2025年9月15日

なんでまた小園サード、首位打者のポジション動かすチームなんてある?


9月15日(月)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対2

青柳晃洋が日本に帰ってきてからの初登板。

上沢直之がメジャー挑戦して1年で帰ってきたときは「もう帰ってきたの?」と思ったのだが、青柳は7月にマイナーを自由契約。1年もたたないうちにヤクルトと契約。

上沢も青柳も、自分の大事な時間、求められる場所があるならそこで仕事したいと思うのは当然のこと。早く見切りをつけるのも選択の一つ。

ただ、「ちょっと挑戦してみたいから行ってきまーす」みたいに、メジャー挑戦への敷居が以前より低くなったような気がして、ポカーンとする。

実際、そこで活躍できるかはまた別の話で、メジャーの敷居が低いわけではないのだけど。森下暢仁はどっちのコースをたどるのか?(オファーがあればだけど)


でも、久しぶりに青柳の投球を見られるのは楽しみだった。

が、1回、いきなりフォア。羽月隆太郎ヒット、小園海斗、ファビアン、坂倉将吾の連続タイムリーで、まだノーアウト。秋山翔吾の併殺で、もう1点。カープ一挙に4得点。

青柳、4回4失点。かつて制球のよかった青柳がフォア6&デッドボール2と、不調も不調だった。

逆に、不調の青柳から4点しか取れなかったカープ。2回3回4回の得点圏もすべてフイ。


結局、試合には勝ったが、スタメン見たとき、しばし見る気が失せた。

矢野雅哉が7番ショート。9月13日の中日戦、代打で久しぶりにヒット打ったから? 

あの日、新井さんは「打撃練習でも打撃コーチといろいろ試行錯誤しながらやっているのは見ているし、何とか矢野に1打席立たせてあげたいなと思った」と話していた。(「日刊スポーツ」)

なんか部活動の顧問みたいです(not 強豪校)。そう思うのはいいけれど、口にされるとチームを指揮する人としてフラット感がなくなる。


よって、小園海斗はサード(佐々木泰はベンチ)。佐々木は最近出ずっぱり。たまの休養かもしれないが(わからんが)、矢野を出すことで全体にズレが生じる。

というより、首位打者のポジションをコロコロするチームなんて、あります?(ドッカーン)

小園はどこのポジションであれ、通常営業、3打点。矢野は久しぶりのスタメンで緊張というか、あせっているというか、最初落ち着きがなかった。落ち着いて、落ち着いて。


玉村昇悟が約1ヵ月ぶりの先発。アドゥワ誠と入れ替わりました。

「打たれても死ぬわけじゃないんで」の名言を放ったアドゥワ。でも、打たれたら出番(仕事)がなくなるから、気をつけて。

玉村によい緊張感と気合を感じた。最初からとばし気味、そのぶん5回1失点で降板したが、援護にも恵まれて、キャリアハイの5勝目

昨日、守備で落球した秋山にも、気迫とよい緊張感を感じた。3回、青柳のヒット性の当たりを素早くファーストに返球して、ゴロに変換させたプレーにはグッときた。


6回、ハーンが北村恵吾のタイムリーで1失点。4対2。む?

6回ウラ、代打・佐々木ヒット、佐々木にも波がやってきているのを感じる。

ここで、中村奨成にバントのサインを出すベンチには、本日2度目のドッカーンがやってきたが、フィルダーズチョイスでバントがセーフに。羽月のバントもヒットになって、ノーアウト満塁。

小園が2点タイムリーで、また引き離す。よっしゃー。

玉村とお立ち台にあがった小園は、首位打者のタイトル(最多安打、最高出塁率も)について触れられることも増えてきた。

「そっとしておいてほしい」と言いつつ、まわりに騒がれても失速しないメンタルと力量を感じる。このまま行ってほしい。

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2025年9月14日

打線の勢いは持続! でも失点多すぎ、連勝止まった


9月14日(日)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対8

カープ打線の勢いが本物かどうか、見極めたかったヤクルト戦。負けました(将棋風に)。

ただ、打線は7回に巻き返し、勢いの持続は感じた。が、失点には勝てなかった。

今日のアドゥワ誠、ストライク先行。森翔平、常廣羽也斗と続いて、テンポいい投球。

5回、打線もバックアップ。秋山翔吾ヒット、菊池涼介2塁打で、秋山激走して1点先制! 中村奨成タイムリーで2点目! 今日も奨成の勢いそのまま。


このまま行けば・・・の6回、アドゥワが2アウトで濱田太貴にデッドボール。ここからリズムが崩れるように、岩田幸宏、内山壮真の連打で、同点に。

村上宗隆にはフォア、オスナの打球をライト秋山が落球し、3点目北村恵吾の2点タイムリーも。

秋山のエラーは痛かったが、打たれるがまま、あれよあれよと2対5

アドゥワ、6回5失点(自責2)。「打たれても死ぬわけじゃないんで」という名言を持つアドゥワ(矢崎拓也もな)。そのマインドは好きさ、大歓迎さ。ただ、打たれたら職を失うことにもつながる商売だから、気をつけて。


カープ打線は先制はしたものの、アビラの球をポンポン打ち上げ、とってもラクさせていた。

このアビラ、本日2度バントを成功。このときおなかの底からの笑顔、可愛かった~。なんかこっちまで楽しくなる。高津監督も誘われるように笑ってた。

7回、心洗われるリリーバー、岡本駿。のはずだったが、濱田タイムリーで6点目2アウト1塁3塁にランナー置いた村上の打席でボーク、7点目。岡本よぉぉ~。


5点差に広がり厳しくなった7回ウラ。秋山が粘ってレフト前ヒット。エラーを取り返すという意志を感じた。

ここからがすごかった。菊池2塁打、佐々木泰タイムリー! 

ノーアウト1塁3塁で、アビラから矢崎拓也に。代打野間峻祥もタイムリー奨成2点タイムリー、なんと5連打で4得点、1点差にまで迫った。これで矢崎のカープ戦無失点はストップ。


一気に逆転したかったが。ファビアン打ち上げ、小園センターフライで奨成タッチアップ3塁へ。

モンテロのフォアで1塁3塁、ここで矢崎から荘司宏太へ。一番嫌な投手出てきた。4回に続き、得点圏で坂倉また凡退。坂倉には波は及ばず(ファビアンや小園もだったが)。

8回、2アウト1塁2塁で、頼みの奨成はライトフライ。

9回、森浦大輔が先頭打者増田珠にデッドボール、5回のアドゥワと同じ展開。内山のタイムリーで9点目。失点多すぎた。


DeNAがまた勝って6ゲーム差。巨人、しっかりして! という他力本願状態では、CSへのメイクミラクルは遠のいていくぅぅぅ。

あれ? 西川竜馬が規定打席に到達して、本日パ・リーグの打率リーグトップに。

もうこれは、小園とのお揃い達成を楽しみにしていこうかな・・・残り試合。

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2025年9月13日

中日に2日連続完封勝ち! 勢いって不思議、むしろ明日のヤクルト戦


9月13日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、対0

中日に2試合連続完封勝ちで、3連勝。

小園海斗の初回先制タイムリーは4試合で止まったけれど(そこは競うとこではない)、今日もカープが先制。

3回、秋山翔吾が髙橋宏斗から2塁打、佐々木泰ヒット、常廣羽也斗がバントを決めて、中村奨成が先制の2点タイムリー!

打線がつながっているっ。前回、2打席連続でバント失敗した常廣、今日はがんばりました(早くDH制に)。


4回、モンテロ2塁打、宏斗の球がワンバウンドして逸れたすきに、3塁狙う。

足が速くないモンテロの積極的走塁が新鮮。だったが、スライディングした勢いでいったんベースから離れてしまい、タッチアウト。もったいなかった。

タイミングはよかった。勢いの計算というかコントロールも必要なんですね。走塁って、難しいんですね(素人は頭にメモしました)。


これで流れが中日に渡ったら……と危惧したが、意外とそうならず。いま、中日にその勢いがないということか。

むしろ、5回、ファビアンの2ランで4対0。宏斗も呆然。

7回、途中出場の大盛穂と奨成が連打、小園タイムリーで、5点目

今日も、奨成と小園の勢いが続いていることを感じるのであった。


常廣は6回無失点で2勝目
。7回ハーン、そして8回岡本駿、9回鈴木健矢の心洗われる無失点リレーも。

ところで常廣、見方が点をとってくれたときとか、勝った瞬間とか、あんまり表情に出ない。

それがいいとか悪いとかではなく、つかみにくくはある。まさか大学の単位のことでボーっとしてるわけではないとは思うが(オフには卒業するように!)。

どちらかというと、ポーカーフェイスは大好物だが、ベンチでの髙太一が面白い。点が取れずに終わったときの瞬間的な悔しそうな顔とか、逆転やチームが勝ったときの瞬間的な嬉しそうな顔は、臨場感があってとってもいいなと思う。


中日、2戦通じて元気なかった。田中幹也に上林誠知、岡林勇希、ボスラー、細川成也……嫌な打者は多いのに。

カープも、少し前まで勝てる気がしない試合が続いてた。まるで波が入れ替わるような現象。波って不思議、

持続できるチームが強いわけですね。今頃、ちょっと波に乗ってきたカープ、シーズンもう終わりますよー?

DeNAがまた負けません(ヤクルト、しっかり!)。5ゲーム差は縮まらず。

明日は負け越しているヤクルト。今のカープの勢い(当社比です!)が持続できるか、観察。

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2025年9月12日

小園と奨成の勢いそのままに2連勝!


9月12日(金)、中日戦(マツダスタジアム)、対0

昨日の勢い持続で完封勝ち。完封負けはしょっちゅうのカープ(今季20回)、久しぶりの響き。おそらく6月8日の西武戦以来では?

昨日の勢いというより、中村奨成と小園海斗の勢いがそのまま

1回、奨成が初球をセンター前ヒット。ファビアン空振り三振も、奨成2盗。石伊雄太の悪送球誘って3塁へ。

小園、ライト前ヒットで、4試合連続、初回に先制タイムリー! 


「ここまではいいのに、ここまで止まり」が、先制したのに勝てない、カープのよくあるパターン。でも今日は、モンテロ2塁打、坂倉将吾犠牲フライで、2点目!

3回、奨成ヒット、ファビアンがタイムリー! 小園の内野安打、坂倉2点タイムリー! 佐々木泰の打席で、柳裕也がワイルドピッチ、このイニング4点目! 6対0。


カープの天敵・柳裕也、4回6失点。今日は打席でもバント失敗、らしくなかった。

一方、9月5日の阪神戦、初回に6失点した森翔平。試合後、新井さんは「次の登板、見させてもらいます」と言っていたが、「えぇ? もう1回投げさせるの? もういいよ! 」……そう言いたくなる投球だった。(「デイリースポーツ」)

ところが今日はストライク先行でテンポもいい。いつも体力なく失速する森が持ちこたえて7回無失点、両極端な結果を出した。

もう1回、猶予与えられてよかった。でも、信頼するには、まだまだ様子見。


5回、サード福永裕基の悪送球の間に、2点追加。中日のミスがポロポロにも助けられた。

8回、代打二俣翔一の打球を、レフトの樋口正修が照明が目に入って後逸、二俣3塁へ。樋口が気の毒でならなかった。

猛打賞の奨成、ノーアウトで空振り三振は不本意だったが、ファビアンがサードゴロで、9点目。ファビアンは4番から2番に戻って、やっぱり落ち着く。


明日のことを考えると、もう点取りすぎないでという気持ちにもなったが、取れるときは止まらないのね。

ヒーローインタビューは、森と小園と、8回に500試合登板を達成した中﨑翔太

久しぶりに中﨑の声を聞いた。声が、いい! もしかしてカープで一、二を争うよさでは?(対抗馬が思いつかないけど)

明日は、髙橋宏斗かぁ……。昨日、柳に対して同じような気持ちを持っていたけど、柳不調だったし、何が起こるかわからない。がんばろう、常廣羽也斗とカープ打線。


小園の打率が.306に。山﨑武司さんが、セ・リーグの首位打者争いについて、「あと10数試合で首位打者のラインがどれくらいかといったら、逃げ切れるところは.305くらいだと思う」と予想していた。(「BASEBAL LKING」

皮算用して浮かれるつもりはないが、最近では、風格すら感じる小園。このまま突き抜けてほしい。

ショート固定が打撃にもよい効果をもたらしているのでは? よくも、チームの柱をポジションコロコロで便利屋扱いしてくれていたなと思う。終盤にきてやっとのこのベンチの判断、いつも遅い。

ベンチがあらぬところを見ていなければ、カープも今、違う景色が見えていたかもしれないのに。

DeNAがなかなか負けません。まずは中日に勝っていこ。

2025年9月11日

小園の一発で始まり、奨成の一発で決着! カープ新時代


9月11日(木)、巨人戦(東京ドーム)、2対

小園海斗のホームランに始まり、中村奨成のホームランで終わる。連敗止まった。

1回、小園が3号ソロ! 久々にやっと出たー。

小園、3試合連続、初回に先制打。もう、カープ打線の中でひとり旅状態。

小園のホームランに、のびのびっぷりに、ベンチの凡人たちは固まっていたように見えた。「どこ行くの?」「次元の違うところへ行ってきまーす」


CS自力進出なくなって、シーズン終盤になって、やっとまともなオーダーを模索? 今日、スタメンからモンテロと末包昇大が外れる。

右投げの投手(山﨑伊織)対し、羽月隆太郎をスタメンさせるという、阪神に優勝決められた試合と同じ轍を踏むこともなかった。

前川誠太がファーストでスタメン(その手があったか!)。

モンテロ外れたことで、ファビアン4番(2番大盛穂)。

ファビアンが4番に置かれていたときは快音止まっていたので、一抹の不安を感じつつ、人手の足りなさがしみる。


いま、カープで一番見たいカープ先発は、髙太一。若手なのに、連敗止めてくれそうな期待感と安定感。

しかし、1回、岡本和真と中山礼都のタイムリーで、援護の直後に逆転されるという大瀬良現象が。

でも、8月2日に中日戦でプロ初先発して、初ローテ、疲れも出てくる頃。これは想定内。

3回、奨成、大盛、小園の3連打で1アウト満塁。ここまではいい、ここまでは(このカード、こればっかり)。

ファビアンの打席で、山﨑ワイルドピッチ、同点に。助かったー。が、ここ止まり。これって、カープの負け試合のパターンやないかーい。


1回に2失点した髙は、投げながら、徐々に調子を持ち直していく。

それだけに、調子よくなかった山﨑を追い込めなかったのがもったいなかった。それこそ、山﨑も投げながら徐々に立て直していったから。

7回、カープは満塁で残塁。また田中瑛斗を打てず。

3アウトの瞬間、ベンチで悔しがっていた髙。どの投手にももちろん勝ってほしいけど、髙って、「勝たせたくなる投手」なんですよね。

ストレートな感情の発露を見て、ことさらそう思ったが、空回りしてない投球だったからこそ、そんな気持ちになるのだと思う。

髙、初の100球超え。山﨑と投げ合って、ともに6回2失点。経験値上げた。あー、勝たせたかった。


8回、船迫大雅もまた打てず、同点のまま9回に。

9回、石川達也。連投の大勢がベンチ外だったのは幸い。

この勝機に、奨成が勝ち越しの7号ソロ! この瞬間、ベンチの髙が大喜びしていて、これがまた可愛いかったのだ。

9回を三者凡退で終えた森浦大輔のほんわりとした笑顔も可愛かったです。

今日、前川はノーヒット。でも、これで終わりにしないで、続けてみてほしい。

3タテ阻止して、気持ちよく終われた。明日、持続できるでしょうか(明日は柳裕也かぁ……)。

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2025年9月10日

大瀬良も大瀬良だが、極めつけはチャンスで會澤に代打送らなかったベンチ


9月10日(水)、巨人戦(東京ドーム)、4対

CS自力進出消滅。そりゃ、6連敗してれば。

今日も1回は軽快だった。中村奨成、ファビアン、小園海斗が、ビューンビューンビューンと3連打で1点先制! なんという気持ちよさ。

まるで昨日のような展開。ここまではいい、ここまでは。最近、存在感薄いモンテロは浅いレフトフライ。

末包昇大が犠牲フライで2点目。昨日よりは、いい。でも、ここ止まりとも予感させるスタート。


大瀬良大地、6回3失点
。数字だけ見るとクオリティスタート。だが、援護の直後の1回ウラ、キャベッジにホームラン。しっかりせーい。

それでも4回、菊池涼介がレフトスタンドに4号ソロ、1対3

菊池のたまのコレがあるから、前川誠太のスタメンは見送られるのだろうか。守備の安心感が大きいんだろうけど、前川が相手投手にどうコンタクトしてくるのか、見たいです。

で、また援護の直後、4回ウラ、岸田行倫に同点の2ラン。もぉぉぉぉ。


今季、これで巨人との5度の対戦ですべてクォリティスタートの大瀬良。でも、東京ドームでは2018年4月15日以来、勝ちがない。

9月4日、雨でコールド負けしたDeNA戦。平良拳太郎に手が出なかったカープ打線。

平良はマツダスタジアムで、2017年5月に2回6失点(自責4)、今年4月に3回5失点と勝てていなかった。

試合後、「(相性が)悪いというのが一番、自分の中にあった。でも乗り越えたい思いがあった」と言っていた平良に、私は感動した。(「サンスポ」)

大瀬良にも乗り越えてほしかった。


突き抜けられない大瀬良と打線は物足りなかったが、6回の攻撃がまたやり切れなかった。

末包2塁打、菊池のセカンドゴロで、末包3塁へ。佐々木が9球粘ってケラーからフォア。

2アウト1塁3塁で、會澤翼に代打を送らないカープベンチ。大瀬良の代打に秋山翔吾をスタンバイさせていながら・・・。

もしここで、10回に1度の割合で、會澤がヒットを打ったらカッコよかったが、そんなことは起こらず、チャンスは棒に振られた。


新井さんは打率1割台の會澤が打つことを期待していたんだろうか。どうやったらそう思えるのか。

會澤が打てる捕手と呼ばれていたときの残像がまだ残っているんだろうか(何年前の話だ)。一緒にプレーしていた選手には情があって、代打を送れないんだろうか。

そういう人が監督になるのはやっぱりよくないなと思った。藤井ヘッド、なんで止めてくれないの? 

チャンスで仕掛けることもなく終わって、無力感でいっぱい。今季はこういうの、何度もあった。満塁で矢野雅哉そのままとかね。選手のモチベーションは下がらなかっただろうか?


同点のまま、8回、島内颯太郎が先頭打者の泉口友汰にフォア。もぉぉぉ。申告敬遠もまじえ、1アウト満塁で、代打坂本勇人。わ、大物いた。

ここで坂本が勝ち越しの犠牲フライ。満面の笑み。さすがだわ。

9回、マルティネス。會澤に代打大盛穂を送るカープベンチ。今頃・・・。

もう中日との4位争いしか目的がないのか。猛暑なのに秋の風がヒュゥゥゥ。

あとは、小園の首位打者。とれたとしても、チームがこんなでは小園もおなかの底からは喜べないだろう。でも、とっておこう。キャリアは大事。

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2025年9月9日

昨年9月の反省会はどうなったー? 床田初回に6失点、プロ初ホームラン添え


9月9日(火)、巨人戦(東京ドーム)、6対

なんなん! 床田寛樹、1回に6失点

2番キャベッジから6番中山礼都まで6連打、からの極めつけ、7番リチャードに満塁ホームラン。ドッカーン。

1週間前のDeNA戦では床田2回7失点。2週続いての大量失点。ないわー。昨年9月の大失速の経験を今季にいかすのは、そんなに難儀なことなのか。

床田が好投したにもかかわらず、援護できず、落とした試合も多かった。床田だけのせいじゃなかった。でも終盤に来て、カープのエースって誰?状態。


気になったのが、9月7日、中4日で先発するはずだった床田が登板回避したこと。

「僕がコンディション不良って言ったわけじゃない。普通に(中4日で)投げるつもりだった」と、床田は言っていた。(「デイリースポーツ」)

「トレーナー間でのやりとりをへて、登板日が変更となった」とのことだが、最初から無理せず中6日にしておけばよかったのに。(「日刊スポーツ」)

投げる気満々でモチベーション高めて調整していたのに変更されて、床田のリズムに影響しなかっただろうか。ベンチとトレーナーでコミュニケーション取れてるのかな。なんかバタついてる、どこまでも。


CSへのなけなしのチャンスをものにしたい巨人戦。調子のよくない戸郷翔征が先発と勝機もあったのに。

1回、ファビアンと小園海斗の連打で、1点先制と好スタートは切っていた。

モンテロフォアで、 1アウト満塁。畳みかけようというところで、末包昇大空振り三振(またか)。坂倉将吾フォアで、満塁。菊池涼介は3球三振。

先制したのに今日もダメかと思わされた1回の攻撃だったのだ。


しかし、2回。かねてから「ホームラン打ちたい」と言っていた床田が2ラン! プロ初ホームラン! 「森下、オレやったよー」。希望の光がキラ~ン。

これは床田の投球にもよい影響を与えるはず。さよう、床田は2回以降は無失点

5回、坂倉のタイムリーで6対4! 

戸郷は5回5失点で降板。どうなるかと思われた床田は結局7回まで投げた。だけに、6失点はなかったわー。立ち上がり、悪すぎ。


リードされたら勝ちパターンが出てきて旗色悪くなる。その通りになる。

6回、田中瑛斗。床田がほれぼれするヒット、ファビアンもヒットで、2アウト1塁2塁。3打席連続ヒットの小園はファーストゴロ。こーぞーのー。

7回、船迫大雅に三者凡退。ぐが!

8回、大勢。1塁リチャードの捕球ミスで、佐々木泰が出塁。チ、チャンス。しかしここで、代打大盛穂と野間峻祥・・・。ともに凡退。想定内なんやー。

8回裏、岡本駿の三者凡退に心が洗われる。

9回、マルティネスに三者凡退、何も起こせず。


戸郷との対戦で落としたのは痛かった。坂倉にタイムリーは出たが、末包またブンブン振ってるし、奨成は最後代打出されるし。

小園とファビアンと床田が打席で通常営業して、恥ずかしい点数にはならなかった。が、やっぱり6失点は痛かった。

小園と泉口友汰の小さな首位打者争いは少し見応えあった。小園、3割でトップに返り咲き。

しかし、小園はそんなことよりこの試合に勝ちたかっただろう。ハフぅ(ため息)。