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2025年8月26日

エース床田、猛暑のマツダで完投勝利、尊敬が止まらない


8月26日(火)、巨人戦(マツダスタジアム)、対1。

床田寛樹、9回1失点、 今季6度目の完投。これは両リーグトップ。

この度を超す暑さの中で、よくぞ一人で投げてくれました(暑いの苦手なのに)。尊敬が止まらない。

8月24日、森下暢仁が肩のハリを訴え、登録抹消。

「どれくらいで戻って来るかわからないけど、その間に僕と大瀬良さんで何とか踏ん張りたい。若いいい投手が多いので、その子たちにも頑張ってもらいながらいけたら」と、試合の前日に言っていた床田。(「日刊スポーツ」)

もぉ、有言実行に、しびれる。来季の開幕投手(=エース)は床田で。


1回、1番中村奨成、2番ファビアンが連打。4番モンテロのレフトへの打球はエンタイトルツーベースとなって、1点先制!

5番末包昇大が犠牲フライで2点目! 1週間ほど前、チャンスの場面で最低の空振り三振を散々見せていた末包が、最低限の仕事。

「スミ2」で終わるんじゃあるまいなと思われた7回。6番羽月隆太郎2塁打、床田ヒットで、2アウト1塁3塁。ここで奨成がタイムリー、3点目!

床田の、スパーッとしたスイングはほんと見ていて気持ちいい。打率2割台。打席数が違うとはいえ、石原貴規や二俣翔一より打率いい。もちろん會澤翼よりも(會澤より打席数が多い床田)。

再来年、セ・リーグにDH制が導入されたとしても、床田は打席に立てばいい。床田がその頃、どこにいるかは知らないが・・・。


8回、代打キャベッジが初球をとらえてスタンド上段に14号ソロ3対1。床田、悔しそう。

8回ウラ、モンテロと末包が連続併殺崩れで進まーん。

となっていたところに、8回からセカンドの守備についていた菊池涼介がタイムリー2塁打、4対1に!


床田は9回もマウンドに。丸佳浩、岡本和真、吉川尚輝の並びも、大ごとは起きず、最後の打者となった中山礼都のファウルチップを坂倉将吾がこぼさずキャッチ。当たり前のプレーに「やった!」と思う自分がいた。

試合終了! 床田と坂倉に笑顔が~。なんかホッとする。

スタメンでヒットと打点がなかったのは坂倉だけ。打撃ではやはり元気なかったが、7番で調子をつかんでもらえたらと思う。

で、週に一度は休養日あっていいのでは? ずっと休みもなくスタメンマスク、5番に置き続けたほったらかしのベンチもベンチ。


ヒーローインタビューは床田とモンテロ。モンテロって、ベンチでもチームメイトに声よくかけている(傷心の森下とかにも・・・)。

今日も、床田に身振り交えて何か話しかけていて、でも床田は、「ん?」となっていて、通訳のフェリシアーノさんを目で探すという光景がほほえましかった。

いろいろ問題はあるけれど(おもにベンチに)、投手もがんばっているし、打線も動き出したし(当社比ですから!)、巨人に3タテしたい!

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2025年8月25日

森下も野村再生工場で見てもらったらどうかな?


昨年、現役を引退した野村祐輔。今季から3軍投手コーチ(兼アナリスト)として、2軍寮に隣接する大野練習場で、リハビリ中の選手や調子を落とした選手をマンツーマンで調整する仕事をしている。

野村の引退が発表されたとき、床田寛樹はこう言っていた。

「僕がプロに入って技術的なことを一番聞いた先輩。間の取り方とか、カーブを磨きたいと思ったとき、すごくわかりやすく教えてくれた」

「アドバイスがすごく的確。ほぼほぼ、野村さんに教えてもらったことをやっているという感じ」

こういう人が投手コーチになってくれたら・・・と思っていたので、そうなって嬉しかった。


昨日、今季初勝利をあげた常廣羽也斗は、7月下旬、野村にブルペンで1球ずつフォームの良しあし伝えてもらい、修正していったそうです。(「デイリースポーツ」)

今季、8月1日にプロ初先発をした髙太一。現在2勝目、3登板すべてクォリティスタート。私の中で「勝たせたくなる投手」として旋風を巻き起こしている髙も、野村コーチとフォームの見直しをし、よい変化をもたらしたよう。(「デイリースポーツ」)

7月28日に支配下登録され、8月2日の中日戦でプロ初登板で鮮烈な三者凡退デビューをした辻大雅も、野村コーチのもとで調整して、球速が10キロ以上アップしたとか。(「デイリースポーツ」)


むふ~。素晴らしい。もうひとつの「野村再生工場」と呼ばれているようです。(「Number Web」)

いずれ「野村監督」としても、いかがでしょう、なんてね。なんかエレガントそうだな(野村の内情は知らないが)。 6回終えたら、定時で帰りまーす、とかね。

8月24日、森下暢仁が登録抹消。ついにリフレッシュ休暇を言い渡されたかと思っていたら、肩に張りがあるとのこと。

どちらにしても、ゆっくり整えて、野村先輩にフォームのチェックをしてもらったらどうだろう?


赤星優志も8月25日に登録抹消。8月24日のDeNA戦では、チームワーストの9敗目。

森下の14敗のことを思えば9敗なんてまだまだという気がするが、最近の6試合を見ただけでも長いイニング投げられてなかったわりに、そこそこ失点。

先発の仕事を果たせていなかったようですね。森下の無援護で負け投手とは違う状況みたい。

阿部監督は「先発を外れてもらうことにします」と明言。そんな明言しなくても、登録抹消の時点でわかるわーい。なんか、阿部監督の言葉の使い方、時々ひっかかる。


あぁ、野村的なコーチが打撃コーチにもほしい(そう思っているカープファンはとてつもなく多いだろう)。

石原バッテリーコーチと藤井ヘッドが、坂倉将吾の送球改善に取り組んでいるようです。(東スポWEB

その話も書きたかったけど、また今度。
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2025年8月23日

髙が作ったいいムードをカープベンチがぶち壊し、森下14敗目


8月23日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、対5。

中日に2連敗、早々に負け越し。

ムード、悪いですね。DeNA戦でせっかく髙太一がいいムードを作ってくれたのに、昨日、森翔平の交代時を見誤ったカープベンチに冷や水あびせられた。

選手がいくらがんばっても、チームの舵取りできない監督相手に、選手が気の毒になる。今日、試合を見るワクワク感がめっきり沈んでた。こういうの、今季何度もある。

しかも、昨日8回、2失点したイニング途中で、坂倉将吾から石原貴規に交代させたのも後味悪かった。


坂倉の守備の不安は目に余るものがある。でも、「正捕手は坂倉」と決めたのは新井さん。

そもそも、坂倉の直談判を受け入れたこと自体も疑問。「僕、図書係やりたいんです」「そうか、任せたぞ」なんて、クラスの係決めじゃないんですから。

それでも、任せると決めたなら、イニング途中で交代させるなんて、信頼してないぞのメッセージ、送らないでほしい。ミスの多い坂倉も坂倉なんだが、ひどいな、と。


開幕時、坂倉不在で、會澤翼や石原貴規がスタメンマスクの試合は、打線がめっぽう物足りなかった。でも、いま坂倉、打撃も不調。

この猛暑、疲労も大きいだろうから(でも自分で捕手やりたいって言ったのは坂倉)、たまにお休みさせてあげては? 會澤や石原出したら?

會澤2軍へどうぞの私でさえ、今日、そう思ってしまった(ほんとは清水叶人や髙木翔斗らに経験積ませてほしい)。

そういうマネジメントもケアもできていないカープベンチ、ひどいよ。


今季、森下暢仁と坂倉のバッテリーが復活して、やった~と喜んでいたのに、ん? 森下、6勝14敗目。目を覆いたくなる負け数。

1回、岡林勇希と樋口正修に連打。2盗を狙う上林誠知への坂倉の送球が、ちょっと逸れたとかじゃない、明らかな山なりの悪送球。その間に1点先制される

これはチームの雰囲気悪くなるレベル。森下もやってられないだろう。

でも、森下もぽんぽんランナー出してるわけで。細川成也のポテンヒットで、2点目

3回、山本泰寛タイムリーで、3点目


3回ウラ、中村奨成がタイムリー!  ファビアン2塁打、小園海斗犠牲フライで、2対3! 

立ち上がりの悪かった森下も徐々に調子を取り戻し、5回6回7回は三者凡退。あ~。寝起きの悪い子がだんだん覚醒するみたいなの、森下多すぎないか?

森下、7回を終えた時点で、91球。このまま投げさせるかと思いきや、7回ウラ、代打を出された(前川誠太、ショートゴロに終わったが、ヘッスラ見せた。もっと打席に立たせてほしい)。

1週間前のヤクルト戦のように、森下降板直後の逆転劇はなく、負け投手の権利だけゲット。


8回、栗林良吏。どの回でも誠実な仕事を見せてくれる栗林、安心感あるわぁ。と思っていたら、細川成也に13号ソロ。う。

9回、辻大雅も、チェイビスに4号ソロ。うぅ。

また、中日に4位を譲る。せっかく3位のDeNAが連敗してるチャンスなのに。なんなの、この2チームの譲り合い。

明日は、常廣羽也斗。やっと見られる~。と思ったら、中日は金丸夢斗。おぉ、こちらもやっと見られる~。

初対戦に弱いカープにすでに暗雲が・・・とならないことを願って。楽しみではあります(小声)。

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2025年8月16日

2ヵ月ぶりの勝利。あれ? 今日のヒーローインタビュー、森下じゃないんだ


8月16日(土)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対3。

森下暢仁、6月13日、エスコンフィールドの日ハム戦以来の勝利(遠すぎる~)。

1回、末包昇大のタイムリーで1点先制も、3回、小園海斗の悪送球やフォアをまじえて、村上宗隆の犠牲フライで同点。山田哲人のタイムリーで勝ち越されてしまう

3回終了時点で森下の球数65球。今日もまたこんな感じなのか。いつぞやの髙太一のプロ初先発のときのように「勝たせたい」と思えないものが。森下にまた悲壮感が。

ところが、4回5回と持ち直して、結局6回108球まで投げた。森下のこの体力、ここは若い投手にも手本にしてほしい。


5回、菊池涼介2塁打、森下フォア、秋山翔吾バントの構えには「この期に及んでバントかよ」と思いましたが、バント失敗。だったが、吉村貢司郎の悪送球でノーアウト満塁。

中村奨成のショートゴロで同点に。結局、ここどまりというすっきり感のなさ。森下の負けはいったん消えた(ほしいのは勝ち)。

森下は体力はある。勝ち投手の権利がつくまで、新井さんは7回も投げさせるのではと危惧したが・・・6回ウラに急展開。


モンテロに
勝ち越し7号ソロ! 森下がベンチ最前線で両手を突き上げるー。やっと来た、この瞬間。

そして、菊池ポテンヒット。森下の代打ファビアンが2ラン、5対2に! わっしょーい!

森下の笑顔が止まらない。でも森下よ、まだ試合は終わってない。3点差なんて、あっという間なんだから。この笑顔が凍り付くことがないままゲームは終われますように・・・。


7回、ハーン。このとき、新井さんは森下を本当に勝たせたいと思っているんだろうかと訝った。スリリングなんです、不安定なんです、今年のハーン。

こういうとき、パワフルではないが、どの場面でも誠実な仕事をしてくれる栗林良吏の方が安心できる気がしたのだが。

1アウトとって、フォア(ほら来なすった)、村上2塁打、オスナタイムリーで、5対3

ここで、栗林に交代。山田哲人を併殺! 栗林、グッジョブ!

8回、島内颯太郎が抑え、9回、森浦大輔。これがまたスリリングなんです。

内山壮真ヒット(出た~)。村上は空振り三振! 代打宮本丈にデッドボール。山田空振り三振!  森浦新劇場でゲームセット。


お立ち台には、モンテロ&ファビアンとともに、2ヵ月ぶりに勝ち投手になった森下がお立ち台に上がるのかと思いきや、打のヒーロー二人だけだった(栗林にも登場してほしいくらいだった)。

ファンも待ってたと思うのだけど、楽屋裏では何があった? 事情はわからないが、森下はけっこう毒吐く系。もしかしたら打線の無援護が露呈されるのを球団側が嫌がったのではないかと我が家では勝手に推測。そんなの、もうとっくに露呈も露呈、みんな知っとるわー。

ところでモンテロの「最高でーす」の発音、いいですね。ジョンソンを思い出します。きっと音感のいい人なんだと思う。

今日は秋山翔吾が1番。スタメン外れたファビアンは代打で思わぬ仕事をした。菊池は8番セカンド。菊池もファビアンの2ランに彩り添えてくれたが、前川誠太がスタメン外れた。

若手に場数を踏ませて、腰を据えて育成に舵取りしてくれたかと思っていたのだが。勝てて終われてよしなのだが、そこは気になる。

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2025年8月9日

森下勝たせる気ある? 疑問のスタメンで一人「非凡」だった前川


8月9日(土)、中日戦(バンテリンドーム)、2対

今季17度目の完封負け

1週間前と同じマッチアップ。前回、完封された髙橋宏斗は8回無失点。森下暢仁は6回2失点(自責1)で5勝13敗。6月13日の日ハム戦で勝った後、8連敗中。

昨日、相手エラーが決勝点になったとはいえ、髙太一の好投、前川誠太プロ初スタメンで先制タイムリーと、明るい材料もあった。

ここは連勝したいじゃないですか。まずは目の上のDeNAを追撃したいじゃないですか。それなのに、「連勝する気ある? 森下に勝ちをつけたいと思ってる?」と、疑いたくなるスタメン。

1番大盛穂、2番羽月隆太郎、3番野間峻祥、4番坂倉将吾、5番秋山翔吾、6番前川誠太、7番モンテロ、8番矢野雅哉。

小園海斗は内転筋の張りのため、今日もベンチスタート。小園いないと、サブメン感がすごいことに。

右左関係なく、前川スタメンは嬉しかった。実際、今日も非凡なものを見せてくれた。


森下の立ち上がり、慎重に行こうとして、球数かさんで、テンポ悪かった。

1回、2アウト1塁2塁。ボスラーを打ち取ったかに見えたファウルフライを坂倉がまさかの落球。モンテロもエリア内だったが、坂倉追いかけての顛末。ドヨ~ン。ベンチにも不穏な空気が。

落球がなければ3アウトで終われたところを、ボスラーに先制タイムリー。

エラーは痛かったが、森下も、田中幹也と細川成也にフォア。ランナーを不用意にためたのもよくなかった。


日頃のパスボールや悪送球など、ちょっと見逃せないレベルの坂倉。それでも、打撃で取り返してくれたらと思っていた。

相手投手とのめぐり合わせもあるし、そんな簡単には行かないとしても、内野ゴロ3つに見逃し三振。こっちの方に噴火した(ボッ!)。

別の場面でも、レフトエリアのファウルフライにショート矢野が走り出し、秋山が譲る形になり、アウト1つ取り損ねたプレーがあった。なんかうまくかみ合わないときは、ことごとくこんな感じになる。


5回、またボスラーのタイムリーで2点目。今日、ボスラーは森下から3安打。

2番田中も166㎝と小柄ながら、打撃・守備・走塁でバネとキレを感じる、充実したオーラが出ていた。カープにも小柄な選手はいるけど、違う。

7回、チャンスが。秋山が内野安打、前川がヒット! モンテロフォアで、1アウト満塁。

矢野に代打は送られず。もう7回だよ? カープベンチ、勝つ気あるの? ベンチには末包昇大や中村奨成らもいるよ?

相手が嫌がることを何一つせず、スルー。矢野がせめて犠牲フライを打ってくれれば・・・腰砕けのファーストゴロ。


もう一つ妙だったのは、次に小園を代打に送ったこと。コンディション不良の選手を満塁に送り出します? それこそ、末包や奨成もいました。

それくらい「得点圏の小園」に賭けたのかもしれないが、昨日のバント同様、ホームランを打てば、走らなくてすむってか?

なんでこんなところで小園に負荷かける? もうめちゃくちゃ。セカンドゴロで3アウト。


9回、帰ってきた松山晋也。そこで、秋山が2塁打と覇気見せた。前川が粘ってコンタクトしていく。ここは見ごたえあった。

解説の権藤博さんが、バットの角度について「イチローみたい」と言っていた。「松山もこの選手はタダモノじゃないとわかってる」とも。

9球目、セカンドゴロで終わったが、秋山3塁。モンテロは前川と対照的にスコンスコーンと空振り三振、試合終了。

田村俊介ら、期待されチャンスを与えられながら、1軍で力を出せない若手が少なくない中、1軍にあがってすぐ3試合で結果を出している前川は、すごい。

この感じで自ら育っていってほしい、鈴木誠也とか小園みたいに。おかげで、これからの(数少ない)楽しみができた。

2025年8月4日

〔週刊カープ〕重い腰あげたプロ野球界、林抹消、阪神&中日戦


この1週間、書ききれなかったあれこれを試合の合間にまとめてお届けします。

〔野球界が動いた〕
8月4日、ついにセ・リーグもDH制を導入を発表。やったー。

ガラパゴス化していた高校野球、東京六大学、関西学生野球も来春からDH制の導入を発表したばかり。外堀埋められて、やっとセ・リーグも決断したか?

と喜んでいたが、再来年からだって? いかにも猶予を持たせる思い切り悪い日本的なところが出てる。とっとと来年からやればいいのに。

あと1年、あの生ぬるいセ・リーグ村を見せられるのか~。早く~。


もうひとつ、朗報です。NPBがリプレーセンターの設置を検討しているとのこと。選手会の要望が受け入れられましたね!  

最短で、来春からの稼働を目標にしているとのこと。こっちはセのDH制より早いかも?

かねてから、客観的にリプレー検証(ジャッジ)するスタッフを置いてほしいと希望していたので、ファンとしても嬉しいです。


〔ホームラン打者を抹消するチーム〕
8月4日、林晃汰と久保修が登録抹消

7月20日と21日、ヤクルト戦で、ホームラン2本打った林を抹消とは。可能性を感じさせてくれていたのに、ガーン。

その後、ノーヒットだったが、それこそ使い続けてこそ育つというもの。ろくすっぽ機会も与えず、降格とは。

「俺は今の子たちを育てていくという気でいる。短期的なことを見るんじゃなく、その先を」と、新井さんは言っていたが、育てている感じが全然伝わってこないんですけど。(「東スポWEB」)

「痛みを伴う改革」とは、「点を取って勝つチームへのシフトチェンジ」だと思っていたのに、守りを固めて試合をつまらなくさせている現状。

いえ、守りも重要です。でもバランスってものが。守りを高評価されている矢野雅哉がスタメンの日は、チャンスの場面での期待感がものすごく下がる。かと言って、今の矢野の守備が鉄壁とも思えない。過大評価しすぎでは?(一度そう思うと、思い続ける節がある)

あんなにファンを魅了してくれたスラッガーとは思えない。人の脳には、自分が得意なこととは別のことをしたくなるところがあるという話を聞いたことがあるが、見事に逆方向へ進むクン。


〔床田の切ない一言〕
先週、大竹耕太郎と村上頌樹先発の阪神戦で、2日続けて完封負け。

大竹と投げ合った床田寛樹は6回1失点で負け投手に。

「僕が点を取られた。それで負けた。僕の責任かなと思います」(「スポニチ」)

違います、打線が点を取らなかったからです。そんなこと、床田に言わせないでほしい。


〔勝たせたい投手〕
中日戦で、髙太一がプロ初先発で初勝利(6回1失点)。支配下登録されたばかりの辻大雅がリリーフデビュー(9球で三者凡退)。遠藤淳志の2年ぶりの勝利も忘れがたい。

3人とも、「勝たせたい」という気持ちになる投球だった。

思い起こせば、森下暢仁の1年目もそうだった。というか、1年目のグイグイ行く森下は負ける気がしなかった。

だけに、中日戦2戦目での4回5失点は、若い投手たちとは対照的に、ちょっと応援できないなと思ってしまう内容だった。

本人は、右手のマメの影響は否定していたが、少しはあったんじゃないだろうか。そうでなかったら、ちょっと心配になる内容。メカニックの問題なんだろうけど。


さすがのグイグイ森下も、数年にわたる無援護に心身ともに疲弊しているんだろうか。弱いチームでもエースとして尊敬されていた黒田博樹みたいになってほしかったんだけど、あれあれ? 

新井さんも、森下が突き抜けること、チームを引っ張っていく存在になってくれることを期待して開幕投手に抜擢したのに、なんだなんだ?

ところで、中日戦で着用された、胸番号くっきりのアメフトユニ。最初サンプルを見たときは「え~」と思ったが、実際に試合で見たら、思ってたよりよかった。

ただ、森下は、親戚のうちに泊まって、体格のいい従弟から借りたTシャツ来てる男の子、みたいだった。いつものユニの方が似合ってたかな~。


〔井上監督と新井監督〕
小園海斗のタイムリーで、髙がプロ初勝利をあげた試合。マラーから斎藤綱記に交代して、飛び出したタイムリー。

井上監督は「迷ったけども、小園に対して、斎藤の分がよかったから」と、過去の対戦データを重視したようだ。(「日刊スポーツ」)

小園も「斎藤さん、打ててなかったんで」と苦手意識は多少あったかもしれないが、やってくれました。

新井さんと似てますね。目の前の勝負(流れ)より、データに頼る試合勘のなさ。結果論だけど、助けられました。

明日から9連戦。選手のみなさんはすこやかに。ベンチはヘンなことしないように(絶対またやる)。

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2025年8月2日

新井さん、これで痛み伴う変革しているつもりだったとは!


8月2日(土)、中日戦(マツダスタジアム)、対6。

今季16度目の完封負け

負け数が勝ち数の2倍(以上)という開幕投手対決は、髙橋宏斗に完封されて終わる。これで森下暢仁5勝12敗、宏斗4勝8敗。

森下4回5失点。4回には2アウト1塁3塁で宏斗にフォア出して、4失点。援護もなかったが、自滅も早かった。

右手のまめの影響があったんだろうか? もしそうだとしたら、登板回避してほしかった。


宏斗から2安打。これでは勝ちようもない。昨日、プロ初先発の髙太一を勝たせようと同じ方向を向いたチームはどこ行った? 

右左案件大好きなわりに、右投げの宏斗に林晃汰をスタメンでぶつけないカープベンチ。8回、2アウト1塁2塁で矢野雅哉に代打も送らず。点とって勝つ気あるの?

以前、森下が林に、「自分が投げるときはエラーをする、大地さんのときにはしないのに」と軽口をたたいたことがあった。そういうことがズバズバ言えるのは森下の俺様キャラなのだろうけど、林が萎縮するやないかーい。

だから今日、林をサードスタメンさせなかったというわけではないだろうけど、そういうこと言ってると返り討ちにあうかも。


7月31日まで、セ・リーグで唯一補強しなかったカープ。

「ウチにはウチのやり方があると思っている。俺は今の子たちを育てていくという気でいる。短期的なことを見るんじゃなく、その先を。3年、5年後を見た時にウチにはウチのやり方があると。そこを見て、目の前の試合も戦っている」と、新井さん。(「東スポWEB」)

ん? 誰のことを言っているのかな? 投手はまだしも、野手は誰を育てているのかな?  


今の状態が続いて、新庄監督が花開かせた今の日ハムのような、3年後5年後のカープが想像できない(むしろ焼野原なら想像できる)。

上本崇司がやっと登録抹消。しばらく前まで、堂林翔太や田中広輔も1軍にいた。會澤翼はまだ1軍にいる。

昨年の最終戦で新井さんが言った「痛みを伴う変革」のこと、もう新井さんは忘れてしまっているのかと思っていた。

もしかして、今この状態で、変革しているつもり?

だとしたら、ファンと新井さんの頭の中の乖離はずいぶんと大きい。なんかアホらしくなってきました。そんな真面目な顔して言われても。こんなヒリヒリしない試合続けて。


森下は生気なかったが、5回6回の高橋昂也、8回の辻大雅、9回の岡本駿(お帰り~)はよかった。

2日前に昇格した塹江敦哉は、7回、細川成也に10号ソロ。どうぞそのままUターンなさってくださいと言いそうになる。

7月28日に支配下登録されたばかりのプロ初登板のは、チェイビスと山本泰寛を3球で空振り三振に打ち取り、加藤匠馬をライトフライ、合計9球で三者凡退!

ベンチに戻った辻に、選手やコーチたちが次々に声をかけにいき、このときだけ、カープベンチが柔らかで明るい雰囲気になった。2日続けて、若手にいいもの見せてもらった。ほんとにもうココだけ。

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2025年7月26日

また森下に援護なし11敗目、スタンド埋まっても寒々しい試合


7月26日(土)、巨人戦(マツダスタジアム)、対5。オールスターはさんで4連敗。

昨日、末包昇大が呼びかけて、選手だけで緊急ミーティング。「あのとき、選手だけで自発的にミーティングしたのが大きかった」という試合にはならなかった。まだ1試合だけど。

「もっと熱くなって野球しましょう」と言ったその末包の打席から、熱いものは感じなかった。まだ1試合だけども。

ミーティングをやること自体はとてもいいと思う。でも、力量の問題なのね。熱量も感じなかったけど。


それにしても萎えること続きの攻撃だった。1回、1番秋山翔吾がフォアで出塁。も、2番二俣翔一が併殺。あ゛~。

2回、スタメン復帰の(当たり前だ)5番坂倉将吾が2塁打。も、6番末包と7番菊池涼介がそろってサードゴロ。あ~~。

3回、森下に久々のヒット。も、秋山併殺。なんなんですか、この塁に出れども事故にあったみたいに進まない現象は。


そこに出た、4回、4番ファビアンの先制11号ソロ! 

このあと、フォアで出塁した坂倉が横川のワンバウンド投球の隙に2塁に進むもタッチアウト。また進みません。どんづまりブルース。

本日の得点はこのファビアンの1点のみ。

しかも森下、援護の直後の5回、岸田行倫のタイムリーで同点に。

7回、指にアクシデントがあったようで、森下は1アウト1塁で途中降板することに。


しかし、ことごとく継投がはまらなかった。中﨑翔太がリチャードと代打坂本勇人のタイムリーで、1対3。ハーンと早くも途中交代。

ハ、ハーン? 配置転換か(さもありなん)。ハーンも佐々木俊輔のタイムリーで1失点、3点差に。準備不足もあったかもしれないが、火消し連続で失敗。

8回、大勢から8番林晃汰と代打大盛穂が連打。この二人に唯一熱さを感じたかも。秋山のセカンドゴロで打ち消されたが。

今日、巨人先発は左投げの横川凱だったが、2試合連続ホームランの林をさすがにスタメンから外さなかったことはよかった(やりかねないから)。

9回、松本竜也が丸佳浩に2号ソロを浴びて、とどめ(もうとっくに刺されていたが)。


週末の巨人戦だったからか、スタンドはわりと埋まっていて、真夏の夜のホラー劇場にはならなかった(ガッラガラのスタンドはこわいのよ、寒々しいのよ)。

チーム5安打で、今日も森下に援護なし。森下11敗目、こっちも止まらない。

こんなだったら、2軍から中村貴浩とか田村俊介呼んで、チャンス与えてみてほしいな。

投打かみ合わずというより、投打そろって冴えず、寒々しいスタンドの方が似合う見慣れた試合になった。明日こそ・・・(小声)。

2025年7月19日

森下、不名誉な両リーグトップの10敗目(=打線も不名誉)


7月19日(土)、ヤクルト戦(神宮球場)、3

森下暢仁、10敗目(5勝)。負け数は両リーグトップ。打線の援護のなさが響いているとしても、不名誉です(森下にとっても、そうさせた打線にとっても)。

奥川恭伸は今季初勝利(1勝4敗)。9試合目と登板数は少ないものの、開幕投手で唯一未勝利だったそうだ。

7月ですよ? 本人の調子もよくはなかったのでしょうが、チーム事情もダイレクトに影響してそう(森下もなんだが)。そんな最下位ヤクルトにイキイキされちゃって(ぷんすか)。


主力の離脱が響くヤクルト、スタメンの顔と名前が一致するのが山田哲人とオスナという、私的にはパ・リーグ状態になってます。

4回、赤羽由紘へのフォアと盗塁が響いて、澤井廉のタイムリーで1点先制される。

5回には内山壮真のタイムリーで2点目


1回、小園海斗ヒット&盗塁で得点圏に進んでも、4番ファビアンが変わらずノーヒット。7回、こちらも低調の坂倉将吾がフォアで出塁するも、モンテロ併殺。

とかとか、おなじみのパッとしなさ。こうしてカープは奥川に1勝目をプレゼント。

しかし、奥川って、すぐ顔に出る人ですね。若さ? もともとこういうタイプ? 7回、坂倉にフォアを出したとき、「決まった!」と思ったコースがボール判定されたこともあるだろうけど、しやがみこんだ。

ピッチャーのしゃがみ込む姿は美しくないと思っているので、逸材だけにもったいないです。意外と、まだ投手としての雰囲気を感じない奥川であった(森翔平もな)。


今日よかったことは、8回、1失点してなおもフォアで満塁こしらえた遠藤淳志(小噴火!)の火消しに出てきた、今季初登の松本竜也を見られたこと。

と、9回、羽月隆太郎の3塁打(テテテテテッと3塁到達)。

だったが、ノーアウトで反撃の土台を作るも、小園のセカンドゴロでかろうじて1点入って、完封逃れで終わる。

森下7回2失点、数字的には問題ないのに、この物足りなさ。それはイコール打線への物足りなさ。2年目以降、ずっとこんな感じ(打線も)。

ベンチも、個々の選手の状態が上がるのを待っていて、何かを変えようとはしていないので、変わる気配はなし。昇格してからまだ日は浅いが、林晃汰に1打席もなし。


阪神と巨人は、村上頌樹と山﨑伊織が無失点(森下に点を取られるなとは言わないが、両エースが取られていないというこの現況)。延長11回、船迫大雅が佐藤輝明と坂本誠志郎に2ラン打たれ、阪神が勝った。

中日はDeNAに7対2で勝って、ついに中日と入れ替わってカープ5位。いつまでも、定位置と思うな、中日の5位(一句)。

いいんじゃないかな。変わるつもりがないカープベンチなんだから、そうなるのも自然のことわり。いっそこのまま浮上せず、思い知るがよいとも思う。

でも、底まで沈んでも、なぁんも変わらないままかもしれないのが、今のカープのこわいとこ。
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2025年7月11日

森下また援護なく9敗目、先週のヒリヒリさ一転して諦観の表情


7月11日(金)、中日戦(バンテリンドーム)、2

やっと野手の入れ替え。堂林翔太が登録抹消。おひとりさまだけ? えーい、相変わらず腰重いな。

イラッとするが、一人ずつ、一人ずつでもいいから、力ないベテラン(by藤川監督)と振れてる若手を入れ替えて、景色変えてくれないかな。

中村健人が昇格。7番ライトスタメン。1軍にあげてもベンチに温めることが多いカープベンチとしては、珍しい。昨日、満塁で凡退した末包昇大と中村奨成をベンチに据え置いたということなのかもしれないけど。

健人はファームでホームラン4本(林晃汰は7本)。ヒリヒリしたもの見せてくれたら嬉しい。堅固な守備も。そして、あの大きな声で元気のないベンチを明るくしてほしい!


1週間前の巨人戦、山﨑伊織との投手戦で完投しながら、援護なく、8回ウラ、代打キャベッジのホームラン、それ一発だけで負け投手になった森下暢仁。

ベンチに下がって(自分への)怒りが収まらない様子にはヒリヒリするものがあった。まわりが近寄れない空気があった。

今日は絶対勝ちたいと思った。阪神にも3タテ、ノックアウトされたし。


2回、坂倉将吾ヒット、モンテロフォア、健人ショートゴロで、2アウト1塁3塁。今日、また8番に復帰の矢野雅哉はフォアで、満塁

森下は空振り三振。ピッチャーになんとかしてなんて、思わない。その前に野手よ、点を取ってくれないか。

球数少な目、順調に見えた森下、5回、ボスラーの5号ソロで先制される(またホームラン・・・

んが、5回ウラ、秋山翔吾の内野安打、菊池涼介バント、小園海斗ヒットで、1アウト1塁3塁。ファビアンは併殺崩れのサードゴロ、ヘッドスライディングで滑り込んで、同点に

今日はこれで、完封負け逃れるので精いっぱいだった。


7回、1アウト1塁2塁で、森下に代打なし。1週間前の巨人戦、チャンスの場面で代打を送らず森下を打席に立たせた。あのときは、それでいいと思った、でも、今日は少し風向きが違う。

1週間前と同じで、森下に勝ちをつけたかったのか、そのまま打席へ。森下に勝ちがついてほしいのはファンだってヤマヤマです。それより今日は点を取りに行く場面に思えた。

マラーの強い球をはじいてはじいて、森下、スリーバント失敗。秋山翔吾も空振り三振、無得点に終わる。シーン。


7回ウラ、森下は球数増え、満塁こしらえ、代打・板山祐が勝ち越しタイムリー

8回、菊池ヒット、ノーアウト1塁。小園がバントの構え、やめてー。

小園はバントを一発で決めたけど、小園にバントさせるなんて、最低。つまらない野球しやがって(プンスカ)。

阪神戦であんな惨敗して、なぁんも変える気がない。カープベンチの能天気さに言葉もない。結局、イラッとする結果で終わる。ロースコアで負け!


バンテリンのビジター席も、いつもより空席が目立って見えたのは気のせいでしょうか。

せっかく阪神が最下位ヤクルトに負けたのに、1ミリも近寄ることができず、重症。

森下、7回2失点。援護もなかったが、勝ち越された7回は決め球もなかった。

ベンチに下がった森下は、1週間前と違って、カッカした様子もなく、諦観しているように見えた。

そうもなるだろう、この打線と、この打線をキープするカープベンチを背後にかかえて。

2025年7月7日

カープ、見たい役者はいるのに配役と演出がおかしい舞台、みたいな?


明日から阪神戦。選手の入れ替え、今の時点で
なさそうですね。いつも期待を裏切ってくれます。

「痛みを伴う変革」のこと、もう忘れちゃったんだね、新井さん。

1年目の「俺は好き嫌いで起用しない」の前例があるので、そうなることも想定してましたが、ここは裏切らないのね。(裏切って!)


一時期、右左案件ではあるが、矢野雅哉がスタメンを外れることもあった。お、攻撃的な打線で行く気でいてくれるんだなと勝手に期待していたが、最近はだいたい矢野が最初から出ています。

交流戦前半に佐々木泰が離脱してから、おかしくなった。矢野デフォルトになったり、上本崇司や田中広輔がスタメンになったり。あれ? 痛みどころか、昨年までのいつメン(いつものメンバー)が。

しかし、佐々木一人いなくなっただけでおかしくなるようでは。

開幕早々、二俣翔一の顔にファウルチップが当たっていたなかったら、とも、ふと思う。もう少し違う展開があったかもしれないが、こればっかりはわからない。


昨日の巨人戦、8回2アウト1塁2塁で矢野に代打が出されなかった件。新井さんは「矢野、やってみろよ、打ってみろよ」という気持ちで送り出したとか。(「日刊スポーツ」)

戦いの中で監督が選手に成長を促すことはあるんでしょうけれど、昨日の矢野に打てる感じはありませんでしたけどね。

昨年後半の矢野ならいざ知らず、ミスキャストというか、過大評価されている感じがしました。残り少ないチャンスの場面でやることとは思えなかった。部活か~い。

守備走塁はさて置いて、矢野や羽月隆太郎の打席を見ていると、プロの試合というより、部活を見ているような気持ちになることがある。


矢野の重用については、「球団から指示が出てるんじゃない?」と知人が推測しています。

新井さんが監督に就任したとき、コーチの人選について要望が一部しか通らなかったという報道があったから、と。

もし、オーナーの意向が選手起用に反映されているとしたら・・・そんなこと、あるの? あってほしくないな~と思いたいけど、 2019年、絶不調だった田中がスタメン起用され続けたときも、ちょっと異様だった。勝負より選手起用優先。


もし仮にそんなことがあったとしたら、役にあっていないのに、演技力がないのに、「推しだから」とキャストに捻じ込んで、作品を台無しにする悪徳プロデューサーみたいじゃないですか。

他の役者はいい仕事しているのに、そこだけにある違和感、みたいな。

実際のところはわかりませんが、どっちにしても、フラットな選手起用がされているとは思えない。だから、つまらない。


先週末の巨人戦初戦、山﨑伊織に負けたのは悔しかった。ところで、山﨑、お肌もちもち。

井上温大は、投げる前日に顔パックをしているそうで、(肌が荒れると)気分も落ち込むし、テレビにも映るのでキレイでいたいと始めたそうだ。

「伊織さんがそういうの詳しくて、教わったりしてます」と。(「スポニチ」)

持って生まれたものもあるだろうが、山﨑、やっぱりお手入れもしてたのか~。お肌きれいと、いつも思ってた。

でも、フォトジェニックさにかけては、森下暢仁、球界でもかなりのものと思います。8回、打席に立ったときも、キャベッジに打たれた後のベンチでも、その表情にストーリー感じてヒリヒリした。

しかし、このベンチでは報われないというストーリーが付きまとうのが、もうね。見たい役者はいるのに、演出(采配)がね、キャスティング(選手起用)がね、プロが創るものと思えないんじゃー。
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2025年7月4日

森下と山﨑の投手戦は1対0の完封負け、森下のヒリヒリ感と乖離する打線とベンチ


7月4日(金)、巨人戦(東京ドーム)、1

2試合連続完封負け、今季12度目の完封負け。カープ、ヒットは3本だけ。

森下暢仁と山﨑伊織のヒリヒリした投手戦。森下のヒリヒリした表情を久しぶりに見た気がした。

交流戦で日ハムの伊藤大海と投げ合ったときもだったが、防御率1位の山﨑に「絶対負けたくない」と思って投げていただろう。


それに比して、ヒリヒリ感の足りないカープ打線、ヒリヒリ感がまったくないカープベンチ。

今日、一番ヒリヒリした打席が、8回、森下の打席だったというのはどういうこと?

0対0の8回。モンテロ、ファウルで粘るが、11球目のきわどいところを見逃し三振。

矢野雅哉は2塁打。1アウト2塁で、森下、そのまま打席へ。


野間峻祥が準備していたが、ここは代打を送るのがセオリーかもしれないが、森下を山﨑より先にマウンドから降りさせたくなかった。

森下も粘る。事は起こりそうで、起こらなかった。11球目を空振り三振、2アウト。投手なのに、なんだ、このドラマチックな打席は。

中村奨成、当たりはよかったが、中山礼都に好キャッチされ、3アウト。惜しかった。


山崎、8回無失点、126球。疲れは見えていたけど、崩れなかった。防御率1位だけのことはある。

でも、森下の方がスタミナはある。そこは信頼があったが、8回ウラ、代打・キャベッジ

えっ、キャベッジ、いたん? 6月不調だったとのことだけど、キャベッジがいたとは・・・。3球目、甘く入ったところを振り抜いて、8号ソロの決勝弾。この1打だけだった。


9回、大勢。マルティネスと大勢、ダブルストッパーとはこのこと。三者凡退で終わり。

しかし、最後の最後、今日も2番の田中広輔に代打なし(噴火!)。

だいたい、昨日完封負けしたスタメンと同じ。ベンチの思考が凪状態。2番田中って、いつの時代の野球なんだ?


昼間のファーム、オリックス戦、林晃汰が由宇にいる。やっぱり入れ替えなし。やっぱり何も変える気がない。

「役割的なところを考えると、今、晃汰を上げても使ってあげることができない」と、新井さんはファームでの林の成績を知りながらも、林の昇格を見送った。

キャベッジが出てきたとき、カープベンチとの違いを見せつけられた。野間や秋山翔吾じゃ、こうはいかない。いわんや、堂林翔太&上本崇司をや。

一発のある林を代打で使う手だって、あるんじゃないだろうか。

今日はビジターとはいえ、スタンドがお客さんでぎっしり詰まっていて、昨日と違って集中して試合を見ることができた。

この光景と比べると、昨日のマツダスタジアムのガラガラっぷりは、まるでホラー。寒かった。ゾッ(まだ忘れられない)。

2025年6月27日

ときめかないもの見せられて


6月27日(金)、中日戦(バンテリンドーム)、
対2

リーグ戦再開、黒星スタート。

マルティネスがいなくなっても、中日には松山晋也がいる。松山、28セーブ目。マルティネス25セーブの上を行く。

9回、代打・秋山翔吾と野間峻祥、空振り三振。大盛穂は見逃し三振。力の違いを見せつけられる。


新井さんは「今、(林)晃汰を上げても使ってあげることができない」と言っていたが、そうだろうか。

林が松山を打てたかどうかはさておいて、秋山が剛速球タイプの投手を打てるイメージがない(だからメジャーでは・・・)。

なのに、杓子定規に秋山を代打に送る采配。それもだが、最終的に矢野雅哉に代打を出す新井さん。なんで打席を任せられない選手をスタメンに起用するのかっていう話だ。


今日は、ルーズベルトゲームになるのかと思った。

1回、森下暢仁がいきなり2連打。岡林勇希のゴロで1点先制される。腰砕け気分のスタート。

2回、坂倉将吾2塁打、7番菊池涼介タイムリーですかさず同点に。

3回、大盛穂、ファビアン、小園海斗が3連打。モンテロの犠牲フライで、1対2と勝ち越す。今日もコツンコツンと単打単打。ためて、からの、ボーン! がほしい。


3回ウラ2アウト2塁。細川成也にフルカウントで投げた6球目。ストライクを確信してベンチに戻ろうとした森下に、ボール判定

こういうときって、その後たいてい相手に有利な展開になる。今日もその流れには逆らえなかった。

2アウト1塁2塁、ボスラーの打球に菊池が間に合った! 逆シングルで捕ってセカンドに送球、やった3アウト! 

と、なるかと思ったが、送球が強すぎて矢野のグラブからボールがこぼれ、中日のランナー還る

2回にタイムリーを打った菊池、エラーでプラマイゼロになってしまう。

佐藤龍世にもタイムリー3対2、勝ち越されてしまう


この後、カープが取り返すことはなく、中日もこれ以上得点することはなく、ルーズベルトにはならなかった。

森下、フォア4コで球数かさんで、5回3失点(自責2)で降板。大野も5回2失点で降板。むしろ両チームとも今日はリリーフ陣に存在感。

7回、代打・中村奨成がヒット! 反撃ののろしじゃ~。と盛り上がったところで、代走・羽月隆太郎がいともあっさりけん制死。盗塁失敗より恥ずかしいけん制死。代走が・・・代走なのに・・・。

8回、モンテロの代走・久保修がプロ初盗塁決めました。


森下の3回ウラのあの球がストライク判定されていたら、違った展開になったかもしれない。不運なエラーもあった。

でも、流れを持ってくることはできなかった。せっかく涼しいドーム球場で投げられたのに(今井達也は夏の蒸し風呂・ベルーナドームで体調不良のため途中降板したのに)。

森下、コンスタントな投球はしているものの、今季一番よかったのは日ハム戦で伊藤大海と投げ合った試合では?

「大海に負けたくなかったので」とメラメラしたものを見せてくれたが、そういうのは野球の醍醐味かもしれないが、燃える相手じゃないときにもメラメラしてほしい。最近、森下が投げるたび、「それでメジャーに行くつもり?」とツッこんでばかりいます。


安打数は11。中日の8を上回るのに、ときめなかない試合でした。

今日も、7番8番は菊池と矢野。点を取るより、点を取られない野球を優先するカープベンチ。そら勝つの難しいね。

選手にというより、そういう選択をするベンチにときめかないので、前のめりで試合を見ることはなかった。一生やってろ、だ(そうやって優勝が遠ざかる)。
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