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2025年9月3日

前川、若くして代打の切り札の風格、エラー誘って逆転!


9月3日(水)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対1

ハーン・栗林良吏・島内颯太郎が無失点でつないだ1点リードの9回、森浦大輔。順番は入れ替わったけど、久々の勝ちパターンリレー。

代打ビシエドがセンター前ヒット。「1点差こわいこわい」だったが、代走三森大貴がけん制死。よっしゃー(実は8回ウラ、代走羽月隆太郎もけん制死していた・・・)。

蝦名達夫のセカンドライナーを菊池涼介が見事すぎるスライディングキャッチ! 

桑原将志、空振り三振で3アウト。カープ、勝ちました!

ここだけ切り取ると引き締まって見えるが、これがCS進出を争っているチーム同士の戦い?という試合だった。


坂倉将吾の休養日。毎日暑いし、休みは必要だ。でも、坂倉と組んでテンポが少しよくなった大瀬良大地。會澤翼とのバッテリー復活でテンポの悪さも復活。

間合いが長くて、イライライライラ。この酷暑に見に来てくれているお客さんと守ってる野手のことも考えーい。

しかも、フォア7コ。極めつけは3回。桑原将志、筒香嘉智、オースティンに連続フォア、1アウト満塁。

佐野恵太ファーストライナー、オースティン戻れずダブルアウトとなって事なきを得たが、ここで大瀬良に叫ばれても・・・。

5回、先頭打者の蝦名達夫にまたフォア。からの、筒香先制タイムリー


大瀬良5回1失点、101球で降板。よく粘ったとも言えるが、東克樹は8回まで一人で投げたことを忘れるでないぞ(しかも自責ゼロ)。

しかし、その直後、昨年から援護と勝ちに恵まれなかった大瀬良が報われることに。

5回ウラ、菊池の打球をショートの京田陽太がファンブル(こういうのはこっちまで痛い気持ちになる)。

佐々木泰ヒット、ノーアウト1塁2塁。會澤バントで送って、2塁3塁。

ここで若くして代打の切り札の風情漂う、前川誠太。やんや、やんや。前川の打球を京田が今度はトンネル(痛たたた)、菊池と佐々木還ってきて、2対1!


大瀬良に勝ち投手の権利が~。エラーがらみの得点であっても、エラーを誘った前川をほめたい。このチャンスでの強さ。

しかし、この直後、前川けん制死。こないだもあったぞ。というか、今日の試合、両チームとも、盗塁失敗やけん制死が多すぎた。ボソボソキレる麺のよう。

6回、ライトの末包昇大がフェンス激突のスライディングキャッチ。8回、佐々木がベンチ際でファウルフライをキャッチ。守備もリリーフ陣の無失点リレーを引き締める。


ヒーローインタビューは誰だ? 大瀬良たしかに粘ったけど、5回だし。前川もよかったけど、タイムリーエラーだし。

おっ、無失点ズのハーン、栗林、島内、森浦でした。リリーフ陣がお立ち台に上がることはあんまりないので、この景色、いいものだなと思った。面白いことは誰一人言いませんでしたが。

中日が阪神に勝って、また3位4位5位が団子状態(大概にせーい)。

明日は髙太一。初めてのローテで疲れもあると思うけど、勝ち運見せてほしいな。

しかししかし、これだけ結果を出している前川をスタメンで出さないというのは、どうなんだ?

2025年8月28日

2日連続で先制点&先発に白星、当たり前の喜び、動き止めてたのはベンチ


8月27日(水)、巨人戦(マツダスタジアム)、対2。

巨人に2連勝! 昨日モンテロ、今日ファビアン。先制点とって今日も先発投手に勝ちがつく。

大瀬良大地は5回3得点の直後、6回2失点(自責1)で降板。

昨日の床田寛樹の完投劇を思えば、床田と並び称するとこまではいかずとも、久しぶりの會澤翼とのバッテリーで6勝目。マルチヒットも。


1回2回、得点圏を棒に振ったカープ。

5回、大瀬良のヒットを起点に、中村奨成2塁打、ファビアンヒット、岸田行倫のセカンドへの送球ミスが飛び出し、2点タイムリーに!

ノーアウト3塁、小園海斗はショートゴロ。小園よ~。

ここで森田駿哉降板。中日の金丸夢斗に続き、「初対戦の投手に弱い」のカープあるあるを覆せてよかった。

モンテロの犠牲フライで3点目!


6回、2アウト2塁3塁で、會澤がパスボール。ここ、私見逃してしまったのだけど、どの程度のパスボールだったのだろう? もし坂倉レベルだったとしたら、代わってスタメンマスクの甲斐がない。

浅野翔吾の2点タイムリーで1点差に迫られる。はわわ。

7回、栗林良吏。得点圏にランナーは置いたが、無失点。一仕事終えて、ベンチに颯爽と走って戻る好青年っぷりが野球選手と思えない。

8回、島内颯太郎は三者凡退。今村猛の記録を抜いて、球団新記録となる116ホールド

経歴も年数も違うけれど、どうか今村のように酷使という勤続疲労の道をたどらないでいてほしい。


風格さえ感じた二人の後、追加点のないまま、9回、森浦大輔。

8回に代走出された小園海斗に代わってショートについた矢野雅哉、中山礼都の打球を好キャッチ&好送球で1アウト。

9回最後まで小園にはショートの守備についてほしい派だけど(だってチームの顔)、こういう矢野の起用は正解な感じがする。

というより、矢野のショートスタメンにこだわって、どれだけチャンスを棒に振った? という話だ。

坂倉将吾のスタメンマスク、栗林のクローザー、末包昇大の4番ほかほか、選手のコンディションを見極めず、ゴリゴリこだわって引き延ばして、ろくなことがなかった。

森下暢仁に至っては、14連敗も記録させて。肩のハリのためではあったが、抹消させたとたん、止まっていたものが動き出した感じがする。

そういう一つ一つを解き放っていくごとに、チームが動きだしてる気がする。こんな終盤になって。


話戻りまして。岡本和真のピッチャーゴロをモンテロが捕球ミス。記録上ではそうなっているが、森浦が焦って送球したように見えた。會澤が捕球すればよかったのでは?

キャベッジにワイルドピッチ&フォアで、1アウト1塁3塁。クローザーは大変です。

リチャードのファーストゴロをモンテロが取ってすかさずホームへ投げ、代走門脇誠がタッチアウト! 逃げ切ったときには、ふぅぅぅ。

ヒヤヒヤものでしたが、DeNAが東克樹で阪神に敗れ、3位とのゲーム差が1に。これは明日、カード3連勝を決めたい(願望)。


ヒーローインタビューは、大瀬良と、ファビアンと、島内。

岡本駿がサプライズ(?)で、島内の球団新記録を祝う(?)段ボールに手描きのお手製ボードを持って現れた。

大瀬良兄さんに手招きされて、一緒にちょこんと記念撮影している岡本の可愛らしいこと。

岡本の、体育会系の香りがしないとこ、大好きです(マウンドでの落ち着きと、日々成長しているところも)。ニュータイプ。

巨人の浅野の、若いのにおっさん風味のあるとこも好きです。人間、やっぱり可愛げが大切です。

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2025年8月23日

髙が作ったいいムードをカープベンチがぶち壊し、森下14敗目


8月23日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、対5。

中日に2連敗、早々に負け越し。

ムード、悪いですね。DeNA戦でせっかく髙太一がいいムードを作ってくれたのに、昨日、森翔平の交代時を見誤ったカープベンチに冷や水あびせられた。

選手がいくらがんばっても、チームの舵取りできない監督相手に、選手が気の毒になる。今日、試合を見るワクワク感がめっきり沈んでた。こういうの、今季何度もある。

しかも、昨日8回、2失点したイニング途中で、坂倉将吾から石原貴規に交代させたのも後味悪かった。


坂倉の守備の不安は目に余るものがある。でも、「正捕手は坂倉」と決めたのは新井さん。

そもそも、坂倉の直談判を受け入れたこと自体も疑問。「僕、図書係やりたいんです」「そうか、任せたぞ」なんて、クラスの係決めじゃないんですから。

それでも、任せると決めたなら、イニング途中で交代させるなんて、信頼してないぞのメッセージ、送らないでほしい。ミスの多い坂倉も坂倉なんだが、ひどいな、と。


開幕時、坂倉不在で、會澤翼や石原貴規がスタメンマスクの試合は、打線がめっぽう物足りなかった。でも、いま坂倉、打撃も不調。

この猛暑、疲労も大きいだろうから(でも自分で捕手やりたいって言ったのは坂倉)、たまにお休みさせてあげては? 會澤や石原出したら?

會澤2軍へどうぞの私でさえ、今日、そう思ってしまった(ほんとは清水叶人や髙木翔斗らに経験積ませてほしい)。

そういうマネジメントもケアもできていないカープベンチ、ひどいよ。


今季、森下暢仁と坂倉のバッテリーが復活して、やった~と喜んでいたのに、ん? 森下、6勝14敗目。目を覆いたくなる負け数。

1回、岡林勇希と樋口正修に連打。2盗を狙う上林誠知への坂倉の送球が、ちょっと逸れたとかじゃない、明らかな山なりの悪送球。その間に1点先制される

これはチームの雰囲気悪くなるレベル。森下もやってられないだろう。

でも、森下もぽんぽんランナー出してるわけで。細川成也のポテンヒットで、2点目

3回、山本泰寛タイムリーで、3点目


3回ウラ、中村奨成がタイムリー!  ファビアン2塁打、小園海斗犠牲フライで、2対3! 

立ち上がりの悪かった森下も徐々に調子を取り戻し、5回6回7回は三者凡退。あ~。寝起きの悪い子がだんだん覚醒するみたいなの、森下多すぎないか?

森下、7回を終えた時点で、91球。このまま投げさせるかと思いきや、7回ウラ、代打を出された(前川誠太、ショートゴロに終わったが、ヘッスラ見せた。もっと打席に立たせてほしい)。

1週間前のヤクルト戦のように、森下降板直後の逆転劇はなく、負け投手の権利だけゲット。


8回、栗林良吏。どの回でも誠実な仕事を見せてくれる栗林、安心感あるわぁ。と思っていたら、細川成也に13号ソロ。う。

9回、辻大雅も、チェイビスに4号ソロ。うぅ。

また、中日に4位を譲る。せっかく3位のDeNAが連敗してるチャンスなのに。なんなの、この2チームの譲り合い。

明日は、常廣羽也斗。やっと見られる~。と思ったら、中日は金丸夢斗。おぉ、こちらもやっと見られる~。

初対戦に弱いカープにすでに暗雲が・・・とならないことを願って。楽しみではあります(小声)。

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2025年8月16日

2ヵ月ぶりの勝利。あれ? 今日のヒーローインタビュー、森下じゃないんだ


8月16日(土)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対3。

森下暢仁、6月13日、エスコンフィールドの日ハム戦以来の勝利(遠すぎる~)。

1回、末包昇大のタイムリーで1点先制も、3回、小園海斗の悪送球やフォアをまじえて、村上宗隆の犠牲フライで同点。山田哲人のタイムリーで勝ち越されてしまう

3回終了時点で森下の球数65球。今日もまたこんな感じなのか。いつぞやの髙太一のプロ初先発のときのように「勝たせたい」と思えないものが。森下にまた悲壮感が。

ところが、4回5回と持ち直して、結局6回108球まで投げた。森下のこの体力、ここは若い投手にも手本にしてほしい。


5回、菊池涼介2塁打、森下フォア、秋山翔吾バントの構えには「この期に及んでバントかよ」と思いましたが、バント失敗。だったが、吉村貢司郎の悪送球でノーアウト満塁。

中村奨成のショートゴロで同点に。結局、ここどまりというすっきり感のなさ。森下の負けはいったん消えた(ほしいのは勝ち)。

森下は体力はある。勝ち投手の権利がつくまで、新井さんは7回も投げさせるのではと危惧したが・・・6回ウラに急展開。


モンテロに
勝ち越し7号ソロ! 森下がベンチ最前線で両手を突き上げるー。やっと来た、この瞬間。

そして、菊池ポテンヒット。森下の代打ファビアンが2ラン、5対2に! わっしょーい!

森下の笑顔が止まらない。でも森下よ、まだ試合は終わってない。3点差なんて、あっという間なんだから。この笑顔が凍り付くことがないままゲームは終われますように・・・。


7回、ハーン。このとき、新井さんは森下を本当に勝たせたいと思っているんだろうかと訝った。スリリングなんです、不安定なんです、今年のハーン。

こういうとき、パワフルではないが、どの場面でも誠実な仕事をしてくれる栗林良吏の方が安心できる気がしたのだが。

1アウトとって、フォア(ほら来なすった)、村上2塁打、オスナタイムリーで、5対3

ここで、栗林に交代。山田哲人を併殺! 栗林、グッジョブ!

8回、島内颯太郎が抑え、9回、森浦大輔。これがまたスリリングなんです。

内山壮真ヒット(出た~)。村上は空振り三振! 代打宮本丈にデッドボール。山田空振り三振!  森浦新劇場でゲームセット。


お立ち台には、モンテロ&ファビアンとともに、2ヵ月ぶりに勝ち投手になった森下がお立ち台に上がるのかと思いきや、打のヒーロー二人だけだった(栗林にも登場してほしいくらいだった)。

ファンも待ってたと思うのだけど、楽屋裏では何があった? 事情はわからないが、森下はけっこう毒吐く系。もしかしたら打線の無援護が露呈されるのを球団側が嫌がったのではないかと我が家では勝手に推測。そんなの、もうとっくに露呈も露呈、みんな知っとるわー。

ところでモンテロの「最高でーす」の発音、いいですね。ジョンソンを思い出します。きっと音感のいい人なんだと思う。

今日は秋山翔吾が1番。スタメン外れたファビアンは代打で思わぬ仕事をした。菊池は8番セカンド。菊池もファビアンの2ランに彩り添えてくれたが、前川誠太がスタメン外れた。

若手に場数を踏ませて、腰を据えて育成に舵取りしてくれたかと思っていたのだが。勝てて終われてよしなのだが、そこは気になる。

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2025年8月9日

延長11回絵巻、前川プロ初スタメン先制タイムリー! 髙7回無失点! 小園の特別なバント


8月8日(金)、中日戦(バンテリンドーム)、11回延長、2対

いろいろ起きたけど、最後は栗林良吏が試合をクローズ。

1週間前、今日と同じマラーとの投げ合いで、プロ初先発・初勝利をあげた髙太一。6回1失点、勝たせてあげたくなる投球と、「何が何でも打ってあげたかった」と打った小園海斗の2点タイムリーが忘れがたい。

2週続けて、そう上手くいくかどうかと見守っていたら、7回無失点3安打と、予想を超える結果。

しかも、8番セカンドでプロ初スタメンの前川誠太が、2回、先制の2点タイムリー! 2試合連続タイムリーで、今日マルチヒット(3打席連続ヒット)。

今日、試合前の練習でアクシデントがあったらしく、小園がスタメン外れる。ショック。最初、試合を見る魅力が半減しそうだったが、髙と前川がグググと持ち上げてくれた。


8回、マラーがフォアを2つ出して降板。8回途中2失点。

先週は、6回途中2失点。小園の打席で齋藤綱記と交代になり、勝ち星が消えていった。まるで床田寛樹らを見ているよう。

中日と2週続けて試合していると、なんか同士のような気分になってくる。

でも、あれですね。たぶん阪神とは2週続けて試合しても、同士とは思わないでしょう。全然相手になってないから(カープが)。中日とは4位5位を0.5ゲーム差で争っているどっこいどっこい同士で、感情移入しやすいのかも。


このままいけば、髙は2勝目。ヒーローインタビューは前川。ただ、7回まで追加点がうんともすんとも入らず、これは相手に流れが渡るパターン。

8回、ランナー出したものの、島内颯太郎が抑える。

下位打線にまわる8回はお疲れ気味の森浦でどう? と思ったが、たぶん頭の中が「9回森浦」になってる新井さんはそうしない。



9回、1アウトとって、岡林勇希の打球が森浦のグラブをはじき、あわてて取りにいった森浦がファーストへ悪送球。岡林2塁へ。

来た、来たよ、流れが中日に。4番細川成也が同点の11号2ラン。髙の2勝目、消える。ごめんね、ごめんね。

その後も、フォアや石伊雄太のヒットで、1アウト1塁2塁。途中出場の土田龍空の打球がライトに。ギャー。

だったが、この回からライトの中村奨成が好返球して、本塁タッチアウト! サヨナラ免れたー(でもごめん、髙)。


10回、中﨑翔太。2アウト2塁で、ワイルドピッチ(=パスボール)、ランナー3塁へ。もぉぉぉ。でも岡林勇希セカンドフライで助かった。

坂倉のこういうのを見るたび、打てる捕手と呼ばれているには守備をカバーするほどには打ってない! とプンスカしていたら・・・

11回、坂倉将吾が2塁打、グッジョブ!(代走羽月隆太郎)

ノーアウト2塁で、モンテロに代打小園。バントの構え


いつもなら「小園にバントさせるなー」と強く思うが、練習中のアクシデントで、おそらく全力疾走できない状態。走れない小園にベンチはバントを託した。

小園でなくともチャンスでバントなんてといつも思うのだが、ベンチの判断はさておき、この状況でバントを決めてランナーを3塁に進めた小園はえらかった。

このバントが流れを呼んだのかと思ったほど。マルテがワイルドピッチ、羽月ホームに還ってカープ勝ち越し

マルテに助けられた形に。こういうシーンも同士としてはほろ苦い。他人事と思えないので。でも、坂倉打って、走れない状態の小園がバントを決めて、勝機をつくったのはカープ。


11回裏、栗林。2アウト2塁で、石伊にデッドボール。やめて~。久しぶりの代打中田翔の顔はこわかったが、空振り三振!

通常、ヒーローインタビューは決定打を打ったバッターらが選ばれるものだが、ヒーローのいない勝ち方。ヒロインはいったい誰?

 先制2点タイムリーを打った前川が出てきた。あー、最初の願い通りになった。「暑い中、ご声援ありがとうございます」と、ちゃんとしている。楽天の宗山塁みたいに顔が小さい。

7回から守備固めとして菊池涼介が出てきたけれど、前川、セカンドの後継者として育ててほしい。小園や羽月らをポジションころころするのはやめて。

グダグダと言えば、そうなのかもしれないけど、投打で若手が力を発揮、勝って終われてよかった。問題は、明日の森下暢仁です。

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2025年8月4日

勝たせたくなる遠藤の投球、末包の決勝弾、カード勝ち越し、久しぶり尽くし


8月3日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、対1。

遠藤淳志、6回1失点で今季初勝利!

2023年9月14日(ヤクルト戦)以来の先発、2023年4月6日(阪神戦)以来の勝利。

そしてカープ、6月27日~29日の中日戦以来のカード勝ち越し。約1ヵ月ぶりが物語る夏の惨状。

7月9日に昇格して以来、ビハインドリリーフだった遠藤。玉村昇悟、佐藤柳之介が抹消され、先発のチャンスがまわってきた。

あれ? なんかとってもテンポいいぞ。1回、10球で三者凡退。2回も三者凡退。見ていて気持ちがいい。


1回、坂倉将吾が松葉貴大から先制タイムリーを打つが、3回、石伊雄太の2号ソロで同点にされる。

ルーキーでキャッチャーの石伊、雰囲気あっていいですね。近大高専~近畿大工学部(理系)というプロ野球選手には珍しい経歴も、面白い。

5回にはサード小園海斗がダイビングキャッチで、遠藤をバックアップ。ころころポジションなのに健気。時々ちょっと泣きそうになる(新井さんの小園の扱いが雑なのとセットで)。


遠藤、6回を74球で投げ終える。これは1戦目の髙太一と同じ、勝たせたい投球。

そこに出た! 6回ウラ、末包昇大の勝ち越し8号ソロ! 

7月1日のヤクルト戦以来のホームラン。その前が、5月15日の巨人戦。カープ低迷の要因の一つは末包の不発にあったと言っても過言ではないでしょう。

2日前の小園の逆転タイムリーのときの髙のように、遠藤もベンチ前線で両手を突き上げたー。

今日は遠藤と末包のヒーローインタビューが見たいな~。あぁ、でも思った通りに事が運ばないのがゲーム。願うのを自重した。


7回、島内颯太郎が三者凡退!

8回、栗林良吏。は、いきなりフォア。石伊のバントがヒットになって、ノーアウト1塁2塁。

やっぱり思った通りにはいかないか~。いや、土田龍空がバント失敗。代打ブライト健太が併殺! 栗林、渋い!


追加点が入らないまま、9回、森浦大輔。2アウトまでこぎつけて、上林誠知が内野安打。ワイルドピッチで2塁へ。9回のプレッシャーがヒリヒリ。

細川成也、敬遠気味のフォアで1アウト1塁2塁。

このとき、画面から目を離していたので、戻ったときには事情がわからず、なにかプレー外のトラブルがあったのか、球場の雰囲気が妙だった。アナウンス(音響機器)のトラブルがあったのですね?(後で知る)

ボスラーの伸びた打球を末包がランニングキャッチで試合終了! 末包、グラブで顔を隠しながらも満面の笑み。

音響トラブルによる、あの妙な間(ま)に左右されることなく、終われてよかった。


やったー。遠藤と末包のヒーローインタビューが見られる~。

はずが、音響トラブルのため、ヒロインは中止。やっぱり思った通りには行かなかった(別の事情で)。

こんなことある? こんなとこまでカープクオリティ?


今日は、1番センター久保修。全然気づかなかったけど、新井さんは若手を育ててるつもりではいるらしい。(「東スポWEB」と昨日のブログをご参照ください)。

久保はこれから活躍してほしい若手の一人。でも、この抜擢を育成というより行き当たりばったりに感じてしまうのはなぜ?

打てる雰囲気ないのに、変わらず矢野雅哉はスタメン。これも育成の一環なのか。しかし、適材適所を見極めることも監督の仕事。今日もまた攻める気はないのかぁぁ。と、毎回悔しい気持ちになる。

9回、石原貴規が守備固めに。守備固めを出される正捕手って、なんなの? 

今日は遠藤の好投あって、笑って終われたけど、チームの土台自体がグラグラな感じがする。新井さんには未来図があるらしいが、行き当たりばったりに見えるのよ~。

2025年8月2日

髙太一プロ初勝利! 小園逆転タイムリーで決めた!


8月1日(金)、中日戦(マツダスタジアム)、対1。

髙太一(たか・たいち)、プロ初先発で初勝利!  思わずフルネームで呼びたくなる名前。九里亜漣のように。

ヤンキース時代、イチローが黒田博樹のことを「勝たせてあげたくなるピッチャー」と言っていました。石原慶幸も岡田明丈のことをそう言っていました。

髙も、そんな勝たせたくなるピッチャー感があった。

「(立ち上がり)震えが止まらなかったんで、どうにか腕振っていこうと思って、腕振ったら震えが止まった」と言っていた高。

瑞々しい緊張感あふれるピッチング(そして、かわいい)。これは絶対勝ちをつけてあげたいと思った。


1回、3回、得点圏にランナー置いても踏みとどまったが、4回、石伊雄太のタイムリーで1点先制される。

でも、5回6回は連続三者凡退。6回1失点(93球)、上々のデビュー登板。

このプロ初先発で勝たせることができないなんて、許さーん。そんな気持ちで見ていた。

マラーとは今季4対戦目。どうにも手が出ない相手ではないと思うのだが、5回までファビアンの2塁打だけ。


高がマウンドを降りた6回ウラ、矢野雅哉ヒット、代打上本崇司のバスターで2塁へ。ファビアンフォアで、2アウト1塁2塁。

ここで井上監督がマラーから齋藤綱記に交代告げる。

齋藤も嫌なピッチャー。でも、打ててなかったマラーを代えてきた。選手はがんばっているけど、監督がちょっとズレてる感じの中日、やってくれました(他人事と思えない・・・)。


ここで、小園海斗が逆転の2点タイムリー! 髙に勝ち投手の権利が~。 ベンチ前線で応援にまわっていた高が、両手を突き上げた~。

「絶対に点を取ろう」という円陣の後、小園は「何が何でも点を取ってあげたかった」と。それよ! 

見たか、新井さん、小園にもうバントなんてさせないで(いや、絶対またやる)。

そして打撃陣には、毎回、先発投手を勝たせてあげたいという気持ちで打席に立ってほしいと思った。


1点リードでは心もとない7回、1アウト3塁、代打秋山翔吾のゴロをセカンドの辻本倫太郎がホームへフィルダースチョイス、大盛穂ヘッドスライディングで1点追加! 秋山先輩に久しぶりの笑顔が~。

ここまで来ると、リリーフ陣が打たれないことを願うばかり。昨日、無失点リリーバーズが連日出勤。

7回、中﨑翔太。だったが、山本泰寛の打球が足に当たって、たった1球で降板。栗林良吏は緊急登板だったけど、無失点、グッジョブ。

8回森浦大輔、9回島内颯太郎。栗林・ハーンのダブルクローザー体制から、森浦と島内のダブルクローザーへ。

9回は〇〇と決めつけるより、打順に応じた分散体制、今のカープに合っている気がする。二人とも三者凡退。島内は今日も三者連続空振り三振


久しぶりに勝ちを喜ぶことができた(勝つこと自体がカープには久しいんだけど)。

ただ、左投げのマラーに、羽月隆太郎や矢野、大盛をスタメンさせるなら、林晃汰を出してほしかった。林は打球がよく見えている状態だったのに、また温存(新井「俺は好き嫌いで起用する!」)。

そういえば中日は、今日も打率の低い選手を2番に置いていた。攻撃的でない古いタイプの野球が新井さんと重なって、中日に負けたくないわと思う(どっちもどっちか)。

ところで今日は、アメフト風限定ユニの日。背番号ならぬ胸番号がドーンと目立つユニ、お知らせで見たときは、「ないわ~」と思っていた。が、グラウンド上で遠目に見ると、赤と紺の配色もくっきりしていて、思ってたよりいい感じだった。

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2025年7月31日

満塁の呪い解けて7連敗止まったが、喜びもそこそこ


7月31日(木)、阪神戦(甲子園球場)、3対

連敗7で止まる。7月16日以来の勝利。

ホッとしたけど、爽快感は薄味。阪神は負けて悔しかったでしょうけれど、痛くもかゆくもない。

1番秋山翔吾、2番ファビアン、3番小園海斗、4番末包昇大、5番坂倉将吾、6番モンテロ、7番菊池涼介、8番矢野雅哉。

ファビアンの打順、やっと動かした。しかし、下位に菊池&矢野コンビ。新井さんは結局、こういう野球がしたいんだな。

しかし今日は、9番目の打者が大きな仕事をした。


カープ苦手の伊原陵人、調子悪そう。1回、秋山フォア、ファビアンの打球を伊原が悪送球、ノーアウト1塁2塁。

ここで小園にバントのサイン。はぁぁぁぁ。なんてつまらないことしてくれるんだ。首位打者候補にバント? ボッ!(噴火)

出だしのチャンス到来に冷や水かけられた気分。2ストライクになった時点で小園はヒッティングに変えて、ライト前ヒット。最初から打たせろー。

さぁ、カープトラウマの満塁です。しかもノーアウト。末包のバウンド高い打球がセンター前ヒットとなって、2点先制。満塁の呪い、解けた・・・。

なおもノーアウト1塁2塁で、坂倉もバントの構え。ハ? ピッチャーゴロでバント失敗。先制してるのに、負けてる気分になる。こういうベンチに。

モンテロヒットで3点目が入るも、ベンチへの不信感は増し増し。


1回ウラ、森が近本光司にフォア。おーい。佐藤輝明タイムリーで、1対3に。

3回、中野拓夢の打球が風に流され、ファビアンのグラブ弾いて、フェンスぎりぎりの森下翔太の犠牲フライで2対3。1点取っても、悔しがっている森下。カープとの違い感じる。

4回、矢野ヒット。森、サード佐藤のフィルダーズチョイスで出塁(今日は阪神に助けられてます)、秋山ヒットで1アウト満塁。

ファビアンのショートゴロで、2対4。2度目の満塁でも得点(小園フォアで3度目の満塁は、末包凡退)。


4回ウラ、大山悠輔の打球をセンター秋山が落球。これを引き金に、熊谷敬宥のタイムリーで3対4。ジリジリ来るわよ。あっという間よ。

5回、2アウト1塁3塁で、森に打席がまわってくる。

6月22日の楽天戦、2点ビハインドの4回、2アウト満塁で、森の続投を諦め、代打中村奨成で逆転した。

どうするベンチ? 今日は森を打席に立たせた。2番手のネルソンから、なんと森がプロ初タイムリー、しかも2点

こんなこともあるのね。この2点は大きかった。阪神相手に3点リードは安全圏でもなんでもないけど、ベテラン秋山のエラーの不穏な空気を森が救った。


7回、矢野がショートライナーで菊池飛び出しダブルアウトとか、8回、代走大盛穂のけん制アウトとか、いろいろあったけど、栗林良吏、中﨑翔太、島内颯太郎が三者凡退リレー。

9回、森浦大輔が、大山にヒット打たれたり、ワイルドピッチで進塁させたり、9回ならではの緊張を感じたけれど、プロ初セーブ!

ファビアン2番で重たかった打線が動き、モンテロは猛打賞。小園と末包でまた打点をあげてほしい。坂倉は元気ないな。菊池&矢野コンビに落ち着くベンチ、結局変わらないベンチにはモヤモヤ。


ヒーローインタビューは、もちろん、森。5回3失点ながら、投打で粘って5勝目。

「お待たせしました」の一言でもほしかったが、7連敗がなかったような、相変わらずのテンプレ回答。

秋山や菊池、末包なら、ひとひねりしたこと言ってくれたと思うが、平常運転なのはそれはそれでよかったのかな。

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2025年7月27日

5連敗、追い上げ見せたが「1点の壁」が超えられない


7月27日(日)、巨人戦(マツダスタジアム)、対6。

ヤクルト戦から地続きの5連敗。1点差の壁が超えられない。

それでも5点ビハインドの5回、會澤翼、代打モンテロ、秋山翔吾3連打。からの、大盛穂3点タイムリー!大盛よくやった! プラス、小園海斗のタイムリーで5対4、1点差に!

まだノーアウト。ここで終わると、たいてい勝ち抜けないカープ。だから一気に逆転しないと。

というチャンスの場面で、ファビアン、二俣翔一、林晃汰が凡退。そう簡単にポンポン行かないのはわかっているけど、ここで攻めきれないカープの勝負弱さよ。


あと、2点ビハインドの8回。大勢から坂倉将吾2塁打、代打羽月隆太郎のセカンドゴロで3塁へ。1アウト3塁、林、行けー。浅すぎるショートフライ。もぉ~。

しかし、代打野間峻祥が3塁打でランナー返した! 野間よくやった! 1点差、追加点モアモアだったが、モンテロ空振り三振。

見せ場は作った。もうちょっとなのに、その1点(勝つには2点)が相変わらず遠い。足りない。


スタメンに迷走感がほとばしっていた。8番會澤。あくまでも佐藤柳之介の日は會澤なのね。

そのわりに、5番坂倉ファースト。それならいっそ、坂倉スタメンマスクでよくない?

その會澤が5回の追い上げ劇の口火を切ってくれたのだが。ただ、佐藤は3回で降板していた。會澤に代走出して、坂倉キャッチャーに回す手があるのに、會澤そのまま塁上に。代打モンテロもそのまま塁上。

ってことはモンテロをファーストに回す可能性あり? だったら坂倉、キャッチャーに回して、會澤に代走でよくない?

結局は大盛の3塁打で、足の遅い會澤もモンテロも還ってきて事なきを得たのだけど、なんか中途半端なベンチ。


6月29日、中日戦でのプロ初登板、落ち着いたマウンドさばきで、カープに期待の星が現れたと思われた佐藤

登板を重ねるごとに、6回 → 5回 → 4回 → 3回と、イニングが減っている。先発の役目が果たせていない。今日は3回4失点で自己ワースト

新人でこれからの人ではあるが、今のところ、初登板が一番よかったアンダーソン状態。今日は制球が定まらず、テンポ悪かった。次回から會澤にこだわる意味、ある?


5回、イニング跨ぎの遠藤淳志が岸田行倫に3号ソロ打たれたり、8回、ハーンが丸佳浩のタイムリーで1失点したり、打線が引き寄せた波を引き離す現象も。今日も投打がかみ合わなかったといえば、かみ合わなかった。

ところで、1点ビハインドの追い上げたい展開で、8回ハーン、9回森浦大輔だった。

オールスターでの森浦を新井さんは見てたんじゃないかな。ハーンの不安定さも鑑みて、9回森浦を試みた気がした。


佐藤が3回で降板したが、打線が追い上げ、勝ちパターンがビハインド展開で登板。6回、栗林良吏。ランナー出しても最後はキャベッジ空振り三振。

勤続疲労で1年目の力はないけれど、どんな場面でも最善を尽くそうとする姿勢は栗林だなと思った。それもまた力量。お手本にしてほしい。

打線はなんとか食らいつこうとするシーンもあったので、ベンチの采配(選手起用)を普通にしていただけたら、もうちょっと乗り越えられないかな。その普通が難しい、カープベンチ。

来週は阪神戦・・・。ヤクルトも勢い出てます、来てます、来てます。頂上も真下も大変ですよ。

2025年7月13日

中日に3タテ6連敗、遠征中でも投手入れ替えるなら野手も!


7月13日(日)、中日戦(バンテリンドーム)、3
10回延長サヨナラ負け。

カープ6連敗。10連敗くらいしてる気分だったので、意外と少なかった(わけない)。

チャンスで点を取る確率は2分の1。毎回打てるとは限らないが、今日、中村奨成と末包昇大とモンテロは猛打賞カープ14安打、中日7安打

勢いの差なのか何なのか、サヨナラ勝ちで5連勝の中日が眩しく見えた。


ラッキーボーイに期待したが、佐藤柳之介4回2失点で降板。初登板のときのようにはいかなかった。

1回、2番田中幹也にフォア(カープの2番は羽月隆太郎。この両チームのいまどきでない2番打者観が似ていて、ちょっと引く)。

田中がスルスル2塁3盗。昨日、デッドボールの上林誠知に代わって、3番はブライト健太。上林も嫌だが、ブライトはブライトでこわい(パワー)。

ブライトと細川成也のタイムリ-であっさり2点先制される

でも、最終的に負けが消えてしまうのは、佐藤やっぱりラッキーボーイ? チームの勝ちにつながったら、ほんとのラッキーボーイになれたのに。


2点ビハインドの5回、栗林良吏。早めに仕掛けたというより、現在の大谷翔平のスモール版、投げながら調整みたいな登板に思えた。

6回、末包昇大とモンテロがヒット、菊池涼介の2塁打で2対2に。

2アウト2塁、まだ得点圏。もう佐藤も降板していた。會澤翼に代打坂倉将吾を送ってほしかったが、そのまま。

点が取れなかったとしても、その方が相手は嫌だろうに、なんか悠長カープベンチ(そういうとこ)。8回のチャンスで結局、會澤に代打坂倉出すのに。


同点になったことで、6回島内颯太郎、7回中﨑翔太、8回森浦大輔(大事に至らなかったが、また坂倉パスボール、あーあーあー)、9回ハーンが出動、延長戦に突入。

7回8回9回10回ともカープは得点圏。ファビアン、代打野間峻祥、末包、奨成がそろって凡退。

9回、ちょっとした見せ場が。羽月隆太郎が絶妙なセーフティバントで出塁。

2盗を決めたとき、田中と交錯。足を引きずって、治療のためいったんベンチへ戻るのだが、ベンチの階段を下りるのも辛そうだった。田中は悪くないのに、めちゃめちゃ心配そうだった(人としてまっとうだ!)。

羽月が戻ってきたときにはホッとした。が、ファビアン申告敬遠、末包サードゴロで出塁活かせずじまい。


ところで今日、滝田一希が登録抹消、松本竜也が昇格。リードでもビハインドでも出せる投手がほしかった。松竜はどうしたー? と思っていたところだった、よしっ。

・・・遠征中でも投手は入れ替えるんだ。なら、野手も!(こっちの方も切羽つまってるぞ!)

10回、昨日、のびやかな三者連続空振り三振を見せた遠藤淳志。ただ、昨日はビハインド。今日は同点のプレッシャーかかる場面。

今日ノーヒットの田中にヒット。ブライトのバスターエンドランが菊池の送球エラーで決まり、細川申告敬遠で、ノーアウト満塁。からのボスラー決勝タイムリー

負けのピースが一つ一つ嵌っていくこの感じはいったいなんなのだ。


先発投手には最低5回、できれば6回は投げてほしいという試合になった。いや違う。ヒットは出るのに決められない打線です。

そろそろ雨が降らないかな・・・みたいな感じになってきた。でも野球の試合は自然現象じゃないです。人が動かすものなので、雨ごいして待ってないで動かして。

来週、いい加減、野手の入れ替えしてくんないかな。なかったら・・・(考えただけでこわいこわい、それ終末期)。

2025年6月29日

佐藤柳之介の初登板初勝利で、マズい采配の影薄れたが


6月29日(日)、中日戦(バンテリンドーム)、1

ドラ2の佐藤柳之介がプロ初登板、初勝利! 

試合前、スタメン見て、「カープベンチ最低」な気持ちになっていたが、試合中、佐藤の投球がそれを忘れさせてくれた。

6回2失点。ストライク先行で、中日打線ほぼタイミング合わず、打たれたヒットは2本だけ

球速がアップするとさらによくなりそう。頼もしい選手が加わり、先発ローテに刺激が(野手は野手は?)。


緊張していたかもしれないけれど、終始落ち着いて見えた。ランナー出しても、バント処理も、落ち着いていた。打席では、松葉貴大からプロ初ヒットも。

僅差のゲーム。8回と9回、中日にランナーが出ても、ベンチで落ち着いて見えた。森翔平が「自分の勝ちが消えるんじゃないか」とハラハラ目を泳がせながら見届けているのとは格段に違う落ち着きを感じた。

ヒーローインタビューもまた落ち着いていた。今日はいいもの見せていただきました。


スタメン見たとき、冷え切った。左の松葉へ今日も超安易、2番上本崇司、(7番菊池涼介)、8番會澤翼。

今季最もワクワクしないオーダー。始まってみないとわからないけど、これで勝つつもり? ルーキーの初登板に嫌がらせかと思いました。

上本はカープの天敵・松葉に相性がいいとか。ほーん。たしかに1打席目、ヒット(3番小園海斗が併殺にしてしまふ)。松葉的にはちょっと嫌かもしれない。
 

げんなりしたスタートだったが、佐藤、大きなピンチはなく、3回、1アウト1塁2塁で岡林勇希を併殺!

4回、今日4番のファビアンが先制の10号ソロ!

1点リードでは勝った気がしないのは、昨日と同じ。ずっとヒットが出ていなかった5番末包昇大が3塁打。

まだ1アウト、追加点ほしいところで、6番モンテロが浅いフライ(おーい)。

6回、奨成が2塁打! 上本バントで送って、1アウト3塁で小園が浅いレフトフライ。こんなんばっかり。へな~。

と、なった直後、ファビアンタイムリーで2点目!


7回、モンテロヒット!  菊池バントで、代走・久保修2塁まで進むが、代打・野間峻祥が空振り、久保飛び出して、けん制死。あぁぁ。

7回、島内颯太郎は三者凡退。

8回、栗林良吏が不安です。選手のことを見ていないカープベンチは、昨日三者凡退だったからと栗林を送り出すんです(どうせ)。

ヒットとフォアで、1アウト2塁3塁、森浦大輔に交代。岡林勇希のセンターフライを途中から守備についた大盛穂がダイビングキャッチ! 犠牲フライの1点ですんだ

追加点ないまま、9回、ハーンで試合無事終了。カード勝ち越し。


例によってロースコアゲーム。よく勝てたな・・・。佐藤に白星贈れて、ほんとによかった。

だいたい中日も、打率1割台と低迷している田中幹也が2番。思考が似ているのか、古いタイプの野球。

會澤のスタメンマスクについては、「ルーキーだし、ベテランの力を借りようと思って」と、新井さん。(「日刊スポーツ」

「今日は本当、守り勝った試合だったと思います」という言葉にも胸がざらつく。


なんとか逃げ切ったけれど、得点を取りに行く甘さは随所に(スタメンからして)。

7回、1アウト2塁で、會澤そのまま。佐藤に代打出すつもりなら、ここで會澤に代打で積極的に仕掛けていく手もあったのに。

「これで勝てた」と満足して、これからもこんな消極的な試合を見せられるのかと、勝ったのに気持ちは晴れない。

ところで佐藤、下水流昂以来の浮世絵顔。下水流が役者絵に出てきそうなら、佐藤は「東海道五十三次」とかに出てきそう。軽やかな旅姿とか似合いそう。

そう遠くないうちに、佐藤・岡本駿の同期リレーを見られたら嬉しいです。床田寛樹・矢崎拓也リレーのように。
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2025年6月28日

小園と中﨑とハーンが熱盛! ベンチには冷視線


6月28日(土)、中日戦(バンテリンドーム)、1

ノーヒットノーラン達成されないか、しょっちゅう心配している気がする。

1点ビハインドの5回、坂倉将吾にチーム初ヒット。かと思えば、末包昇大セカンドゴロで併殺崩れ、田中広輔ファーストゴロで併殺崩れ、田中盗塁失敗で3アウト。

塁に出れども出れども、進まんやないか~い。もはや、コントか~い(しかも笑えない)。

それでも、昨年よりは「逆転するかも?」という気持ちで試合を見られてはいる。


6回にそれは来た。

矢野雅哉ヒット、玉村昇悟スリーバント失敗(うっ)、大盛穂ショートフライ。また進ま~ん。

からの、ファビアン、ヒット。小園海斗3塁打が2点タイムリーとなって、逆転!

1点リードでは勝った気がしなかったが、そこは投手陣が踏ん張った(野手は野手は?)


3回、ボスラーのタイムリーで先制された玉村。6回、疲れが出てきたのか、ボスラーにフォア。佐藤龍世にヒットを打たれたところで降板。

ノーアウト1塁2塁で中﨑翔太。この中崎がグッジョブ。

村松開人がバントで送って、2塁3塁(アウト1つ、ありがとう)。宇佐見真吾、空振り三振。代打・大島洋平、見逃し三振、コントロールはまって見事に火消し!

今日も一仕事終えて、ベンチでお風呂上りのようにホコホコ笑顔の中崎が可愛い。最近、ツボにはまる。いえ、いい投球を終えた後の投手の表情がいいってことですね。

一時期、力のない球を見るたび、小噴火しそうになったが、それは中﨑のせいではなく。酷使した前々監督と、コンディションよくないのに起用する前監督に腹が立った。

かつての勤続疲労から復活する日が来るとは。感動してます。


7回8回、森浦大輔と栗林良吏が連続三者三振。

昨日、体の張りがあってベンチ外だった栗林。大丈夫なのかと案じたが、今日は事なきを得た。ただ、昨日の松山晋也を見た後では、栗林の勤続疲労を感じずにはいられない。

9回、ハーン。キャッチャーが石原貴規に交代。守備固めか。

ベンチのお気持ちよくわかりますが、坂倉にとって完走させてもらえない不本意な感じ(ショート小園に守備固め出されるみたいな)。坂倉は私たちからすると不本意な守備が多々あるのだが。

2アウト1塁3塁で、今日マルチヒットの山本泰寛の打席。石原が立ち上がり、「あっ」という顔をしているので何事かと思いきや、3塁ランナーの尾田剛樹(代走)がホームスチール決行

この奇襲にハーンは冷静に対処してホームに送球、タッチアウト! 石原でよかったかもという結末に。カープ勝ちました。玉村4勝目!


気がつけば中日戦名物、ロースコアゲームで終わる。

交流戦で輝いていた大盛は通常営業に戻りつつあり(様子見)、末包のヒリヒリ感のない軽々しいスイングも気になる。

以前、川口和久さんが「スランプの原因は疲労」と言っていたのを聞いたことがある。末包、疲れているのでは?


7回だったかな? 打席は回ってこなかったけれど、代打スタンバイしていた中村奨成が、「回ってこい」って感じでギラギラしていて、とてもよかった。

大盛や末包に代わって、いま奨成を見たい。

小園の決勝打、中﨑の火消し、ハーンのホーム送球からのタッチアウトは爽快だった。

ただ、7番8番の迫力を欠いたオーダーを平気で出してくるベンチには辟易。だから試合途中、退屈な気分になって、読みかけの本を手に取ってしまった。
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