8月2日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、0対6。
今季16度目の完封負け。
負け数が勝ち数の2倍(以上)という開幕投手対決は、髙橋宏斗に完封されて終わる。これで森下暢仁5勝12敗、宏斗4勝8敗。
森下4回5失点。4回には2アウト1塁3塁で宏斗にフォア出して、4失点。援護もなかったが、自滅も早かった。
右手のまめの影響があったんだろうか? もしそうだとしたら、登板回避してほしかった。
宏斗から2安打。これでは勝ちようもない。昨日、プロ初先発の髙太一を勝たせようと同じ方向を向いたチームはどこ行った?
右左案件大好きなわりに、右投げの宏斗に林晃汰をスタメンでぶつけないカープベンチ。8回、2アウト1塁2塁で矢野雅哉に代打も送らず。点とって勝つ気あるの?
以前、森下が林に、「自分が投げるときはエラーをする、大地さんのときにはしないのに」と軽口をたたいたことがあった。そういうことがズバズバ言えるのは森下の俺様キャラなのだろうけど、林が萎縮するやないかーい。
だから今日、林をサードスタメンさせなかったというわけではないだろうけど、そういうこと言ってると返り討ちにあうかも。
7月31日まで、セ・リーグで唯一補強しなかったカープ。
「ウチにはウチのやり方があると思っている。俺は今の子たちを育てていくという気でいる。短期的なことを見るんじゃなく、その先を。3年、5年後を見た時にウチにはウチのやり方があると。そこを見て、目の前の試合も戦っている」と、新井さん。(「東スポWEB」)
ん? 誰のことを言っているのかな? 投手はまだしも、野手は誰を育てているのかな?
今の状態が続いて、新庄監督が花開かせた今の日ハムのような、3年後5年後のカープが想像できない(むしろ焼野原なら想像できる)。
上本崇司がやっと登録抹消。しばらく前まで、堂林翔太や田中広輔も1軍にいた。會澤翼はまだ1軍にいる。
昨年の最終戦で新井さんが言った「痛みを伴う変革」のこと、もう新井さんは忘れてしまっているのかと思っていた。
もしかして、今この状態で、変革しているつもり?
だとしたら、ファンと新井さんの頭の中の乖離はずいぶんと大きい。なんかアホらしくなってきました。そんな真面目な顔して言われても。こんなヒリヒリしない試合続けて。
森下は生気なかったが、5回6回の高橋昂也、8回の辻大雅、9回の岡本駿(お帰り~)はよかった。
2日前に昇格した塹江敦哉は、7回、細川成也に10号ソロ。どうぞそのままUターンなさってくださいと言いそうになる。
7月28日に支配下登録されたばかりのプロ初登板の辻は、チェイビスと山本泰寛を3球で空振り三振に打ち取り、加藤匠馬をライトフライ、合計9球で三者凡退!
ベンチに戻った辻に、選手やコーチたちが次々に声をかけにいき、このときだけ、カープベンチが柔らかで明るい雰囲気になった。2日続けて、若手にいいもの見せてもらった。ほんとにもうココだけ。