4月30日(水)、巨人戦(東京ドーム)、2対0。
大瀬良大地と會澤翼、球数多めになりがちバッテリー。ちょっと見る元気が出ませんでした(大瀬良は好投していたけれど)。この期に及んでまだ打撃の期待値低い會澤続行。
5回まで投手戦、ともにヒット数本状態。大瀬良にとってまた我慢比べ展開。
この日は小園海斗と末包昇大が無安打。切込隊長に抜擢された1番田村俊介も不発。
今日は、田中将大とドミンゲス。ドミンゲスにはまたいつものなんとかなってしまう投球を見せてほしい(ほめてます!)。
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自信をつけてきている井上温大に、やられっぱなしという展開にならなくてよかった、では済まなかった。9連戦の初日に、投手7人使い果たす幕開け。
今日、スタメンから矢野雅哉が外れた。矢野を聖域としなかったカープベンチに安堵したが、ショート二俣翔一に軽いショックを覚えた。
あくまでもショート小園海斗の選択肢はないの? なにか嫌がらせをされているような気持ちに勝手になった。
中村奨成と田村俊介が同時スタメンという、昨日願った通りにもなった。
試合後、「相手もいいピッチャーなので、点を取りに行くぞというスタメン」とコメントしていた新井さん。やっとそちらに舵取りしてくれたか(遅いは遅い)。
2回、キャベッジの2ランで先制され、4回、末包昇大の2ランで同点。5回、小園海斗3塁打、末包タイムリーで、2対3! 末包3打点。末包が打つと、試合が動く。
森翔平は6回2失点97球で降板。まだ6回か〜。ハーンと栗林良吏の調子が気になる1点リード。
7回、クローザーになってほしいと思っている森浦大輔が落ち着いて上位打線を抑える。よし。
8回、10日ぶりのハーン。ハラハラ・・・とは裏腹に、大城卓三と甲斐拓也を全球ストレートで連続空振り三振、キャベッジも空振り三振、よっしゃー。
9回、逃げ切ってくれればいいがという消極的な姿勢で見る、栗林良吏。
代打・岸田行倫にフォア、2アウト1塁で、若林楽人を打ち取ったかと思いきや、サード小園海斗が送球エラー、3対3に。
DeNA戦に続き、またしてもエラー失点。途中からファーストの二俣も捕球でカバーできなかった。
今年のキャンプ、打撃練習に時間をさいたカープ。その分、守備練習は減った。それでも今季は点を取ることを優先した。
守備練習が減った影響が出ているのか? かと言って、打撃に時間をかけた成果が出ているかどうかはまた別の話。
コンディションよくない栗林のクローザー信仰も、もういいでしょう?
10回、マルティネス。やっと会えたね(会わずに済ませたかったね)。三者凡退。
11回、大勢、三者連続三振。12回も大勢続投。末包のセンターへの打球は増田大輝のダイビングキャッチで阻まれ、しっかり抑えられた。
これでカープの勝ちはなくなった。塹江敦哉、島内颯太郎ときて、12回、中﨑翔太。
4月20日、阪神戦で3失点した鈴木健矢と、危険球退場の岡本駿より、防御率0.00の中﨑を選んだカープベンチ。
緒方時代の酷使がたたった数年前より状態はよくなったが、防御率0.00でも、球に力はない。吉川尚輝と岡本和真の連打、最後は甲斐拓也の犠牲フライでサヨナラ負け。
そもそも追加点を取れず、負けに行かない選択をした時点で、勝負は負けなのだが。奨成と田村がスタメンとなると、代打が手薄になるという現象も。
坂倉将吾はスタメンマスクではなく、8回代打で登場。スタメン復帰したら、磯村嘉孝らと2軍で振れている選手を入れ替えよう。
しかし、試合後、阿部監督の談話には呆れた。
「大勢で抑えてもらうしかなかった。大勢よりいいピッチャー残ってなかったんで」ですと。(「デイリースポーツ」)
言い方! 控えていたピッチャーに失礼。大勢を信頼していたのはわかる(大勢の投球見てたらわかる)。でも、新井さんだったら、こういう言い方はしないだろう。
小園の悪送球について、「取り返してもらいましょう。まだ明日もあるわけだし、これからも試合は続いて行くので」と、新井さん。(「日刊スポーツ」)
阿部監督といい、4月19日、木浪のエラーを名指しで批判していた藤川監督といい、器が小さい。新井さんが監督に向いているとは言えないけれど、こういうところはいいなといつも思う。
DeNA戦での羽月隆太郎や二俣も、今日の小園も、監督にネチネチ言われなくとも、痛恨の気持ちでいっぱいに決まってる。取り返してもらいましょう。