この1週間、書ききれなかったあれこれを試合の合間にまとめてお届けします。
〔野球界が動いた〕
8月4日、ついにセ・リーグもDH制を導入を発表。やったー。
ガラパゴス化していた高校野球、東京六大学、関西学生野球も来春からDH制の導入を発表したばかり。外堀埋められて、やっとセ・リーグも決断したか?
と喜んでいたが、再来年からだって? いかにも猶予を持たせる思い切り悪い日本的なところが出てる。とっとと来年からやればいいのに。
あと1年、あの生ぬるいセ・リーグ村を見せられるのか~。早く~。
もうひとつ、朗報です。NPBがリプレーセンターの設置を検討しているとのこと。選手会の要望が受け入れられましたね!
最短で、来春からの稼働を目標にしているとのこと。こっちはセのDH制より早いかも?
かねてから、客観的にリプレー検証(ジャッジ)するスタッフを置いてほしいと希望していたので、ファンとしても嬉しいです。
〔ホームラン打者を抹消するチーム〕
8月4日、林晃汰と久保修が登録抹消。
7月20日と21日、ヤクルト戦で、ホームラン2本打った林を抹消とは。可能性を感じさせてくれていたのに、ガーン。
その後、ノーヒットだったが、それこそ使い続けてこそ育つというもの。ろくすっぽ機会も与えず、降格とは。
「俺は今の子たちを育てていくという気でいる。短期的なことを見るんじゃなく、その先を」と、新井さんは言っていたが、育てている感じが全然伝わってこないんですけど。(「東スポWEB」)
「痛みを伴う改革」とは、「点を取って勝つチームへのシフトチェンジ」だと思っていたのに、守りを固めて試合をつまらなくさせている現状。
いえ、守りも重要です。でもバランスってものが。守りを高評価されている矢野雅哉がスタメンの日は、チャンスの場面での期待感がものすごく下がる。かと言って、今の矢野の守備が鉄壁とも思えない。過大評価しすぎでは?(一度そう思うと、思い続ける節がある)
あんなにファンを魅了してくれたスラッガーとは思えない。人の脳には、自分が得意なこととは別のことをしたくなるところがあるという話を聞いたことがあるが、見事に逆方向へ進むクン。
〔床田の切ない一言〕
先週、大竹耕太郎と村上頌樹先発の阪神戦で、2日続けて完封負け。
大竹と投げ合った床田寛樹は6回1失点で負け投手に。
「僕が点を取られた。それで負けた。僕の責任かなと思います」(「スポニチ」)
違います、打線が点を取らなかったからです。そんなこと、床田に言わせないでほしい。
〔勝たせたい投手〕
中日戦で、髙太一がプロ初先発で初勝利(6回1失点)。支配下登録されたばかりの辻大雅がリリーフデビュー(9球で三者凡退)。遠藤淳志の2年ぶりの勝利も忘れがたい。
3人とも、「勝たせたい」という気持ちになる投球だった。
思い起こせば、森下暢仁の1年目もそうだった。というか、1年目のグイグイ行く森下は負ける気がしなかった。
だけに、中日戦2戦目での4回5失点は、若い投手たちとは対照的に、ちょっと応援できないなと思ってしまう内容だった。
本人は、右手のマメの影響は否定していたが、少しはあったんじゃないだろうか。そうでなかったら、ちょっと心配になる内容。メカニックの問題なんだろうけど。
さすがのグイグイ森下も、数年にわたる無援護に心身ともに疲弊しているんだろうか。弱いチームでもエースとして尊敬されていた黒田博樹みたいになってほしかったんだけど、あれあれ?
新井さんも、森下が突き抜けること、チームを引っ張っていく存在になってくれることを期待して開幕投手に抜擢したのに、なんだなんだ?
ところで、中日戦で着用された、胸番号くっきりのアメフトユニ。最初サンプルを見たときは「え~」と思ったが、実際に試合で見たら、思ってたよりよかった。
ただ、森下は、親戚のうちに泊まって、体格のいい従弟から借りたTシャツ来てる男の子、みたいだった。いつものユニの方が似合ってたかな~。
〔井上監督と新井監督〕
小園海斗のタイムリーで、髙がプロ初勝利をあげた試合。マラーから斎藤綱記に交代して、飛び出したタイムリー。
井上監督は「迷ったけども、小園に対して、斎藤の分がよかったから」と、過去の対戦データを重視したようだ。(「日刊スポーツ」)
小園も「斎藤さん、打ててなかったんで」と苦手意識は多少あったかもしれないが、やってくれました。
新井さんと似てますね。目の前の勝負(流れ)より、データに頼る試合勘のなさ。結果論だけど、助けられました。
明日から9連戦。選手のみなさんはすこやかに。ベンチはヘンなことしないように(絶対またやる)。
よろしければ応援クリックお願いします。