2022年12月13日

藤井皓哉と坂倉将吾、4000万以上アップ


12月13日、ソフトバンクの藤井皓哉が契約更改。

気になってました、やっときた。650万円から4350万円アップで5000万円。669%アップはソフトバンク球団最高のアップ率なんだそうだ。

2020年、カープを戦力外。NPB復帰を目指して独立リーグで野球を続け、2022年、復帰がかなった。どころか、ソフトバンクの勝ちパターンに。藤本監督は「今季のチームのMVP」と評価してくれていたようだ。

私にとって、皓哉の復活と活躍は、今年一番のニュースでした(野球関係の)。よかった。本当によかった。

カムバック賞というと、大ケガや病気などから復活した選手に与えられる賞のようですが、戦力外からNPBに復帰しての大活躍。ここまでの活躍、なかなか、ない。私は皓哉にカムバック賞をあげたい。


6月に入籍していたことも発表。いや、よかった。

カープ時代からおつきあいしていた方とのこと。ホークスで活躍して近くなった人ではない。芽の出てない時代から見ていてくれた人。支えあえる人がいたんですね。よかった~。

来季は、藤本監督の意向で、千賀滉大の抜けた穴を埋めるべく先発に転向予定。リリーフとはまた勝手の違う役割。2年目、研究もされるだろうし、またスリリングな1年になります。


カープでは、坂倉将吾が契約更改。4500万円アップの9500万円に。二人とも、もう少しもらっていい気もするほどの存在。

坂倉はな〜。今季、首位打者になって、お正月のリアル野球盤に出る予定だった、私の中では(石橋貴明さんが、「首位打者とったら出て」って、坂倉のことかってくれてたんですよ)。それを思うと、ちょっとそこまでは振り切れなかった。

サードにコンバートされたことが打撃不調と関係していた気がしてなりませんぬ。佐々岡監督とコーチ陣がもっとしっかり見て考えてくれていたらと何度思ったか。


落合博満さんは、『落合博満 アドバイス  指導者に明かす野球の本質』の中で、ズバッと書いていた。

「はっきり言って、選手の野球人生は監督によって左右される」


選手時代の経験からもくる言葉だろうし、自分が監督になったとき、そういうヒリヒリした思いで選手たちと接していたのだと思う。

佐々岡さんやコーチ陣はそういうこと考えていたんだろうか、と思いたくなるような3年だった。

ちなみに落合さんの言葉は、「ただ、それも社会を見れば当たり前のことだ。社会人としての人生は、出会った仕事や上司によって左右されるのだ」と続いています。

新井さんが、「来季は坂倉は捕手一本で」と是正してくれた。これもまた監督の差配によるもの。

坂倉、こんなもんじゃない。振り切って、もっと球界で目立ってほしい。もっと遠くまで行ってほしい。