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2025年9月8日

野球の神様やっぱりすごかった、ところでカープで本読んでる人います?


阪神の優勝シーンに立ち会って、一夜。

試合の前半、優勝目前で、阪神の選手が少なからず緊張しているのを感じた。それを逆手にとれればと思っていたが、こっち(カープ打線のことな)が意気消沈して終わるとは。

迫力に欠いた不甲斐ないセ・リーグの中で、阪神だけがちゃんとしていた印象(セ・リーグ比です)。一昨年もそうだった。

「打線は1番から5番までしっかり固定されていて、投手も野手も軸となる選手がたくさんいる。顔触れを見ても、この強さはしばらく続くと思わせるぐらい強い」と、阪神についてコメントした新井さん。無力感さえ伝わってくる。

セ・リーグの他の監督も、みな阪神の投打の充実ぶりについてコメントしていた。それはもう、ファンの目線と同じ。(「スポニチ」)


カープ以上にトンチンカンな采配が気になる中日の井上監督だが、「佐藤輝の急成長は認めざるを得ない。個々のレベルアップのお手本として、中野や森下を見てみろと。うちの若手も、そうならないと五分には戦えない」という言葉には臨場感を感じた。

チームが低迷すると、ベンチの采配は槍玉にあがる。でも、ベンチだけでなく、選手たちにも、もっと出来ることある(あった)んじゃないかと思ってしまう。

たとえばフォア。岡田監督時代からだったが、今季も阪神のフォアの数はクラクラするほどダントツに多い。

阪神401、巨人352、ヤクルト316、中日303、カープとDeNAが286。

フォアの数だけ見ても、出塁数でカープとは100以上以上差がついてる。すぐポンポン打ち上げては相手投手をラクさせて終わるの図と重なって(もう見飽きた!)、もっと工夫や研究してほしいなと思う。素人のお願い。


今日、「偉人の年収 How much?で、先週に続いて、川上哲治さん。夕食時にたまたま見たのだけど、「川上さん入門」としても面白かった。

選手時代も、監督時代も、川上さんが自分の頭で考えていた人なんだなということがよくわかって、感動してしまった。

監督時代はドジャースのコーチが書いた『ドジャースの戦法』という本を読んで、采配に取り入れていたようです。

また、阪神の江夏豊さんを打ちあぐねていたとき(これは野球ファンの間では有名な話かもしれないけれど)、バントで左右にゆさぶって江夏さんを疲れさせ、9人で1点をもぎとったという話。

この番組、カープの首脳陣と選手が見てくれていたらいいのにと思った(本読んでる?とかも思った)。


川上さんが中日から牧野茂さんをコーチに招いたという話もよかった。

巨人OBには反対する声もあったけれど、巨人とは違う野球を知っている人が必要だ、と。また、外部から来ることで、結果を出さなくてはと緊張感を持って仕事してくれるだろう、と。これは響く~。

ほぼ身内で固めたカープベンチ。試合中、緊張感のない小窪コーチの顔を見るたび、私はイラッとしてます。床田寛樹より通算安打数の少ない朝山コーチが打撃コーチって、どういうこと?

球団も、ベンチも、選手も、もっと出来ることあるのに(やってないから今5位)。


CS進出には、2位の巨人が残り9勝8敗で進んだ場合、広島は16勝2敗が必須。3位のDeNAが9勝9敗で進んだ場合、14勝4敗が最低条件だとか。(「中国新聞」)

き、厳しい。あれよあれよと負けて、ここまで厳しくなってたか。

夏休みの宿題、ずっと後回しにして、今から血眼、みたいな? 宿題なら自分が徹夜してでも頑張れば間に合うかもしれないが、野球の試合は相手あってのこと。

でも、最後まであがいてほしいです。あがいているように見えないから(ベンチと打線が)、むなしい気持ちでいっぱいになった昨日の夜。

2025年8月14日

現状維持は後退なり


明日から、マツダスタジアムでヤクルト戦。村上宗隆も1軍に帰ってきていますー。

予告先発は森翔平と高梨裕稔。右投げの高梨相手に、カープはまた打線を入れ替えてくるんだろうか。

左投げの大竹耕太郎と髙橋遥人相手に、小園海斗以外は右打者そろえた阪神戦。大量得点と完封負けという、くっきり対照的な結果になった(もう、どうしろと)。


昨日、佐々木泰と前川誠太は守備でミス。菊池涼介だってミスすることはある。場数を踏んでいってほしいと思う。ミスを避けようとして、守りに入られるスタメン組まれるより、ずっといい。

基本、捕手以外は阪神戦でのオーダーで続けてほしいが、またコロコロ変えてきそうで、なんだかな。

守備のミス連発で、阪神打線を2安打に抑え奮闘した大瀬良大地に応えられなかった。でも、エラー以上に、守備のミスを取り返せなかった打線の方に、救いようのない無力感。


昨年の12月、下剋上で日本一になったDeNAの森原康平と伊勢大夢が、横浜市内にある進学塾のトークイベントに招かれた。(「サンスポ」)

そこで伊勢は、「現状維持は退化だと常に思っている。もちろんいつか衰えはくるけれど、それまで現状維持では駄目。そこは大事にしたいし、自分に常に言い聞かせている」と話していた。

ミュージシャンの杏子さんが商社で  OLをしていたとき、会社(社長室?)に「現状維持は後退なり」と貼り紙がしてあったと言っていた。ときどき思い出してしまう。


今のカープ、今季の優勝は無理としても、上に行くつもりでいるんだろうか。

どう見ても、5位と4位を行ったり来たり、現状維持がお好きに見えてしまうわ~。そんなとこで落ち着いてるな!

現場(渦中)にいると、俯瞰して見るのは難しくなってくるのかもしれないが。それどころじゃなさそうな、その場しのぎ感にあふれています。新井さんの中には、ファンにはわかりづらい若手育成のプランはあるみたいですけど。(こちらを参照)


ところで、「現状維持は後退なり」というのは、健やかな人の発想だなと思う。

たとえば深刻な病気になったとき、完治する見込みはなくても、「これ以上悪くならないようキープ。悪くなってなかったらもうけもの!」の気持ちで、細くながーくを目標に生きていくのも一つの発想だと思うようになった。そこで未来を見つけられたら。

唐突ですみません、プロ野球とは別の話ですけれども。プロの球団は、プレーヤーは、上を目指してくださいよ、お願いしますよー。

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2025年8月11日

地元メディアは伝えないカープへの辛辣(=ノーマル)な記事を読んで思ったこと


8月11日(月)、阪神戦(マツダスタジアム)は、雨のため中止。

明日の予告先発は、床田寛樹と大竹耕太郎。大竹はスライド登板。

カープの場合、エース格の投手はたいていスライド登板される。よって、今日先発予定だった遠藤淳志はスライドされず。私は見たかったですけどね、8月3日の中日戦で快投した遠藤。

大竹は防御率1.78だが、規定投球回数に達してないので、ローテの柱とは言い難い。カープ専用投手となりつつあるが、そこはしっかり仕事してる。外したことない(カープ情けない)。

そら、スライドしない手はないですね。くやしー。明日こそ、ボボボ(炎)。←そして、毎回打ち砕かれる(打線は打ってないのに)。明日こそー(小声)。


地元メディアは、さすがに昨年9月の大失速や、今季7連敗を繰り返していたときは、多少カープに対して厳しい記事もあったのでしょうか?

最近、たまたま目にした「AERA DIGITAL」が、カープに辛辣です。

というより、ノーマルです(よかったら、リンク先の記事を読んでみてください。ちょっと留飲下がります)。


広島・新井監督に“失格”の烙印も…次期監督に黒田博樹氏を招聘&マエケン復帰で〈球団史に残るプロジェクト〉発動か」(6月23日

このブログでも、「新井さんがいつ途中解任されてもいい(球団はしないだろうけど)」と書いてきましたが、メディアに「監督失格」と書かれると、ほんとにジュッと烙印押される感じで、けっこう応えますな。

黒田監督待望論は、それこそ「願い」みたいなものでしょう。

黒田が監督という泥臭い仕事を引き受けると思えない。新井さんで懲りた。好きだった選手が監督・コーチになって、選手時代とのギャップを見せられるのはもうおなかいっぱいです。


昨年の大失速が再来した広島 ファン離れも深刻〈監督交代よりコーチ陣刷新〉が再建のカギか」(7月29日

「新井監督への風当たりが強まっているが、広島OBは違った見方を示す」として、こう書かれています。

「監督交代だけでは変わらない。コーチ陣の大幅なテコ入れやドラフト戦略の見直しなど、抜本的な改革をしないとチームを立て直せない」と。

昨年オフ、コーチの入れ替えがまったくなかったことに対して、メディアから驚きの声が出たことにも言及してあります。

ファンもそう思ってました。コーチの全員留任にはとんでもなく失望して落胆しました。地元メディアはこういうこと、書かなさそうですが、どうだったの??


カープ女子どこへ、空席目立つマツダスタジアム――最下位目前の広島にファンから無言のメッセージ」(8月1日

この記事と同じようなタイトルで、私もブログを書いたことあります。

他球団のファンサービスを例にあげて、「球団運営も時代の変化に合わせる必要性があるかもしれない」と、提起。

「変えることが可能な分野がいくつも残されているのはカープの強みだろう」と、前向きな書き方で終わっています。

えぇ、手本にできる他球団のサービスはリサーチして取り入れてほしいですね。できること、いっぱいありそうです。


先日、DeNAはカープ戦の試合後、「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」と称して、プロジェクションマッピング&ドローンショー 、やってましたね。

こういうイベントを楽しみにファンの方が球場に足を運んでくださるなら、とってもいいんだろうな。

と思いつつ、私は「球場に足を踏み入れること自体が特別」って気持ちになるんです、いつも。球場っていうライブ会場は、そう思わせてくれる空間なんです。

球場にいろんな楽しみごとが用意されて、それを目的にお客さんがたくさん来てくださるのは素晴らしいと思う。

その一方で、「来てよかった」そう思えるプレーを選手を見せてくれることが、一番のファンサービスだなと思う(そう思える采配をしてくれるベンチとセットでな)。

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2025年8月4日

〔週刊カープ〕重い腰あげたプロ野球界、林抹消、阪神&中日戦


この1週間、書ききれなかったあれこれを試合の合間にまとめてお届けします。

〔野球界が動いた〕
8月4日、ついにセ・リーグもDH制を導入を発表。やったー。

ガラパゴス化していた高校野球、東京六大学、関西学生野球も来春からDH制の導入を発表したばかり。外堀埋められて、やっとセ・リーグも決断したか?

と喜んでいたが、再来年からだって? いかにも猶予を持たせる思い切り悪い日本的なところが出てる。とっとと来年からやればいいのに。

あと1年、あの生ぬるいセ・リーグ村を見せられるのか~。早く~。


もうひとつ、朗報です。NPBがリプレーセンターの設置を検討しているとのこと。選手会の要望が受け入れられましたね!  

最短で、来春からの稼働を目標にしているとのこと。こっちはセのDH制より早いかも?

かねてから、客観的にリプレー検証(ジャッジ)するスタッフを置いてほしいと希望していたので、ファンとしても嬉しいです。


〔ホームラン打者を抹消するチーム〕
8月4日、林晃汰と久保修が登録抹消

7月20日と21日、ヤクルト戦で、ホームラン2本打った林を抹消とは。可能性を感じさせてくれていたのに、ガーン。

その後、ノーヒットだったが、それこそ使い続けてこそ育つというもの。ろくすっぽ機会も与えず、降格とは。

「俺は今の子たちを育てていくという気でいる。短期的なことを見るんじゃなく、その先を」と、新井さんは言っていたが、育てている感じが全然伝わってこないんですけど。(「東スポWEB」)

「痛みを伴う改革」とは、「点を取って勝つチームへのシフトチェンジ」だと思っていたのに、守りを固めて試合をつまらなくさせている現状。

いえ、守りも重要です。でもバランスってものが。守りを高評価されている矢野雅哉がスタメンの日は、チャンスの場面での期待感がものすごく下がる。かと言って、今の矢野の守備が鉄壁とも思えない。過大評価しすぎでは?(一度そう思うと、思い続ける節がある)

あんなにファンを魅了してくれたスラッガーとは思えない。人の脳には、自分が得意なこととは別のことをしたくなるところがあるという話を聞いたことがあるが、見事に逆方向へ進むクン。


〔床田の切ない一言〕
先週、大竹耕太郎と村上頌樹先発の阪神戦で、2日続けて完封負け。

大竹と投げ合った床田寛樹は6回1失点で負け投手に。

「僕が点を取られた。それで負けた。僕の責任かなと思います」(「スポニチ」)

違います、打線が点を取らなかったからです。そんなこと、床田に言わせないでほしい。


〔勝たせたい投手〕
中日戦で、髙太一がプロ初先発で初勝利(6回1失点)。支配下登録されたばかりの辻大雅がリリーフデビュー(9球で三者凡退)。遠藤淳志の2年ぶりの勝利も忘れがたい。

3人とも、「勝たせたい」という気持ちになる投球だった。

思い起こせば、森下暢仁の1年目もそうだった。というか、1年目のグイグイ行く森下は負ける気がしなかった。

だけに、中日戦2戦目での4回5失点は、若い投手たちとは対照的に、ちょっと応援できないなと思ってしまう内容だった。

本人は、右手のマメの影響は否定していたが、少しはあったんじゃないだろうか。そうでなかったら、ちょっと心配になる内容。メカニックの問題なんだろうけど。


さすがのグイグイ森下も、数年にわたる無援護に心身ともに疲弊しているんだろうか。弱いチームでもエースとして尊敬されていた黒田博樹みたいになってほしかったんだけど、あれあれ? 

新井さんも、森下が突き抜けること、チームを引っ張っていく存在になってくれることを期待して開幕投手に抜擢したのに、なんだなんだ?

ところで、中日戦で着用された、胸番号くっきりのアメフトユニ。最初サンプルを見たときは「え~」と思ったが、実際に試合で見たら、思ってたよりよかった。

ただ、森下は、親戚のうちに泊まって、体格のいい従弟から借りたTシャツ来てる男の子、みたいだった。いつものユニの方が似合ってたかな~。


〔井上監督と新井監督〕
小園海斗のタイムリーで、髙がプロ初勝利をあげた試合。マラーから斎藤綱記に交代して、飛び出したタイムリー。

井上監督は「迷ったけども、小園に対して、斎藤の分がよかったから」と、過去の対戦データを重視したようだ。(「日刊スポーツ」)

小園も「斎藤さん、打ててなかったんで」と苦手意識は多少あったかもしれないが、やってくれました。

新井さんと似てますね。目の前の勝負(流れ)より、データに頼る試合勘のなさ。結果論だけど、助けられました。

明日から9連戦。選手のみなさんはすこやかに。ベンチはヘンなことしないように(絶対またやる)。

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2025年7月28日

前田智徳さん、カープの大竹対策にその名言(?)さずけて!


明日から阪神戦。のっけから大竹耕太郎かぁ~。カープは床田寛樹。

何本打てるかしら、何点とれるかしら。いい加減打ち負かしてギャフンと言わせたい、大竹に、阪神に。

5月17日(甲子園)、モンテロの2ランで2得点(床田は4失点)。

5月31日(マツダスタジアム)、1点も取れず(床田は8回1失点の無援護、ひどい)。

7月9日(マツダスタジアム)、1得点(大瀬良大地は6回途中3失点)。

せめて、いつもの術中にはまって、ポンポン早打ちで相手を楽させるのを回避することから始めてほしい。


絶対悲観主義』という本に、前田智徳さんの話が出てくるよと、家族が教えてくれました。おかしかったのでご紹介したいです。


著者の楠木建さんのお隣に住んでいた、元DeNAの選手だった高森勇旗さんから聞いたというお話。

高森さんが前田さんと自主トレしたときのこと。

高森さんは前田さんに、「お前、試合の第一打席に何を考えている?」と聞かれたそうです。


「第一打席なので狙い球を絞っていきます」と」と答えたら、「だからお前はダメなんだ」と言われたとか。

ピッチャーの体力がいちばんあるときに打とうなんていう考えは甘い。第一打席はフォアボール狙いに決まってる」と。

代打を担うようになってからもそれを通していたようで、「俺が代打で対戦するピッチャーが誰だかわかっているのか。藤川球児だぞ。たった一打席のチャンスで火の玉ストレートを打てるわけがない」と。


ストイックに見える前田さんのこの言葉、意外でした。

積極的に振ってこられるのは相手投手にとって嫌なものだという話を聞いたことがあるけれど、ポンポン早打ちで相手投手を助けている光景、しょっちゅう見ます、カープ。

小園のように打ちながら合わせていく打者は最初から振りに行っていいと思う。逆に小園が初球を見送ったら、調子悪いのかなと思ってしまう。


前田さん、カープOBとして、選手たちにアドバイスしてあげてくださいませんか。

しかし、大竹は荒れ球タイプではないので。見送っているうちに、ポンポンポンと3球で終わったりして。あ゛~。

だがしかし、クソ真面目にポンポン仕掛けてあっという間に終わってばかりいるより、たまには、こんな発想もあるよ(しかも前田さんだよ)と知るだけでも、打席に入るスタンスが少し変わらないだろうか。

その前に、カープベンチの打線の組み方(2軍も含めた選手起用)がおかしいんだけども、せめて選手に工夫の花束を~。

2025年7月14日

「成績不振の山田になぜこだわる?」と高津監督に問う記事、新井さんにも聞いて


7月14日、田中広輔が登録抹消(やっと!)。

得点力不足で阪神戦と中日戦で連続3タテされてもなお、こ、これだけ? 7月11日の堂林翔太に続いて(遅い!)、ほんとに一人ずつ、ひとりずつ。

決断に時間のかかる、思い切ったことができない(=チームの将来像が描けない)新井さんらしいです。


アルファポリス」という出版社のサイトに、ヤクルトの高津監督への直球なインタビュー記事が掲載されていました。

成績不振の山田哲人、中村悠平の起用にどうしてこだわり続けるのか?」というファンの声に対して、どう考えているのか、と。

気持ちいいですねー、ファンが思っていることをシンプルに聞いてくれている。


高津監督曰く、「彼らの代わりの選手がいないんです」。えっ。

「打率2割前半の山田や、1割台の中村を使わなくてもいいんです。だけど、それにとって代わる選手も数字が低い」

「数字に表れるリアルな成績があまり変わらないのなら、少しでも勝利の可能性を高めるために、数字に表れないもの、例えばチームを引っ張っていってくれる選手、大きなミスをしない選手を使った方がいい」


嫌われた監督  落合博満は中日をどう変えたのか』によると、落合さんはこんなことを言っていたそうです。


スカウトには、「すぐに使える選手が欲しい。勝つための戦力を取ってくれ」と。

「現場のわがままを通させてもらった。でも、五年、十年先じゃなくて、来年の戦いに勝たないといけないんだ」と。

「不公平じゃないか、若いってだけで使ってもらえるのか? 今、うちにファームで三割打っている奴がいるか? ベテランにだって生活権はあるんだぜ?」とも。


キャリアのあるベテランはある程度、予想がつく・・・かもしれない。でもカープの場合、今の田中や會澤翼らが、勝つための戦力と言えるの?

新井さんにも、こんな具体的な質問をしてほしい。高津監督と近い答えが返ってくるかもしれないけど。

答えの中身より、そういう大事な(ファンが知りたい)ことを正面きって聞いてくれるメディアがいないことが不満。

地元メディアは聞かないでしょうね。そんなこと聞いたら、オーナーに睨まれるでしょうから(ツーン)。


2019年、コンディション不良で絶不調だった田中を緒方元監督が起用し続けていたとき、私が聞いた範囲では、それを批判するような声は地元の中継では聞こえてこなかった。

緒方さんの采配も異様だったけど、それに触れない地元メディアも異様に感じた。
 
安仁屋宗八さんなんか「連続出場続けた方がいいと思う」と言っていて、ダメだこりゃと思ったものだった。チームより選手個人が優先順位が上って、おかしい。


5月になって、田中の打撃フォームを見て、カープ関係者ではない山崎武司さんが実況で状態の悪さを指摘してくれて、やっと言ってくれる人がいたと思ったのを覚えている。

シーズン終盤になって、やっと緒方さんの選手起用について批評する記事を読んだ(もちろん地元メディアでなかった)。

田中の起用にこだわっていた頃から、だんだんカープがおかしくなった。フラットな選手起用がされていないのは、今も続いている。監督が代わっているのに、ヘン、ヘンです。

監督にはフラットな選手起用をしてほしいし、メディアにはフラットな記事を伝えてほしい。どっちもヘン。
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2025年6月24日

同じセリフでこうも印象が違うとは・・・


12月24日が過ぎると、とたんにスーパーの品ぞろえがお正月モードに切り替わるように、あんなに楽しかった交流戦の余韻を残しつつも(カープの試合自体は散々なものも多々あったが)、週末のリーグ戦再開にスイッチしていくのであった。

あ、でも、交流戦中にブックマークしていた記事のことを一つ。

13日からの日ハム戦で初めて北海道を訪れるファビアンとモンテロ。遠征先ではその土地の名産品を楽しんでいるという二人。


今回も「おいしいものを食べたい。特に札幌でサッポロビールを飲みたい」と、楽しみにしていたそうだ。(「中国新聞」)

日ハム戦と言えば、野球を見る喜びを感じさせてくれたエスコンフィールド、完封負け、忘れがたい7点差をひっくり返されたゲーム等々いろいろあったが・・・ファビアンとモンテロは美味しいもの食べたかな?

この記事を読んで、2年前、上本崇司が「交流戦、エスコンフィールドでのゲームもあるし、楽しみです。北海道は美味しいものがたくさんあるのでそれも楽しみ」と話していたことを思い出した。


それを聞いたとき、「遊びに行くんじゃないからなっ」とツッコみたくなった。

当時、大谷翔平が遠征でニューヨークへ行っても街には繰り出さず、睡眠を優先しているという話を聞いたからなおのこと。

でも、ファビアンとモンテロが言うと、「楽しんできてね」って思うのに(日本のこと味わってほしいし)、上本には「まじめにやれぇ」って思うのは、なぜなんだろう。


言うまでもない、野球に対する姿勢の違いですね。

2年前、FA宣言せず、カープ残留を表明した上本。

「取りに来る球団もないと思うので。行く球団ないので、ここにいます」という自虐的な発言は、彼なりのサービス精神から出たものとも思えるが、自分のことをよくわかっているとも言える。

でも、そんなこと言えるのって、カープに甘やかされてるって感じがする。このヒリヒリ感のなさは。


6月25日、ドラ2の佐藤柳之介が1軍に合流することに。6月29日の中日戦でプロ初先発。即戦力とうたわれたものの、ファームでの苦戦を経て、やっとの出番が。

ドラ3の岡本駿が開幕1軍スタート。今はビハインドゲームを担っているが、大事な場面で起用されることも。私的には、徐々に勝ちパターンも任せていきたい存在。

一足先に、1軍のマウンドで一つひとつ経験を積み重ねている岡本。やっとスターとラインに立てる佐藤はメラメラしていることでしょう。熱く、冷静に、燃えてくれ!

2025年6月2日

明日から交流戦、パ・リーグ楽しみすぎてカープのこと忘れてた!


明日から交流戦。京セラドームでオリックス戦、雨の心配もなし。

楽しみだ〜。年々、セ・リーグの野球が生ぬるく物足りなく感じているので、1年中、交流戦でもいいと思ってるくらいです。

とりわけ、ヤクルト・中日・巨人との対戦は、勝てないことをもどかしく感じるレベル(お互いさま)。勝っても嬉しさとワクワク度はかつての半分ほど。野球って楽しいものなのに。

その点、阪神はまだちゃんとしてる気がする(セ・リーグ内比です)。交流戦、セのチームでは阪神が善戦しそうな気がする。

牧歌的なセではありますが、首位に立っているだけの客観的な事実がある。充実した投手陣に、森下翔太と佐藤輝明らがどれくらい打つのか、楽しみ。


かくいうパ・リーグも、セと同様、トッププレーヤーがメジャー移籍して、リーグのレベルがじりじり下がっているのかもしれません。となりの芝生が青く見えているだけかもしれません。

普段、カープ戦を中心に野球観察ライフを送っているので、そのあたりも興味があります。

とくに、復活した西武と、日ハムの若い選手を見るのが楽しみ。


昨年、底に沈んでいた西武が、ソフトバンクより上の順位にいるのは新鮮な風景。

ドラ2の渡部聖弥は左足首の捻挫で、5月31日に登録抹消。見たかったー。5月22日に左ハムストリングの筋損傷で登録抹消された滝澤夏央は間に合うか。昨年、覇気を感じるプレーを見て以来、応援しているのです。

やっぱりプロ野球は人気稼業。見たい選手がいるかどうかが「見たい」の分かれ目。


と、交流戦への気持ちは、普段追いかけてないパの選手を見る楽しみに完全に向いてました。

カープは先週末の阪神戦でも2試合連続完封負け。全体的に打撃陣の状態が落ちている。

始まってみないとわからないけど、「勝ったら儲けもの」くらいに引いて見ていた。はなから「パのパワーにかなわない」と思っていた節がある(いけませんね)。

「当然、交流戦の優勝を目指していく」という新井さんの記事を読んで、あ、目指してたのか。と、我に返る。(「中国新聞」)


そうよね、そのためにやってるんですものね。ごめんなさい!

でも、打撃で期待できない矢野雅哉のショートにこだわってみたり、得点することより守備固めで守りに入る野球を見せられていたので、てっきり「勝つ気ない」のかと思ってました。

もちろんカープの選手に目立ってほしいです、沸かせてほしいです。小園海斗、中村奨成、ファビアン、モンテロ、佐々木泰、床田寛樹、森浦大輔ららら、パのファンの方に見てほしいです。岡本駿もな!

「指名打者に備えた2軍野手の昇格は考えていない」というのは、ちょっと残念。2軍選手よ、モチベーション保ちにくいかもしれないけど、負けるな!

2025年5月29日

北陸シリーズで改めて思ったこと、そしてモンテロの思い出帖


富山と石川を巡る巨人との北陸シリーズ、終わりました。

黒田博樹の決めて断つ』(ベストセラーズ)の中に出てくる話を改めて思い出した。

「子どものころ、野球を見に行って、応援していたチームが勝つと、『きっと今日の試合は、僕が見に来たから勝ってくれたんだ』と、ものすごく嬉しかったこと。この経験が、自分のマウンドにおける姿勢の原体験となっている。選手にとってはシーズンのうちの一試合にすぎないかもしれないけれど、球場に来てくれたファンにとっては、思い出に残る大切な一試合かもしれない」


地元のリピーターで賑わうホーム球場でだって、年に一度来れるかどうかのお客さんもいるはず。どの球場でもそういうお客さんがいることは同じ。

地方球場での試合はそれが際立って感じられて、独特の空気というか、ライトアップもきらびやかじゃないかもしれないけど、お客さんがこの時間を楽しんでるって空気が感じられて、グッときてしまった。


いつもと違った球場でも、行われていることは変わらない。新井さんが攻撃的になりきれないのを改めて感じた北陸シリーズでもあった。

5月28日の2戦目では、2試合続いた「ショート小園」は継続されず、矢野雅哉がショートスタメン。打撃が期待できるルーキー・佐々木泰はスタメン外。いつも勢いが出てきたところで、それを止めるような選手起用を繰り返す。

昨年の最終戦後、「その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない」と宣言をした新井さんだったが、変わっていかなければいけないのは新井さんだということを、新井さん自身は気づいているだろうか。


4月下旬から5月にかけて7連敗したとき、會澤翼や野間峻祥、堂林翔太らが声をかけ、選手だけのミーティングが行われたという。

あれよあれよと止まらなかった9月の大失速。その経験を経て、選手に起きた変化が嬉しかった。

ミーティングでは「やるのは選手だから頑張っていこう」という声も出たそうだ。そうだそうだ〜。選手に頑張ってほしいのだ、ファンは。

でも、選手が頑張ろうにも、どの選手を起用するかはベンチにかかっている。変化してほしいのはベンチなんですけども。


北陸シリーズ、5月28日、モンテロの思い出帖。

その1。先発の大瀬良大地が投げ終わった後、ベンチでモンテロが大瀬良をねぎらってハグしていた。あんまり見ない光景。大瀬良のまろやかな笑顔(ホームラン2本打たれたけど・・・)。

その2。7回、塹江敦哉がリチャードにワイルドピッチ。塹江はカバーに入って、地面と接触。1アウト1塁3塁のピンチ、マウンドに集まる野手陣。そこでモンテロ、塹江のユニフォームの泥をしきりに払ってあげていた。モンテロ、お母さんみたい。これもあまり見ない光景。

ファビアンとモンテロのナチュラルなチームへのとけ込み方、貴重。

あ、2017年、カープがリーグ優種を決めたとき、右足首を骨折して試合には出られなかった鈴木誠也をおんぶしてくれていたエルドレッドも宝だった。

2人がシーズン通して完走してくれますように。
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2025年4月7日

野球は失敗のスポーツ


タイトルの、「野球は失敗のスポーツ」。これは、スポーツライターの生島淳さんが数10年前に読んだ、アメリカのライターが書いたベースボールエッセイに出てきた言葉だそうです。(「まとめて! 土曜日」3月29日放送、TBSラジオ)

野球ってうまくいかないことの方が多いから、失敗のスポーツだと。打者なら、打てて10回に3回(約3割)。

チャンスの場面でヒットが出ない、守備のミス、牽制アウトに盗塁失敗、盗塁フリーウェイ、暴騰・・・こういう場面を見ると、ネガティブな方にボルテージが上がることがある。

でも、菊池涼介だってエラーする。大谷翔平だって毎回打てるわけじゃない。百発百中とはいかない。野球っていろんなことが起きる、そういうスポーツ


だからってミスしていい、負けていいってわけではない。プロの選手なら、お金を払って見ている人に文句言われても仕方ないところはある。

でも、143試合、全部勝つのは難しい。リーグ戦は、勝ったり負けたりが積み重なるもの。

今季はそんな感じで少し冷静に試合を見てます。カープの、優勝を目指さないプロの球団としての姿勢には興醒めしていますが。

そう心得つつも、やっぱり応援しているチームが勝つと嬉しい。ふっふ〜。先週末はDeNAに3連勝。相手投手との巡り合わせや相手エラーに助けられたりもしたけれど(カープにも痛いエラーはあったけど)。


DeNAは現時点でリーグダントツの失策「9」。昨年も「96」とリーグトップ(ちなみにカープは今「3」、昨年「66」で、いい方)。

昨年のソフトバンクとの日本シリーズで、好守備を見せていた牧秀悟。あのときは身体がよく動いたと話してました。特別な空気の中で集中力が自ずと高まっていたのか。そんな牧も、カープとの3連戦では魔法がとけたように・・・。

三浦監督は「切り替えて来週またやっていきたい」と言っていた。ん? なんか聞いたことあるぞ。(「サンスポ」) 


大谷だって毎回チャンスで打てるわけではないと書いたけど、4月2日、ブレーブス戦で劇的なサヨナラホームラン(4月5日、DeNA戦の田村俊介もドラマチックだった)。

この日は大谷のMVP記念ボブルヘッドが来場者に配布された日。打席に立ったとき、観客席から「ボブルヘッドデーだからホームラン打てよ」という声が聞こえたらしい。(「full-Count」)

たまたまとはいえ、その声に応えた大谷、すごすぎる。

毎打席打つのは無理。でも打ってくれたら、こんなに嬉しいファンの気持ち、わかってプロ野球選手のみなさん。


今永昇太もがんばってます。DeNA時代も手強い相手だったが、メジャーでここまで通用するとは。黒田博樹のように、いろいろ考えて工夫して、アジャストしているんだろうなって思う。

この今永、ファンやメディアを喜ばせる表現も上手い(DeNA時代はどうでした?)。

4月4日、開幕7連勝していたパドレスの連勝を止めた今永は、試合後の会見でこう言った。

「ブルペンに向かうときもすごい大歓声をくれましたし、伝統のあるユニホームを着てますけど、やはりあの歓声っていうのはもう1枚鎧(よろい)を着たような気分にさせてくれるので、本当にファンの方に感謝します」(「日刊スポーツ」)

もう1枚鎧を着たような・・・なんて気の利いた表現。こういうところもアジャストしてると感じる、応援したくなる。


ふぅ。開幕してからカープ戦に集中していたので、その間、気になってたあれこれを書いてみました。

明日から中日戦。先週末の喜びを持続したいわ〜。DeNA3タテがマユツバものでなかったことを証明できるかどうか、真価が問われます。

完封負けはもう見飽きたからな!(捨て台詞)
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2025年3月10日

プロ野球界のプライドがうっとうしい、そして小園の起用について


3月7日、東大と横浜高校の野球部が、大学と高校の垣根を越えて練習試合をしたというニュースは興味深かった。

東大主将の杉浦海大の母校・湘南高校は、毎年横浜と定期戦を行っている。そこで、湘南の監督を通じて、横浜との練習試合が実現。

高校のトップレベルにある横浜との対戦は東大にとっても得ることがあるだろうと始まった試合も、13対1で横浜が圧勝(しかも7回表終了時に日没コールド)。

東京6大学最下位の東大とはいえ、ここまで差が開くとは。でも、普通はない大学と高校の対戦。東大野球部だからこそ、野球に関して妙なプライドがないからこそ、成立したんだと思うと、なんか清々しい


常々、サッカーの天皇杯のように、
野球にもプロとアマが同じ土俵でタイトルを争う公式戦があれば面白いのにと思う。

でも、プロ野球界にはメンツがあるから、実現はしないでしょう。そんなプライドなんてなければ、野球界がもっと面白くなるのにと思う。何様?

そんなところからも、何かとサッカー界の風通しのよさを感じます。


プロ野球では、年々メジャー移籍する選手が増え、日本のプロ野球の選手層が薄くなると嘆く球界OBの声が時々聞こえてきます。

サッカー界では、むしろ海外移籍組が増えることで、日本のレベルが上がると歓迎されているような気がします。

もしかしたら、サッカーファンの間では、Jリーグの選手層が薄くなると懸念する声も出ているのかもしれませんが、サッカーの近くにいない私の耳に届いてくるほどの話題にはなっていないような。


それはやっぱり、サッカーには「ワールドカップ」という世界標準の舞台があるからなんだな、と。ワールドカップで上位を目指すためにも、個々の選手のレベルアップは必須だという認識があるんじゃないか、と。

野球にもWBCはあるけれど、サッカーW杯のような世界を巻き込むイベントにまでなってない。局地的でガラパゴス。だから、いまだ海外移籍組に対する了見の狭い意見が出てくる。

スターが続々いなくなるのは野球ファンにとっても寂しいは寂しい。でも、森下暢仁や小園海斗がカープを出て行っても、私は喜んで送り出したいです。レベルの高い環境で野球をしてほしいと思ってます。


3月8日のヤクルトとのオープン戦で、サードでスタメン出場した小園は、6回からセカンド、8回からファーストの守備についた。

さすがにファーストスタメンの線はないけれど、「いろんなことを想定して」「やっぱり小園には最後までグラウンドに立ってほしい」と、新井監督。(「スポーツ報知」)

小園とて定席はないし、特別扱いされる理由もない。でも、小園はいまやチームの顔。小園の打撃への期待あってのこととはいえ、ポジションをコロコロ変えられて、大事にされてないなぁと思う。

こと小園に関しては、真っ当な評価してくれる場所で思いっきり野球をしてほしいと思う。
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2025年2月23日

意外! みんながみんなWBCに出たいわけじゃないんだ


2月23日、巨人とのオープン戦、2対で勝ち(沖縄セルラースタジアム那覇)。

打った! 打たれた! の、一喜一憂の季節がやってきたー。オープン戦と本番は別ものと心得つつも、勝つと嬉しい花いちもんめ。

カープ9安打、巨人10安打。安打数はほぼ同じなのに、この得点差。ふっ。いやいや、まだオープン戦、調子にのるのはまだ早い。


巨人も昨年、得点数は低かった。カープは416点でリーグ最下位。巨人は462点でカープに次いで低かった。負けたくないです、そんな迫力欠いたチームには(どの口が言う)。

坂倉将吾、吉川尚輝らも出場。開幕が徐々に近づいて、両チームともスタメンの若手率が少し下がってきたものの、今のところフレッシュ感があって、ワクワクします。

なぜならば、今のところカープには甘やかされてきた力のないベテラン(by藤川球児さん)勢がいないから! 


今日の試合後、「明らかに振る力はついてきている」と、新井さん。(「東スポweb」)。

新井さんは、今年のキャンプのテーマは「量」と語っていた。量の変化が質の変化をもたらすことを期待したいです。

まだ本番ではないが、若手はそうも言っていられない。アピールしないと1軍に残れない。二俣翔一が先制点。覇気を感じてます。


ところで、「石橋貴明のGATE7」(2月23日放送、TBSラジオ)で、ソフトバンクの宮崎キャンプを現地取材したタカさん。

牧原大成のインタビューに、「へ〜」となったので、ちょっとみなさん聞いてください。

2023年のWBC、左脇腹痛で出場辞退した鈴木誠也に代わって追加招集された牧原。


タカさん「シーズン突入して大活躍すると、来年またWBCがありますよね?」

牧原「もう満足はしてます」

タカさん「もう1回、あの舞台にっていうのは当然・・・」

牧原「その話、いつも山川(穂高)さんとするんですけど、1回経験したらもういいよって」

タカさん「えっ、もういいんですか?!」(マジで驚く)

牧原「やっぱりあの緊張感はやばかったです。もういいです。大谷と野球できたんで、もう満足です」


プロ野球選手たるもの、誰もが日本代表に選ばれてWBCに出たいのかと思っていました。

緊張するあのような場面、私は出たいとは思いませんけど、私、プロ野球選手じゃないですし。

サブメンバーとは言え、一度経験した人の素直な言葉とも思われます。経験したからこそ、身の丈を知った・・・とか?

山川は、WBC前に行われた阪神との強化試合で、大谷翔平のプレーの次元の高さを間近に見て、「マジで野球やめたいです」と苦笑いしてましたもの。

そうか・・・、誰もが目指すものでもないのか。戸郷翔征や髙橋宏斗、大勢らはまた選ばれたいと思ってる気がする。

小園海斗と坂倉将吾には「出たい」と思って、そして選ばれてほしい。牧原、意外。牧原、素直(山川も)。
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