2025年7月22日

ちょっと読んでみて、新井さん?


最下位ヤクルトに3タテされて、前半戦終わる。前半といっても、残りあと55試合。とっくに半分超えてます。

7月19日、森下暢仁7回2失点で無援護。翌日、珍しく先制点に追加点取っても(つごう7得点)、玉村昇悟が2回を持たず5失点。翌々日も、先制点とって林晃汰の3ラン出ても(つごう6得点)、2点リードの9回ウラに逆転サヨナラ3ラン。

点をとっても勝てないのはツメが甘いのか。投打がかみあわないにもほどがある。長い無援護のお返しというか、ツケが払われてるかのような。


新井さんも悩ましいことだろう。7月19日、奥川恭伸に7回無失点された試合の後、「誰か出てきてほしいとは、もちろん思っている」と、新井さん。(「デイリースポーツ」)

誰が出てきてほしいって。誰かを見出すのは監督の仕事。

低得点体質が改善されないのに、同じ人でグルグル回して、同じことの繰り返し。上本崇司や田中広輔、矢野雅哉をスタメンさせてる場合じゃないのに、もぉ~。

やっと20日、林晃汰をスタメン起用(二俣翔一とともに)。林は2日連続ホームラン。林が2軍で結果を出してもずっと呼ばずにいたのに、どの口が言う、ですよ。


ところで、7月20日のヤクルト戦、坂倉将吾の途中交代と、7回、ノーアウト1塁で小園海斗にバントをさせたことについて、岡義朗さんも着目していた。(「デイリースポーツ」)

小園はチームで最も打率が高い3番打者。「俺にバント?」と思ったのではないか。ここは追いつくことよりも追い越すことに期待する場面、だから「任せてほしかった」と思ったのではないか、と。

あのとき、小園はバントを決めたけど、ベンチに戻って選手やスタッフたちとタッチ交わしているとき、嬉しそうな顔はしていなかった。

「僅差負けが続くだけにチーム全体の疲労感は強いはず。鬱憤もたまっているに違いない。だからこそ、ベンチとの信頼関係を保つ意味でも選手へのフォローを大切にしてほしい」と記事は結ばれていた。


小園と坂倉はカープのチームリーダー、中心選手。主観でスタメンから外したり、軽く守備固めで交代させたり、小園に至ってはポジションころころ変えられて便利屋扱い。

二人がベンチから信頼されてないと感じても不思議ないのでは?(坂倉の守備は私も信用していないが)

人の評価に振り回される必要などないけれど(新井さんはエゴサーチとかしないだろうけど)、この記事、新井さんが読んでくれればいいのにと思ってしまった。


あと、これだけ泥沼状態に陥っていると、昨年9月の大失速の教えを生かして、選手同士もフォローしあってほしい。

4月下旬から5月にかけて7連敗したとき、昨年9月の大失速の経験を踏まえて、會澤翼矢、野間峻祥、堂林翔太らが声をかけ、選手だけでミーティングを行ったという話があった。「やるのは自分たちだから頑張ろう」と。

昨年は、「いつか止まるだろう」と思っているうちに、渦中にいるうちに、あれよあれよと止まらず進んでしまった。

ベンチは迷走していますけれど、選手もプロの選手として、なんとか跳ね返してくれないかな。

出場する選手を決める権利は監督が握ってるんだけど、できることしておいてくれないかな。もうしてるかもしれないけど、このオールスターブレイクを生かして。