12月9日、初めての現役ドラフト。
最初に、カープが戸根千明(巨人)を獲得したと聞いて、経験もある選手、リリーフの厚みを少し増してくれそう。まずまず?という感じ。
そして、カープから放出されるのは正隨優弥と知って、あぁぁぁ。予想してはいたけれど、やっぱりそうなったのかと、どんより。
また一人、優弥が楽天へ(福井優也は今オフ、楽天を戦力外)。
手薄なリリーフを補強し、あふれ気味の外野手を放出。そういうことになるわなと思いつつ、正隨放出はトレードと比にならないくらい後味が悪い。マイルドな戦力外通告のような。
「出場機会に恵まれていない選手にチャンスを」と選手会が訴え、実現した現役ドラフト。
メジャーでは、一定の試合数以下の選手が自動的にリストに登録されるとか。それだったら、フラットな条件だから、こんなに抵抗感ないと思うんだ。
選手会もその路線を求めていたが、最終的には、球団が選手を2名リストするかたちに。選手ファーストではなく、球団の都合優先に。なんか日本ぽい。ウェット。
まだ一年目。今後、いろいろ見直されてはいくだろうけど。
これを機に出場機会が増えれば、選手としては幸い。でも、選手にとっては、リストされるのは「はないちもんめ」みたいな、ちょっと酷なものにも思える。
正隨は今季、1軍での出場なし。2軍で打率を出していた時期も声がかからなかった(今オフ、戦力外通告された安部友裕もまたしかり)。
長打が求められていた時期にも、まったくテコ入れなし。監督もコーチもどうかしてるとしか思えない1年だった。
新監督の新井さんは秋季キャンプで、「俺は好き嫌いで起用しない」と、まず宣言して選手に伝えねばという状況になっていた異様な1年だった。
もっと出場機会を与えられていたら、別の監督やコーチとの巡り合わせがあったら、正隨のキャリアも別のものになっていたかもしれない(安部も)。
その一方で、監督・コーチとの出会い、巡り合わせで花開く選手もいるだろうけど、自分で花開かせることができなかったのも事実なのかな、と。
正隨には、楽天での活躍を願うしかない。バンバン打って目立ってくれー。
ところで、12月10比のW杯カタール大会、クロアチアがブラジルに、アルゼンチンがオランダにPK戦で勝ったとか。
クロアチア戦で、PK戦について事前の打ち合わせがなかったらしい日本。監督のマネジメントにアマチュアっぽさ、感じる。
突然、立候補制と知って、誰も手を挙げる選手がいないからと名乗りをあげ、PK決められなかった南野拓実(三苫薫と吉田麻也も失敗)。
試合後、泣き崩れる南野を「PKを最初に蹴ってくれてありがとう」とハグしたという森保監督。部活じゃないんだから゛。
ノックアウトステージにもなると、接戦の末、PK戦にもつれこむことも。PK戦、あなどることなかれ。
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