2023年10月19日

ファイナルで1点しか取ってないのはカープだけ


10月19日(木)、CSファイナルステージ/阪神戦(甲子園)第2戦、2対1

2連敗。阪神に王手をかけられる。

オリックス・ロッテ戦は、逆転につぐ逆転劇で、ロッテが5対6でもぎとる。2戦通じて、1点しか取れていないのはカープだけ。

大瀬良大地が久しぶりに闘志を感じる投球。シーズン中はこういう投球の再現性は低かった。でも、ここぞのときにこういう投球。今日はよかった。

それを言うと、打撃はともあれ、會澤翼の落ち着き。昨日、坂倉将吾がアワアワして見えたので、こういうところに経験がにじみ出てくるのかと思わされる。関係ないけど、會澤どうした。髪が、髪が長い。カープベンチにひとり、戦国武将がいるの図。



しかし、先発投手が奮闘しても、1点どまりでは。これはずっとシーズン中からの課題。

昨日のスタメン。調子のよかったファーストステージの勢いを断つようなオーダーを組んだことが悔やまれる。そのまま堂林将太や末包昇大で行けばよかったのに。

それで勝てたかどうかはわからない。でも、あのまま突き抜けられないところが弱みに思える。

例えば、テストの順位がいつも校内で100位の人が、1位になったりするとなんだか落ち着かなくなって、次はまたもといたところに下がってしまう・・・そんな人間のもつ恒常性が発動して、同じ位置をウロウロしているように見えるカープ。

1位の位置が当たり前。そういうマインドに、レベルに引き上げていかないと。これでは来季も、そんなに大きな飛躍は期待できないだろう。



今日は今日とて、もとに戻した堂林と末包はノーヒットだったのだけど。

末包は、2回、ノイジーの打球を後逸して、逆転されてしまった。それを取り返す打撃を見たかったが、最後、デビッドソンみたいになっていた。

小園海斗は今日も振れていて、1打点。今日もチームリーダー。でも、層に厚みがなくて、1点どまりになってしまった。



今日、たまたま日程が合って、旅先です。嬉しいことにカープがCSのファーストを勝ち抜いてくれたので、旅先で見ることに。

ノートパソコン持ってきて、虎テレで視聴(ありがとう、虎テレ)。18時までにお風呂を済ませて、食事に出かけるのはやめて、部屋で食事しながら観戦。

ちょっと遠くに出かけてきたのに、食事時に野球観戦。そこは家にいるのと変わらない。でも見たいもの、カープ。3年間、こういうの味わえなかったんだよ。すごい嬉しいことです。

今日は手短に。しかし、いつもこの点のとれなさに行き着く。だって、ベンチが突き抜けられないように持っていってるんだもの。
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