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2023年10月22日

ほんまに勝ちたかったんか?


CS敗退の翌日、土曜日のぽっかり感と言ったら。CS第4戦の登板調整をしていた森下暢仁も、ぽっかり空いた気持ちだったでしょう。

10月21日、新井さんは、松田オーナーへの報告を終えた後、報道陣に「優勝して日本一になりたいと本気で思っていたので、凄く悔しい」と。

え〜。第1戦で、わざわざファーストステージの快進撃の勢いを止めるようなオーダー組んで、いきなり韮澤雄也をスタメン起用して、本気だったと言われましても。


昨年、ファームで村上に9打席5安打だったという韮沢。どうせ(投げやりな言い方になってしまう)、三流の打撃コーチが持ってきたデータなのでは(いや、スコアラーか?)。

今年の村上と昨年の村上は同じじゃないのに、見る目なさすぎ。こんなとこでも今のコンディションより過去の実績重視かーい?

韮沢はファームでいい結果を残していたとも聞いた。だったら、シーズン終盤で起用すればよかったのに。してないってことは、そこまでの戦力とは考えていなかったってこと。それがなんで急に、あんな大事な試合で。

本気で優勝するつもりだったとは思えなかった。シーズン中の選手起用を見ても。


第3戦、ベンチの岡田監督の表情は渋かった。営業的には、もう数試合やってもよかったってことだけど、ここで決めたい、勝ちたいって気持ちが伝わってきた。

別に、新井さんに渋い顔して勝ちに行く気持ちを表せ、なんて思ってない。新井さんの、チャンスを逃した後も、目に見えて落胆するような表情を見せないところはとってもいいなと思っている(表情にあらわれる監督、多すぎる)。

表情うんぬんではなくて、ほんまに勝ちたいん?と思ってしまう選手起用だった。なんなん? 思っていることとやっていることがちぐはぐで。わかってます?

でも、思っていることを全て報道陣に語っているわけではないと思いたい。シーズン完走して、CSの指揮もとって、監督1年目、いろいろ思うことがあったはず。

来季、選手の成長もだけど、監督の成長も気になります(期待はし過ぎず)。成長のない打撃コーチはチェンジしてほしい。本気で勝ちたいなら。
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2023年10月21日

CS敗退、第1戦のスタメンがボタンの掛け違い


10月20日(金)、CSファイナルステージ/阪神戦(甲子園)第3戦、4対2

ストマ(ストレート負けの略)で終わった。

せめてもの1勝を楽しみにしていたけれど、よくしたものでシーズン中の9勝15敗1分けをなぞる結果に。

まだワンチャンある(と思いたい)9回、2アウト2塁1塁で、西川龍馬。カープファンのチャンステーマが阪神ファンの「あと一人」コールに消される悲しみ。

甲子園のむかい風を突破することはできなかった。阪神の壁は分厚かった。


4回、坂倉将吾のタイムリーで、今日もカープが1点先制。

すかさず4回ウラ、ノイジーのタイムリーで同点に。またか~。続く坂本誠志郎のタイムリーで逆転。またこの展開か~。

すでに1点のルーティンを済ませたカープであったが、5回、堂林翔太の犠牲フライで同点に。今日は2点取りましたー。しかも大竹耕太郎からー(なんというレベル)。

しかし6回、また坂本のタイムリーで、3対2。

中5日で先発の床田寛樹、今日は落ち着いていた。6回3失点は悪くない数字。なのに、今の打線で阪神に勝つには厳しいものになってしまうという悲しみ。


1点ビハインドの7回、矢崎拓也。ここで病み上がりの矢崎を持ってくるのはどうなんだろう・・・。ヒット、バント、申告敬遠、フォアで、1アウト満塁。

ここは挽回のチャンスがなくはない1点ビハインド。大道温貴でどうだ! 同じ強い球でも、今の大道の球は暴れない! 

しかし、新井さんは動かない。ファーストステージのDeNA戦では小気味よい継投を繰り出していたのに。またシーズン中に逆戻り。

森下翔太にもフォア。押し出しで2点差に。ここで、やっと大道に交代。

この状況で、大山悠輔と佐藤輝明をフライに打ち取った大道。今日、一番のしびれた場面。大道と島内颯太郎が一段上のステップに立ったことは、「今年のカープよいこと帖」に記すべし。


8回、秋山翔吾の代打・末包昇大の打球が抜けたー! かと思えば、中野拓夢が好キャッチ。

2アウト3塁1塁で、代打・松山竜平。代打の切り札、CSでは結果が出ていなかった。百発百中うまく行くわけないとしても、打席でちょっと消極的に見えた。

でも、今日は初球を振りぬいた、やったー! と思えば、森下がスライディングで好キャッチ。ことごとくツキもない。

第2戦第3戦とも、ヒット数はカープの方が多かった。第1戦はカープが1本少ないだけ。阪神がどれだけ効率よく点を取れているか。

一発のある選手がそもそも少ない上に、末包は今日もベンチスタート。


球場も相手も違うとはいえ、ファーストステージの勢いを消すスタメンを組んだ第1戦。新井さんのあの選択が、ストッパーになった。

3年間、佐々岡さんの類を見ない成長のなさはすごいものがあった。それだけに、CSファーストステージで新井さんの変化を感じて、ワクワクが高まった。

しかし、上手く行っていたものをすぐまた元に戻すことを繰り返す新井さんを見ていると、なかなか根深いものがあるんじゃないかと心配にもなる。

阪神との差を埋めるには、客観的な眼を持って、レベルアップしていくしかない(心技体とも)。そのためにもCSが経験できてよかった。これがあるとないとでは大違い。

自分たちを客観的に見なくてはいけないのはベンチこそなんだけど、ベンチのレベルアップはどうなる来季(球団も障壁になっていそうで)。
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2023年10月19日

ファイナルで1点しか取ってないのはカープだけ


10月19日(木)、CSファイナルステージ/阪神戦(甲子園)第2戦、2対1

2連敗。阪神に王手をかけられる。

オリックス・ロッテ戦は、逆転につぐ逆転劇で、ロッテが5対6でもぎとる。2戦通じて、1点しか取れていないのはカープだけ。

大瀬良大地が久しぶりに闘志を感じる投球。シーズン中はこういう投球の再現性は低かった。でも、ここぞのときにこういう投球。今日はよかった。

それを言うと、打撃はともあれ、會澤翼の落ち着き。昨日、坂倉将吾がアワアワして見えたので、こういうところに経験がにじみ出てくるのかと思わされる。関係ないけど、會澤どうした。髪が、髪が長い。カープベンチにひとり、戦国武将がいるの図。



しかし、先発投手が奮闘しても、1点どまりでは。これはずっとシーズン中からの課題。

昨日のスタメン。調子のよかったファーストステージの勢いを断つようなオーダーを組んだことが悔やまれる。そのまま堂林将太や末包昇大で行けばよかったのに。

それで勝てたかどうかはわからない。でも、あのまま突き抜けられないところが弱みに思える。

例えば、テストの順位がいつも校内で100位の人が、1位になったりするとなんだか落ち着かなくなって、次はまたもといたところに下がってしまう・・・そんな人間のもつ恒常性が発動して、同じ位置をウロウロしているように見えるカープ。

1位の位置が当たり前。そういうマインドに、レベルに引き上げていかないと。これでは来季も、そんなに大きな飛躍は期待できないだろう。



今日は今日とて、もとに戻した堂林と末包はノーヒットだったのだけど。

末包は、2回、ノイジーの打球を後逸して、逆転されてしまった。それを取り返す打撃を見たかったが、最後、デビッドソンみたいになっていた。

小園海斗は今日も振れていて、1打点。今日もチームリーダー。でも、層に厚みがなくて、1点どまりになってしまった。



今日、たまたま日程が合って、旅先です。嬉しいことにカープがCSのファーストを勝ち抜いてくれたので、旅先で見ることに。

ノートパソコン持ってきて、虎テレで視聴(ありがとう、虎テレ)。18時までにお風呂を済ませて、食事に出かけるのはやめて、部屋で食事しながら観戦。

ちょっと遠くに出かけてきたのに、食事時に野球観戦。そこは家にいるのと変わらない。でも見たいもの、カープ。3年間、こういうの味わえなかったんだよ。すごい嬉しいことです。

今日は手短に。しかし、いつもこの点のとれなさに行き着く。だって、ベンチが突き抜けられないように持っていってるんだもの。
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2023年10月18日

なんで末包下げて、勢い封印するかな?


10月18日(水)、CSファイナルステージ/阪神戦(甲子園)第1戦、4対1

やっぱり阪神、強かった。投打とも格の違いを見せつけられた。

「チャンピオンチームですし、ましてや甲子園の大歓声ですから、普通にやっていては厳しくなる。ある程度、展開によっては、むちゃくちゃやろうかな(アッハッハッハー)」

DeNAに2連勝。失うものは何もない。スッコーンと明るかった新井さん。


だったが、スタメン見て、なんじゃこりゃ。7番・田中広輔、8番・韮澤雄也。very こわくなーい。

村上頌樹相手に、また右左病が再発。ファーストステージ2戦目で決勝打を打った田中は百歩譲るとして、なぜ韮澤。末包昇大はー?

韮澤は、昨年、ファームで村上に9打席5安打だとか。今年、村上は覚醒しました。昨年の村上じゃあない。このデータで行こうと思うセンスがすでに負けている。

「キーマンは末包」と言ってたのに、またスタメン外し。ファーストステージのまま突き抜けるかと思ったら、またシーズン中に逆戻り。まるでDeNA戦での勢いを封印するかのように。だぁめだ、こりゃ(長さんで)。


阪神の方がプレッシャーがかかる試合。そう思わせるような緊迫感が3回まではあった。村上も珍しくフォアを出していた。

4回、小園海斗が3塁打。さよう、カープには小園がいる! 秋山翔吾の犠牲フライで1点先制。

直後の4回ウラ、森下翔太が同点のホームラン。その1球前、ひやっとするホームラン性のファウルを打った。そういう後って、たいていホームランにはならなかったりするのに、パッカーンと打った。えぇ、阪神には森下がおりました。

1点先制では厳しいと心得ていたけど、同点になってさらに厳しさが増す。


5回、2アウト2塁1塁、野間峻祥はショートライナー。このチャンスをものにできなかったことで、さらに流れを阪神に渡した。

5回ウラ、坂本誠志郎にデッドボール。恐怖の8番・木浪聖也がヒットで、ノーアウト2塁1塁。ピッチャーの村上のライン際の打球はファーストの韮澤を抜けていってタイムリーに。近本光司にも2点タイムリー。

中3日、頑丈で頼もしかった九里亜蓮、5回4失点で降板。

韮澤は途中交代。ファームで好成績を残していたというが、ひとり格下の選手が混じっていた感は否めなかった。いい経験になったね(棒読み)。いや、カープ自体、阪神との格下感が隠せない試合になってしまった。


オリックス・ロッテ戦は、山本由伸がまさかの5失点。でも、勝利投手になってるし。5点取られても、野手が8点取ってくれる。カープは小園ひとり振れていた。

9回、最後の攻撃。園がヒットで出ても、西川龍馬も秋山も岩崎優の前に空振り三振。坂倉将吾に代打・上本崇司を出すという逆戻り現象。右打者なら、末包もいましたのに。

ファーストステージは試合前から緊張した。ファイナルではドキドキ感は落ち着いたが、この時季に野球が見られる喜び。ワクワクした。1勝できたらいいなと思っていたが・・・屈辱的なことになりませんように。

彼岸花畑のように美しかったマツダスタジアム。今日の甲子園は菜の花畑、アウェイもアウェイ。阪神ファンの圧が、圧がすごいねん。

ビジター席はびっくりするくらい、ちんまり2ブロック。でもね、マツダスタジアムで、ビジターのファンに同じような思いをさせているわけですから、思い知れという感じがしました(球団に)。

2023年10月17日

持ってるカープとロッテ、CSファイナルどこまで行ける?


昨日のロッテ・ソフトバンク戦には驚いた。9回までゼロゼロ。延長10回、ソフトバンクが3点取ったときには、もう決まったかと思った。

ロッテ(吉井監督)にファイナル進出してほしかったけど、ソフトバンクには藤井皓哉がいるし、まぁ、それもいいか。と思っていたら、藤岡裕大の3ランで同点。安田尚憲のタイムリーで逆転。

明日からファイナルステージ。カープとロッテの持ってる感と、この勢いが、どこまで出るのかどうなのか、楽しみ。


試合後、藤本監督の退任が発表されるというスピードにも驚いた。こわいくらいソフトバンクらしい。

藤本監督は、藤井を引き上げてくれた人(藤井の地力あってのことだけど)。今季は、千賀滉大の抜けた穴を埋めるべく、藤井を先発に抜擢(故障で離脱後、リリーフに戻った)。

ありがとう、藤本監督。寂しいけれど、ここぞの場面で代打に打率1割台の外国人選手を出したり、んん? という采配があったとも聞いていた(他人事と思えない)。そういうことも順位に反映されていたのかな・・・。


セもパも、リーグ最終戦まで消化試合モードにならず、ファーストステージも存分に楽しませてもらった。

「CSなくていい」派でしたが、そう思うのは、優勝したチームと、当事者になれない4位以下のチームのファンかもしれないと思った。

そんなCSなくてもいい派でしたが、ファーストステージは勝ち抜いてほしいと思っていた。若い選手にヒリヒリした場面を経験してほしかった。

で、最初はそこまででいいと思っていたんです。カープが「下克上タオル」を販売したときには、やめて~。11.5ゲーム差もある阪神に、しかも、大きく負け越してるのにおこがましい。はしゃぐのはやめて~、と。


でも、吉井監督が選手たちに「日本一を目指そう」と声かけていたと聞いて、なんか勇気づけられました。

リーグ優勝したチームが日本シリーズに進めないのは理不尽。でも、サッカーの天皇杯みたいなもの、リーグ戦とは別物と割り切って、楽しもう、と。

リーグ優勝からの日本一が一番。リーグ優勝を決める地力はなかったわけだけど、勝負なんだから勝ってほしい、と。

オリックスと阪神の、王道のどついたるねんシリーズ(by石橋貴明さん?)を見たい気持ちもありますけれど。


新井さんは、「自分たちは戦いながら強くなっていくと言っているけど、すごく成長を感じたゲームだった」と、CS第1戦の後、言っていた。それは選手たちだけでなく、ベンチにも当てはまる気がしてしまう。

何手も先を読む藤井ヘッドコーチから瞬時にいくつもの選択肢が示され、最後には監督の新井さんが決断するというコンビネーション。

「実はシーズン序盤、藤井の提案についていけなかった。終盤、考えが合うようになった」と、新井さん。(「中国新聞」)

シーズン中の、実績優先の選手起用には思うところはありますが(どうするねん、高齢化問題!)、ファーストステージでは、投手交代のタイミング、代打起用など、上手くはまったことが多かった。

上手く行く行かないは紙一重。ファイナルではどうなるかわからない。選手とともに、新井さんの変化も感じたファーストステージ。このまま行ってほしい!

2023年10月16日

ファンサービスてんこ盛り、CSファイナル進出を決めた日


CSファイナル進出をストレートで決めた10月15日の試合。話題がてんこもりでした。

始球式のためマウンドに上がった山本浩二さん。なんか球場が騒然としていると思ったら、鈴木誠也が打席に。開始5分前、新井さんに声かけられて突然の登場。

黒田博樹の姿も見えました。やっぱり誠也も、黒田も、そこにいるだけで華がある。

カープファンにとって、嬉しいサプライズでした。おちゃめな新井さん、ようわかってはる。


この日、先発だった森下暢仁も、誠也が来ていたことで、ちょっと気持ちが落ち着いたそう。

無観客とはいえ、東京オリンピックの決勝戦や、学生時代の国際試合等々、いろいろ経験してきている強気が持ち味な森下でも(最近は1年目のときほどでなくて寂しい)、CSでの登板に少し緊張していたのかな。

それを聞いて、改めてカープがCSを戦えてほんとによかったと思った。三連覇を知らない若い選手に、ヒリヒリした経験をしてほしいと思っていたので。それまでの3年には味わえないことだったので。


戦いすんで、試合後のセレモニー。ファンへの挨拶をせんとすというところで、新井さんが「私の前に選手を代表して、今日もナイスピッチングでした、最優秀中継ぎ投手、島内より皆さまに一言御礼を申し上げます」。

突然、島内颯太郎に振って、ここでも会場をわかせていた新井さん。新井さん流の、最優秀中継賞へのお祝いと賛辞。


島内は突然のことすぎて、最優秀中継賞のことには触れずに、「本日は応援ありがとうございました。しっかりと甲子園でも勝ってマツダスタジアムに帰ってきます。応援よろしくお願いしまーす!」と短めに、でもしっかり挨拶。

現役時代も、今以上にほんとの若手だった坂倉将吾になんか振ったことがあったような。試合以外でも選手への度胸をつけさせる上司。ファンサービス上手。

でも、ファイナルステージ進出という、なによりのファンサービスをしてくれた。
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2023年10月14日

やればできるコたち、サヨナラ勝ちでファイナルへ王手!


10月14日(土)、セ・リーグCSファーストステージ/DeNA戦(マツダスタジアム)、延長11回、3対2で1勝。

11回、2アウト3塁1塁で、秋山翔吾がサヨナラ打。やったー! 

両チームとも、投手陣が素晴らしかった。それだけに、カープにシーズン中見慣れた残塁の山はあったけど、CSに恥ずかしくない緊迫した試合になった。

リリーフ陣が無失点リレー。代走・羽月隆太郎の3盗。からの菊池涼介の同点スクイズ。エラーなし。坂倉将吾もパスボールなし、3回には盗塁刺した。

ベンチの采配もはまった。今日は、それぞれが自分の仕事をした、そんな試合だった。


試合が始まる前(始まってからも)緊張した。この緊張を味わえる喜び。それまでの3年はいったい何をしてたのか、もう記憶が遠のくほど(よかったことは、森下暢仁と栗林良吏の新人賞だけ)。

それが今季、けしてレベルが高いとは言えないセ・リーグではあったけれど、こうしてマツダスタジアムでのCSを見ることができる喜び。ありがとう、カープ。

1番・菊池涼介、2番・野間峻祥、3番・西川龍馬、4番・堂林翔太、5番・小園海斗、6番・末包昇大、7番・坂倉将吾、8番・デビッドソン。

復帰したての野間、西川は復調したのか、終盤なかずとばずだった堂林・・・一抹の不安がなくはなかったけど、スタメン見てホッとした。けっこう得心した。


最多勝でカープに無敗の東克樹と、カープの勝ち頭・床田寛樹の投手戦。5回まで無失点。

得点圏にランナーを置いてもしのぐ床田。一方、今日は東相手にポンポン打ち上げて終わり、ということはなかったけど、5回まで2安打のカープ。

6回、試合が動いた。対床田の打率が5割(こわっ)、今日2打席2安打の大田泰示にフォア。そこから宮﨑敏郎の先制2ラン。フォアが響いた。

続くソトもヒット。ここでベンチはサッと床田を代える。やればできるではないか(シーズン中もやってー)。

打った宮﨑が上手かった。6回途中2失点は責められる数字ではないが。今季、床田にはタイトルをとってほしかったが、終盤、失速した。今日も、東とのそんな少しの差が出た。

代わった大道温貴は強い球で失点防ぎ、仕事した。


6回ウラ、菊池と野間が連打で、1アウト3塁1塁。西川の犠牲フライで1点返す。西川、スカッと行きたかっただろうけど、表情は厳しかったけど、仕事した。

1点ビハインドの7回から、勝ちパターンの矢崎拓也、島内颯太郎を繰り出して、無失点。

8回ウラ、デビッドソンがフォア(代走・羽月)。矢野雅哉がバントを決めて、羽月は2塁へ。さらにノーマークで、テテテと三盗。いいぞ~。

ここで菊池がスクイズ決めて、同点に。しびれた~。各々の仕事が積み重なって、ピースが一つ一つ埋まっていく感じ。

ところで、今日はバントが多かった。堂林や小園にさえ、バントサイン。そこに冒険精神はなかったけれど、今日は手堅く行く、勝つというベンチの意志。また、みなバントを上手く決めていた。

東は、この同点にされた場面を、バッテリーの甘さが出たと反省していたけれど、8回2失点、最多勝投手の投球を見せてくれた。


9回、栗林良吏。3塁にランナー置いても、無失点。

9回ウラ、上茶谷大河。1アウト2塁2塁で、末包に代打が出されてしまった。代打の切り札・松山竜平だったが、2球続けて見逃し。う~ん。

面白いなぁと思う。不思議と打つ感じ(オーラ)があるかないかって、見ていて伝わってくる。松山レフトフライ。坂倉ピッチャーゴロで、延長戦に。上茶谷もナイスピッチングだった。

10回、出ました、九里亜蓮。いまや先発の柱も、言われたところで投げる投手出身。無失点で、11回も続投。2アウト3塁の場面で、ターリーと交代。

久しぶりの1軍。不安もあったけど、球が走ってる。今日、2安打の林琢真を空振り三振にとって、ガッツポーズ。すて吉~(すてきちと読みます)。

シーズン中、勝ちが転がりこむこと多しのターリー(なんたって7勝)。ということは・・・(キラ~ン)。


11回ウラ、ウェンデルケンから堂林翔太が2塁打。ここまで4打席ノーヒット、バントまでさせられた4番が打ったー。

小園は今日2度目の申告敬遠(いまや主軸)。代打・田中広輔はバント失敗。今日、唯一のバント失敗だったけれど、いいわよ~という出来事が、直後に起きる。

まず、坂倉がピッチャーゴロで、2アウト3塁1塁。

10回から守備についた秋山が(控えに秋山がいるという喜び)、前進守備を抜くセンター前ヒットで、サヨナラだ~。

新井さんがグラウンドに出てきて、わっしょいわっしょい跳ねてるやないか~い。新井さんはこれをしても許される人、わっしょい!

昨年まで、セ・リーグとパ・リーグの試合は同じ時間に始まっていた。両方見たい野球好きには残念なことだったが、NPBも改善すること、あるのね。今年はセが13時開始、パは18時開始。

パの試合も見届けるつもりだったけど、あまりのクラクラする試合に頭がパンパンで、結果だけを確認。ロッテ、やりました。
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