2025年6月29日

佐藤柳之介の初登板初勝利で、マズい采配の影薄れたが


6月29日(日)、中日戦(バンテリンドーム)、1

ドラ2の佐藤柳之介がプロ初登板、初勝利! 

試合前、スタメン見て、「カープベンチ最低」な気持ちになっていたが、試合中、佐藤の投球がそれを忘れさせてくれた。

6回2失点。ストライク先行で、中日打線ほぼタイミング合わず、打たれたヒットは2本だけ

球速がアップするとさらによくなりそう。頼もしい選手が加わり、先発ローテに刺激が(野手は野手は?)。


緊張していたかもしれないけれど、終始落ち着いて見えた。ランナー出しても、バント処理も、落ち着いていた。打席では、松葉貴大からプロ初ヒットも。

僅差のゲーム。8回と9回、中日にランナーが出ても、ベンチで落ち着いて見えた。森翔平が「自分の勝ちが消えるんじゃないか」とハラハラ目を泳がせながら見届けているのとは格段に違う落ち着きを感じた。

ヒーローインタビューもまた落ち着いていた。今日はいいもの見せていただきました。


スタメン見たとき、冷え切った。左の松葉へ今日も超安易、2番上本崇司、(7番菊池涼介)、8番會澤翼。

今季最もワクワクしないオーダー。始まってみないとわからないけど、これで勝つつもり? ルーキーの初登板に嫌がらせかと思いました。

上本はカープの天敵・松葉に相性がいいとか。ほーん。たしかに1打席目、ヒット(3番小園海斗が併殺にしてしまふ)。松葉的にはちょっと嫌かもしれない。
 

げんなりしたスタートだったが、佐藤、大きなピンチはなく、3回、1アウト1塁2塁で岡林勇希を併殺!

4回、今日4番のファビアンが先制の10号ソロ!

1点リードでは勝った気がしないのは、昨日と同じ。ずっとヒットが出ていなかった5番末包昇大が3塁打。

まだ1アウト、追加点ほしいところで、6番モンテロが浅いフライ(おーい)。

6回、奨成が2塁打! 上本バントで送って、1アウト3塁で小園が浅いレフトフライ。こんなんばっかり。へな~。

と、なった直後、ファビアンタイムリーで2点目!


7回、モンテロヒット!  菊池バントで、代走・久保修2塁まで進むが、代打・野間峻祥が空振り、久保飛び出して、けん制死。あぁぁ。

7回、島内颯太郎は三者凡退。

8回、栗林良吏が不安です。選手のことを見ていないカープベンチは、昨日三者凡退だったからと栗林を送り出すんです(どうせ)。

ヒットとフォアで、1アウト2塁3塁、森浦大輔に交代。岡林勇希のセンターフライを途中から守備についた大盛穂がダイビングキャッチ! 犠牲フライの1点ですんだ

追加点ないまま、9回、ハーンで試合無事終了。カード勝ち越し。


例によってロースコアゲーム。よく勝てたな・・・。佐藤に白星贈れて、ほんとによかった。

だいたい中日も、打率1割台と低迷している田中幹也が2番。思考が似ているのか、古いタイプの野球。

會澤のスタメンマスクについては、「ルーキーだし、ベテランの力を借りようと思って」と、新井さん。(「日刊スポーツ」

「今日は本当、守り勝った試合だったと思います」という言葉にも胸がざらつく。


なんとか逃げ切ったけれど、得点を取りに行く甘さは随所に(スタメンからして)。

7回、1アウト2塁で、會澤そのまま。佐藤に代打出すつもりなら、ここで會澤に代打で積極的に仕掛けていく手もあったのに。

「これで勝てた」と満足して、これからもこんな消極的な試合を見せられるのかと、勝ったのに気持ちは晴れない。

ところで佐藤、下水流昂以来の浮世絵顔。下水流が役者絵に出てきそうなら、佐藤は「東海道五十三次」とかに出てきそう。軽やかな旅姿とか似合いそう。

そう遠くないうちに、佐藤・岡本駿の同期リレーを見られたら嬉しいです。床田寛樹・矢崎拓也リレーのように。
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2025年6月28日

小園と中﨑とハーンが熱盛! ベンチには冷視線


6月28日(土)、中日戦(バンテリンドーム)、1

ノーヒットノーラン達成されないか、しょっちゅう心配している気がする。

1点ビハインドの5回、坂倉将吾にチーム初ヒット。かと思えば、末包昇大セカンドゴロで併殺崩れ、田中広輔ファーストゴロで併殺崩れ、田中盗塁失敗で3アウト。

塁に出れども出れども、進まんやないか~い。もはや、コントか~い(しかも笑えない)。

それでも、昨年よりは「逆転するかも?」という気持ちで試合を見られてはいる。


6回にそれは来た。

矢野雅哉ヒット、玉村昇悟スリーバント失敗(うっ)、大盛穂ショートフライ。また進ま~ん。

からの、ファビアン、ヒット。小園海斗3塁打が2点タイムリーとなって、逆転!

1点リードでは勝った気がしなかったが、そこは投手陣が踏ん張った(野手は野手は?)


3回、ボスラーのタイムリーで先制された玉村。6回、疲れが出てきたのか、ボスラーにフォア。佐藤龍世にヒットを打たれたところで降板。

ノーアウト1塁2塁で中﨑翔太。この中崎がグッジョブ。

村松開人がバントで送って、2塁3塁(アウト1つ、ありがとう)。宇佐見真吾、空振り三振。代打・大島洋平、見逃し三振、コントロールはまって見事に火消し!

今日も一仕事終えて、ベンチでお風呂上りのようにホコホコ笑顔の中崎が可愛い。最近、ツボにはまる。いえ、いい投球を終えた後の投手の表情がいいってことですね。

一時期、力のない球を見るたび、小噴火しそうになったが、それは中﨑のせいではなく。酷使した前々監督と、コンディションよくないのに起用する前監督に腹が立った。

かつての勤続疲労から復活する日が来るとは。感動してます。


7回8回、森浦大輔と栗林良吏が連続三者三振。

昨日、体の張りがあってベンチ外だった栗林。大丈夫なのかと案じたが、今日は事なきを得た。ただ、昨日の松山晋也を見た後では、栗林の勤続疲労を感じずにはいられない。

9回、ハーン。キャッチャーが石原貴規に交代。守備固めか。

ベンチのお気持ちよくわかりますが、坂倉にとって完走させてもらえない不本意な感じ(ショート小園に守備固め出されるみたいな)。坂倉は私たちからすると不本意な守備が多々あるのだが。

2アウト1塁3塁で、今日マルチヒットの山本泰寛の打席。石原が立ち上がり、「あっ」という顔をしているので何事かと思いきや、3塁ランナーの尾田剛樹(代走)がホームスチール決行

この奇襲にハーンは冷静に対処してホームに送球、タッチアウト! 石原でよかったかもという結末に。カープ勝ちました。玉村4勝目!


気がつけば中日戦名物、ロースコアゲームで終わる。

交流戦で輝いていた大盛は通常営業に戻りつつあり(様子見)、末包のヒリヒリ感のない軽々しいスイングも気になる。

以前、川口和久さんが「スランプの原因は疲労」と言っていたのを聞いたことがある。末包、疲れているのでは?


7回だったかな? 打席は回ってこなかったけれど、代打スタンバイしていた中村奨成が、「回ってこい」って感じでギラギラしていて、とてもよかった。

大盛や末包に代わって、いま奨成を見たい。

小園の決勝打、中﨑の火消し、ハーンのホーム送球からのタッチアウトは爽快だった。

ただ、7番8番の迫力を欠いたオーダーを平気で出してくるベンチには辟易。だから試合途中、退屈な気分になって、読みかけの本を手に取ってしまった。
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2025年6月27日

ときめかないもの見せられて


6月27日(金)、中日戦(バンテリンドーム)、
対2

リーグ戦再開、黒星スタート。

マルティネスがいなくなっても、中日には松山晋也がいる。松山、28セーブ目。マルティネス25セーブの上を行く。

9回、代打・秋山翔吾と野間峻祥、空振り三振。大盛穂は見逃し三振。力の違いを見せつけられる。


新井さんは「今、(林)晃汰を上げても使ってあげることができない」と言っていたが、そうだろうか。

林が松山を打てたかどうかはさておいて、秋山が剛速球タイプの投手を打てるイメージがない(だからメジャーでは・・・)。

なのに、杓子定規に秋山を代打に送る采配。それもだが、最終的に矢野雅哉に代打を出す新井さん。なんで打席を任せられない選手をスタメンに起用するのかっていう話だ。


今日は、ルーズベルトゲームになるのかと思った。

1回、森下暢仁がいきなり2連打。岡林勇希のゴロで1点先制される。腰砕け気分のスタート。

2回、坂倉将吾2塁打、7番菊池涼介タイムリーですかさず同点に。

3回、大盛穂、ファビアン、小園海斗が3連打。モンテロの犠牲フライで、1対2と勝ち越す。今日もコツンコツンと単打単打。ためて、からの、ボーン! がほしい。


3回ウラ2アウト2塁。細川成也にフルカウントで投げた6球目。ストライクを確信してベンチに戻ろうとした森下に、ボール判定

こういうときって、その後たいてい相手に有利な展開になる。今日もその流れには逆らえなかった。

2アウト1塁2塁、ボスラーの打球に菊池が間に合った! 逆シングルで捕ってセカンドに送球、やった3アウト! 

と、なるかと思ったが、送球が強すぎて矢野のグラブからボールがこぼれ、中日のランナー還る

2回にタイムリーを打った菊池、エラーでプラマイゼロになってしまう。

佐藤龍世にもタイムリー3対2、勝ち越されてしまう


この後、カープが取り返すことはなく、中日もこれ以上得点することはなく、ルーズベルトにはならなかった。

森下、フォア4コで球数かさんで、5回3失点(自責2)で降板。大野も5回2失点で降板。むしろ両チームとも今日はリリーフ陣に存在感。

7回、代打・中村奨成がヒット! 反撃ののろしじゃ~。と盛り上がったところで、代走・羽月隆太郎がいともあっさりけん制死。盗塁失敗より恥ずかしいけん制死。代走が・・・代走なのに・・・。

8回、モンテロの代走・久保修がプロ初盗塁決めました。


森下の3回ウラのあの球がストライク判定されていたら、違った展開になったかもしれない。不運なエラーもあった。

でも、流れを持ってくることはできなかった。せっかく涼しいドーム球場で投げられたのに(今井達也は夏の蒸し風呂・ベルーナドームで体調不良のため途中降板したのに)。

森下、コンスタントな投球はしているものの、今季一番よかったのは日ハム戦で伊藤大海と投げ合った試合では?

「大海に負けたくなかったので」とメラメラしたものを見せてくれたが、そういうのは野球の醍醐味かもしれないが、燃える相手じゃないときにもメラメラしてほしい。最近、森下が投げるたび、「それでメジャーに行くつもり?」とツッこんでばかりいます。


安打数は11。中日の8を上回るのに、ときめなかない試合でした。

今日も、7番8番は菊池と矢野。点を取るより、点を取られない野球を優先するカープベンチ。そら勝つの難しいね。

選手にというより、そういう選択をするベンチにときめかないので、前のめりで試合を見ることはなかった。一生やってろ、だ(そうやって優勝が遠ざかる)。
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2025年6月26日

夢の「1番から8番まで攻撃的打線」、打率3割超えでも林昇格見送り


明日からリーグ戦再開。4日間のお休みいただいた気分です(野球のない日は早く寝られる)。

明日からバンテリンドームで中日戦。いきなりバンテリンか~。と、いつまでもそんなこと言ってられない。

いい加減、バンテリンと、大竹耕太郎と、伊原陵人を克服しなくては。


ローテが再編され、土曜日の床田寛樹が火曜日の人に。森下暢仁→床田という豪華リレーも斬新(?)だったが、カード頭はエースが担当路線に。

6月21日の楽天戦、マツダスタジアムのデーゲームで先発した、暑さが苦手な床田。というか、暑いのが得意な人っているの?と言いたくなる、近年の夏の暑さ。

床田はここを乗り切れば、涼しいドーム球場(バンテリン→東京ドーム→バンテリン)、そして神宮球場のナイトゲームが待っていると思っていたようだが。

思惑外れて、7月の火曜日は、マツダスタジアムに甲子園と、屋外球場ばかりやないかーい。平日なのでナイトゲームですけどね。でも、夜でも熱いマツダスタジアム。床田、がんばって!


久保修が1軍合流。(「日刊スポーツ」)

6月22日、ファームのオリックス戦で、5打数4安打4打点だった久保修。ホームラン1本に2塁打2本。ファームとはいえ、炸裂。喜ばしい昇格。

まずは代走・守備固めからとの役割のようですが、上本崇司や田中広輔、堂林翔太ら、守備固め多すぎ問題は一向に解決されない。私が大きく問題視しているだけなんだけど。

これまでその役割を担っていた大盛穂は交流戦でスタメンとして存在感出した。リーグ戦再開後もそれを持続できるか、まだ様子見。


ファームで打率3割超えの林晃汰の昇格は見送られた。

結果を出しているからと単純にいかないのは切ないのぅ。ポジションの関係もあるのだろうけど、守備固め多すぎ(2回言う)。秋山翔吾の調子もよくないのに・・・。

広島カープ 最強のベストナイン』(光文社新書、2016)で、山本浩二さんのこんな言葉が。

「話はとぶけど、去年(2015年)、カープに野間峻祥というルーキーがドラフト一位で入団した。足も速いし、肩も強い。バッティングには波があるやろうけど、守備さえ計算できれば、ベンチは使ってくれる。それが彼の強味やろうね」と。


林の守備はまだ計算に入ってないってことなのか。

8番矢野雅哉、9番菊池涼介はまだ続くのか。夢の「1番から8番まで攻撃的打線」はずっとお預けのまま。

守備で投手(チーム)を助けることはとても素晴らしいが、打って、点を取って、投手を助ける道は私的には優先道路なんだけどな。
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2025年6月24日

同じセリフでこうも印象が違うとは・・・


12月24日が過ぎると、とたんにスーパーの品ぞろえがお正月モードに切り替わるように、あんなに楽しかった交流戦の余韻を残しつつも(カープの試合自体は散々なものも多々あったが)、週末のリーグ戦再開にスイッチしていくのであった。

あ、でも、交流戦中にブックマークしていた記事のことを一つ。

13日からの日ハム戦で初めて北海道を訪れるファビアンとモンテロ。遠征先ではその土地の名産品を楽しんでいるという二人。


今回も「おいしいものを食べたい。特に札幌でサッポロビールを飲みたい」と、楽しみにしていたそうだ。(「中国新聞」)

日ハム戦と言えば、野球を見る喜びを感じさせてくれたエスコンフィールド、完封負け、忘れがたい7点差をひっくり返されたゲーム等々いろいろあったが・・・ファビアンとモンテロは美味しいもの食べたかな?

この記事を読んで、2年前、上本崇司が「交流戦、エスコンフィールドでのゲームもあるし、楽しみです。北海道は美味しいものがたくさんあるのでそれも楽しみ」と話していたことを思い出した。


それを聞いたとき、「遊びに行くんじゃないからなっ」とツッコみたくなった。

当時、大谷翔平が遠征でニューヨークへ行っても街には繰り出さず、睡眠を優先しているという話を聞いたからなおのこと。

でも、ファビアンとモンテロが言うと、「楽しんできてね」って思うのに(日本のこと味わってほしいし)、上本には「まじめにやれぇ」って思うのは、なぜなんだろう。


言うまでもない、野球に対する姿勢の違いですね。

2年前、FA宣言せず、カープ残留を表明した上本。

「取りに来る球団もないと思うので。行く球団ないので、ここにいます」という自虐的な発言は、彼なりのサービス精神から出たものとも思えるが、自分のことをよくわかっているとも言える。

でも、そんなこと言えるのって、カープに甘やかされてるって感じがする。このヒリヒリ感のなさは。


6月25日、ドラ2の佐藤柳之介が1軍に合流することに。6月29日の中日戦でプロ初先発。即戦力とうたわれたものの、ファームでの苦戦を経て、やっとの出番が。

ドラ3の岡本駿が開幕1軍スタート。今はビハインドゲームを担っているが、大事な場面で起用されることも。私的には、徐々に勝ちパターンも任せていきたい存在。

一足先に、1軍のマウンドで一つひとつ経験を積み重ねている岡本。やっとスターとラインに立てる佐藤はメラメラしていることでしょう。熱く、冷静に、燃えてくれ!

2025年6月23日

交流戦ロス、楽しかった楽天戦、寂しい野手の入れ替えなし


今日のNPBの公示やっぱり野手の入れ替えありませんでしたね(ため息)。

小園海斗、坂倉将吾、末包昇大が主力となって、中村奨成、大盛穂らが加わったものの(大盛はまだ様子見)、世代交代とはとうてい言えない控えベンチの中身。

しばらくまたこの状態が続くのか・・・一生やってろ!という気持ちになります。ぷい。

森翔平が登録抹消。交流戦後のローテ再編? 投手は適度に循環しているだけに、野手を停滞させているのがもどかしいです(何とかして!)。


1年のうち、もっとも楽しい交流戦が終わって寂しい。ずっと交流戦だったらいいのにと、毎年思う。

パ・リーグの打者はどんどん振ってくるので、あぁ、楽しい。点を取られても楽しいパ・リーグ野球(国内比です)。

また、投手が打席に立つ牧歌的でガラパゴスな世界に戻ってしまう(床田寛樹だけは別。森下暢仁は今季1安打・打点なしで寂しい)。


最後の楽天戦も楽しかった。

末包と、楽天先発・藤井聖は東洋大学の同期。最終戦で、プロになってこうして2人が対戦している図にはグッときた。

結果、藤井は末包に2つのフォア。4回のフォアは代打・中村奨成の逆転タイムリーにもつながった。ヒットを打つ機会はなかったわけだけど、今回は末包に軍配があがった。


常廣羽也斗がこの日、1軍の練習に合流したそうだが、青学の同期、中島大輔との対戦には間に合わなかった。

中島君と言えば・・・。常廣をドラフトで1位指名した直後、新井さんが挨拶のため青学を訪れたとき、ちょうど中島が楽天に6位指名された瞬間にはちあわせ。

そのとき、新井さんは中島に「楽天入団おめでとう! またオープン戦とか交流戦でお会いしましょう」とエールを送っていたのでした。

こうして実際に対戦が実現したことにもグッときた。昨日の試合前、新井さんと記念撮影もしたみたいです。(「デイリースポーツ」)

野球は顔でするものではないけど、なんか感じのよさそうな青年だ。スタメン出場もしている。

常廣、早く出てこ~い。おかしいな、昨年新人王をとるはずだったのに。佐々木泰も早く帰ってこ~い。

2025年6月22日

4回2アウト満塁、代打中村奨成の逆転劇!&ブランドものに注意


6月22日(日)、楽天戦(マツダスタジアム)、
対2

交流戦最終戦、勝って終われた。9勝9敗(勝率5割)、順位は7位。セ・リーグのチームではトップ(それがどうしたぁ?)。

最低限のところで踏みとどまった感じだが、今日の勝ち方、久しぶりにまともな試合(?)を見た気持ちになった。

なんと言っても、2点ビハインドの4回。モンテロヒット、坂倉将吾と末包昇大連続フォアで、ノーアウト満塁

チャンスの場面で、また矢野雅哉と菊池涼介に回ってくる。

昨日は、たまのヒットとホームランがあったけど・・・矢野、空振り三振。菊池は浅いレフトフライ。モンテロ、動けない。


このチャンスを素通りするのはもったいない。でもまだ4回、森翔平を続投させるか・・・。

いんや、新井さんが動いた、代打・中村奨成

奨成は、初球振り抜いて2塁打! モンテロ、坂倉、還ってきた! 末包までも還ってきた! 走者一掃、逆転の3点タイムリー! うぉぉぉぉ。末包の走塁もえらかった!

新井さん、よく決断してくれた。そして奨成、よく応えてくれた!


森はもっと投げたかっただろうけど、複雑な気持ちではあったと思うけど。

というのも、2回、4番ゴンザレスの打球をショート矢野が後逸。黒川史陽と辰己涼介のタイムリーで2点先制されていた。

3回にも矢野はゴンザレスの打球をファンブル。打席でも元気なかったが(これは平常運転)、守備にキレがなかった。


矢野は昨年、ゴールデングラブを受賞。カープファンだけでなく、プロ野球ファンも魅了し、知名度をあげた。

今年のオールスター・中間投票でも、ショートで1位。まわりから評価されて(ところによっては持ち上げられて)、矢野、少し浮ついてない?

昨年ほどの鉄壁感がないのだけど。失策数も、木浪聖也と並んで8コでリーグトップ。


ミスは誰にでも起こり得ること、それはいいんです。ファビアンと交錯してエラーがついたときも、ちょっと言い訳っぽかった。よくも悪くもプライドが先に来てしまっているというか。

菊池涼介ともども、矢野の守備はブランド化されているんだと思う(菊池は別格と思いますが。今日もうっとりするようなプレーを7回に見せていた)。

これまで何度もアウトをとってチームを助けてくれたけど、カープベンチも、まわりも、ブランドだからと有り難がりすぎている気がする。

その点、1回に大盛が見せた、浅村栄斗のセンターフライのダイビングキャッチ。大盛の守備はカープファンの間では賞賛されているけれど、まだブランド化されていない。でも、無印だとしても、良品。

カープベンチも、打撃とのかねあいも考えて打線を組んでくれたら、もっとカープ面白くなるのになと思う。いつも末包までで、いったん途切れる。

エラー絡みで2失点(自責1)の森、無念だったと思うけど、次回ぜひ。


5回から、中﨑翔太、島内颯太郎、森浦大輔がランナー出しても抑えた。坂倉とのバッテリー、しびれた。

抑えた後、よく坂倉がピッチャーに背中(肩)ポンポンしたりするけど、中﨑がベンチに戻るとき、坂倉の肩をポンポン。ともに一仕事終えたという中﨑の充実した表情がなんかよかった。三連覇時代の若きクローザーも、今、お兄さん的存在。

リリーフ陣が奮闘したとしても、1点逃げ切りはヒヤヒヤもの。追加点がほしい。それはやっと来た。

7回、2アウトからファビアンヒット、小園海斗、申告敬遠。小園、今日ノーヒットなのに。モンテロ、マルチヒットだったのに。

4番の前で申告敬遠されてメラメラ〜。というのはよくあるが、モンテロは平常運転でヒット、満塁。

そこで、勝負強いイメージは薄めの坂倉が2点タイムリー!  5対2、ありがたい!

ハーンと栗林良吏のダブルストッパーが8回9回をフィニッシュして、カード勝ち越し!


ヒーローインタビューは、奨成と坂倉。2人とも落ち着いた話し方。外野ラッシュの今、奨成と坂倉のダブル捕手構想再びはダメなの?と、思ってしまう。

お立ち台の裏では、小園と末包がバケツを持って待機。なんか、懐かしかった、この感じ。鈴木誠也のいた時代。

奨成と坂倉、小園と末包、カープをひっぱる4ショット、好ましかった。新しい時代になったんだなぁ。もっと若い世代にも出てきてほしいのだけど。

明日、NPBの公示(登録抹消)を見るのがこわい。カープ空欄になってたら、野手の入れ替えが何もなかったら、無力感にまた襲われそう(実際、なんの決定権もないけどもさ〜)。

2025年6月21日

ホームラン4発で大量リード、でも勝ちパターン出動のアンバランス


6月21日(土)、楽天戦(マツダスタジアム)、
対3

7点差ひっくり返されたり、大敗したり、完封負けしたり、大量得点だったり、カープ極端。今日は4本のホームランで、ワッショイ。

1回、大盛穂が先頭打者ホームラン! しかも初球を。大盛、連日安打。どうなってるの?と言いたくなるほどの変化が起きている。

オフに、近藤健介、西川龍馬らとの合同自主トレに参加した大盛。バッティングフォームも近藤の真似をしているとか。

そのフォームが大盛に今、合ってるってことなんだろう。もし形から入ったものだったとしても、その素直さも含め、自分に合った人を参考にできたのはとっても大きいことという気がする。

数年前のオフ、髙橋宏斗が山本由伸のフォームを試していて、当時の立浪監督にやめさせられたことがあったのを思い出した。


大盛に続いて、ちょっと打撃で元気なかったモンテロに2塁打、末包昇大タイムリーで2点目!

2回、床田寛樹は、ヒット1本はさんで3連打、太田光タイムリー、2対1と詰め寄られ。

2回ウラ、大盛またヒット。からのファビアン2ラン! 4対1、また引き離す。


4回、大盛フォアで3打席連続出塁、ファビアンが2打席連続2ン! 6対1

1・2番のコンビネーションが今日はすごかった。

5回、矢野雅哉ヒット、菊池涼介2ラン!  8対1。置いてけぼりブルースだった二人にも快音。


床田、5回1失点
で早上がり。球数100球、調子よくなさそうだったし、熱かったし、今日は早めにあがって疲れをとってもらえれば。

大量援護で7勝目。試合が終わってからのみなでのハイタッチタイム、床田は「すみません、すみません」的な腰の低さ。

お気持ちわかります。でも援護なく勝ちがつかない試合も再三あったから、ドンとこい。


8回、益田武尚は2失点。なかなかスンナリ行かない1軍の壁。

5点リードの9回、今日昇格の滝田一希が見られるかと思いきや(鼻血以来)、栗林良吏とは驚いた。

7点リードの6回にも島内颯太郎だった。「点差はあったけど、2、3点を取られたら試合展開がわからないというところだったから」と、新井さん。(「日刊スポーツ」)

栗林は余裕のある場面で、ゆったり投げて三者凡退。

大量リードでも勝ちパターン出さなきゃ安心できないとは。勝っているのに、どこか危うい。


相手投手との巡り合わせで、大量得点。早川隆久の日には無得点。早川のような投手の日に得点できた日にこそ、心からワッショイしたい気持ちでいっぱい。

スタメンは昨日と同じだった。菊池と矢野の打順が入れ替わっただけのマイナーチェンジ。

「ゴロアウトの多い床田の日なので」って言いたいんでしょう?  一生守りに入ってろ。と思わずにいられなかったが、スタメン野手全員安打の日になった。

たまに出るヒットやホームランが大切にされて、これでまたしばらくこのスタメンがデフォルトになるのだろうか。守備がいいのは選手を助ける要素になる。でも打撃とのバランスもよろしくね。

カープが勝った(負けた)日は、阪神も巨人もDeNAも勝つ(負ける)現象が続く。引き離されなくてよかった日記。くぅ。
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2025年6月20日

誤審を晴らして勝つつもりが、昨日の大敗とまた同じスタメンで完封負け


6月20日(金)、楽天戦(マツダスタジアム)、
対4今季10度目の完封負け。

1回、楽天の攻撃で不可解な判定が。

先頭打者の村林一輝が内野安打で出塁。小深田大翔の打球をライト末包昇大が地面すれすれでキャッチ。でも、1塁塁審はセーフ判定。

1塁に戻ろうとした村林、末包は1塁に送球、モンテロがキャッチ。小深田がアウト判定。ん?

新井さんが「村林がアウトでは?」とリクエスト。リプレー検証はいつもより長くかかって、結局、小深田がセーフ、村林がアウト。ん? リクエストは通ったけど、そこじゃなくて。


その直後、森下暢仁が併殺に打ち取り、楽天の得点にはつながらなかったが、よくわからず、モヤモヤした。

わかるのは、末包がノーバウンドでダイレクトキャッチしていたということ。

映像を見ても、捕っているように見える。末包自身、ワンバウンド判定されて、両手を広げ、「マジか〜」と納得していなかった。そこは誤審では???


このモヤモヤを晴らすため、絶対、今日勝ちたい。末包、ホームラン打て!

と思っていたのに、コンディション不良で1カ月近く離脱していたという早川隆久を今年も打てないカープ。昨年、早川はカープ戦で10回無失点(カープは最終的に試合には勝ったんだけど)。

今日もすごかった〜、得点圏が渋滞。


1回、小園海斗ヒット、2盗を決めて、モンテロ空振り三振。

2回、坂倉将吾ヒット、菊池涼介ゴロで坂倉2塁、ボークで3塁、矢野雅哉サードファウルフライ。

4回、坂倉フォア、末包ヒット、1塁3塁で、菊池空振り三振。

5回、矢野ヒット、森下バントで送って、大盛穂見逃し三振、ファビアン、キャッチャーファウルフライ。

6回、モンテロ2塁打、坂倉センターフライ、末包セカンドゴロ。

8回、大盛2塁打、早川途中交代も、ここ止まり。

9回、末包ヒット。菊池に代打・秋山翔吾、矢野に田中広輔が。田中フォア、1塁2塁。代打・野間峻祥はレフトフライ。


あれ、おかしいな。今日は末包の怒りのホームランが出て勝つはすだったのに、7度の得点圏で、1点も取れないとは。楽天、楽勝!

森下暢仁、7回3失点で6敗目。交流戦に入って2連勝していた森下、1カ月以上勝ちのつかなかった時期に比べると悲壮感はなかったが・・・。

カープ、威圧感のない攻撃のオンパレード。書き出してみると、改めて悲壮感でいっぱい!

昨日、ソフトバンクに大敗したときと同じスタメン。何一つ変えないベンチ、何を目指してるの? どこに向かってるの? どこにも向かわずグルグル回ってるだけ。

今日、誰1人として打点を上げられなかったが、得点圏で菊池と矢野に打席がまわってきたときのフラストレーションは大きかった(今日に限らず)。

9回、菊池と矢野は代打を出された。だったら、最初から攻撃的な布陣をしいてほしい。


ドミンゲスと長谷部銀次が登録抹消。昇格はなし。えっ? せめてリリーフ陣の疲労がたまらないよう、人も増やさず?

8回、岡本駿が連投。9回は高橋昂也が宗山塁に犠牲フライを打たれて4点目。

審判の判定もわけがわからなかったが、カープベンチもどこ見てるのか。冷めます、冷えます。

2025年6月19日

恥ずかしい2対16、でも驚かない、ベンチがあれだから・・・


6月19日(木)、ソフトバンク戦(マツダスタジアム)、
対16

これは1軍同士の試合なのか。

4回まで、ソフトバンク先発・大関友久から、小園海斗のヒット2本だけという打線ではあったが、カープ投手陣が二線級だったということですね。

ドミンゲスにこだわる新井さん、なぜそこまで? 佐々岡さんがなぜかスコットを気に入っていたのを思い出す。

スコットよりはなんとかなりそうで、まだ何者にもなっていないドミンゲス。1軍復帰の試合で、5回6失点


1回、栗原隆矢2点タイムリー嶺井博希2ランいきなり4失点。嶺井はソフトバンクに移ってもカープキラーのままだった。

昨日、4点差から逆転勝ち。諦めませんが、そうそう二匹目のドジョウはいまい。

4回、牧原大成の折れたバットが飛んできて菊池涼介がベースカバーにまわれず、内野安打で5点目

大関のセーフティスクイズで6点目。ふだん打席に立っていないのに、エライ!(相手のいいとこしか見えない)


5回、末包昇大、2塁打。でもこの後が、菊池涼介と矢野雅哉。

ときには事を起こす二人。カープベンチには、それが残像になっているのだろうけど、菊池サードゴロ、矢野ショートゴロ、2塁ランナー末包と入れ替わる。進まーん。

ここで代打・中村奨成の出番が来た。左打者先発の日も好調大盛にスタメンを譲っている奨成。爪痕残せー。残したー、2ラン!

次の打席、大盛も負けじとヒット! この回だけ、いい記憶が残る。そんな試合になった。


ビハインドゲームの6回、 益田武尚が今季初登板。三者凡退(まだ喜ぶのは早い)。

リリーフ温存のため、益田は7回もイニング跨ぎ。4点差でイニング跨ぎと言えば、昨日、逆転勝ちを呼び込んだ高橋昂也です。

しかし、ここにも二匹目のドジョウはいなかった。ドカンと栗原に3ラン、7点差に。

下位打線は三者凡退できても、イニング跨ぎはやっぱり難しい。昨日の昂也の仕事ぶりが際立つことに。


7回、満塁のチャンスで、モンテロはライトファウルフライ。

8回、長谷部銀次が三者凡退も、やはり上位打線を迎えた9回はスンナリ行かなかった。

ヒット、連続フォア、デッドボール押し出しで1点嶺井に2点タイムリー佐藤直樹にもタイムリー、もう収拾がつかない。

岡本駿に途中交代。こんな大差で岡本出さなきゃいけないなんて・・・。しかし、岡本も止められず、3失点(自責1)に。


ドミンゲスにこださるのは一旦やめて、リリーフ陣も入れ替えて、別の選手にもチャンスを。

投手陣は結果がわかりやすいので適度に入れ替えあるけれど、野手もいい加減、フラットに入れ替えてほしい。6番末包の後、パチンと断ち切られる打線を再構築してほしい。

佐々木泰が離脱してから、上本や田中広輔ら、かつてのいつメンがスタメンに顔を出し始め、様子がおかしくなってきた(ショート小園も見られなくなった)。主力が1人いなくなっただけで、こうなる層の薄さよ。

ベンチが層を薄くさせてるだけ。思い切って2軍で振れてる選手をあげてチャンスを与えればいいのに、昔返りしてる。


いざというときのため、スタンバイしている會澤翼も、ベンチにずっと温存しているなら、清水叶人ら若手捕手を1軍に上げて、来年以降に備えればいいのに。代打・會澤も、今はもう考えにくい段階に。

石原バッテリーコーチは現役時代、會澤と一緒にやってきたから、温情が残ってるんだろうな。新井さんと一緒。

ベンチがそんな守りに入っているから(守るほどのものなのか、それは)、こんな大敗しても、何も驚かない。
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2025年6月18日

やっぱりホームランだよね、ファビアン逆転満塁弾!


6月19日(水)、ソフトバンク戦(マツダスタジアム)、
対4

3日前の日ハム戦では7点差をひっくり返されたけれど、今日はカープが4点差をひっくり返した。

6回、ファビアンの満塁ホームラン! 思わず「きゃ〜」と声が出た。こんな華やいだ気分、カープで久しぶり。

5回と6回、イニング跨ぎでリリーフした高橋昂也に勝ちがついたらいいなぁ。と、ほんのり思っていたことが本当になった。

シャイな昂也と陽気なファビアン、ヒーローインタビューは最高の2ショットになった。昂也は4年ぶりの勝利!


スタメンに、1番大盛穂。ソフトバンク先発は左投げの前田純だったけど、大盛。右左に関係なく調子のよい選手を起用、これはよい兆候(というより、そうしないからいつもおかしくなる)。

この大盛が今日もすごかった。初回から連続打席ヒット、連続フォア、相手エラーと、5打席全出塁。盗塁も1つ決めました。これは何か「今、持っている」感じ?

大盛ってスイングが非力で、これまで切り込み隊長のイメージがなかったのだけど、打って塁に出て走って・・・これこそ1番打者では?


大瀬良大地、4回4失点。内訳はこんな感じでした。

2回、あろうことか、プロ初打席の前田にプロ初安打の先制2点タイムリー

3回、ノーアウト満塁。はわわ。だがしかし、栗原陵矢ピッチャーゴロ、ダウンズ空振り三振、秋広優人空振り三振で乗り切った!

4回、パスボールも繰り出し、周東佑京と中村晃にタイムリー0対4に。あー。


しかし、カープ打線の内訳もこんな感じ。1回、1アウト1塁3塁で、モンテロ空振り三振、坂倉将吾ショートゴロ。

3回、また1アウト1塁3塁で、モンテロ空振り三振、坂倉センターフライ。

いつもコンスタントに外野に大きめなフライを打つ、頼りになるモンテロが、今日に限って犠牲フライも繰り出せず。

こんなチャンスを潰す場面を立て続けに見せられたら、大瀬良、こたえるんじゃないだろうか。これまで援護なしが蓄積して層ができるほど、「ノー援護ライフ」を送ってきた大瀬良なのだから。

ちなみに、1回も3回も大盛がヒットで出塁、チャンスのお膳立てをしていたのです〜。


大瀬良の後を受けた昂也は、5回6回を無失点。

5回ウラ、またしても大盛がフォアで出塁。ファビアンもフォア、小園海斗ヒットで、ノーアウト満塁。

モンテロは併殺打で、最低限の1点は入った。坂倉、今度はタイムリーで2対4

さすれば6回、尾形崇斗から菊池涼介がファウルで粘って2塁打。矢野バントで送って、代打・野間峻祥ヒット。大盛フォア、1アウト満塁。

もぉぉぉ。コツンコツンと1つずつしか進めない。ちゃんと進んでいるのだけど、もどかしい。


そこにファビアンの満塁ホームランですよ。6対4と逆転ですよ。もう、ワッショイワッショイですよ。

昂也に勝ちがついた! 嬉しかったけれど、大瀬良にもつけてあげたかった。うぅ〜。

でも、いつでもひっくり返せる2点差(だって7点差だって・・・)。そこに、7回、矢野の2点タイムリー! かなり懐があたたかくなった(いや、7点差が・・・)・

4点リードの8回9回、栗林良吏とハーンのダブルクローザーが余裕(少しね)ある場面で抑え、日ハム戦をリセット。


8回、ノーアウト1塁2塁、セカンドライナーで終わってしまった今日2安打の小園海斗だったが、ボール球をよける体の動きがキレッキレ。ちょっとまるでダンスをしてるようだった。

守備のポジション、コロコロ動かされるという疲れることをさせられているのに、これはしばらく期待できそうです。ショート固定で落ち着かせたら、もっとキレッキレになったりしないかな?(固定して!)

7番菊池、8番矢野というオーダーを見たときには、またか、またなのか、一生やってろと突き放した気持ちになったが(大竹耕太郎戦みたいな?)、振り返ればスタメン野手全員安打。

しかし、なんといっても、調子のよい大盛を右左案件で外さなかったのが勝因の一つに思えた。

2025年6月17日

大盛の2本だけで完封負け、玉村ヒット3本だけで負け投手


6月17日(火)、ソフトバンク戦(マツダスタジアム)、
対2今季9度目の完封負け。

スタメン見て固まる、やっぱりそう来たか・・・。1番大盛穂、2番田中広輔、8番矢野雅哉。スタメンマスクが石原貴規から坂倉将吾に変わっただけ。カープベンチの頭もガチガチに固まってる。

ソフトバンクのスタメンは、ほぼ知ってる選手がズラッと並ぶ。西武戦やロッテ戦とは対照的。さすが常勝チーム。日本シリーズや日本代表でよく見かける選手たち。

初めましては、左脇腹痛で離脱した今宮健太に代わってショートを守る、野村勇のみ。


1回、その野村がヒット。4番近藤健介の2ランでいともサッパリと先制される。近藤、さすがです。

ソフトバンクが県外からも選手を集める有名私立校なら、カープはお金かけられないけど地元の選手でやりくりしている公立校みたい(コーチも地元でやりくり)。

でも、ここだけだった。玉村昇悟、6回2失点、打たれたヒットは3本だけ。よかっただけに、初回が悔やまれる。

でも結局、援護ゼロという、どうにもできない事実。


玉村、球数90球、まだ行けそうだったけど、6回ウラ、打席が回ってきたところで、秋山翔吾に交代。

なぜならば、ここまでカープは有原にノーヒット。代打攻勢せねば〜(力ない声)。

久しぶりの秋山は空振り三振だったが、大盛ヒット! ノーノー免れた、ありがとう大盛!(こういうの、ちょっと前にもあったような・・・)


ここからファビアンにフォア、2アウト1塁2塁でモンテロ。今日、初めてと言っていいチャンス。

モンテロがヒット性の当たり! やった! と思ったが、レフトの柳町達がスライディングキャッチ。うぅぅぅ。

今季、負け数が多い有原航平。なんとかなってほしかったが、びっくりするくらい、なんともならなかった。


8回藤井皓哉がマウンドに。カープ時代、あわあわしていたこのマウンドに、今ではソフトバンクの勝ちパターンとして、ここに立つ。シュッとして、ソフトバンクの黒いビジターユニフォームがよく似合う。

ここは俄然、藤井に肩入れしてしまった。

もう8回ウラですよ? でも矢野に代打は出されず、センターフライ。代打・野間峻祥はレフトフライ。三者凡退行けー!というところで、大盛が今日2本目のヒット! 

田中はファウルで粘ったが、藤井の球を前には飛ばせまい。空振り三振、藤井吠えた!

矢野や野間や田中が藤井の球を打てるとベンチは思っていたんだろうか(ぷい)。

カープ2安打(大盛のひとりヒット)だったが、ソフトバンクは3安打。ほんとうに1回の近藤の2ランだけだった。


今日、ヤクルトが楽天と引き分けた以外は、またセ・リーグのチームが負け負け続き

こんな絶好のチャンスをものにできないのがもったいない。それは、セのチームみんなお互いさまなんだけど。

明日は、大瀬良大地と前田純。前田はサウスポー。よもや、また1番上本崇司とかやるんじゃ・・・。

2軍との入れ替えも依然としてなし。これでいいと思ってるの? 職務怠慢では? 進言できないコーチ陣にも失望(それはもう何年も)。

選手の起用は何通りもあって、その組み合わせで小さな化学反応を起こせるかもしれないのに、何の手も打たず見てるだけ野球って、佐々岡さんやないかーい。

最善を尽くさず負けているのが、ほんとに嫌なんです。
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2025年6月16日

交流戦3分の2を終えて・・・フワフワとモヤモヤ


エスコンフィールドの風景の余韻が残って、交流戦の記憶がかなりそこで占められています。球場にいたわけではないのに、臨場感があって、あぁ、楽しかった! 

先週の交流戦。私の脳に残ったのは、6月14日の2戦目、岡本駿の無失点劇

4点ビハインドで床田寛樹の後を投げた岡本。いつも安定感あるのに、いきなり連続フォア。バント処理するときのフィールディングも浮き足だった感じ。

「すごいキレイな球場で・・・ちょっとフワフワした感じで入ってしまった」と、岡本。(「デイリースポーツ」)

そうか、やっぱり選手もフワフワとなる球場なんですね。

でも、そこからは連続三振で、無失点に抑えた。こうやってまた一つ信頼貯金を増やしている感じが好ましい。新しい場所を体感できてよかったね。


もう一つ強烈だったのが、6月14日の日ハム戦、上本崇司のスタメン1番起用

6月12日、ロッテ戦では、大盛穂と田中広輔を7番8番で起用。翌日の日ハム戦では1番2番起用。これもかなり強烈でした。

ただ、この2人の1番2番がベストかどうかは置いといて、2人は結果を出した。

のに、翌日、上本を1番起用したことにはショックすら覚えた。


新井さん、今頃どうした? 何やってるの? 12球団で、サブメンバーを1番に置く監督、います?

臨場感あふれるエスコンフィールドで、なんという臨場感のなさ。「痛みをともなう変革」どこいったー? 

佐々木泰が離脱して、「いつメン(いつものメンバー)化」が再発、頭痛い。

新井さんの場合、野手はなかなか入れ替えない。しばらくこの状態が続くのかと思うと、頭の中が停滞ムード。いえ、活躍してくれれば、もちろん賛辞をおくります(打撃でな)。


昨日、日ハムに7点差をひっくり返されて、カープはサヨナラ負け。外出先で試合結果だけを見た家族が「ルーズベルトゲームだったんだね〜」と言う。

あのね、取って取られてのしびれる7対8じゃなく、終盤、7点差をひっくり返されたんだよぉ。全然ルーズベルトじゃなかったんだよぉぉ。と教えてあげたら、びっくりしていました。

追いつかれた隙あるカープに対して、諦めず追い越した日ハムに、むしろ感動した。


エスコンフィールドの開放的な野球風景にうっとりした3日間。もっとあの場所を見ていたかった。

明日からはマツダスタジアムで6連戦。

マツダスタジアムも素晴らしい球場なのに(訪れたことはないけれど)、あの開放的なエスコンフィールドを想うと、ビジターに寛容でない球団の姿勢がとっても閉鎖的に感じられて、ちょっとトーンダウンする。

地元のお客さんがたくさん見にくるからだとしても、ビジターのお客さんをあんな出島みたいな小さなところに押し込めなくてもいいのに(最近の甲子園にもそう感じる)。

マツダスタジアムはカープを愛するお客さんのための球場で、エスコンフィールドは野球を愛する(楽しむ)お客さんのための球場になってる気がする。


明日からまた投手が打席に立つ野球に戻る。つまらないです、きっぱり(床田は別)。

日ハム戦ではDHで出場した坂倉将吾。打撃に専念した感触はどうだったのか聞いてみたいです。

どちらにしても、坂倉と小園海斗、ファビアンとモンテロが打線の4本柱であることを感じた1週間。小園は昨日、5打数4安打とバカスカ打ってた。行け行けー。

明日のスタメン見るのがこわいです。ふっ。