの、見事に抑えられた。

8回ウラ、ハーン。末包のファウルフライの好キャッチも出て、荒れることなく三者凡退。

9回、末包がファウルで粘って、岩崎優からフォア。ここで代走・大盛穂。延長あるかもしれないのに末包下げるなんて。とベンチの早まりに呆れていたが、この後、「大盛でよかった!」という結末を迎えるのだった。


坂倉にまたバント・・・。小園見逃し三振で、モンテロ、センター前ヒット! 大盛2塁から激走してヘッドスライディング! タイミング的には微妙だったが、坂本誠志郎が捕球できず、 2対3!

激走が1点を呼んだ! 大盛、ありがとう。あかまっちゃん(byつば九郎)、今日は回してくれてありがとう。

続く矢野が得意の前進守備やぶりのセンター前2塁打、モンテロ還って2対4! 岩崎をズリズリマウンドから引き摺り下ろしました。

9回ウラ、栗林良吏が佐藤と大山を空振り三振、前川センターフライで、7セーブ目!

明日は今季初の大竹耕太郎。出た〜。今までどこにいた〜。大竹に打ち勝てたら、今のカープの勢いは本物かも(言い過ぎ?)、明日は誰がヒーローに?(勝つ気満々!)
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2025年2月20日

つば九郎ショック、ありがとう、またいつか


こんにちは。久しぶりの更新です。兵庫の実家で緊急事態があって1週間ほど濃密な時間を過ごしてきました。

その間、野球の話題に触れるまもなく、もう練習試合が始まっていたのですね。

そして2月19日、つば九郎の知らせはショックでした。実家での緊急事態に続いて二重のショックでした。


矢崎拓也が現役ドラフトにリストされたときも「ショック」という言葉を使いました。

でも、ヤクルトへの移籍が決まったとき、「寂しい気持ちもありますけど、会えなくなったわけじゃないんで」と矢崎が言ってくれたのを聞いて、「そうだ、また矢崎には会えるんだ」と気持ちが明るくなったことを思い出した。

2月6日、つば九郎が体調不良のため長期休養されるというニュースを聞いて、ただ事ではないと心配していたのだけど・・・。


マスコットの領域を超えた、12球団で人格を持った唯一のキャラクター。替えのきかない存在だった。

あのフリップ芸、大好きでした。そんじょそこらの芸人よりもよっぽど面白かった。上質のユーモアがあって、気が利いていた。

村上宗隆よりグッズの売れ行きがよかったという、つば九郎。

野球殿堂入りしてほしいくらいの存在。そんな名誉職な肩書きなんてどうでもいいけど、それくらいプロ野球界を面白くしてくれた、エッセンスをもたらしてくれた存在でした。


黒いつば九郎を漫画にした『天に向かってつば九郎』もおすすめです。

そして、つば九郎と言えば忘れられないのが、赤松さんが病気を公表したとき、「おとももちのあかまっちゃん」へと、エールを送ってくれたブログ。読むたび泣いてしまう。

マツダスタジアムで、つば九郎と赤松さんが話しているところを投稿してくださったこのxも、泣ける。

つば九郎、ありがとう。あなたのことは忘れません。
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2025年1月16日

九里FAの人的補償なし、やっぱり金銭のみで着地か〜


1月16日、オリックスにFA移籍した九里亜蓮の補償は、金銭のみで決定。やっぱり着地点はココだったか。

それまで「人的補償の候補は誰?」と予測する記事が散見されていたけど、一切当てにならないので目を通さなかった(現役ドラフトのときも)。

2007年の赤松真人(新井さん→阪神)、2013年の一岡竜司(大竹寛→巨人)と、過去に人的補償の成功体験があったカープ。この二人は、三連覇でもチームを支えてくれた。

2018年の長野久義(丸佳浩→巨人)は、緒方監督の思い切りの悪い起用もあって、実績を残せたとは言えないけど、カープファンに良い記憶を残してくれた(そして巨人に帰っていった)。


もう一人、2024年、西川龍馬の人的補償で移籍した日高暖己。

オリックスファンからは、カープ移籍が決まったとき、「うわ、見つかってもうた」と言わしめた、山本由伸二世と将来を期待されていた選手。

プロ3年目の20歳、今のところ1軍登板なし。即戦力というより、これからの選手。急いてはいけないんでしょうが、今後どうなるの〜という存在。


人的補償の対象外となるプロテクトリストは28人。どんな選手が対象候補にリストされていたか知るよしもないのだけど、2年続けてオリックスとのやりとり。

西川も九里も、FAのBランク、人的補償に正直そんなに大きな期待はしていなかった。

でも、貴重な戦力を得る機会を選択しなかったのは、支配下枠があと2つしか残っていなかったから。(「デイリーポーツ」)



今オフの戦力外通告も、新井さんの「痛みをともなう変革」宣言を肩透かしに感じるような歯切れの悪さだった(もっといるでしょうが〜)。

現役ドラフトでは矢崎拓也を放出して、ファンを悲しませたばかり(でも、矢崎にとっての新天地を祝福することとして、もう何も言うまい)。

そして日ハムからサブマリン・鈴木健矢と、オリックスから31歳のユーティリティ野手・山足達也、2人の選手を獲得(2人も指名したのは現役ドラフト史上初)。


カープにはダブついてるユーティリティ内野手を今なぜ?感はありました。何事も始まってみないとわからない、カープの成功体験よ、もう一度・・・。

優勝する気がない球団にはとっくに愛想尽かしてますけど、プランのなさが見えまくりで、またかという感じです。

優勝したい選手たちの足を引っ張らないでほしいばかり。負けるな、選手たち。
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2024年12月8日

森浦とお餅の関係、8キロ増えて変身ッ!


オフはトークショーの花盛り。地元の方は選手と会えるチャンスが多そうで、いいですね〜。

唯一行ったことがあるのは、赤松真人さんのトークショー。2019年、赤松さんが引退した年でした。

赤い人たちが見る見る二子玉川に集結。この光景は球場に出かけたときの喜びと同じ。


2022年、極度に落ちたカープの盗塁数、23コ(リーグ最下位)。2023年には78コでリーグ2位に浮上。

コーチの仕事というのはなかなか私たちの目にはわかりづらいが、赤松さんが1軍の外野守備・走塁コーチになったことと関係あるんだろうか。新井さんの「失敗してもいいからどんどん行け」効果なのだろうか。

小窪コーチが3塁コーチャーをしていたとき、ハ? という判断が少なからずあったが、赤松さんがなったらなったで、ン? ということもあり。

選手の成長ともども監督・コーチ陣の成長も見たいが、来季はどうなるんだろう?


12月8日、呉で開かれた森下暢仁と栗林良吏と森浦大輔のトークショー。私的には豪華!(「日刊スポーツ」)

森浦は、昨オフから体重を増やすために、朝食におもち5個(とプロテインとゼリー)を食す「モチトレ」を始めたとのこと。

体重は8キロ増え、シーズン中も「最後まであまり疲れを感じないでいけた」と。

デビューしたとき、ちょっと挙動不審に見えるところがチャームポイントだった森浦。今季はマウンドでの立ち居振る舞いがどこか堂々として見え、別人のようだった。

おもちが、おもちが森浦を支えてくれていたのか。もち、万歳。いや、森浦万歳。なにやっても可愛いな〜。


大瀬良大地も、2021年と2022年、見るからに体がふわふわしていて安定していない時期があった。今はしっかりと復活。

スポーツの場合、物理的にパフォーマンスに関わってくるので、体重って大事。

以前、『週刊ベースボール』で、中日の若手投手が(名前がうろ覚え)体重を増やすためにごはんをたくさん食べるように言われたことが、練習以上にきつかったとインタビューで話していた(米騒動の前のお話)。相撲部屋に近いものが。


休場が続く横綱・照ノ富士。両変形膝関節症だけでなく、糖尿病ともつきあっているとか。

相撲は巡業も多く、後援会の方との宴席もあって、体調をコントロールするのがなかなか難しいという話を先日ラジオで聞いた。

でも、持病があるなら、横綱の体を守るため、宴席に出るの控えるよう配慮してあげてほしいな。

横綱の顔が見られなくとも、体調管理してもらって、横綱に元気で土俵に上がってもらえる方がずっといいと思うのだけど。

どこもかしこも、選手ファーストであってほしいです。
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2024年3月21日

大瀬良と野間を競争枠に。岡田が4年ぶりのマウンドに


3月20日、西武とのオープン戦(ベルーナドーム)。6対5で、逆転負け。

7回、途中出場の田村俊介の逆転2ランで、よっしゃー。田村すごい!となったそのウラ、大道温貴が2失点で逆転負け。

それなりに点を取り、安打数も西武と大差なかったが、守備での乱れも散見。

今日も野間峻祥がスタメン1番。打率1割未満。これは様子見なのか? 2軍で結果出してる中村奨成との入れ替えはいつ?

先発ローテの残り1枠のごとく、競争の結果、ちゃんと選手起用してくれるのかという心配問題は続きます。


大瀬良大地は3回3失点。オープン戦ですけどね、微妙。

というか、大瀬良、去年も一昨年も、ずっと微妙。信頼はまだ得ていませんよ、私の中では。

新井さんは大瀬良の開幕ローテを明言。でも、大瀬良を黒原拓未、アドゥワ誠、玉村昇悟と同じ土俵で競わせるくらいの度量がほしい。また「ベテランに優先席」っていうのはやめてね。


それを言うと、今季の「クローザーは栗林良吏」と明言したことも心配。オープン戦を見るかぎり、調子よいと思えない栗林。

昨年も、「お前ならできる」と、9回栗林を引っ張り、栗林本人にとっても、チームにとってもダメージを与える結果になった。

選手への信頼は素晴らしい。でもコンディションは見抜いてほしい。結局は、現在の力量より、まずは過去の実績(名前)に頼って始めるというふうに見えて、まだまだ湿っぽいです。


そんな中、岡田明丈が4年ぶり(もうそんなに・・・)の1軍登板。5回に投げて、29球無死球3安打1失点。でも、自責はゼロ。坂倉が、坂倉将吾が十八番のパスボールを・・・(何してくれよう)。

開幕前に岡田を1軍に呼んだことについて、新井さんは「彼にとって育成選手となって初めてのシーズン。2軍から推薦もあったし、こちらも見てみたかった。見てるよという(メッセージ)もある」と話していた。

昨季のベテラン重用(温情)傾向が強い采配には受け入れ難いものがありましたが、この言葉にはしみじみ。

でも、ここで岡田が荒れ放題だったら、しみじみとはならなかった。球速151kmも出た。まずまずの内容に、希望を持ちました。


カープの中で応援している選手はたくさんいるけれど、たとえば球場にどの選手のユニフォームを着ていくかに、その度合いは表れると思う。

私にはユニコレクションの趣味はないのだけど、もし球場に着ていくのなら、黒田博樹、森下暢仁、赤松真人さん、岡田、って思っている。

バズーカ砲と呼ばれたときに戻ることはできないかもしれない。でも、元に戻らずとも、それとはまた別の岡田で、また1軍のマウンドに立ってほしい。目を釘付けにさせてほしいです。
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2024年1月25日

赤松さん、ラジオで語る。YouTubeでも見られるよ


1月14日と21日、赤松真人さんが「Changeの瞬間(とき)~がんサバイバーストーリー」というラジオ番組に出演していました。これもオフならでは。

がんを経験した人をゲストに招いて話を聞くこの番組。ちょうど前後の番組を聴いていて知ったのだけど、最初は直視(耳ですけど)するのがこわい時期もあった。

でも、ひと昔、ふた昔前のことを思うと、がんとつきあいながら仕事をしている方の話も多く聞くようになりました。時代の推移を感じます。ハードな病気であることに変わりはないけれど。


自分自身も病気を経験して、共感することも多いし、いろんな方の病気が発覚した経緯、どんな検査・治療をしたかを知るのは、自分や家族にとって参考になることもあります。今では毎週楽しみに聞いてます。

そんな番組に「来週のゲストは広島東洋カープの」と聞こえたときの盛り上がりといったら。

リアルタイムで聴きました。第一声の声がなんとも素敵。パーソナリティの八木早希さんの口からも思わず、「いいお声ですね」という言葉が。


「プロ野球の妻たち」(2017年)で、病気の発覚から治療中の話や映像を見聞きしていたので、それをおさらいするような感じでした。収録時間が15分(計30分)。もっとじっくり聞きたかったな。

 番組のサイトにYouTubeもアップされているので、赤松さんの声のみならず、お姿も見られます(なぜか赤松さんには、「姿」の前に「お」をつけたくなる)。よろしければぜひ。

白のパーカーの赤松さん。八木さんの衣装も白。シンプルなスタジオに、赤松さんの佇まいが相まって、静謐な画面。ノーブルや~。


2019年、東京で赤松さんのトークショーがあって、見に出かけたこともよい思い出。スレンダーなお姿はこちら

今季は1軍コーチ2年目。お身体の心配はまだきっと続いていると思うのだけど、グラウンド上でのお姿が見られる喜び。ノーブルや~(何度でも言う)。

末包昇大とのハイホーダンスももっと見たい。末包、頼みましたよ。

今年も赤松さんの、いえ選手たちやスタッフ陣が健やかに1年を過ごせることを願って、それいけカープ。
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2024年1月6日

西川の人的補償に日高、投手がまたもやってきた


1月5日、オリックスにFA移籍した西川龍馬の人的補償が決まる。

誰、誰なの? パンパカパーン。ん? 日高暖己という、「はじめまして」な選手だった。

今年2年目の19歳、1軍出場なし。そっち、来ましたか。

打者(しかも主軸)がいなくなり、投手をとる。いい投手は何人いてもいいけれど、いい打者も何人いてもいい。ほんとに投手が好きなのね、カープ。ドラフトもいつも投手三昧。


「山本由伸2世の呼び声高い」とか、オリックスファンの惜しむ声とか、「伸びしろがありそう(なのに手放すのか)」と西武の渡辺久信GMが驚いていたという記事を見ていると、そうなの、そうなの?と、じわじわ期待も高まらないでもない。

プロテクトを外れるのは、消去法の結果と思う。よって、そこから外れたからと言って、オリックスが手放したかった選手ということにはならない。

しかし、たとえばカープが斉藤優汰をプロテクトから外すとは思えない。日高はドラ5、一概に比較はできないけれど。


入団してまだ1年。突然のことで日高も驚いたと思うけど、カープの人的補償は、赤松真人さん(2007年)、一岡竜司(2013年)と、活躍した系譜があるのよ~。ぜひここに連なるのよ~。と、声をかけてあげたい。

もう一人の人的補償、長野久義(2018年)も忘れてはならない。

実績のある選手なのに、緒方監督(当時)はなかなかスタメンで起用しなかった。最初からバンバン起用すればよかったのに。長野にとっても、カープにとっても、もっと違った結果が出ていたかもしれないのにと思う。


人気球団のスター選手をどう扱っていいかわからない、素直に起用できないわだかまりみたいなものを感じてしまった。緒方監督とて、カープのスター選手。実績もあった人と思うのだけど。

「名選手名監督にあらず」で、過去の実績があればいいというものではない。

ただ、あのときの緒方監督を思うと、選手として一流(スター)だった人の方が、監督・コーチになったとき、ものおじすることなく選手と接することができていいのかなとも思ってしまう。本人のキャラクターもあると思うけど。

新井さんはのびのびしたキャラクターの持ち主で、スターでもあったが(監督になった今でもな)、2000本安打というのはやっぱり尊敬に値する実績。点が入ったとき、跳び上がって喜んでるただの明るい人じゃない。


日高。次々と魅力ある若手投手を輩出しているオリックスの系譜に連なさせてあげたかったとも思う。

カープは若手投手を伸び悩み、放出させる実績がここのところ目につく(プロなんだから、もちろん選手本人の問題でもあるが)。

しかし、カープに来てしまった以上、自らを育て(せめて黒田博樹アドバイザーからよい助言をもらって)、カープの人的補償の系譜に連なってくださることを願ってます。ヤー。
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2023年9月12日

菊池と西川が登録抹消。え、今ごろ?


9月11日、菊池涼介と西川龍馬が登録抹消。

菊池は9月6日、左手親指を負傷。その間、2度代走で出るというナゾの起用がありました。

7月、右脇腹の肉離れで登録抹消された西川は8月8日に復帰。9月2日にまた違和感を訴え、数試合ベンチスタート。9月8日の阪神に2連戦ではスタメン出場したが、ノーヒット。調子悪そうだった。

戦いの場で負傷している選手をベンチに温存。長い様子見。早く判断して、早く1軍復帰できるようにしてほしかったー。別の選手に出場機会を与えてほしかったー。


と、外野は思うのですが(外野だからこそ何のしがらみも忖度もなし)、監督って、トップに立つ人って、判断(決断)するのが仕事。

規模は全然全然違えど、私も仕事で自分で決めなくてはいけないことが多いし、病気の治療一つとっても、どんな選択をするか、毎回悩みます。身体の場合は様子見もよくします。

ほんと決断するのって、大変。知識とエネルギーがいる。

1年目の新井さん、経験重ねるごとにそういう見極めの精度が増してくるかどうか、期待し過ぎず見届けたいです。


「米を食うな」とか、「ベンチで私語を慎め」とか(教室か!)、いろんな話が聞こえてくる中日。移籍したがっている選手が続出という、まことしやかな話まで。

それを思うと、カープのベンチは明るい。新井さんが監督になって、選手にネガティブなことは言わない、負けた試合でもファンに挨拶等々、チームが明るい雰囲気なのは大歓迎。

でも、フラットな選手起用がされているとは到底思えないし、それについては思うところある選手も少なくないと思う。

と、思うことはいろいろあるけど、暫定2位だし(油断はできまいが)、まだいいわ〜。

って、江戸時代じゃなーい。「上見て暮らすな、下見て暮らせ」でいいわけじゃなーい。


ところで、末包昇大がホームランを打ったとき、3塁ベースコーチの赤松さんと片足でジャンプして、手をポンと打つ、あのパフォーマンス。気になってました。気に入ってました。

これって、コルニエルのパフォーマンスから来ていると知って、スッキリ。(「Yahoo!ニュース」、もとは「中国新聞デジタル」)

昨年秋のフェニックスリーグで、当時2軍の赤松コーチと、コルニエルが登板していたときマネしていたとか。

二人でやると、フォークダンス的な軽やかさもあって、見ていて楽しい。たたでさえ嬉しいホームランの喜びが増幅〜。あのハイホーなパフォーマンス、もっと見たいぞ。
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2023年7月24日

カープの小さな変化、1番小園、9回栗林、3塁コーチ赤松さん


7月23日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、3対1。

連勝はいつか止まるもの(まるでバブルのよう)。それでも今日も勝ちました、7連勝。

小園海斗が1番。なんか落ち着くぞ。いるべき場所にいて、まるで水を得た魚のよう。1回、ヒット出塁。柳裕也の暴投の間にすかさず2塁に進塁。秋山翔吾のタイムリーで、さっそくホームを踏んで帰ってきた。

しかし、スタメンマスクが會澤翼から坂倉将吾に代わった以外は、昨日と大きな代わりはなし。4番上本崇司も続行。


4番は長打を打てる強打者、そんな固定観念にとらわれている方がおかしいのかな?と見ているこちらがフラフラしてしまいそうになる。

今日も勝ったわけですし、何でもありと言えば、そう。これもあたらしい形かもしれない。

ただ、たとえば体育の授業で野球をやっていて、出席番号順に打順を組まれているような、華のなさ。これはファンがお金を払ってみたい野球なのかな(勝って喜んでいる人の方が多いのだろうけど)。

上本がどうのということではなく。上本は数年前と比較して、がんばっている。でも、それは当社比みたいなもの、上本の中でのこと。他のチームでここまでの待遇(評価)を受けるのかなって。家族って、やっかい。


チームの顔がいないというのはいかにも今のカープらしいが、今日もロースコアのゲームを制しました。

大瀬良大地、調子がよくないなりに、打たせて取って7回1失点。好守にも支えられて、1ヵ月ぶりの勝ちがついた。よかった。

8回は島内颯太郎が三者凡退。9回は矢崎拓也・・・ではなく、栗林良吏。おぉ。栗林も三者凡退。

もし、もし、この状況が続いて勝ちパターンが忙しくなるなら、臨機応変ダブルクローザー構想は心強い。

それでも、今、矢崎がクローザーの位置を獲得した感じがすごくあります。見てて面白いのは矢崎。


昨日から、赤松さんが3塁ベースコーチについたことも心強い。昨日も今日も、グルグル回して、ランナーがホームイン。

ほんとは1塁にも3塁にも赤松さんがほしいとこだけど(小窪コーチのいる意味って一体・・・)、いま、カープの盗塁数はリーグトップ。次の塁を狙う姿勢も軌道に乗ってきた時期だからこその配置転換。これは大きい(小窪コーチの判断の悪さには頭かかえるものがあったので)。

少しずつカープがマイナーチェンジして(大きく変えることはなさそうだから)、最後に大きなものをつかめますように。いや、つかめるよう、もっとチェンジ、チェンジ。
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2023年4月28日

9回、見せ場は作ったが、この盛り上がらなさはいったい


4月28日、巨人戦(東京ドーム)、5対4。9回、1点差までつめよったが、逆転まではたどり着けず

昨日の中日戦、押し出しで勝つのがやっとだったのに(もぎとったのはよしとして)、それでも相変わらずほぼ同じスタメン

本日の入れ替えは?と、いそいそ確認すると、あ・・・あるにはあったが、羽月隆太郎が昇格。2軍での打率は悪くはなかっただろうが、矢野雅哉とか韮澤雄也とか、ものすごく大雑把に見ると、似たタイプの選手がまた。

新井さんは解説者時代、外から客観的に見て、カープに長打力が欠けていること、痛感していたと思うのだけど(ほかにも欠けてるとこはあるが)、そこのとこどう考えているのか、両手で肩をつかんでゆさゆさ振って、聞きたい気分です。


菊池涼介と秋山翔吾と西川龍馬の1・3・5番以外は、時々打ちます状態。デコボコ、ちぐはぐ。

2回、デビッドソンに5号ソロ。実に14試合ぶりのホームラン。しかも看板直撃。

こう時々大きいのが来ると、次を期待してまた何試合待つことになるんだろう。ここまで待ってもらえる選手とチャンスをもらえない選手、この線引きはいったい。

3回には、マクブルームの二ゴロの間に、もう1点。時々打点あげます、打率1割台の4番。こわくない、こわくない。


3回まで快調だった遠藤淳志。4回、岡本和真にフォア。ここで治療のため一度ベンチに下がる。後で知ったことだけど、前の打席のバッティングで手がしびれる感覚があったとか。

中田翔にも連続フォア。ランナーたまったところで、不調だった坂本勇人に3ラン打たれる。結局、5回3失点で降板。

6回、マクブルーム2塁打で出塁。上本崇司ヒットの間に、マクブルームが3塁蹴ってホームに向かう。これは間に合わないんじゃ? というタイミングを小窪コーチがグルグル回して。はぁぁぁ。コーチとして三流感が漂う哀しみ。


これまでなかなかの頑張りを見せてきているリリーフ陣も、6回、ケムナ誠が代打・丸佳浩にタイムリー打たれて、2点差に。

今日、丸いないなと思っていたら、不調でスタメン外れてたんですな。丸いないと寂しいな。こわさが減ると思ったら、しっかり打たれた。

8回、戸根千明が坂本にもう1発お見舞いされて、3点差に。これは痛かった。


9回、昨日フォアを見極めてお立ち台に立った韮澤が代打に。ここまで打率0.00。正直あんまり期待していなかったが、大勢がしっくりきてないのも功を奏したか、初ヒット!

そして、代打・松山竜平が2塁打で、韮澤ホームイン! 今季の松山、代打で期待に応えてくれてる。

昨年は開幕スタメン4番だった松山。消去法的な抜擢に思われたが、このまま代打の切り札で沸かせてほしい(ほかに今、相手にちょっと嫌な代打がいなさすぎる)。

菊池が打って、もう1点。盗塁も決めました。わーわーわー。野間峻祥も打った、盗塁決めた、わわわ。赤松さん効果かしら?(小窪とのコントラストが強すぎる)

しかし、大勢ギアを上げて、期待の秋山翔吾、空振り三振。期待薄のマクブルームも空振り三振。終了。


最後の最後、つめよって見せ場は作ったが、この気持ちの盛り上がらなさはいったい。

いつまでも変わらぬこのオーダー。コロコロ変えすぎることはよくないと思うが、相手にとってこわくない、精彩を欠いた會澤翼や田中広輔らが当たり前のように1軍にいる。

開幕からもうすぐ1ヵ月。新井さんはどこまでこのまま行くつもり?

「1軍も2軍も全員戦力」と春季キャンプで匂わせておきながら、この断絶(主に野手)。どう説明するつもり?

2023年4月14日

ヤクルトに連敗したら、とめどなく雰囲気悪くなる試合だった


4月14日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、1対0、8回途中降雨コールドで、今季ヤクルトに初勝利。

秋山翔吾が「この(マツダでの)3連戦は重みがある。まずヤクルトを倒さないと上がれないし、ここを越えられるかどうかが肝」的なことを言っていたんですよ。(「デイリースポーツ」)

昨年を引きずるような負け方をしたヤクルトとの開幕3連戦。今日また負けたら、昨年のようにまた頭の上がらないチームになってしまう。ムード悪くなる。


開幕戦と同じ、大瀬良大地と小川泰弘の投げあい。始まりから終わりまでずっと雨なのは、何が起きるかわからないのでスリリング。

今日もまた小川を打てないカープ打線。4回までノーヒット。どんより。

でも、大瀬良もがんばった。毎回ランナー出すも、点は与えない。

5回、ついに西川龍馬がヒット。あ~、ノーヒットノーラン免れたとホッとする(そこ? レベル低すぎ)。しかも、盗塁決めた。が、後が続かず。


6回、大瀬良、今日初の三者凡退。よっしゃー。

6回ウラ、大瀬良の打席で、松山竜平が早めのお出まし。打ったー。代走は大盛穂。大盛と赤松さんの、赤いストッキングが見えるクラシックスタイルが美しいぞ。

菊池涼介は当てただけのピッチャーゴロ。それを小川が2塁に悪送球。これまたクラシックスタイルの大盛と菊池が走る走る、2塁3塁。雨でコンディション悪く、小川にとってアンラッキー(お互いさまだけど)。

ここで野間峻祥がタイムリーで1点先制! 相手のミスに乗じて(しかも雨の)ではあるが、やっと点取れた。

よここで秋山、「今日が試金石」と言っていた秋山。期待高まったが、併殺とは。ガクゥゥゥ。


1点リード。相手はヤクルト。しかも雨。どう転ぶかわからない薄氷の状況。7回、松本竜也が抑えた。よしっ。

8回はターリー。青木宣親にフォア。村上宗隆相手にすっぽ抜ける球で、ランナー2塁へ。本家スリリングに雨が追い討ちをかけます。でも、センターフライに討ち取って3アウト、よっしゃー。

ここで、試合終了。完走できなかった中途半端な気持ちは残るが、コールド勝ちを待つなんて消極的なのは本筋ではないが、勝ててよかった。

選手も、お客さんも、関係者のみなさまも、雨の中、お疲れさまでした。

しかし、今日も2軍との選手の入れ替えはなし。落胆。ショートは上本崇司。打率0.77(小園海斗は0.00だけど)の選手を出し続ける説得力は、新井さんにあるのか。
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2023年4月1日

床田も藤井皓哉も好投したのに、この落差


4月1日、ヤクルト戦(神宮球場)、1対0で、2日連続完封負け。今日も、どのカードより早く終わった。2日連続で。

床田寛樹が帰ってきたー、6回無失点(95球)。よっしゃー。だが、ヤクルトのピーターズから、点が、点がとれへ~ん。

6回、床田は打席で11球粘る。これはもう「自分が打たないとラチがあかない!」という意志のあらわれ。

野手にも、そういう粘り、見せてほしかった。


開幕から2試合(18イニング)連続無得点は、セ・リーグのワーストタイ記録らしい(1988年の阪神以来)。

カープが点が取れないのはもう見慣れたこと。ちまちま「開幕から」とかつけなくてもいいから。何でもかんでも記録増やさなくていいから。「連続無得点」だけでいい。

ちなみに、最低記録は59イニング連続無得点(1953年、映スターズ)。まだまだ、だ。


6回まで互いにゼロ行進。床田は勝ち投手の権利が与えられることなく、7回、戸根千明に交代。

戸根はワンポイントリリーフで、村上宗隆を2ゴロにしとめて、今日も仕事した。

が、島内颯太郎はオスナに初球をスタンドに放り込まれる。これが決勝点に。今日の興ざめポイント1

いつになったら島内覚醒してくれるかな。と、待たれ続けてもう4年? いい球投げる力があっても、本番で投げられなかったら、プロの意味ない。


でもまだ1点差(でも、そこには深くて広い河がある)。8回、坂倉将吾ヒットで、代走・大盛穂。

反撃ののろしをあげる準備が整ったところ、小園海斗がバント失敗。えーと、これは今年の試合ですよね。昨年じゃないですよね。

ここで、代打・田中広輔。またか、また田中なのか。なぜ田中なのか。

小園が盗塁も失敗の~、田中は見逃し三振の~。この一連の流れ、本日の興ざめポイント2

仏の顔も二度まで。新井さん、その羽織の下には佐々岡さんが隠れているの? それとも、もっと大きな裏の力が働いているの?


今日はヤクルトに走られることなく、むしろマクブルームが盗塁決めた。昨日も、失敗に終ったが、秋山翔吾も試みた。昨日の惨状を思えば・・・いや、昨日がひどすぎた。

ソフトバンク・ロッテ戦で、藤井皓哉がプロ初先発。7回無失点で初勝利。

藤井、力みのない投球で、落ち着いてた。いい球投げてた。ムダ球も少なかった。

満塁で無得点というシーンが2度もあったが(2回とも甲斐拓也の打席)、そんな後でも、淡々と投げていた。そして、最終的に7点の援護があった。

床田も、待てども待てども援護がなくても、試合を投げずに、投げていたのに。

2023年2月13日

大瀬良と森下お茶目だったが、カープ余興もいいけど本番もな


2月12日、紅白戦が始まった(13日は雨でお休み)。

選手のプレーは開幕してからが本番。紅白戦やオープン戦は話半分にと思うところもある。でも、1塁のコーチャーズボックスに赤松さんが。これは心躍りました。

紅白戦の結果は鵜呑みに出来ないとはいえ、そこで結果を出さないと沖縄キャンプや1軍行きはつかめない。とりわけ若手は。


そんな中、2年目の田村俊介、12日の紅白戦では攻走守にいいところを見せてくれた。ゆけー。

面構えからして期待したくなる。坂倉将吾のときのように。

坂倉と言えば、ニュースで時々見かけてはハッとする、NHKアナウンサーの糸井羊司さん。顔がちょっと坂倉に似ているなといつも思う(ので、ちょっと見てみてください)。

ついでに言うと、ロッテの佐々木朗希。口元が俳優の浅野和之さんに似てると思う。どうでもいいけど、いつも気になっていたので書いてみました。


12日の紅白戦では、試合開始前、大瀬良大地と森下暢仁がスタメン発表の場内アナウンス。客席からもベンチからも笑いが起こって、な、なごやか~。

用意されていた台本を読み上げただけかと思っていたが、これは新井さんが大瀬良にもちかけたプランだとか。

大瀬良と森下、なかなかやるな。「ティックトッカー、小園」には笑った(名前をコールしただけの選手もいた。全部ちゃんとやろうな)。

これもファンサービスの一環かな。


昨年、カープの試合を見ても心躍ることがめっきり少なくなって、ブログで「こんなのエンターテインメントじゃない」みたいなことを何度か書いた。

落合さんが『落合博満 アドバイス  指導者に明かす野球の本質』で、「プロ野球を映画や演劇と同じように〝エンターテインメント〟と表現する人が増えた」と、こんなことを書いていた。


「どちらも観客を楽しませる娯楽なのだから、同じ括りでいいということなのだろう。しかし、私は強い違和感を覚えている」

「映画や演劇も野球も本場のアメリカでは、映画をエンターテイメントとするのに対して、メジャー・リーグは〈ナショナル・パスタイム〉、すなわち国民的娯楽と呼ばれている」

「その感覚を私なりに解釈すると、エンターテインメントは〝創作〟を楽しむ娯楽で、ナショナル・パスタイムは〝現実〟を見る娯楽と考えられているのではないか」


安易にブログで「エンターテインメント」という言葉を使っていたなと思った。

プロ野球は選手の技術や存在がファンを楽しませてくれる。それは創作物とは別物。

今年のカープ、監督が新井さんに変わって、活気と明るさを感じる。新井さんのファンへのサービス精神も感じる。

昨年はなにかと話題に取り上げられた1年目の新庄剛志監督。チームは最下位だったが、選手たちはのびのびプレーしていて楽しそうだった(後半はどうだったかよく見ていないが)。

でも、チームが明るくても、きつねダンスが可愛くて楽しくても、ファンへのサービスがそこで止まったら、おなかの底からは楽しめない。

今年のカープ、それ以上の楽しみが味わえますように。

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2022年11月18日

「黒田が球団アドバイザーに」が正夢に


11月18日、「黒田博樹が球団アドバイザーに就任」という、突然の吉報。

今月、アメリカの宝くじで、史上最高の20億4000万ドル(およそ2978億円)の大当たりが出たらしい。

それくらいの額がふところに入るとなると、もはや消費レベルじゃない。私だったら、大半を骨髄バンクとiPS細胞研究所に寄付したいな。なんて話をうちでしてたのです。

すると、「カープを買うのはどう? オーナーになったら何したい?」と家族が言うんです。


えぇ~。運営は面倒だな、持病もあるしと言いながらも、あれこれスラスラとやりたいことが出てきた。それだけ変えたいこと、おかしいぞと思っていることがたくさんあるというわけなんですわ。

「黒田に球団のアドバイザーになってもらう」も、その一つ。序盤に口をついて出てきたんですよ。なので、まさか実現するとは!と驚いたのでした。

黒田が引退したとき、球団のアドバイザーになってもらうといいなと思っていたのでした。メジャーでの経験で得たことをカープに採り入れてもらえたら、と。

2016年、リーグ優勝した年、黒田の提案でモチベーションビデオを作り、選手の気持ちを高めたというエピソードがありましたね。あのビデオも黒田がメジャーで経験したことを活かしたもの。

また、『クオリティピッチング』には、ヤンキース時代、メンタルトレーナーがいたという話が紹介されていました。


カープにもそういうエキスパートがいて、選手のケアをしてくれたらいいな。黒田が球団を改革するアドバイザーになってくれたらいいなと思っていたのでした。


でも、そういう話にはならなかった。球団はそんな気は回さなかった。だから今ごろ、こんな話が出てくるなんて。

球団が進めた話だとしたら、もっと早く実現できたはず。新井さんがお願いして実現した話なのかなと思ったら、やっぱりそうだった。(「デイリースポーツ」)

新井さんの監督就任が決まったとき、黒田が投手コーチにもしかして・・・と、ほんのちょっと期待はしたけれど。さすがにそこまで出来すぎた話にはならなかった。

今さら投手コーチなんて泥臭い仕事はしないだろうとも思っていたが(でも新井さんが監督になった今、この先はわからないよ?)、春のキャンプに臨時コーチとしてなら来てくれるかなとは期待していた。

「キャンプ後も、1軍とか2軍とかの枠ではなく、全体を見ていただきたい」と、新井さん。

主に投手に対するアドバイスが仕事のようですね。当たり前か。私としては、球団のあり方にまで進言してほしいくらいです。


新井さんが監督になってから、坂倉将吾の捕手一本化、赤松さんが1塁のコーチに等々、よっしゃ! というニュースが日々とびこんでくる。

キャンプでの、新井さんと選手とのモチベーション上がるやりとり一つ一つをとって見ても、カープが動き出した。そんな感じがする。この3年(プラス1年)の停滞していた空気がスカッとはらわれていく感じ。

トミー・ジョン手術を経た岡田明丈もブルペンで投球を始めたとか。岡田~、黒田さんが来てくれるよ~。
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2022年11月1日

知るのがおそろしかった新コーチ陣、ついに発表


10月31日、ついに来た、新コーチングスタッフ発表。

藤井彰人、石原慶幸、福地寿樹、新井良太ら、新しく就任するコーチはすでに発表されていたが、全貌が明らかに。見るのが、こ、こわい。

その中で、数少ない光を放っていたのが、1軍の外野守備・走塁コーチ、赤松真人さん! 

盗塁は足の速さ(だけ)じゃない。投手のクセをよく観察するなどのコツを、頭使った走塁を、ぜひ教えてあげて!

またユニフォーム姿の赤松さんが見られるのはこの上なく嬉しいです。でも、同時にお身体のことがとても心配です。


あとはなー。東出輝裕は2軍へ。しかし、朝山東洋、迎祐一郎両打撃コーチはそのまま。おそろしいことはやはり起きていた。

バッテリーコーチは石原就任で、倉義和は2軍へ。東出といい、倉といい、まだチームにいるんかーい。やっぱりかという感じだった。

「大シャッフル」と見出しをつけた記事もあったが、いつものお得意の内部循環、ちまちまシャッフル。予想はしていたことだけど。


新井さんの希望が全部通ったわけではないんだろうな。

振り返ってみれば、投手・打撃・走塁・バッテリーと、ほとんどすべてでテコ入れが必要な今季の成績内容。その中で、投手と打撃にはメスを入れられなかった。新井さんはいるけれど。

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』によると、落合さんが監督だった期間、選手・スタッフの選択は落合さんに全て任されていたようだ。

今の中日は、他の球団はどうだか知らないが、中日、太っ腹。というか、ふつうそうなのか? カープのいびつさが目にしみます。指揮を任せるなら、そこまで任せてほしい。


落合さんは1年目、ひとりのクビも切らなかった。1年かけて、戦力となる選手とそうでない選手を見極めた。

1年目のオフ、13人の選手に戦力外通告をした。それだけでなく7人のコーチとの契約を解除したそうだ。その中には、鈴木孝政さんも入っていた。

しがらみがないって、素晴らしいわ。
  

小窪哲也もそのまんま。就任直後、ノックが下手だったという話を聞いたが、その後はいかがですか?

この本では、落合さん自ら、森野将彦や荒木雅博にノックをするシーンが出てくる。森野の数時間にわたって延々と続くノックの話も壮絶だが、荒木が落合さんのノックを受けるシーンは、こんなふうに綴られている。

「常にグラブがようやく追いつく場所へ、ギリギリの速さで飛んできた。まるでボールがノックの受け手をじっと観察しているかのようだった」

落合さんの打撃技術にうなりました。それを思うと、小窪、大丈夫か。カープのコーチレベル、大丈夫か。
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