7月21日(月)、ヤクルト戦(神宮球場)、7対6。
サヨナラ負け。2点リードの9回ウラ、勝ちがスルスル逃げていく。
逆に、ヤクルトの逆転劇に感動した。この3連戦、1位と20ゲーム離された最下位チームの投げやりな感じがなかった。村上宗隆、塩見泰隆、長岡秀樹ら(サンタナも?)、主力を欠きながら、若い選手が頑張っていた。
9回、古賀優大ヒット、代打増田珠ヒット、からの赤羽由紘さよなら3ラン! 諦めてなかった。連敗続きで上手くいかないときのカープの、あの覇気のなさと大違い。
昨日も今日も、いつもより点をとっても勝てないのは、もはや呪われてるの?と言いたくなる領域(呪いとか信じてませんけど)。でも、勝てない理由はちゃんとある。
5点リードの6回ウラ、二俣翔一をサードに配置転換、ショート矢野雅哉。ライトに久保修。ベンチの意図は知らんけど、もう守備固めに入ったの? 早すぎない?(久保のヒットはよかった)
まだ攻撃3回もあるのに、もう勝ったと思ったの? カープベンチ、危ういと思った。
その6回ウラ、そら見たことか、打撃低調の山田哲人が2ランで3点差。
床田寛樹6回3失点。「中5日だから」なんて言わせない投球をした。
8試合連続ノーヒットだったファビアン(そこは我慢強いベンチ、いや思考停止?)が1回3回、連続タイムリー。
5回には、林晃汰の2号3ラン! 連日の林のホームランに胸のすく思い。そして昨日と同じ言葉を新井さんに言いたい、「だから林出せって言ってたのに!」。
新井さんは交流戦が終わってリーグ戦が再開するとき、「今、晃汰を上げても使ってあげることができない」と言っていた。
長打が求められているカープ。ファームで3割超えしている林をずっと上げてほしいと思っていた。いくらでも使える場面は作れたはず。使おうとしなかったのは新井さんだけ。ミスキャスト。
首位打者に肉薄してきた小園海斗も6回にタイムリー。6点の援護を得て、マウンドを降りた床田だったが。
7回、中﨑翔太。島内颯太郎じゃないんだ。赤羽タイムリーで、2点差に。
そして9回、ハーンがハーンが。
昨日、走塁を疎かにしたと途中交代させられた坂倉将吾はベンチスタート。なんかベンチの雰囲気悪くなってない? 今日は打線がつながって、ちょっといいムードになったけど。
5月、「ここ最近、グラウンドで弱い姿が見受けられるので」と、小園をスタメンから外した新井さん。あのときも感じた違和感に近いものが。
だったら、野間峻祥とか堂林翔太とか、打席での矢野雅哉とか(こちらは技術の問題か)、緩慢プレーや、熱を感じない打席はどうなの?と言いたい。
最近の石原貴規の打席は會澤翼に等しく期待値が低い。もう、カープベンチのやることなすこと、勝ちから背を向けられているような気がしてしまう。
矢崎拓也が移籍後初勝利。矢崎が出てくると、「打たれないで」と思いながら見てしまう。2点ビハインドでの9回の投球。ランナーは出したけど、ぐいぐい攻めた投球、よかった。床田に勝ちがつかなかったのは無念だけど。
かつて2017年7月7日、神宮球場でドラマチックな逆転3ランを放った新井さん。今日、悪夢の逆転劇を体験。辛いです、ね。
で昨日、試合後、玉村昇悟について問われ、「もう本人に聞いて」と突き放した言い方の新井さん。(「デイリースポーツ」)
まるで機嫌が悪かったときの緒方さんみたい。思ったようにいかなくて、相当イライラしていると思う。
オールスターでリセット・・・できるんだろうか、カープベンチ。選手はがんばろう。