9月15日(月)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、6対2。
青柳晃洋が日本に帰ってきてからの初登板。
上沢直之がメジャー挑戦して1年で帰ってきたときは「もう帰ってきたの?」と思ったのだが、青柳は7月にマイナーを自由契約。1年もたたないうちにヤクルトと契約。
上沢も青柳も、自分の大事な時間、求められる場所があるならそこで仕事したいと思うのは当然のこと。早く見切りをつけるのも選択の一つ。
ただ、「ちょっと挑戦してみたいから行ってきまーす」みたいに、メジャー挑戦への敷居が以前より低くなったような気がして、ポカーンとする。
実際、そこで活躍できるかはまた別の話で、メジャーの敷居が低いわけではないのだけど。森下暢仁はどっちのコースをたどるのか?(オファーがあればだけど)
でも、久しぶりに青柳の投球を見られるのは楽しみだった。
が、1回、いきなりフォア。羽月隆太郎ヒット、小園海斗、ファビアン、坂倉将吾の連続タイムリーで、まだノーアウト。秋山翔吾の併殺で、もう1点。カープ一挙に4得点。
青柳、4回4失点。かつて制球のよかった青柳がフォア6&デッドボール2と、不調も不調だった。
逆に、不調の青柳から4点しか取れなかったカープ。2回3回4回の得点圏もすべてフイ。
結局、試合には勝ったが、スタメン見たとき、しばし見る気が失せた。
矢野雅哉が7番ショート。9月13日の中日戦、代打で久しぶりにヒット打ったから?
あの日、新井さんは「打撃練習でも打撃コーチといろいろ試行錯誤しながらやっているのは見ているし、何とか矢野に1打席立たせてあげたいなと思った」と話していた。(「日刊スポーツ」)
なんか部活動の顧問みたいです(not 強豪校)。そう思うのはいいけれど、口にされるとチームを指揮する人としてフラット感がなくなる。
よって、小園海斗はサード(佐々木泰はベンチ)。佐々木は最近出ずっぱり。たまの休養かもしれないが(わからんが)、矢野を出すことで全体にズレが生じる。
というより、首位打者のポジションをコロコロするチームなんて、あります?(ドッカーン)
小園はどこのポジションであれ、通常営業、3打点。矢野は久しぶりのスタメンで緊張というか、あせっているというか、最初落ち着きがなかった。落ち着いて、落ち着いて。
玉村昇悟が約1ヵ月ぶりの先発。アドゥワ誠と入れ替わりました。
「打たれても死ぬわけじゃないんで」の名言を放ったアドゥワ。でも、打たれたら出番(仕事)がなくなるから、気をつけて。
玉村によい緊張感と気合を感じた。最初からとばし気味、そのぶん5回1失点で降板したが、援護にも恵まれて、キャリアハイの5勝目。
昨日、守備で落球した秋山にも、気迫とよい緊張感を感じた。3回、青柳のヒット性の当たりを素早くファーストに返球して、ゴロに変換させたプレーにはグッときた。
6回、ハーンが北村恵吾のタイムリーで1失点。4対2。む?
6回ウラ、代打・佐々木ヒット、佐々木にも波がやってきているのを感じる。
ここで、中村奨成にバントのサインを出すベンチには、本日2度目のドッカーンがやってきたが、フィルダーズチョイスでバントがセーフに。羽月のバントもヒットになって、ノーアウト満塁。
小園が2点タイムリーで、また引き離す。よっしゃー。
玉村とお立ち台にあがった小園は、首位打者のタイトル(最多安打、最高出塁率も)について触れられることも増えてきた。
「そっとしておいてほしい」と言いつつ、まわりに騒がれても失速しないメンタルと力量を感じる。このまま行ってほしい。
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