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2025年9月10日

大瀬良も大瀬良だが、極めつけはチャンスで會澤に代打送らなかったベンチ


9月10日(水)、巨人戦(東京ドーム)、4対

CS自力進出消滅。そりゃ、6連敗してれば。

今日も1回は軽快だった。中村奨成、ファビアン、小園海斗が、ビューンビューンビューンと3連打で1点先制! なんという気持ちよさ。

まるで昨日のような展開。ここまではいい、ここまでは。最近、存在感薄いモンテロは浅いレフトフライ。

末包昇大が犠牲フライで2点目。昨日よりは、いい。でも、ここ止まりとも予感させるスタート。


大瀬良大地、6回3失点
。数字だけ見るとクオリティスタート。だが、援護の直後の1回ウラ、キャベッジにホームラン。しっかりせーい。

それでも4回、菊池涼介がレフトスタンドに4号ソロ、1対3

菊池のたまのコレがあるから、前川誠太のスタメンは見送られるのだろうか。守備の安心感が大きいんだろうけど、前川が相手投手にどうコンタクトしてくるのか、見たいです。

で、また援護の直後、4回ウラ、岸田行倫に同点の2ラン。もぉぉぉぉ。


今季、これで巨人との5度の対戦ですべてクォリティスタートの大瀬良。でも、東京ドームでは2018年4月15日以来、勝ちがない。

9月4日、雨でコールド負けしたDeNA戦。平良拳太郎に手が出なかったカープ打線。

平良はマツダスタジアムで、2017年5月に2回6失点(自責4)、今年4月に3回5失点と勝てていなかった。

試合後、「(相性が)悪いというのが一番、自分の中にあった。でも乗り越えたい思いがあった」と言っていた平良に、私は感動した。(「サンスポ」)

大瀬良にも乗り越えてほしかった。


突き抜けられない大瀬良と打線は物足りなかったが、6回の攻撃がまたやり切れなかった。

末包2塁打、菊池のセカンドゴロで、末包3塁へ。佐々木が9球粘ってケラーからフォア。

2アウト1塁3塁で、會澤翼に代打を送らないカープベンチ。大瀬良の代打に秋山翔吾をスタンバイさせていながら・・・。

もしここで、10回に1度の割合で、會澤がヒットを打ったらカッコよかったが、そんなことは起こらず、チャンスは棒に振られた。


新井さんは打率1割台の會澤が打つことを期待していたんだろうか。どうやったらそう思えるのか。

會澤が打てる捕手と呼ばれていたときの残像がまだ残っているんだろうか(何年前の話だ)。一緒にプレーしていた選手には情があって、代打を送れないんだろうか。

そういう人が監督になるのはやっぱりよくないなと思った。藤井ヘッド、なんで止めてくれないの? 

チャンスで仕掛けることもなく終わって、無力感でいっぱい。今季はこういうの、何度もあった。満塁で矢野雅哉そのままとかね。選手のモチベーションは下がらなかっただろうか?


同点のまま、8回、島内颯太郎が先頭打者の泉口友汰にフォア。もぉぉぉ。申告敬遠もまじえ、1アウト満塁で、代打坂本勇人。わ、大物いた。

ここで坂本が勝ち越しの犠牲フライ。満面の笑み。さすがだわ。

9回、マルティネス。會澤に代打大盛穂を送るカープベンチ。今頃・・・。

もう中日との4位争いしか目的がないのか。猛暑なのに秋の風がヒュゥゥゥ。

あとは、小園の首位打者。とれたとしても、チームがこんなでは小園もおなかの底からは喜べないだろう。でも、とっておこう。キャリアは大事。

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2025年9月3日

前川、若くして代打の切り札の風格、エラー誘って逆転!


9月3日(水)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対1

ハーン・栗林良吏・島内颯太郎が無失点でつないだ1点リードの9回、森浦大輔。順番は入れ替わったけど、久々の勝ちパターンリレー。

代打ビシエドがセンター前ヒット。「1点差こわいこわい」だったが、代走三森大貴がけん制死。よっしゃー(実は8回ウラ、代走羽月隆太郎もけん制死していた・・・)。

蝦名達夫のセカンドライナーを菊池涼介が見事すぎるスライディングキャッチ! 

桑原将志、空振り三振で3アウト。カープ、勝ちました!

ここだけ切り取ると引き締まって見えるが、これがCS進出を争っているチーム同士の戦い?という試合だった。


坂倉将吾の休養日。毎日暑いし、休みは必要だ。でも、坂倉と組んでテンポが少しよくなった大瀬良大地。會澤翼とのバッテリー復活でテンポの悪さも復活。

間合いが長くて、イライライライラ。この酷暑に見に来てくれているお客さんと守ってる野手のことも考えーい。

しかも、フォア7コ。極めつけは3回。桑原将志、筒香嘉智、オースティンに連続フォア、1アウト満塁。

佐野恵太ファーストライナー、オースティン戻れずダブルアウトとなって事なきを得たが、ここで大瀬良に叫ばれても・・・。

5回、先頭打者の蝦名達夫にまたフォア。からの、筒香先制タイムリー


大瀬良5回1失点、101球で降板。よく粘ったとも言えるが、東克樹は8回まで一人で投げたことを忘れるでないぞ(しかも自責ゼロ)。

しかし、その直後、昨年から援護と勝ちに恵まれなかった大瀬良が報われることに。

5回ウラ、菊池の打球をショートの京田陽太がファンブル(こういうのはこっちまで痛い気持ちになる)。

佐々木泰ヒット、ノーアウト1塁2塁。會澤バントで送って、2塁3塁。

ここで若くして代打の切り札の風情漂う、前川誠太。やんや、やんや。前川の打球を京田が今度はトンネル(痛たたた)、菊池と佐々木還ってきて、2対1!


大瀬良に勝ち投手の権利が~。エラーがらみの得点であっても、エラーを誘った前川をほめたい。このチャンスでの強さ。

しかし、この直後、前川けん制死。こないだもあったぞ。というか、今日の試合、両チームとも、盗塁失敗やけん制死が多すぎた。ボソボソキレる麺のよう。

6回、ライトの末包昇大がフェンス激突のスライディングキャッチ。8回、佐々木がベンチ際でファウルフライをキャッチ。守備もリリーフ陣の無失点リレーを引き締める。


ヒーローインタビューは誰だ? 大瀬良たしかに粘ったけど、5回だし。前川もよかったけど、タイムリーエラーだし。

おっ、無失点ズのハーン、栗林、島内、森浦でした。リリーフ陣がお立ち台に上がることはあんまりないので、この景色、いいものだなと思った。面白いことは誰一人言いませんでしたが。

中日が阪神に勝って、また3位4位5位が団子状態(大概にせーい)。

明日は髙太一。初めてのローテで疲れもあると思うけど、勝ち運見せてほしいな。

しかししかし、これだけ結果を出している前川をスタメンで出さないというのは、どうなんだ?

2025年8月28日

2日連続で先制点&先発に白星、当たり前の喜び、動き止めてたのはベンチ


8月27日(水)、巨人戦(マツダスタジアム)、対2。

巨人に2連勝! 昨日モンテロ、今日ファビアン。先制点とって今日も先発投手に勝ちがつく。

大瀬良大地は5回3得点の直後、6回2失点(自責1)で降板。

昨日の床田寛樹の完投劇を思えば、床田と並び称するとこまではいかずとも、久しぶりの會澤翼とのバッテリーで6勝目。マルチヒットも。


1回2回、得点圏を棒に振ったカープ。

5回、大瀬良のヒットを起点に、中村奨成2塁打、ファビアンヒット、岸田行倫のセカンドへの送球ミスが飛び出し、2点タイムリーに!

ノーアウト3塁、小園海斗はショートゴロ。小園よ~。

ここで森田駿哉降板。中日の金丸夢斗に続き、「初対戦の投手に弱い」のカープあるあるを覆せてよかった。

モンテロの犠牲フライで3点目!


6回、2アウト2塁3塁で、會澤がパスボール。ここ、私見逃してしまったのだけど、どの程度のパスボールだったのだろう? もし坂倉レベルだったとしたら、代わってスタメンマスクの甲斐がない。

浅野翔吾の2点タイムリーで1点差に迫られる。はわわ。

7回、栗林良吏。得点圏にランナーは置いたが、無失点。一仕事終えて、ベンチに颯爽と走って戻る好青年っぷりが野球選手と思えない。

8回、島内颯太郎は三者凡退。今村猛の記録を抜いて、球団新記録となる116ホールド

経歴も年数も違うけれど、どうか今村のように酷使という勤続疲労の道をたどらないでいてほしい。


風格さえ感じた二人の後、追加点のないまま、9回、森浦大輔。

8回に代走出された小園海斗に代わってショートについた矢野雅哉、中山礼都の打球を好キャッチ&好送球で1アウト。

9回最後まで小園にはショートの守備についてほしい派だけど(だってチームの顔)、こういう矢野の起用は正解な感じがする。

というより、矢野のショートスタメンにこだわって、どれだけチャンスを棒に振った? という話だ。

坂倉将吾のスタメンマスク、栗林のクローザー、末包昇大の4番ほかほか、選手のコンディションを見極めず、ゴリゴリこだわって引き延ばして、ろくなことがなかった。

森下暢仁に至っては、14連敗も記録させて。肩のハリのためではあったが、抹消させたとたん、止まっていたものが動き出した感じがする。

そういう一つ一つを解き放っていくごとに、チームが動きだしてる気がする。こんな終盤になって。


話戻りまして。岡本和真のピッチャーゴロをモンテロが捕球ミス。記録上ではそうなっているが、森浦が焦って送球したように見えた。會澤が捕球すればよかったのでは?

キャベッジにワイルドピッチ&フォアで、1アウト1塁3塁。クローザーは大変です。

リチャードのファーストゴロをモンテロが取ってすかさずホームへ投げ、代走門脇誠がタッチアウト! 逃げ切ったときには、ふぅぅぅ。

ヒヤヒヤものでしたが、DeNAが東克樹で阪神に敗れ、3位とのゲーム差が1に。これは明日、カード3連勝を決めたい(願望)。


ヒーローインタビューは、大瀬良と、ファビアンと、島内。

岡本駿がサプライズ(?)で、島内の球団新記録を祝う(?)段ボールに手描きのお手製ボードを持って現れた。

大瀬良兄さんに手招きされて、一緒にちょこんと記念撮影している岡本の可愛らしいこと。

岡本の、体育会系の香りがしないとこ、大好きです(マウンドでの落ち着きと、日々成長しているところも)。ニュータイプ。

巨人の浅野の、若いのにおっさん風味のあるとこも好きです。人間、やっぱり可愛げが大切です。

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2025年8月20日

絵に描いたような末包の三振、4番目のループ映像もう見飽きた!


8月20日(水)、DeNA戦(横浜スタジアム)、7対

2回にしてすでに、「チャンネル変えようかな」という気持ちに。8月17日のヤクルト戦を思い起こす出だし。

先発の遠藤淳志が4回投げ切れず、6失点。中村奨成、ファビアン、小園海斗が作った満塁のチャンスをことごとく末包昇大が潰すという構図。

今日は、大瀬良大地が3回5失点(2回に6安打で5失点)。アウトがなかなか取れへーん、というヘロヘロ日記。やっと3アウト取れて、うつむいてベンチに戻る大瀬良。そら、うつむくだろう。

昨日、汗びっしょりになりながらも、7回114球投げた床田寛樹を見た後だけに、ないわー。


1回、ファビアンと小園海斗が連打で、1アウト1塁2塁。

末包はまたボール球すべて振って、空振り三振。坂倉将吾はピッチャーゴロ。また4番目で流れが止まるところを見せつけられる。

そう毎回打てるものではないと心得つつ、外角低めボール球を毎回きっちり振っている末包。よっぽど調子が悪いのか?

そんな末包の打順は据え置き。

今日、ファビアンが5打数5安打。月間打率1割台とストッパーだった時期があったことを思うと、長い目で見るのも必要・・・なんだろうけど、もはや末包にポテンシャルがあるのかどうかもわからなくなってきました。


絵に描いたような末包の打ち取られ方。見ていて変化がなさすぎて、ループ映像のよう。この類を見ない成長のなさ(それを言ったら、大竹耕太郎に連敗という最たるものがあるが)。監督時代の佐々岡さんを思い出した。

あっ、それを言ったら今の新井さんも・・・。コンディション不良の栗林良吏のクローザーにこだわったり、何と戦っているのかわからない。

この流れ止めてる4番と5番、一度ロック解除してほしい。


このまま大敗で終わるかと思われた3回、大瀬良フォア、ファビアン&小園がまた連打1アウト満塁で、末包。ここは犠牲フライで最低限の仕事。

もうね、「末包にまわる前に、ファビアンと小園で点を取っておいてほしい」と今日も思った。

8月6日、東克樹から6得点したカープ。まだ3回、まだ4点差。行けなくは、ない。

4回、代打二俣翔一が犠牲フライで、2点目

5回、ファビアンが14号ソロで、3点目


ヒタヒタと迫りました。鈴木健矢が4回5回を抑えて、さぁ、取り返すぞ~。

という6回、高橋昂也が林琢真とオースティンのタイムリーで2失点。これまで、好リリーフしてきてくれた昂也だが、そりゃないよー。

7回、1塁2塁のチャンスで、末包見逃し三振、坂倉ライトフライ。ランナー動けず、またこの光景見せられてからの、モンテロタイムリー。反撃はここまで。


7対4。5対0よりは試合らしい形にはなったけども・・・。

試合後、「打順の組み替えは考えていない」と言いつつ、「明日になったら、どうなるかわからない」と、伏線張った新井さん。(「日刊スポーツ」)

そら、ゆらぐでしょう、ぶれるでしょう、4番目の現状見ていたら。一度変えてみてくれまいか。ループ映像、もう見飽きた、つまらないんです。

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2025年8月14日

現状維持は後退なり


明日から、マツダスタジアムでヤクルト戦。村上宗隆も1軍に帰ってきていますー。

予告先発は森翔平と高梨裕稔。右投げの高梨相手に、カープはまた打線を入れ替えてくるんだろうか。

左投げの大竹耕太郎と髙橋遥人相手に、小園海斗以外は右打者そろえた阪神戦。大量得点と完封負けという、くっきり対照的な結果になった(もう、どうしろと)。


昨日、佐々木泰と前川誠太は守備でミス。菊池涼介だってミスすることはある。場数を踏んでいってほしいと思う。ミスを避けようとして、守りに入られるスタメン組まれるより、ずっといい。

基本、捕手以外は阪神戦でのオーダーで続けてほしいが、またコロコロ変えてきそうで、なんだかな。

守備のミス連発で、阪神打線を2安打に抑え奮闘した大瀬良大地に応えられなかった。でも、エラー以上に、守備のミスを取り返せなかった打線の方に、救いようのない無力感。


昨年の12月、下剋上で日本一になったDeNAの森原康平と伊勢大夢が、横浜市内にある進学塾のトークイベントに招かれた。(「サンスポ」)

そこで伊勢は、「現状維持は退化だと常に思っている。もちろんいつか衰えはくるけれど、それまで現状維持では駄目。そこは大事にしたいし、自分に常に言い聞かせている」と話していた。

ミュージシャンの杏子さんが商社で  OLをしていたとき、会社(社長室?)に「現状維持は後退なり」と貼り紙がしてあったと言っていた。ときどき思い出してしまう。


今のカープ、今季の優勝は無理としても、上に行くつもりでいるんだろうか。

どう見ても、5位と4位を行ったり来たり、現状維持がお好きに見えてしまうわ~。そんなとこで落ち着いてるな!

現場(渦中)にいると、俯瞰して見るのは難しくなってくるのかもしれないが。それどころじゃなさそうな、その場しのぎ感にあふれています。新井さんの中には、ファンにはわかりづらい若手育成のプランはあるみたいですけど。(こちらを参照)


ところで、「現状維持は後退なり」というのは、健やかな人の発想だなと思う。

たとえば深刻な病気になったとき、完治する見込みはなくても、「これ以上悪くならないようキープ。悪くなってなかったらもうけもの!」の気持ちで、細くながーくを目標に生きていくのも一つの発想だと思うようになった。そこで未来を見つけられたら。

唐突ですみません、プロ野球とは別の話ですけれども。プロの球団は、プレーヤーは、上を目指してくださいよ、お願いしますよー。

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2025年8月13日

阪神たった2安打タイムリーなし、おまけに完封される最低のカープクォリティ


8月13日(水)、阪神戦(マツダスタジアム)、対2。

大竹耕太郎から7得点したカタルシスの翌日、今季18度目の完封負けというカープクォリティ。

エラー連発、阪神たった2安打&タイムリーなしなのに、大瀬良大地自責ゼロで負け投手。ボッ!(噴火)

昨日のモンテロのヒーローインタビューとは打って変わって、最低でーす!


3回、髙橋遥人の打球をサード佐々木泰がファンブル。近本光司の打球をモンテロがファンブル。

モンテロは1回にも犠牲バントの中野拓夢をタッチ空振り、今日2コ目のエラー。守備には定評あったのに。

ノーアウト2塁3塁、中野の犠牲で1点先制される。1アウト3塁で、大瀬良がワイルドピッチ、2点目

ここは石原貴規に止めてほしかった。坂倉将吾は昨日に続いてスタメン外。これでは坂倉の代わりに出ている意味がなくなる。


中日戦で坂倉がファウルフライを落球したときのように、「エラーしたならしたで、打撃で取り返してほしい」と思って見ていた。

それなのに、苦手髙橋遥人に5回まで三者凡退のオンパレード。長いイニングを投げるイメージがない髙橋遥人だが、5回終了時点で55球。完投されそう。いや、完封されそう。

6回、佐々木がチーム初ヒット! ノーノー免れたー(そこ?)。

石原バントで送って、1アウト2塁、中村奨成ヒット! 佐々木ホームを狙うが、阪神の堅実な中継プレーでタッチアウト。佐々木に神走塁までは求めませんが、足速くない(タッチもかいくぐれず)。メモしとこ。


7回、小園海斗内野安打、末包ヒットで1アウト1塁2塁も、モンテロ空振り三振、前川誠太ライトフライ。

モンテロ、エラーを取り返す打席ゼロでがっくり。前川は三振ゼロ。前川、打席数はまだ少ないけれど、三振少ない。これは、よいのではよいのでは?

2点ビハインドで、栗林良吏、島内颯太郎、森浦大輔。3人ともノーヒット。

ベンチの気持ちはわからんでもないが、無駄使いされたような気になるほど、打線の援護がまったくなし。


9回、石井大智。小園ヒットで一矢報いるかと思ったが、奨成もファビアンも末包も空振り三振。奨成と末包3球三振(ファビアンは4球三振)。

石井はセ・リーグ新記録の39試合連続無失点を達成。西武の平良海馬のプロ野球記録と並ぶ。お見事!

阪神2安打、タイムリーないのに勝てないとは。大瀬良、怒っていいですよ。

髙橋遥人は7回69球で降板。完封試合で球数が最も少なかったのは、1952年、阪急の柴田栄治さんが近鉄戦で記録した71球だそう。もっとすごい人はやっぱりいたのか。いや、今日はカープがダメダメなんだけど。


昨日、やっと大竹から大量得点したカープだが、これ1回では攻略したとはまだ言えない。

昨日の勝利の背景には、スコアラー陣の奮闘があったそうです。(「デイリースポーツ」)

大竹だけではなく、変幻自在に左腕をリードする捕手・坂本誠志郎に着目して、各打者への傾向を伝え、選手が応えた。「今日はものすごく(対策の)資料が分厚かった」と朝山打撃コーチ。

ほぅほぅ。ていうか、今まで対策やってなかったんかーい(やっぱり)。仕事してなかったんかーい。

「今日はものすごく資料が分厚かった」って。大丈夫なのか、この人たち。

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2025年8月6日

大瀬良6回途中5失点でも、打線が点取れば勝ち投手


8月6日(水)、DeNA戦(横浜スタジアム)、5対

昨日と似たような展開が随所に見られ、何度もうぬぬとなったが、リベンジ果たす。

「勝てない連鎖からもう抜けられないんじゃないか」とドヨンとした一時期の底の状態は脱したかな?(いつ戻るやもしれんが)

1回、小園海斗、末包昇大、坂倉将吾の3連打で2点先制! 3番4番5番が~。 

ただ、坂倉が3塁狙ってタッチアウト(足遅いのに)。「積極的」と「もったいない」の気持ちがせめぎあう。

大瀬良大地も8球で三者凡退とテンポいい立ち上がり。今日は大瀬良に勝ちを、だよ。


2回、菊池涼介が2塁打。も、サードゴロで進塁させられない二俣翔一に悶々。

そんなことしてたら、2回裏、蝦名達夫に同点2ラン。この展開、昨日のよう・・・(ザワザワ)。

4回、モンテロの5号2ランで、2対4! そしてまた菊池が2塁打、二俣ピッチャーゴロで菊池進塁できず。なんだこのリフレイン。

そいて大瀬良ヒットで、菊池ホーム狙ってタッチアウト。「事を起こそうとするのはいいぞ」と、「次、1番打者だから待ってもよかったのでは」がせめぎあう。これもまた本日のリフレイン。


5回、小園2塁打、末包9号2ランで、2対6! ソロより2ラン、2倍2倍。昨年、小園と末包が連動しているとき勝っていたのを思い出す。

5回裏、梶原昂希の2号ソロで、3対6。また昨日の再来?

6回、菊池のサードゴロを三森大貴が悪送球。二俣ライト前のポテンヒットで、3度目のリフレインはなかった!

 1アウト1塁3塁。大瀬良バントで送って、中村奨成のボテボテのゴロを林琢真が悪送球で(DeNAもリフレイン)、2点追加!

3対8、5点リードの6回裏、大瀬良、打たれだしたぞ。山本祐大と林のタイムリーで、5対8

ここで大瀬良から中﨑翔太に交代(今日は火消し成功、不穏も消す)。


7回、DeNAのサードが三森から宮﨑敏郎に交代。三森、辛かろう。で、また宮﨑が好守備見せるんですわ。

その流れで、7回裏、ハーンから宮﨑がヒット。嫌な流れ。佐野恵太へのデッドボールがあったり、もう昨日と似たことが続々起こるが、オースティン見逃し三振で終えたのは気持ちよかった。

8回、島内颯太郎が満塁。DeNAがひっくり返すチャンス。も、代打戸柱恭孝、空振り三振。宮﨑はショートゴロ。今日は行けるか?


9回、森浦大輔。今日は三者凡退で、まさしくリベンジの3セーブ目!

大瀬良に勝ちが~。でも、6回途中5失点、打たれとるやないか~い(東克樹も5回6失点と助けられた)。

でも、投手が打たれても、打線が打てば勝てる。昨年から憂き目にあっていた大瀬良。これからは少しはいい思い、させてあげてほしいわ。


ヒーローインタビューは、3本すべてが得点にからんだ猛打賞の末包。

今日は8月6日。カープの選手は、必ずこの日の勝利についての想いを問われる(昨年の8月6日のアドゥワ誠のヒーローインタビューも忘れがたいものでした)。

「まずは1人の人間として世界平和を願っているっていうのは(ここでスタンドから声が沸き上がる)本当にみなさん思っていると思います」

「そういった日にこうやって活躍できて、勝つことができたっていうのは本当に嬉しく思います」

「当たり前じゃないっていうことをかみしめながら、明日からも頑張っていきたいなと思ってます」

「ひとりの人間として世界平和を願っている」・・・ものすごく共感できる言葉です。今日のヒロインが末包でよかったと思った。

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2025年7月30日

満塁でまた無得点、2試合連続完封負け、いっそ奈落の底まで


7月30日(水)、阪神戦(甲子園球場)、5対

阪神に2試合連続完封負けで7連敗完封負けは今季15度目。

2回、1アウト満塁で、1番秋山翔吾。おそらく村上頌樹との相性のよさで、今日スタメン。

昨日、2イニング連続満塁のチャンスを殺したカープ。ベンチでの秋山がとてもヒリヒリした表情をしていた。

ベンチスタートが多い秋山だけど、「これは何とかしないと」という臨場感というか、当時者感覚があった。

昨年の9月の大失速のときも、ベンチが負のムードに染まっていても、秋山は戦う顔をしていた。顔で野球をするわけではないけど、今、こういう人に試合に出てほしいと思った。


が、打てるかどうかはまた別の話。ショートライナー&飛び出していた大瀬良大地が1塁に戻れず、ダブルアウト。

もう「満塁で点を取れない」がカープのトラウマになりそう。

それでも昨日の床田寛樹と同じ、大瀬良は粘投を続けていたが、4回、2アウト3塁でワイルドピッチ(坂倉止められず)、先制点を与えてしまう。併殺とった後だっただけに、ダメージ大きかった。


6回、大瀬良は中野拓夢にフォアを出した後、アクシデントがあったようで途中降板。ハーンに交代。

ハ、ハーン? 7月26日、森下暢仁がアクシデントで途中降板したときも、中﨑翔太とともに緊急登板して打たれていたよくないイメージが。しかもハーン、月曜休みをはさんで4連投。出ずっぱり。大丈夫なの?

ヒットと大山悠輔申告敬遠で、1アウト満塁。代打ヘルナンデスにフォア、押し出しで2点目。1点目といい、2点目といい、嫌な点の与え方。


8回には松本竜也が、セカンド羽月隆太郎のエラーがらみで、3失点(自責1)。

パワーがないなりに、スタメン起用されたとき覇気を見せていた羽月。こうしたエラーで、「守り」が大好きな新井さんは、また菊池涼介の出番を増やすんだろうか。

複数のポジションをこなせることは選手を生かす道になることもあるだろうけど、羽月も、小園海斗も、二俣翔一も、ポジションコロコロ変えられて(とくに小園!)。菊池もいずれ退くときが来るのに、セカンド育てるつもりはあるのか。


ヤクルト7連勝で、カープとのゲーム差3.5。来た、来た。

いっそこのまま最下位に転落して、新井さんの辞任ロードを敷こう。中途半端な順位では「あと一年」と球団が言いそうだから。途中解任でもいいけど、球団はそうしないだろうから。

ベンチはなぁんにも変えるつもりがない。連敗して当然。悪循環の可視化がすごいです。

選手だけの緊急ミーティングをやっても、何もドラマチックな反撃は起きていないというカープクオリティ。最下位の道もあるが、でも選手には最後まであがいてほしいんですよ。しっかりしなはれ!
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2025年7月16日

7連敗止まって大瀬良に勝ち、「やっと!」が4連発!


7月16日(水)、DeNA戦(マツダスタジアム)、
対3

やっと連敗止まった! やっと大瀬良大地に勝ちついた! やっと4点以上とった! やっとモンテロに2号が出た!  やっと尽くし。

昨日、球団史上66年ぶりの16試合連続3得点以下だったらしいのだが、よくまぁそんな細かいとこまで記録をつついてくるとは。

大瀬良、4勝目。よかった、よかった。でも、「今日、勝てなくても仕方なかった」と覚悟しながら見た試合だった。


1回、先頭打者の桑原将志ヒット。ちょっと家族と話をしている隙に音もなく1点先制されていた。佐野恵太のタイムリーで・・・。ガーン。

DeNA先発はバウアー。防御率4点台。ここ最近の5試合を見ただけでも失点多し。勝つなら今日だ(キラ~ン)。

1回ウラ、大盛穂ヒット、からの2盗。これが大きかった。小園海斗の内野ゴロで3塁へ。バウアーの大暴騰で、大盛ホームイン、1対1に。バウアー、ほんとに調子悪そう。


3回、中村奨成が2塁打、大盛も2塁打で2点目! 小園タイムリーで3点目!

この奨成・大盛・小園の、1番2番3番の3連打にはしびれた。カープの新しい景色を見た気がした。

また2アウトからの出塁だったが、今日は得点につながった。4番ファビアンの前に点をとれてよかった(というファビアン状態はまだ続く)。


ちょっと点取ったら、そこで満足しているように見えるのがカープのいけないところ。

4回、大瀬良、2アウトで松尾汐恩にフォア度会隆輝のファーストゴロをモンテロが珍しくファンブル、ヒットになって1塁2塁。京田陽太タイムリーで、3対2に。

このとき、京田の打球をスライディングキャッチしたかに見えた奨成が、肩を痛めたようで、末包昇大と交代。

肩を押さえてベンチに下がったので、とても心配です。スタメンはれるようになってきたのに。3回の得点劇でしびれさせてくれたばかりだったのに。うー。


6回、モンテロが5月17日以来の2号ソロ! これは嬉しい追加点。

んが、7回、大瀬良が2連打を口火に、宮﨑敏郎のタイムリーゴロで、4対3。また1点差に。も~。

大瀬良、6回2/3、3失点で降板。中﨑翔太にスイッチ。中﨑、フォアは出したものの、今日もナイス火消し。ベンチに戻ってからの笑顔に今日も気持ちがホコホコ温まる。

8回、森浦大輔はいきなり佐野にデッドボール。も、代走三森大貴の2盗を坂倉将吾が刺した! セーフ判定がリクエストで覆った! 助かったー。


追加点ほしいの9回、小園がヒットで猛打賞なるも、続く者なし。いつ負けてもおかしくない気持ちで、9回のハーンを迎える。

ここで強烈な守備固めに入る。小園からセカンド菊池涼介。坂倉から石原貴規。ショート矢野雅哉、二俣はサードへ。

7連敗絶対阻止のため(でなくても)、こういう守備固めはセオリーかもしれないが、逆に選手を信頼していないという露骨さも背中合わせで、こういうことすると負けるかもと胸がざらついた。

坂倉はそうされても仕方ないやらかしは多いが。菊池がいてくれれば安心感は増すが(でも100%ではない)。今日、ショート小園でなかったのはショックだったが、二俣、いい守備見せていたのに。


ハーンがいきなり度会にヒット、代打山本祐大にデッドボール、バントで走者送られ、1アウト2塁3塁。

連敗止めたいけど、大瀬良に勝ちつけたいけど、点とってもらっての失点繰り返してたし、追加点もとれなかったし、負けても仕方ない。と、気持ちにクッション敷いて見守った。

宮﨑が浅いセンターフライで助かったー。桑原フォアで満塁。

打席に蝦名達夫。今日ノーヒット、打率低め。でもこういう打者が最後に打つことってあるし・・・打球が菊池のところへ転がった。勝ちましたー。


ヒーローインタビューで大瀬良も言っていたけど、今日は少年野球の?お子さんのお客さんが多かった(スタンドは例によってガッラガラが目立ってました。昨日よりさらに347人少ない25350人という発表)。

カープが勝って喜んでる子どもたち、可愛かった。何度でも見てたくなった。

もっと喜ばせてあげてほしいなと思った。小園のタオルをもった少年が映ったとき、「君、わかってるやないか」と深くうなづいた。
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2025年7月10日

また大竹に負けリフレイン、変わらないカープ、止まらない阪神


7月9日(水)、阪神戦(マツダスタジアム)、
対3

阪神10連勝。カープは大竹耕太郎に通算12敗目。そら、そうなる。点を取って勝つチームづくりしてこなかったんだから。

阪神は、1番近本光司、3番森下翔太、4番佐藤輝明、5番大山悠輔がみなドライチ。攻撃的打線のしっかり主力。

カープも、1番野間峻祥、2番中村奨成、4番小園海斗はドライチだけど、点取り屋の数で負けてる。


今日、遠藤淳志が昇格、岡本駿が登録抹消(癒し系が~)。また投手の入れ替えのみ。

ルーキー岡本は開幕から1軍スタート。疲れも出てるはず。ここらで休ませるのはいいかもしれないけど、困ったときの岡本みたいに酷使されていたのが気になる。

夏は投手の疲労が増す時期。だぶついてる守備要員を下げて、投手を増やしたら?

いや、チマチマしないで、守備要員を数人まとめて、振れてる打者と入れ替えてほしい。なのに何にもしないまま時が過ぎてゆく。

矢野雅哉がスタメン外れる(何をするのも遅すぎる!)。

代わって8番に田中広輔・・・。結局、田中は7回に代打を出される。それも上本崇司、似たり寄ったりな。林晃汰を呼べー!(怒号、みなさんもご一緒に)


大瀬良大地、1回、近本光司は3球で空振り三振。森下翔太は見逃し三振。いいスタート切った。

ように見えたが、2回、佐藤輝明に先制の22号ソロ

佐藤がドラフト指名されたとき、すごそうなの来た!と思った。でも、それなりの結果は出していたが、思ってたほどでもなかった。5年目の今、本領発揮という感じ。くぅ。

大竹をいい加減打ち負かしてほしいが、仮に打てたとして、それ以上に打たれそうな阪神打線。


2回、坂倉将吾と菊池涼介の連続2塁打で、同点に! 希望の淡い光が一筋。菊池が巨人戦以来、好調。でも、結局、この1点で終わった。

3回、近本ヒット、からの2盗。中野拓夢の打球をモンテロがダイビングキャッチ!も、大瀬良ベースカバーに遅れ、2アウト1塁3塁。

中野も盗塁決めて、スルスル、スルスル、坂倉フリーウェイ。

もし坂倉がFA移籍したとして、移籍先では捕手として起用してもらえるんだろうか。守備が心配です(WBCも心配です)。

森下、申告敬遠。佐藤のセカンドゴロで阪神が2点目


6回、ファビアンと小園海斗が連打、2アウト1塁2塁。ここで、ついに大竹をマウンドから引きずり下ろしたー(カープ負けてるけどな)。

大竹、悔しそう。しかし、湯浅京己に、モンテロ空振り三振。

大竹続投していても、勝ち目があったかどうかはわからないが、早めの手あてでシャットアウト。対照的だったのが、カープベンチ。


108球の大瀬良は7回続投。近本から始まる4巡目の打順。どう考えても、分が悪い。近本ヒット、中野バントで送って、森下タイムリーで、3点目

打たれる(かもしれない)前に交代させる阪神と、打たれてから交代させるカープ。

リリーフ陣の負担を減らしたいから続投させたのだろうけど、そういう貧乏くさい計算(にもなってないわ!)するから、裏目に出る。それなら投手枠増やして負担減らして!(だぶついてる守備要員減らして!)

中﨑翔太が今日もナイス火消し。


8回、石井大智から、代打大盛穂がセンター前に2塁打。久しぶりに爪痕残した。

野間ゴロで大盛3塁。最後のあがき見せてほしいところで、奨成の代打・末包昇大とファビアンは連続空振り三振。ファビアン粘って見せ場作ったが、阪神バッテリーが1枚上手だった。

今日もスタンドでシャッター商店街のような空席が散見された。昨日より300人ほど少なかったお客さん。

天候のせいもあったかもしれないが、負ける確率高い大竹の投げる日に見たいお客さん、少ないでしょう。

覆してくれるのを見たかったけど、またダメだった。こんな状況でも、カープベンチはなんにも変えるつもりがないんだから。

2025年7月2日

奨成の逆転2ランで大瀬良49日ぶりの勝利! ガラガラのスタンドは観客からのメッセージ


7月2日(水)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、
対1

大瀬良大地、8回1失点で3勝目。元気ないヤクルト打線相手だったことは肝に銘じつつ、49日ぶりの勝利を喜びたい。

1回、先頭打者・並木秀尊に先制ホームラン。またか~。と、暑さも相まって気怠い気持ちになった。

のだったが、気がつけば8回に。昨日、12回延長で珠玉のリリーフ陣を無駄遣い(と言わせていただく)があっただけに、助かりました。


昨日の床田寛樹のように、大瀬良にとっても、3回の中村奨成の逆転2ランが、栄養剤になったはず。

今日、過去のブログ記事を読み直していたら、2018年の前半、「大瀬良の日は野手がよく打つ」みたいな文章があって、今と全然違うやないか~い。と、思わずツッコミました。

3連覇した年でしたし、丸佳浩に鈴木誠也もいました。菊池も田中広輔も元気でした・・・(隔世の感)。


ヤクルト先発・奥川恭伸。プロ2年目の2021年、CSや日本シリーズで鮮烈な記憶を残し、これからのヤクルトのエースになる! と期待されながら、翌年以降、コンディション不良。

通年、登板数も少なめ。ちょっと私の中で忘れられた存在になっていました。無事これ名馬って、大事です。

そんな右投げの奥川に、左の大盛穂ではなく、奨成が1番スタメン。もう右左関係なく、これで。そこはベンチの判断に少し安堵した。


奨成のスイングに胸のすく思い。菊池涼介がその前にヒット出塁していたのも大きかった。

一方、菊池とセットで下位打線だった矢野は今日2番。

矢野が2番? 菊池と並べると絶望的な下位打線になるから、分散して、打てる人の間に置いてみた。みたいなていになっている(ように私には思えた)。

1点リードは勝った気がしないのが常のカープだったが、ヤクルト元気がなさすぎた。カープは追加点ないまま、9回ハーンで逃げ切れてしまった。


昨日以上に、ガラガラの空席が目立ったマツダスタジアム。平日だし、猛暑だし、だけなのか。

奨成が打ち、大瀬良に勝ちがついたことは喜びながら、野球を見るワクワク感はずっと半減。

相も変わらず2軍野手は誰も呼ばれず、そっと久保修が登録抹消。菊池と矢野は今日もスタメン。ベンチにも守備固めのいつメン(いつものメンバー)が余剰気味。


新井さんは「痛みを伴う変革」のこと、1年目の「俺は好き嫌いで起用しない」と同様、もう忘れちゃったみたいだし。

もしかしたらオーナーの現場介入があって、新井さんが思ったようにはできない事情があるのかもしれないけれど(それはこちらにはわからない)。

ガラガラのスタンドは、今のカープの野球にワクワクしないお客さんからのメッセージだということを、球団はわかっているのかな。
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2025年6月18日

やっぱりホームランだよね、ファビアン逆転満塁弾!


6月19日(水)、ソフトバンク戦(マツダスタジアム)、
対4

3日前の日ハム戦では7点差をひっくり返されたけれど、今日はカープが4点差をひっくり返した。

6回、ファビアンの満塁ホームラン! 思わず「きゃ〜」と声が出た。こんな華やいだ気分、カープで久しぶり。

5回と6回、イニング跨ぎでリリーフした高橋昂也に勝ちがついたらいいなぁ。と、ほんのり思っていたことが本当になった。

シャイな昂也と陽気なファビアン、ヒーローインタビューは最高の2ショットになった。昂也は4年ぶりの勝利!


スタメンに、1番大盛穂。ソフトバンク先発は左投げの前田純だったけど、大盛。右左に関係なく調子のよい選手を起用、これはよい兆候(というより、そうしないからいつもおかしくなる)。

この大盛が今日もすごかった。初回から連続打席ヒット、連続フォア、相手エラーと、5打席全出塁。盗塁も1つ決めました。これは何か「今、持っている」感じ?

大盛ってスイングが非力で、これまで切り込み隊長のイメージがなかったのだけど、打って塁に出て走って・・・これこそ1番打者では?


大瀬良大地、4回4失点。内訳はこんな感じでした。

2回、あろうことか、プロ初打席の前田にプロ初安打の先制2点タイムリー

3回、ノーアウト満塁。はわわ。だがしかし、栗原陵矢ピッチャーゴロ、ダウンズ空振り三振、秋広優人空振り三振で乗り切った!

4回、パスボールも繰り出し、周東佑京と中村晃にタイムリー0対4に。あー。


しかし、カープ打線の内訳もこんな感じ。1回、1アウト1塁3塁で、モンテロ空振り三振、坂倉将吾ショートゴロ。

3回、また1アウト1塁3塁で、モンテロ空振り三振、坂倉センターフライ。

いつもコンスタントに外野に大きめなフライを打つ、頼りになるモンテロが、今日に限って犠牲フライも繰り出せず。

こんなチャンスを潰す場面を立て続けに見せられたら、大瀬良、こたえるんじゃないだろうか。これまで援護なしが蓄積して層ができるほど、「ノー援護ライフ」を送ってきた大瀬良なのだから。

ちなみに、1回も3回も大盛がヒットで出塁、チャンスのお膳立てをしていたのです〜。


大瀬良の後を受けた昂也は、5回6回を無失点。

5回ウラ、またしても大盛がフォアで出塁。ファビアンもフォア、小園海斗ヒットで、ノーアウト満塁。

モンテロは併殺打で、最低限の1点は入った。坂倉、今度はタイムリーで2対4

さすれば6回、尾形崇斗から菊池涼介がファウルで粘って2塁打。矢野バントで送って、代打・野間峻祥ヒット。大盛フォア、1アウト満塁。

もぉぉぉ。コツンコツンと1つずつしか進めない。ちゃんと進んでいるのだけど、もどかしい。


そこにファビアンの満塁ホームランですよ。6対4と逆転ですよ。もう、ワッショイワッショイですよ。

昂也に勝ちがついた! 嬉しかったけれど、大瀬良にもつけてあげたかった。うぅ〜。

でも、いつでもひっくり返せる2点差(だって7点差だって・・・)。そこに、7回、矢野の2点タイムリー! かなり懐があたたかくなった(いや、7点差が・・・)・

4点リードの8回9回、栗林良吏とハーンのダブルクローザーが余裕(少しね)ある場面で抑え、日ハム戦をリセット。


8回、ノーアウト1塁2塁、セカンドライナーで終わってしまった今日2安打の小園海斗だったが、ボール球をよける体の動きがキレッキレ。ちょっとまるでダンスをしてるようだった。

守備のポジション、コロコロ動かされるという疲れることをさせられているのに、これはしばらく期待できそうです。ショート固定で落ち着かせたら、もっとキレッキレになったりしないかな?(固定して!)

7番菊池、8番矢野というオーダーを見たときには、またか、またなのか、一生やってろと突き放した気持ちになったが(大竹耕太郎戦みたいな?)、振り返ればスタメン野手全員安打。

しかし、なんといっても、調子のよい大盛を右左案件で外さなかったのが勝因の一つに思えた。