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2025年8月11日

地元メディアは伝えないカープへの辛辣(=ノーマル)な記事を読んで思ったこと


8月11日(月)、阪神戦(マツダスタジアム)は、雨のため中止。

明日の予告先発は、床田寛樹と大竹耕太郎。大竹はスライド登板。

カープの場合、エース格の投手はたいていスライド登板される。よって、今日先発予定だった遠藤淳志はスライドされず。私は見たかったですけどね、8月3日の中日戦で快投した遠藤。

大竹は防御率1.78だが、規定投球回数に達してないので、ローテの柱とは言い難い。カープ専用投手となりつつあるが、そこはしっかり仕事してる。外したことない(カープ情けない)。

そら、スライドしない手はないですね。くやしー。明日こそ、ボボボ(炎)。←そして、毎回打ち砕かれる(打線は打ってないのに)。明日こそー(小声)。


地元メディアは、さすがに昨年9月の大失速や、今季7連敗を繰り返していたときは、多少カープに対して厳しい記事もあったのでしょうか?

最近、たまたま目にした「AERA DIGITAL」が、カープに辛辣です。

というより、ノーマルです(よかったら、リンク先の記事を読んでみてください。ちょっと留飲下がります)。


広島・新井監督に“失格”の烙印も…次期監督に黒田博樹氏を招聘&マエケン復帰で〈球団史に残るプロジェクト〉発動か」(6月23日

このブログでも、「新井さんがいつ途中解任されてもいい(球団はしないだろうけど)」と書いてきましたが、メディアに「監督失格」と書かれると、ほんとにジュッと烙印押される感じで、けっこう応えますな。

黒田監督待望論は、それこそ「願い」みたいなものでしょう。

黒田が監督という泥臭い仕事を引き受けると思えない。新井さんで懲りた。好きだった選手が監督・コーチになって、選手時代とのギャップを見せられるのはもうおなかいっぱいです。


昨年の大失速が再来した広島 ファン離れも深刻〈監督交代よりコーチ陣刷新〉が再建のカギか」(7月29日

「新井監督への風当たりが強まっているが、広島OBは違った見方を示す」として、こう書かれています。

「監督交代だけでは変わらない。コーチ陣の大幅なテコ入れやドラフト戦略の見直しなど、抜本的な改革をしないとチームを立て直せない」と。

昨年オフ、コーチの入れ替えがまったくなかったことに対して、メディアから驚きの声が出たことにも言及してあります。

ファンもそう思ってました。コーチの全員留任にはとんでもなく失望して落胆しました。地元メディアはこういうこと、書かなさそうですが、どうだったの??


カープ女子どこへ、空席目立つマツダスタジアム――最下位目前の広島にファンから無言のメッセージ」(8月1日

この記事と同じようなタイトルで、私もブログを書いたことあります。

他球団のファンサービスを例にあげて、「球団運営も時代の変化に合わせる必要性があるかもしれない」と、提起。

「変えることが可能な分野がいくつも残されているのはカープの強みだろう」と、前向きな書き方で終わっています。

えぇ、手本にできる他球団のサービスはリサーチして取り入れてほしいですね。できること、いっぱいありそうです。


先日、DeNAはカープ戦の試合後、「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」と称して、プロジェクションマッピング&ドローンショー 、やってましたね。

こういうイベントを楽しみにファンの方が球場に足を運んでくださるなら、とってもいいんだろうな。

と思いつつ、私は「球場に足を踏み入れること自体が特別」って気持ちになるんです、いつも。球場っていうライブ会場は、そう思わせてくれる空間なんです。

球場にいろんな楽しみごとが用意されて、それを目的にお客さんがたくさん来てくださるのは素晴らしいと思う。

その一方で、「来てよかった」そう思えるプレーを選手を見せてくれることが、一番のファンサービスだなと思う(そう思える采配をしてくれるベンチとセットでな)。

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2025年8月4日

〔週刊カープ〕重い腰あげたプロ野球界、林抹消、阪神&中日戦


この1週間、書ききれなかったあれこれを試合の合間にまとめてお届けします。

〔野球界が動いた〕
8月4日、ついにセ・リーグもDH制を導入を発表。やったー。

ガラパゴス化していた高校野球、東京六大学、関西学生野球も来春からDH制の導入を発表したばかり。外堀埋められて、やっとセ・リーグも決断したか?

と喜んでいたが、再来年からだって? いかにも猶予を持たせる思い切り悪い日本的なところが出てる。とっとと来年からやればいいのに。

あと1年、あの生ぬるいセ・リーグ村を見せられるのか~。早く~。


もうひとつ、朗報です。NPBがリプレーセンターの設置を検討しているとのこと。選手会の要望が受け入れられましたね!  

最短で、来春からの稼働を目標にしているとのこと。こっちはセのDH制より早いかも?

かねてから、客観的にリプレー検証(ジャッジ)するスタッフを置いてほしいと希望していたので、ファンとしても嬉しいです。


〔ホームラン打者を抹消するチーム〕
8月4日、林晃汰と久保修が登録抹消

7月20日と21日、ヤクルト戦で、ホームラン2本打った林を抹消とは。可能性を感じさせてくれていたのに、ガーン。

その後、ノーヒットだったが、それこそ使い続けてこそ育つというもの。ろくすっぽ機会も与えず、降格とは。

「俺は今の子たちを育てていくという気でいる。短期的なことを見るんじゃなく、その先を」と、新井さんは言っていたが、育てている感じが全然伝わってこないんですけど。(「東スポWEB」)

「痛みを伴う改革」とは、「点を取って勝つチームへのシフトチェンジ」だと思っていたのに、守りを固めて試合をつまらなくさせている現状。

いえ、守りも重要です。でもバランスってものが。守りを高評価されている矢野雅哉がスタメンの日は、チャンスの場面での期待感がものすごく下がる。かと言って、今の矢野の守備が鉄壁とも思えない。過大評価しすぎでは?(一度そう思うと、思い続ける節がある)

あんなにファンを魅了してくれたスラッガーとは思えない。人の脳には、自分が得意なこととは別のことをしたくなるところがあるという話を聞いたことがあるが、見事に逆方向へ進むクン。


〔床田の切ない一言〕
先週、大竹耕太郎と村上頌樹先発の阪神戦で、2日続けて完封負け。

大竹と投げ合った床田寛樹は6回1失点で負け投手に。

「僕が点を取られた。それで負けた。僕の責任かなと思います」(「スポニチ」)

違います、打線が点を取らなかったからです。そんなこと、床田に言わせないでほしい。


〔勝たせたい投手〕
中日戦で、髙太一がプロ初先発で初勝利(6回1失点)。支配下登録されたばかりの辻大雅がリリーフデビュー(9球で三者凡退)。遠藤淳志の2年ぶりの勝利も忘れがたい。

3人とも、「勝たせたい」という気持ちになる投球だった。

思い起こせば、森下暢仁の1年目もそうだった。というか、1年目のグイグイ行く森下は負ける気がしなかった。

だけに、中日戦2戦目での4回5失点は、若い投手たちとは対照的に、ちょっと応援できないなと思ってしまう内容だった。

本人は、右手のマメの影響は否定していたが、少しはあったんじゃないだろうか。そうでなかったら、ちょっと心配になる内容。メカニックの問題なんだろうけど。


さすがのグイグイ森下も、数年にわたる無援護に心身ともに疲弊しているんだろうか。弱いチームでもエースとして尊敬されていた黒田博樹みたいになってほしかったんだけど、あれあれ? 

新井さんも、森下が突き抜けること、チームを引っ張っていく存在になってくれることを期待して開幕投手に抜擢したのに、なんだなんだ?

ところで、中日戦で着用された、胸番号くっきりのアメフトユニ。最初サンプルを見たときは「え~」と思ったが、実際に試合で見たら、思ってたよりよかった。

ただ、森下は、親戚のうちに泊まって、体格のいい従弟から借りたTシャツ来てる男の子、みたいだった。いつものユニの方が似合ってたかな~。


〔井上監督と新井監督〕
小園海斗のタイムリーで、髙がプロ初勝利をあげた試合。マラーから斎藤綱記に交代して、飛び出したタイムリー。

井上監督は「迷ったけども、小園に対して、斎藤の分がよかったから」と、過去の対戦データを重視したようだ。(「日刊スポーツ」)

小園も「斎藤さん、打ててなかったんで」と苦手意識は多少あったかもしれないが、やってくれました。

新井さんと似てますね。目の前の勝負(流れ)より、データに頼る試合勘のなさ。結果論だけど、助けられました。

明日から9連戦。選手のみなさんはすこやかに。ベンチはヘンなことしないように(絶対またやる)。

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2025年4月22日

ヤクルト戦リベンジしたい、重役出勤の石川に負けたくない


4月22日(火)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、雨のため中止。

4月1日のヤクルト戦に続き、またしても玉村昇悟、雨で登板が流れる。お天気商売なので、こればっかりはお手上げ。でも投げさせてあげたかった。

玉村は4月27日(日)のDeNAで登板することに。待ってるぜ! サンデー森翔平は4月29日(火)の巨人戦に。


前回、2連敗したヤクルト戦。しかも、小川泰弘にマダックスまで達成された。

しかし、その後、カープ負け越しなし。リベンジしたい、ボボボッ(小さな炎←「小さな」というところがセ・リーグの迫力なさを表してます)。

明日は、大瀬良大地とスライド登板の石川雅規。


石川は4月9日の阪神戦で今季初勝利、通算187勝目を上げた。

球界最年長45歳の石川。私がカープを応援し始めた10年前から、打てそうで打てない石川の投球に翻弄されている。

そこにはリスペクトの気持ちなきにしもあらずですが(カープしっかりせい!ですが)、1回登板しては登録抹消、重役出勤でまた登板。そんな投手に負けたくない。

もちろん石川自身もチームの優勝を目指しているだろうけど、それより自分の200勝がモチベーションになってる感じが前面に出ているのがひっかかる。

それが、ヤクルトが3年連続5位と低迷している遠い一因にさえ思える。もちろん主力の故障もあったろうけど。ま、その前はリーグ連覇してますけども。


日米通算200まであと2勝となった巨人の田中将大。1勝した4月3日の中日戦では野手陣も緊張したようだ(4月17日のDeNA戦では2回6失点で、現在2軍で調整中)。

昨年6月27日、石川が先発したカープ戦。9回ウラ、山崎晃太郎が坂倉将吾の打球に飛びついたものの及ばず、カープが2点とってサヨナラ勝ちした。

あのとき山崎は、勝利投手の権利を得て降板した石川に勝ちをつけたい一心でアウトを取りにいったようにも思えた。

あそこは無理せずワンバンで取って、1失点でとどめる選択肢もあった。石川の勝ちは消えても、チームの勝ちは消えなかったかもしれない。


そら、先発に勝ちをつけたい。200勝が射程距離ならなおとのこと。でも、それがチームの勝ちより優先されるとしたら、ちょっと不健全な感じがする。

2016年、黒田博樹が200勝間近になったときも、そら野手陣は緊張していました。

でも、あのとき黒田はローテを守っていましたから、主力でしたから。石川や田中のような重役出勤の特別待遇じゃありませんでしたから。ツーン。

開幕以来、まだ白星のない大瀬良大地。明日、勝ちをつけてあげたい。でも、大瀬良を喜ばせるためでなく、チームとして勝ちたいんや(星野仙一さんで)。その先に、大瀬良の1勝があるといいなと思う。
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2025年3月21日

清水残してほしかった、新井さんが痛み避けてどうする?


3月18日と19日、カブスとドジャースのMLB東京シリーズが終わった。

アメリカでの全30球団の一斉開幕は3月28日(日本時間)。この時期の飛び地での開幕はプレシーズンのような様相も呈していたが、いつものセ・リーグ村の野球とは違った空気を楽しんだ。

カメラワークのせいなのか、鳴り物の応援がなくてワチャワチャしてないからなのか、球場(東京ドーム)が凛として広く感じた。


日本スタイルの応援は応援で感動することが多々あるのですが、鳴り物がないMLBスタイルも「野球を見に来た」って感じでいいなと思う。

いや、球場の空気が凛として感じたのは、応援の違いというより、選手から出ているものかもしれないです。

ピッチクロックは試合が長引かず、身体にやさしかった。これもまた試合が引き締まって見えた一因? でも、間合いの妙はないので、味気ないというか、趣はなかったというのも正直な気持ち。


で、19日。カープの西武とのオープン戦はどうだったのかな? と夜、試合結果を見て、わ~。予想を超える、10対0の完封負け

西武15安打、カープ6安打。大瀬良大地3失点、中﨑翔太と島内颯太郎が2失点、栗林良吏も3失点。ほーん。

今年こそは巻き返してほしいと、西武は応援しているチーム。西武が元気そうなのは嬉しいが、オープン戦ですので。本番が大事ですので。まだ喜びませんよ。

今年こそは点を取ってほしいカープ。打線が元気ないのは悲しいを通り越して乾いた笑いが漏れますが、オープン戦ですので。本番が大事ですので(無表情)。


3月18日のカブス・ドジャース戦。先発の今永昇太は4回無失点で降板。フォア4つ出して球数少し多めに。それでも69球でしたが、まだプレシーズンのような時期。162分の1の試合、これから先は長い。

MLBでは、投手は勝ち数より、ローテを守れるかどうかが最重要事項とは時に聞く話です。だから黒田博樹は偉大だった。丈夫だった!

長いシーズンを鑑みて、日本での凱旋勝利なんてものにこだわらず、今永をスパーッと交代させるドライさというか、合理的なところが気持ちいい。見習いたいと思った(新井さんにもぜひ見習ってほしい)。

勝った負けたでファンは一喜一憂してしまうけど、長い目でシーズン戦えることと、その結果が大事。日本のプロ野球が開幕してからも、ドーンと構えて見ていきたいと思った。


だがしかし、21日からカープ選手の入れ替え。高太一、石原貴規、磯村嘉孝、大盛穂が1軍に。大道温貴、清水叶人、高木翔斗、中村健人が2軍に。

これが開幕メンバーとは決まったわけではないが、清水叶人は残してほしかった。経験積ませてほしかった。

新井さんが「痛み」に我慢できてないってことなのかな。結局は規定路線なのかな。だとしたら、つまらないです。応援する熱量がじりじり下がっている自覚症状。
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2025年3月17日

つい見てしまう大谷翔平の打席(誠也もね)


明日(3月18日)、東京ドームで、カブス対ドジャースの開幕戦。こうなると、またメディア(テレビ)が大谷翔平一色モードになってきて、辟易します。

これ見せとけば視聴者が喜ぶとでも思ってるんでしょうか(他に大事なニュースがいっぱいあるじゃろがーい)。一番エモーショナルなのは、試合のライブ中継だ!

そういう便乗ものは見たいと思わないけど、3月15日と16日に行われた巨人と阪神とのエキシビションゲーム、大谷の打席は見てしまう(鈴木誠也の打席もです)。そうさせてしまうのが、スーパースター。


昨年のワールドシリーズ、大谷と山本由伸のおかげでほぼ全試合見たので、ドジャースの選手にも自ずと親しみが。エドマンが、フリーマンが、ヘルナンデスが〜。ベッツが体調不良のため不在で、寂しいです。

2017年、カープに在籍していたブレイシア。昨年、ドジャースで、ワールドシリーズにも登板したが、今季からカブスに移籍。誠也と再びチームメイトに。

登録名がブレージャーになっていた。もちろん新しく知る人の楽しみもあるけれど、知っている人が多いと、なお楽しい。


移動の疲れも残るカブスとドジャースにしてみれば、この2戦は身体ならしのようなものと思われます。そら、負けず嫌いの集まり同士、どんな試合でも負けたくないだろうけど、ケガしないことが一番。

そんな状況でも、大谷が打席でスイングするだけで、歓声があがる。なんだか東京ドームがいつもより広く感じる。そこにいるだけで空間を別ものに感じさせる、それがスーパースター。

巨人戦では戸郷翔征からホームラン。どこまでもファンの期待に応える。存分に楽しませてもらった2023年のWBCを思い出す。


そのWBCの強化試合で、大谷に3ランを打たれた才木浩人が16日、ドジャース戦に先発。5回無失点。

絶対リベンジする、乗り越えると、この2年間を過ごしてきた才木の気迫がすごくて。リーグ戦以上に力を出している感じがした。

レベルの高い相手と対戦することで、また1つステージをあげた見本のようなものを公開で見せてもらった気分。

相手にとっては身体ならしのエキシビションゲームとはいえ、阪神はカブスとドジャースをともに3対0で完封(巨人は連敗)。


15日のカブス戦、プロ3年目20歳の門別啓人の5回パーフェクトピッチングも素晴らしかった。

阪神との試合はお客さんを満足させたのでは? カープだったら、満足させられたかしら。できたかもしれないけれど、なんとなく心細くなるチーム状況。投手はいいんですよ、投手は。

MLBはアメリカに戻ってからが本番、東京シリーズは余興的な意味合いも濃いけれど、生ぬるくないライブが見られたら嬉しいです。

カーショウが黒田博樹と再会できたという話も、いまだに嬉しくなるのでした。(「日テレNEWS」)
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2025年2月2日

教えて黒田アドバイザー!


キャンプだホイ。巨人の田中将大が久保康生投手コーチとマンツーマンでフォーム改造中。と、今朝の「サンデーモーニング」で取り上られていた。

ところで、久保さんは「巡回投手コーチ」。この言葉、初めて聞きました。ネットで検索してもこれぞという説明はヒットしなかった。

「Yahoo知恵袋」に「1軍と2軍を回って指導する」と説明してくださってる方がいて、なんとなく了解した感じです。


田中ほどのベテラン選手でも、こんなふうにコーチの指導を受けることがあるのかと、目を見開いた感じです(「東スポweb」にも詳しい記事が)。久保さんは、昨年フォーム改造して復活した菅野智之の手助けをした人でもあります。

カープの打撃コーチの仕事ぶりは謎めいていますが(何やってるのかな〜)、プロならコーチに頼らず自力で。と思ってしまう自分がいます。

でも、コーチに言われたまま何かをするのではなくて、二人三脚なんですよね、きっと。

客観的に自分を見てくれるアドバイサーのサポートが必要なときがあるっていうことなんですね。


アドバイサーといえば、黒田博樹。キャンプ初日、斉藤優汰につきっきりで指導。

昨年、黒田の助言もあり、サイドスローに転向した塹江敦哉。8試合登板から53試合登板へ、防御率5.14から1.58と成果をあげた。おかげで見ているこちらのヒヤッと度もグンと下がりました。

塹江はよしとして、益田武尚のサイドスロー転向はどうだったんだろう?

1年目、益田の向かっていく感じがとってもいいと思っていたのだけど、魅力が半減した気がする(これから、これから?)。変える必要があったの? 教えて黒田アドバイザー!


FA移籍した新天地オリックスで、初日からブルペン入りした九里亜蓮。

西川龍馬のときはさほど感じなかったが、オリックスのユニフォーム、あんまり似合ってない気がします・・・。これから、これから馴染むのね。

というより、赤いユニはカッコいいということです。

昨年、ベルーナドームの交流戦で見た九里(カッコよかった!)の赤ユニ姿が最後になるとは、あのときは思ってもいなかった。森下暢仁を見るのはもう最後になるかもしれないなと覚悟してしんみりしていました(2年後は・・・)。
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2024年12月7日

それ、いま言わないで、前田健太!


お正月に放送される秋山翔吾のラジオ番組の収録で、「最後は日本でキャリアを終えたい」と言った前田健太。(「日刊スポーツ」)

前田が自分のキャリアについて、何を思い描くかはまったくもって前田の自由。なんだけど、それ、今、言う?

現役メジャーリーガーとしての臨場感のなさに、ちょっと妙な感じがした。

ダルビッシュ有や大谷翔平がそんなこと言うだろうか。そもそも、野茂英雄さん、イチローなど(松井秀喜も?)、メジャーの第一線で足跡を残した選手はキャリアの最後を日本で迎えていない。

黒田博樹は違いますよ。メジャーでのオファーを蹴って、カープに帰ってきたわけですから。


タイガースとの2年契約が終わる来季のオフ以降、前田がどうするか、どこからオファーがあるかわからないけれど、思っていても口にしないでほしい。

口にするということは、「そう遠くない将来、日本に帰ってきますので、そのときはよろしくお願いします」と、前もって弁解されているような、そんな感じがしてしまった。

メジャーはしんどい。最後は慣れた環境の日本で少し楽をして終えたい。そんなふうにも感じてしまった。

日本のプロ野球だって結果主義で競争の世界(カープは甘い緩いけど)。けして楽なわけはないけれど、メジャーで結果を出せなかった有原航平が今季パ・リーグの最多勝。


カープが前田にオファーを出すかどうかもわからないけど。黒田博樹にはメジャーに行ってからも、毎年オファーを出していたようだけど。

この前田発言の記事、普段は目を通さないヤフコメを少し追ってみたところ、好意的なコメントが揃っていて、意外だった。見たのは一部。でもカープに帰ってきてほしいというウェルカムな声が続いていて、びっくり。

前田はきっとチームの力になってくれるかもしれない。本人も、ボロボロの状態になって戻ってきたいなんて、毛頭考えていない。

前にも書いたけど、前田が日本に帰りたがっているという話を聞いたとき、カープに帰ってきて親分風吹かされたら嫌だなと思った。吹かさないかもしれないのに、ごめんね。

でも、せっかくカープがベテラン温情体質から脱しようとしているときに(いやまだこれはわからんが)、ちょっと嫌だな、と。


黒田はヤンキースにいたとき、住んでいたニューヨークのマンションにベランダがなくてよかったと言っていた。負けた日、ファンの期待に応えられなかったとき、飛び降りたくなったから、って。それくらいプレッシャーのある世界。

黒田のように、メジャーでローテを守って結果を出し、日本に帰ってきて主力としてカープを25年ぶりの優勝に導き、後輩にも影響を与え、2年連続二桁勝利で、ファンに愛されキャリアを終える・・・あんな美しすぎる終わり方こそ稀有。

私のカープ歴はそんな黒田からスタートしているので、望む基準が厳しくなっているのかもしれない。でも別に普通だと思ってる。


12月7日、大阪で開催された高津監督とのトークショーで、新井さんがシーズン中のこんなエピソードを明かしていたそうです。(「スポニチ」)

大失速した9月、試合前のメンバー表交換のとき、高校の先輩でもある高津監督に「寝られないんです」と悩みを打ち明け、「そんなん普通だ」と言われたとか。

さすが監督の先輩(先輩の監督)。新井さん、寝られなかったのは辛かったと思うけど、飛び降りたいとは思わなかったみたいで(おそらく)、よかった。

前田〜、今からセカンドキャリアとまでは言わないけど、次のキャリアを語るみたいなこと、今しなくていいから。まだまだメジャーでしびれる投球、見せて。
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2024年11月11日

九里のFA、どっちに覚悟は固まった?


FA権を行使するかどうか、11月11日に発表すると言っていた九里亜蓮。

とくにニュースは出てないな〜と思っていたら、時刻は20時30分。「ある程度固まった。最後家族ともう一度話して結論を出す」という記事が。(「広テレ!」)

これは、移籍、かな? なんとなく、この緊迫感は。

FA権の行使の申請は11月13日まで。


黒田博樹も2012年、ドジャースとの1年契約が切れ、フリーエージェント(FA)となったとき、迷いに迷ったと、『決めて断つ』の中で語っていた。もうその迷いぶりが臨場感にあふれてて。


どのチームで野球をするのか。日本に戻るか、ヤンキースのオファーを受けるか・・・1日、数時間、最後の方は数分ごとに気持ちが変わった、と。

2015年、どのチームのユニフォームを着るか・・・メジャーでプレーするか、カープに帰るか、決断するときにも時間がかかった、と。具合悪くなりそうくらいだった、と。

「選択肢は2通り、3通りと用意されているのだが、どれが正解かはまったくわからないことで、しかもひとつの道しか選べない」と。

いっそ誰かに決めてほしいと思うほど迷うことって、ある。でも、うんうんと唸りながらも、やっぱり自分で決めたいんです。


2年前、九里がFA権を行使せずカープに残留することを決めたとき、私はけっこう、残念だった。

九里がプレーしたいところに決めたのだから、まったく勝手な感想なんですけど。

この生ぬるいカープを出て行く覇気が見たかったな、と。プロの球団なんだから、ほんとは生ぬるいはずないんですけどね・・・(ゴニョゴニョ)。


もしカープ以外にオファーがあれば、それはプロの選手として素晴らしいこと。「ほかに行くとこない」なんて、冗談でも言ってくれるな、上本よ。そこがまたカープの生ぬるさを助長してるようで、嫌なんです。

昨年、西川龍馬がFA宣言したとき、スカッとした気持ちになりました。

「行くならパ・リーグでやってみたい。やっぱりセとパで野球が違う。野球人生は短いので、そっちの方でもプレーしたい。ボクの野球が通用するのか興味があった」と、ハ・キ!

そんな西川は今年、パ・リーグで苦戦したようですが。交流戦では生き生きしていましたが。

九里がどんな選択をしたのか、どんな覚悟を決めたのか、聞くのが楽しみ。
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2024年11月10日

日本代表でのびのび小園4安打、我が道を行く佐々木


11月9日、日本代表がチェコと強化試合、7対1で勝利(バンテリンドーム)。

小園海斗が2番セカンドでフル出場。日本代表でも便利屋のような使われ方、うぅ。でも源田壮亮がいますから・・・ここは100歩譲りましょう。

井端監督にとって、小園は本職のポジションでなくとも起用したい日本代表の大事なピースってことなのかな、と。


その小園、4打数4安打1打点とノリノリ(盗塁失敗も1つありましたが)。

1年前のアジアプロ野球チャンピオンシップもだったけど、日本代表での小園はのびのびして見える。たまたまコンディションがよかったということかもしれないとしても。

カープと違って、前後に打つ選手がいるから、気兼ねなく仕事ができる?

あと、井端監督の信頼を受けて、よりのびのびしているように見える(私スコープでは)。カープでの小園の評価、ちょっと低くない? 昨年後半と今年、ひとり仕事してることもあったのに。プン。

本物の日本代表=WBCの日本代表に選ばれる日を楽しみにしとこ。そういう(選ばれる)選手でいてほしい。


同じ日、ロッテが、佐々木朗希のポスティングによるメジャー挑戦を容認したことを発表。

佐々木が契約更改したのは1月26日。12球団最後の更改になった。あぁ、早くメジャー行きたいんだろうな、早く日本出たいんだろうなって、他球団のファンにもはっきりわかった。

以前からメジャー志向は球団に伝えてあったらしいから、その思いを球団は汲み取ったことになっているけど、チームを出たがっている選手を置いておいてもね。佐々木だけでなく、他の選手のモチベーションにもよいと思えない。


メジャーには、25歳未満の海外選手はマイナー契約しか結べないルールがある。球団にしてみれば、メジャー契約なら得られる数10億円の譲渡金は得られないため、金銭的な旨みはなし。

ほんとなら、球団に利益をもたらすことができるにこしたことはない。山本由伸は3年連続で沢村賞をとって、日本一にもなって、ファンも球団も気持ちよく送り出すことができた。

でも、まわりのこと気にするより、自分の人生。早く行きたくて仕方ないのがダダ漏れでしたから。


高校を卒業したばかりのレベル違いの「逸材」をロッテは大事に大事に育てた。1年目は公式戦での登板なし。5年間で規定投球回数に達したこともなし。

メジャーと言えば、勝利数より、ローテを守れることが重要視される世界。もし先発なら、中4日がデフォルトのハードワークに耐えられる?

いや、行ってみたらめちゃめちゃ順応するかもしれないから、外野の老婆心なんて必要ないんだけど。

黒田博樹の『決めて断つ』読んで、メジャーに順応するツボ、心得ておくことを強くおすすめします(どちら様?)。


いまのカープでメジャーの舞台に立つイメージがわく選手がいないことも、寂しい。将来的に、田村俊介なんてどうかしら?(自分で成長して~)

九里亜連は11日、国内外含めてFA権を行使するかどうかを発表。

森下暢仁もかねてから球団にはメジャー移籍の希望は伝えてあるようだけど、年々強きな凛々しさがトーンダウンしているような(再ブレイクして~)。

選手の移籍以上に、それはそれで寂しいものです。
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2024年10月28日

力のあるベテランなら問題なし! ドジャースはアラサー軍団


今日も、カープの第2次戦力外通告とコーチングスタッフの発表はなし。日本シリーズ真っ最中のチームでもないのにな。

明日の日本シリーズ、DeNAは東克樹が先発。やった!

阪神とのCS第1戦で、走塁の際に左太もも裏に肉離れを起こした東。ヒットを打ったがために見舞われたアクシデント。日本シリーズに間に合うか微妙なところだった。

よう間に合った! やっぱり見たい、東の投球。さらに言えば、ソフトバンクを抑える東の投球。


本来なら、リーグ覇者同士の戦いが見たい日本シリーズ。今年は巨人よりDeNAで見たいと思っていた。

DeNAの方が見たい選手がいるので。東、牧秀悟、オースティン、中川颯、伊勢大夢などなど。

一方、ソフトバンク。山川穂高や近藤健介らは打席に立てば引き付けられるけれど、応援している選手は藤井皓哉だけ。そんな唯一の藤井は9月1日に腰痛のため登録抹消され、日本シリーズには出場できず。無念じゃ。


今回、ワールドシリーズを初めて見たのも、大谷翔平と山本由伸がドジャースにいるから。

そうやって見ていると、他のチームメイトにも親しみを覚えるようになり、さらにチームを応援したくなるという好循環が。

思い起こせば、2015年、黒田博樹が日本球界に復帰したとき。おそらく黒田が現役を続けるのは1年(か2年)と思われ、できるだけ目に焼き付けておきたいとカープの試合を見るようになった。

すると、おのずと他の選手のことも覚え、カープに愛着を持つようになり、今に至っています。


見たい選手がいるかどうかが、そのチームを応援したくなるバロメーター。

だが、佐々岡さんの3年間、そして新井さんの今季、勝っているのにつまらない気持ちになることが多々あった(9月は勝つことさえ珍しくなった)。

カープファンでいられる自信がなくなることもあった。あれ? おかしいな。体調に異変がおきたときみたいな違和感。毎日試合を見るのがあんなに楽しかったのに。

緒方前監督の最終年度から、コンディションの悪いベテラン選手が重用され、フラットな選手起用がされず、閉塞感も大きかった。


ドジャース、たとえばワールドシリーズ第2戦のスタメンはアラサー軍団。20代は、エドマンと捕手のスミスだけ(ともに29歳)。大谷君もいつのまにか30歳。

ドジャースのファンからすると、もしかしたら世代交代のことなど問題になっているのかもしれないけれど、こんな力のあるベテランなら、全然問題なーし。そう思いながら見ていた。

第1戦の延長10回、フリーマンのサヨナラ満塁ホームランは最高だった。フリーマンは35歳。

「力のないベテランはいらない」と監督就任会見で言った藤川球児さん。まともなチームを見ていると、カープの歪みぐあいが際立つ。
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2024年10月22日

やるやる詐欺じゃあるまいな? カープの静けさが不気味


10月22日、DeNAの三浦監督の続投が正式発表。お昼ごはんを食べながら見ていたテレビの5分間ニュースでも、珍しく取り上げられていた。

ニュースで野球の話題が取り上げられるとしたら、ここ数年、おおむね大谷翔平でしたから、番長キター!(セ・リーグ来たー) と思いました。

下克上で日本シリーズ進出を決めたDeNA。少しはメディアの気持ちを動かしたのかと思いたいほど、昨日の諦めないDeNA、よかった。試合が決まったときの番長、爽やかだった。

というか、まだ進退決まっていなかったんですね。


日ハムの新庄監督もまだ進退は発表されていない。

2年連続最下位から今季2位に急上昇。新庄さんがいなくなったら、寂しい。もう少しプロ野球を賑わせてほしい。

選手より監督が目立つのは感心しないことだけど、いまの日ハム、選手がしっかり目立ってますから。

監督の進退が決まっていないチームがあるのだから、コーチの進退が発表されていないチームがあっても、不思議ない?(カープです)

もうすぐあるよね、きっとあるよね・・・ないんかーい。


巨人が前田健太を獲得するかも?という記事も。(「日刊現代」)

カープファンの中には前田が戻ってきてくれるのを待っている方も多いのでしょうか?

2015年からカープの試合を見始めたので、年数がたっていなかったせいか、思い入れが育つほどに至っていなかったのです。カープを応援する前から、マエケンはすでに有名人で、すごい選手と知っていたけれど(マエケン体操も)。

前に、マエケンがカープに戻りたがっているらしき話を耳にしたとき(真意はどれほどかはわからない)、「カープに帰ってきて親分風吹かされたら嫌だな」と素朴に思った。吹かさないかもしれないけどさ(ごめんね)。


「チームマエケン」も、もともとは自主トレに集ったメンバーが始まりのようで、徒党を組んでたわけじゃないんだろうけど、今そういうのいらないから。と思ってしまう。

黒田博樹がメジャーからカープに戻ってきたときは、メジャーでのオファーを蹴っての復帰。40歳と年長の黒田は誰かとつるむことはなく(野手の新井さんや石原慶幸らとは仲良かったと思うけど)、その背中を見て学ぶ若手が多かった。

もしマエケンが日本球界に復帰するとしても、金額面でカープと折り合いはつかなさそうとのことで、いらぬ心配でした。

マエケン、巨人のユニフォームも似合いそう(だから決まってない)。門脇誠と兄弟ごっこして楽しませてほしい(しません)。


10月24日のドラフトが終わるまで、カープのコーチ陣の正式発表はないのでしょうか。

第2次戦力外通告も始まり、日ハムとDeNAは早々に発表。カープのこの静けさが不気味です。

新井さんは、最終戦後のセレモニーで「カープ変わります」宣言をした。あれは、ベテランから若手への切り替え宣言と私は受け取っていたのだが、真意はわからないが、「変わる変わる」詐欺だけはやめてね。
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2024年10月9日

大丈夫なのかしら、この人たち


10月9日、新井さんが松田オーナーから正式に続投要請。来季に向けての話も1時間以上したもよう「RCC」)。

会談後のインタビューでは、こんなことも話してました。

「去年のこの時期と今年では自分の考え方も変化してきています」

やっとですか。あとは実行ね。

「今年以上に苦しく険しい道のりになると思います。そこは覚悟して頑張っていきたいと思います」

苦しい道のりになるよう先延ばしにしてきましたから。ずいぶん楽観的だった(何も考えていなかった)ことに気づいてきたのでしょうか。9月の球史に残る大失速がなければ、さらに気づくのが遅くなっていたのでしょうか(ぞわっ)。


松田オーナーには若手を引き上げる旨の話をしていたようです。(「KYODO」)

ただ、新井さんは人を切り捨てるのは苦手そう(誰がやっても覚悟のいることだが)。

ベンチを、球場を、パッと明るくさせるあのキャラクター、自分の気分で試合後の会見をすっぽかしたりしないこと、選手に対してネガティブな発言をしないところなどは逸材と思っているのですが。


新井さん、いっそ打撃コーチに専任してはどうだろう?

シーズン中、25打席連続でヒットが出ていなかった末包昇大が、新井さんから直接指導を受けた翌日、2ランを打ったことがあった(またその後、迷走し、9月の大失速の一因にもなったが)。

秋山翔吾も、昨年、現役時代に対戦したときのイメージを新井さんが伝えてくれ、「新井さんの一言でよくなった」と話していた。(こちらをどうぞ)

矢野雅哉も、新井さんから「ちょっとまっすぐを泳ぐイメージで打ってみ」とアドバイスされて、課題だった打撃が大幅に向上。(「広テレ!」)


解説者時代も、新井さんが打撃について理知的に話しているのを聞いて、意外というか(失礼しました。だって理論というより元気なイメージが先行していて)、いいな~と思うことがあった。

2000本安打の人ですし。驚くほど現役時代の打席数が少ない現打撃コーチ陣より、絶対説得力あるぞ。

しかし、この記事には、ずっこけました。


9月の失速した原因は何なのだろうか?そんな問いに対する首脳陣や選手たちの答えは〈わからないで一致していた」(「デイリースポーツ」)

は? もちろん野球には、いろんな要因が重なり合って「流れ」が生まれ、ときに抗えず連敗することはあるけれど、「わからん」て。そろいもそろって客観的に分析できなくて、大丈夫か~。

まるで、かつてカープの天敵だった阪神・秋山拓巳の球を「不思議なストレート」と評した朝山コーチの言葉を聞いたとき以来の不安を覚える。なんで素人目線になってんの? 見とれてんの?

かたや、アドバイザーという中途半端なポジションではあるが、黒田博樹は、9月の投手陣の大失速について、素人でもそうなのかなと思っていたことでもありますが、ちゃんと言語化してくれています。(「スポニチ」)

選手どころか、コーチの底上げもお願いします!

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2024年8月30日

台風で移動トラブル。カープ、ヤクルト戦に勝算あり?


8月30(金)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、台風接近のため試合中止。

昨日、中日戦を終えたカープ。ほんとなら試合後、新幹線で名古屋から新大阪まで移動する予定だったとか。

今日は始発から東海道新幹線の名古屋~新大阪間が運転見合わせ。午前7時にバスで新大阪駅まで移動に変更。そこから山陽新幹線に乗り換えて、つごう約5時間の移動に。(「日刊スポーツ」)(「デイリースポーツ」)

台風の影響で交通機関の運休のニュースも入ってきていたので、名古屋から広島への移動、大丈夫だったかなと心配でしたが、お昼ごろ、ぶじ広島に到着。よかった、よかった。


東京から広島へ向かうヤクルトも大変だった。

29日の巨人戦が中止になって、ほとんどの選手がその日に広島入りしていた中、村上宗隆ら一部選手の乗った新幹線は大雨のため、静岡の手前で缶詰状態に。

結局、東京へ引き返すことが決まるも、なかなか発車できず、10時間以上拘束されることに。

体力ある野球選手とはいえ、両チームともお疲れさまでした。スタッフの方々も。


明日は、大瀬良大地と高橋奎二。またしても高橋! ぜひともリベンジしたい(宏斗もな)。

高津監督は前日に広島入りしていたそうだが、高橋も缶詰組だったそうだ。「彼はセンシティブだから、ちょっと心配ですね」と高津監督。(「サンスポ」)

ほほぅ。いいこと聞きましたよ、高橋は繊細と(メモメモ)。そういう人は、アジャスト上手の黒田博樹の鈍感力をお手本にするといいと思いますよ。

普段通りでない状況がピッチングに影響する・・・?(キラ〜ン)。そんな僅かな期待は軽く裏切られ、いつも通りナイスピッチングされるかもしれません、やめとこ。


プロ野球は天候に左右される仕事。こと、野外球場の場合は。

今年のカープは雨天中止の試合が多く、残り試合数はハーラートップ(そこ?)。終盤、タイトなスケジュールになりそうで心配です。

農業こそ、天候に大きな影響を受ける仕事。自分でコントロールできないものと向き合ってきた人たちは、自分たちで何もかも牛耳れると思っている尊大な人たちにはない器の大きさがあると思う。

カープの選手たちには、ドーム球場で涼しく過ごしている音質育ちのチームにはないタフさが育まれているはず。

ただでさえ、セ・リーグで一番移動距離が長いんだから。イレギュラー頻発の天然芝で守備も鍛えられてるんだから。菊池涼介を見て! ツーン。


メディアは巨人や阪神に勝ってほしいでしょうけど(話題にもなるし)。

でも、いまだ「伝統の一戦」とか、「巨人と阪神が強くないとプロ野球は面白くならない」なんて当たり前のように言うブランドにとらわれている野球関係者たちに見せたいわ、カープの優勝。

カープの野球はいま、バントバントでちっとも面白くないけど。5位のチームから点を取れず、四苦八苦してますけど(おーい)。

暑さと移動の多さで疲労は募っていると思いますが、ほかの球団にはないタフさで乗り切ってほしい。見せましょう、カープの底力を!(嶋基宏で)
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2024年6月18日

人気者は誰? 球場観戦のひそかな楽しみ


昨日、「2024年交流戦、脳に残ったランキング」を勝手に発表しましたが、6月12日、2年ぶりにベルーナドームで観戦したことは、一番のトピックスでした。

しかし、森下暢仁が1イニング5失点(え〜、森下見にきたんですけど)、 隅田知一郎に完封負け。稀にみるなんも見どころなかった試合。

でも、試合前にブルペンで見た森下の横顔は美しかったし、翌日登板の九里亜蓮の姿も見え、カッコよかったー。

小園海斗に二俣翔一、佐藤啓介、新井さんに赤松コーチ等々、選手と元選手(?)をナマで見られる喜び。

スライリーも出張。ボディの水色と赤ユニの色合いがグリーンに映えて、チャーミングだった(中の人の暑さが12球団で一番心配なマスコット)。


両チームの応援にも見入った(聞き入った)。この献身的な声援を背に、1点もとれないとは、カープよ・・・。

負け試合が終わっても、照明の落ちたスタンドからずっとマウンドを眺めている人たちの姿も忘れ難い光景でした。映画館でエンドロールを見届け、すぐに席を立ち去り難いあの余韻の残る感じ。

と、球場という空間は十分にうっとりと楽しんだわけです。なんか、まるで美しい風景を見に来たような。

ん? これは観光旅行かー。野球の試合はどうなったー。そこのとこがスッポリ抜け落ちていることにハタと気づき、トホホとなりました。


前日の試合で、9回最後、源田壮亮がファーストにヘッドスライディングするも3アウト。1点差で及ばず、8連敗。

負けた悔しさ(おそらく不甲斐なさ)にしばらく立ち上がれず、泣いていた源田。

その源田の涙を見て、隅田は奮起したというが、この後、西武はまた連敗。源田の涙がというより、あれは森下が乱調だったという試合だったと思う。

もともと西武の明るいチームカラーが好きだった。首位と23.5ゲーム差。苦しい状況が続くけれど、勝ちを重ねて差少しでもを縮めていってほしい(通うごとに西武に情が)。がんばれー!


ところで、球場でひそかに楽しみなのが、ファンの方たちが誰のユニを着ているかを観察すること。

旅先の国の街角で見かけた自動車が、どこの国のメーカーのものか目視することで、その国の国産車や輸入車の販売台数の傾向がザッと見て取れるという話を聞いたことがあります。

一部を見て全体を知る統計の世界ですね。

歴代の選手の数はたくさんいて、球場にやってくる人の好みはさまざま。一概には言えないけれど、ユニから選手の人気度がざっくり見えてくる、みたいな。

ビジターの内野席で観戦。広い球場、すべてを見ることは出来ないけれど、周辺や通路で目についたのは、今年は森下(だって森下の登板日)や小園海斗、大瀬良大地、菊池涼介らのユニ。

2年前は堂林翔太のユニが多くて、そうなんだ〜と思った記憶が。今年もよく見かけました。


黒田博樹や新井さん、鈴木誠也のユニも健在で、嬉しい。津田恒実さんの水色ユニの方も必ず見かけている気がする。

前の席で、玉村昇悟のユニを来ている若い男性がいたのも嬉しかった。松山竜平の方も見かけて、「あの人、松山の着てはる! 松山、愛されてる〜」と実感して、感動したり。

球場にはいろんな選手を応援している人の思いがつまっている。そういうのを見てるだけでも面白い。

この日も(2年前も)、スタンドには、若い人も年配の方も、男性も女性も偏り感じることなく球場に来ていて、いい感じでした。

ベルーナでのカープ戦は2年後か〜。どうなっているかな。いろんな意味で。