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2026年9月26日

矢野と前川の書類送検を聞いて思ったこと


カープは9連戦を終えて、今日は土曜なのに試合なしという、ぽっかりデー。

ヤクルト・中日戦の途中経過を見たとき、9回表、3対3の同点だった。試合は見ていないけれど、その数字だけ見ていると、「負けるもんか、負けるもんか」という互いの活気(?)が伝わってくるよう。

カープにもそんな覇気がほしいわ~。結果、ヤクルトのサヨナラ勝ち。あれ? 中日が最下位に。

中日は残り試合が一番少ない2。カープは一番多い8。8試合のうち、いくつ勝てるのか気が遠くなってきました。


9月25日、矢野雅哉と前川誠太が書類送検された。

今後、どういう結果になるのか、球団がどういう判断をするのかはわからない。

ただ、オフのドラフトに向けてスカウト会議をしたという話など聞いていると、その能天気さにちょっとびっくりします。


指定薬物エトミデートの使用で逮捕者が出た。しかもまだほかにも疑惑がもたれている選手がいる。

それなのに、球団は会見さえ開かない。有耶無耶にするつもりと思われても仕方ない。

そんなクリアじゃない球団に行きたい選手、いる? とりわけ高校を卒業したばかりの生徒を入団させたいと思う指導者、いると思っているの? 球団の危機感のなさにびっくりします。


9月22日、新井さんの来季続投が発表された。新井さんはシーズン中、3度辞意を伝えていたという。エトミデートの件についても責任を感じていたという。

選手がグラウンド外でしたことについては責任を感じることはないと思う。とんちんかんな采配と選手起用、方針のなさで成績低迷した責任は感じてほしいけど。

3度辞意を伝えるなら、球団に対して今回の疑惑について説明の会見を開くよう、何度でも要求してほしかった(したのかもしれないが、してなさそう……)。


監督といえど、雇われの身。そんな物言う監督には来季続投を依頼しないだろうが。

いや、もう誰もなってくれる人がいないので、そういうレベルの話でないのかもしれないが。新井さんの人生のためにも、やっぱり球団には厳しい気持ちをもって断ってほしかった。

緒方元監督は負けた試合の日、「気持ち切り替えて」って、よく言ってたなぁ。優勝するつもりがない球団のもと、気持ち切り替える程度で長いシーズンやっていけると思えない。

今年は行き当たりばったりの新井さんの采配に何度も怒っていたが、とにかく来季は新井さんをつなぎにして……という球団の行き当たりばったりに腹が立ってきた(ハンバーグじゃあるまいし)。
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2026年5月3日

新井さんに聞いてほしい池山監督の言葉


5月3日(日)、中日戦(マツダスタジアム)、雨のため試合中止。

ほんとなら、栗林良吏と髙橋宏斗の投げ合い。3月29日、1対0で投げ合った二人(カープの1点は中日のエラーによるもの)。

先発に転向して初めての登板でマダックス達成した栗林に、試合後、宏斗がベンチから拍手を送っていた忘れられない試合。

今度は二人がどんな投げ合いを見せてくれるのか、見たかった。でも、点を取らない打線、拙いベンチ采配を見なくてすんで、ホッとしている。

試合見なくてホッとだなんて、客商売として問題ありあり。新井さんは野球をつまらなくしていること、自覚があるんだろうか。


村上宗隆がメジャー移籍、最下位予想断トツだったヤクルトが開幕から快進撃。いま、阪神と首位を争っている。

立浪監督のとき、中日も開幕ダッシュ、のち失速、3年連続最下位で終わったことがあった。ヤクルトもそうなる可能性も……と様子見していたが、今のところ善戦中。

池山監督の「明るさ」も、チーム好調の要因の一つと言われることもある。それを言ったら、1年目の新井さんもかなり明るかった。中日の井上監督も就任したとき、監督の明るさをプラス面と評価する人もいた(立浪監督との対比もあったかもしれないけど)。

中畑清さんがDeNAの監督をしていたときもムードはいいなと思った。が、下位で終わった。そらそうだ、編成の問題とかあるし、監督が明るいから勝てる単純な世界じゃない(中畑さんのことは好きです)。


先日、『週刊ベースボール』(2026年4月20日)で読んだ、池山監督の言葉がすごくよかったんです。

「(一軍監督は)寿命を縮めてもやりたい職業」

監督やコーチは批判にさらされることも多いし、割に合わない仕事。と、今や現場でユニフォームを着るより、解説やタレント的な仕事を選んでいる元プロ野球選手もいる中、ハッとした。

寿命は縮まらないでお元気でいてくださるといいなと思いますが、その覚悟。


とてもうらやましかったのが次の言葉。

「打ち勝つチームをつくりたい。理想は当然、打ち勝ちたい。一振りでホームランが入るというところは自分も経験しているし、そういう野球を目指せるかというところはこれからの自分の宿題でもある」

新井さんも一振りでファンを魅了したスラッガーだったのに(2017年、神宮球場の七夕の逆転3ラ~ン)。

なぜ、9回の守備固めだけのために矢野雅哉を大事にベンチに置いておくんだろう。


最初は「打つ喜び」が強かったけれど、だんだんと「勝つ喜び」を感じて勝利への執念が出てきたという、次の言葉がまた感動的。

「自分の一投一打を積み重ねていって、優勝の2文字に変わった瞬間、あの一瞬のために頑張ってきていたんだなと感じた。優勝が一人だけじゃなくて、チームのみんなの喜びに変わると知った瞬間、ダイヤモンドの中で打ったり、守ったり、投げたり、走ったりというのがみんなの幸せを握っているんだなというのはつくづく感じた。優勝がプロ野球の一番の喜びだった」

くぅ。「幸せ」という言葉から、木村元彦さんの『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』(集英社インターナショナル)に書かれていた、田尾安志さんのことを思い出した。

最下位になるのはわかっていたけれど、自ら楽天の監督に名乗り出た田尾さんは、「地域のために将来のために、監督というのは選手やファンを幸せにするために存在するんだ」と言っていたのだそうです。くぅ。染みる~。


2軍監督を6年務めてきた池山監督。「人気者を置いとけ」みたいな、コーチ経験なしでいきなり新井さんを抜擢する球団の姿勢からして違いは生まれているけれど。

池山さんが明るいだけで今のヤクルトの勢いがあるんじゃないことが伝わってきました。

雨で拙い試合を見なくてすんでどこかホッとしてるって、なんにも楽しくない。それプロ野球じゃない。

2026年3月4日

新井さんと會澤もたたかっていた……カープファンにも読んでほしい『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』

昨日、ご紹介した、木村元彦さんの『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』。


カープにまつわる人たちも随所に出てきます。

労組としての「日本プロ野球選手会」ができる過程で、選手たちの活動を支えてきた長嶋憲一さんという弁護士がいるのですが、中畑清さんに長嶋さんを紹介してくれたのは、カープの顧問弁護士だったとか。

広島で試合があった後、飲みながら中畑さんが山本浩二さんに組合についての相談をしたとき、浩二さんが球団の顧問弁士につなげてくれたのがきっかけだったそう。

こんなふうにシーズン中も、中畑さんは労組立ち上げのため、各チームの選手たちと水面下でコミュニケーションをとって動いていたんです。


さてさて、この本の最後を飾るのが、8章の新井さんと、9章の會澤翼。

2008年から4年間、7代目選手会会長をつとめた新井さん。
2011年、東日本大震災が起こったとき、セ・リーグの開幕を遅らせるべきではと、文科省まで巻き込んで、コミッショナーやNPB、読売グループとたたかって、交渉し、実現させた。

2008年、選手会長を退任するとき、次を新井さんに託した宮本慎也さん。北京五輪でも一緒にプレーする中で、新井さんの誠実さを認めるようになったといいます。

「彼は頭もいいんですけど、何より『こいつは損得で動かないな』という性格の部分ですね。(略)新井は正しいと思ったところには、思い切って突っ込んでいける人です」

おぉぉぉ。現役引退した新井さんが解説の仕事をしていたとき、野球のこと、打撃のことをわかりやすく話してくれていて、知的な感じがしてちょっとびっくりしたことが。その頭のよさを、采配に活かしてもらえまいか~。

新井さんは、2013年WBCのとき、主催者の米国側が代表チームのスポンサーからの収益を自分たちのものにしていることを問題視して、改善されるよう、たたかってもいた。


新井さんの恩師である佛圓弘修さんが語る小学校時代のエピソードは泣けてきます。クラスの男の子がからかわれそうな空気になると、新井さんはすっとんでいってその子の手をつないで守ってあげていた。

新井さんが転校することになってお別れ会を開いたとき、その子は「行かないで!」と新井さんの胸に顔をうずめて号泣して、クラスの仲間もそれを見てもらい泣きしていたという。

そんな心優しい新井さんには、ある意味、選手をきるのが仕事という監督は向いてないんじゃないかと心配になってしまった。

監督4年目を迎えて、「結果を出した選手を起用する」と公言した新井さんだが、実はとても無理をしているんじゃないかと(監督としては当たり前の仕事ですが)。

選手会長としての行動を見ていると、ベンチで采配するより、むしろフロントで球団をよくする仕事が向いているのではとも思ってしまう(そんな素敵な方向を現オーナーは考えもいないだろうけど)。


最後の9章では、2025年オフまでの4年間、10代目の選手会会長をつとめた會澤が登場。會澤もまた、9代目炭谷銀仁朗から、「後を託したい」とオファーを受けての就任だった。

「現役ドラフト」の導入に力を尽くした會澤。NPBが2025年でやめることにしたトライアウトも、選手たちの「続けてほしい」という希望をすくいあげて、選手会主催として続行することに。

選手が選手としてプレーできるよう、そのことへの心配りが伝わってきます。

「これからは会長にも何かメリットがある制度がつくれないかとも考えています。完全に無報酬なのでね。僕はいいのですが、次の会長からは何か報われてほしいとも思います」とも。総長~。


「あとがき」では、すべての選手会長に取材できなかった無念さをにじませつつ(それはすごいボリュームになってしまいますから)、4代目会長の正田耕三さんのグッとくる言葉も紹介されています。

球団経営者の利益が優先されてきたプロ野球の歴史と、現場の選手たちが自分たちの権利を獲得するために行動した歴史。

まだ今も、選手ファーストと言えない状況はあると思いますが、日々のプレーだけでも十分に大変な中、選手会を支えた選手たちにリスペクトしたくなる、知っておいてほしくなるエピソードが、ここには書ききれないほどたくさんつまった1冊です。よろしければ、ぜひ!
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2026年3月3日

野球ファンにぜひ読んでほしい本、『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』


1月にご紹介した、木村元彦さんの『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』。


もともと、ラジオで聴いた木村さんへのインタビューがとても面白く、読み始めたのですが(「武田砂鉄 ラジオマガジン」文化放送、12月29日)、プロ野球ファンにも、そうでない方にも、知っておいてほしくなることがたくさん書かれていました。

選手会長をつとめたことのある、新井さんや會澤翼にも取材して書かれた章があるので、ぜひカープファンのみなさんにも読んでほしいです。

本を読んで知ったことはたくさんあって書ききれないほどですが、こちらとこちらのブログ記事にて、木村さんがラジオで語ってくださっていたとき、グッときたいくつかについて触れていますので、よろしければ読んでいただけたら嬉しいです。


そもそも、プロ野球の労組ができたのが、1985年だったということに驚いた。

若い方からすると随分昔のことと思われるかもしれないけれど、長嶋茂雄さんや王貞治さんが現役で活躍されていたときには、まだ選手たちが自分たちの権利について、NPB(球団やオーナー)について、何も言えない状況だったことに驚いた。

労組を立ち上げる中心人物となったのが中畑清さん。

2016年1月、栗山英樹さんが野球殿堂入りしたとき、「サンデーモーニング」で、中畑さんが落合博満さんに「俺も選ばれないかな?」と、冗談めかしてあの人懐っこい笑顔で聞いていた。


落合さんには「名前は挙がってないね」とすげなく返されたいたけれど、中畑さんが労組を立ち上げるためにしてきたことはもっと知られて、もっと評価されていいことなのではないかと強く思ってしまう。

木村さんによると、メジャーで劇的に選手の待遇を改善させることになる労組を立ち上げたのは、マービン・ミラーという労働活動家。しかし、日本では、現役の選手たちだった。

ただでさえ競争の厳しいプレーの世界に身を置きながら、無償に近い形で、選手たちの権利を向上させるために力を尽くしてきた選手たちがいること、ぜひ知ってほしいです。


ラジオで砂鉄さんが語っていたように、こ
の本
を読むと、選手のイメージがガラッと変わります。グラウンド外でどういうアプローチをしてきたかっていうのがよくわかります。

中畑さんら、立ち上げに関わった選手へのリスペクトの気持ち、もっと大きくなると思います。古田敦也さんや田尾安志さんのことも。

一方で、NPBを牛耳っていた巨人の元オーナー・渡邉恒雄や、現楽天のオーナー・三木谷浩史らの、現場へのリスペクトのなさにも、むかっ腹立ちます(さん付けする気にはとてもなれない)。

ここから話の本丸、新井さんや會澤について書こうと思いましたが、長くなりそうなので、次回必ずや(WBCや開幕でわんわんする前に)。

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2026年1月10日

今まで知らなくてごめんね、新井さん、會澤!……選手会支えたリスペクトが止まらない


前回お届けした、木村元彦さんの「日本のプロ野球の現役選手たちが、自分たちで声をあげ、選手会(労働組合)を作った」という話にはじんわり感動してしまいました。
(「武田砂鉄 ラジオマガジン」文化放送、12月29日放送)。

パーソナリティの砂鉄さんが、「この本(『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』)を読むと、選手のイメージがガラッと変わるっていうか、グラウンド外でどういうアプローチをしてきたかっていうのがほんとにわかる一冊ですね」と話していて、その通りと思いました。

労組をつくるためのリーダーとなった中畑清さん。

2004年、近鉄とオリックスの合併問題から起きた球界再編問題のとき、仮処分申請を出して、裁判所まで持っていった選手会。そこからいろんな圧力を受けながらも、過去に一度もやったことのないストライキを遂行した古田敦也さん。

ストライキを決断させたのが高橋由伸さんの一言だったこと。

2011年、東日本大震災のとき、セ・リーグの開幕を遅らせるため、動いた新井貴浩さん。

なんだか、それぞれの(元)選手を見る目が変わりそうです。


もう一つ、忘れられないのが
田尾安志さんのお話。

2004年のストライキのあと、楽天イーグルスができたとき、せっかく選手会が勝ち取った新球団だからと、田尾さんが火中の栗を拾うような形で、最下位になるのはわかっていたけれど、自ら監督に名乗り出た。それだけではなく、プロ野球っていうは何のためにあるのかという礎を作った。

田尾さんは、「地域のために将来のために、監督というのは選手やファンを幸せにするために存在するんだ」と言っていたのだそうです。なんて素晴らしい!

この言葉を聞いたとき、木村さんは「この人をちゃんと取材したい」と思ったそうです。そして、取材していて、とても清々しかったと話していました。

創設1年目の楽天は、戦力不足で最下位、38勝97敗1分けの散々な成績。何も知らない私は、田尾さんにとって不名誉な経歴になってしまったなと思っていた。

でも、その後の楽天の歴史の礎になってくださったんだなと、感じ入るものがありました。リスペクトの気持ちが止まりません。


木村さんの、「自らあげた声によって
いろんな選択肢を勝ち取っていったというのは、野球界のみならず、日本の民主主義を考えていくうえでも書き残していきたいと思った」という言葉も力強かったです。

もう一人のパーソナリティ、西村志野さんはもともと野球が大好きで、「ライオンズナイター」にも出演されていて、野球選手を近くで見てきた人。

「レギュラーシーズンたたかうだけでも相当なプレッシャーがある中で、野球選手として一番いい時期、脂がのっている時期に、個人の成績よりも何よりも球界のために動いているっていうことに驚きもしましたし、感動もしたんですけど、それを今の現役の選手たちとかファンのみなさんて、どれくらい知っているのかな」と話していました。

この本、ぜひ読みたいと思ってます。プロ野球ファンはもちろん、そうでない方にも読んでほしくなりました。


「選手会の会長が無償で、なんのメリットもない」という話にも驚きました。今でこそ経費は多少あると思うけれど、中畑さんの頃は移動するのも自腹だったとか。

「そんな中で、会長になろうとする人に対するリスペクトを我々は持つべきじゃないか」という木村さんの言葉にもグサグサきました(新しい会長は、ソフトバンクの近藤健介です!)。

そんなこともあって、秋山翔吾が、日本プロ野球選手会の会長をつとめてきた會澤に対して、「選手会の会長という、やったこともない、想像もつかない大変さの中で、プレーしていた選手が隣にいてっていうのは、これは貴重な体験。すごい男と同じチームにいるというのは改めて感じました」とラジオで話していたことに、グッときました。(こちらです)

そんなことも知らず、新井さんや會澤について、今までいっぱいネガティブなこと書いてきて、ごめんなさい。

いや、そのことと采配やプレー(現在の力量)とはまた別の話ではあるけれど、選手会会長という大変な仕事をしてきたことへのリスペクトは忘れないようにしたいと思ったのでした。


しかし、新井さんがそんなリーダーシップを発揮していたとは。むしろ監督より、フロントに入ってチームを改革した方が向いているのでは?(もしくは打撃コーチ、2000本安打の人だもの)

そして今年も會澤が護摩行に臨んだというニュース。(「デイリースポーツ」)

「やらないと気持ち悪いというか、スイッチが入る」と話す會澤。ずっと続けているとむしろ歯磨きのようなもので、そらやらないと落ち着かないかもね。

とは思うのだが、「そこじゃないんだ、そこじゃ」と思うのであった。

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2026年1月8日

プロ野球選手のイメージが変わる! ファンなら知っておきたい「選手会」という名の労働組合


12月29日、『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』という本を書いた、木村元彦(ゆきひこ)さんのお話がとても面白く、聴けてよかったとしみじみ思ったのでした(「武田砂鉄 ラジオマガジン」文化放送)。


よく耳にする「日本プロ野球選手会」。これには、「労働組合」と「一般社団法人」の二つがあるようです。今日お話するのは、「労組」の方(この違いについてはWikipediaを見てね)。

今でこそFAやポスティングの権利があるけれど、労組ができる前、選手は最初に入った球団にずっと縛られていた。やめる権利しかなかった。

サッカーには代理人がいたけれど、代理人をつけることもできず、ずぶの素人の選手自身が契約交渉していた。


一方、メジャーリーガーも、
オーナーのアクセサリーと呼ばれ、ものすごく安い年棒でプレーしていた時代があった。

そんなメジャーの選手会は、今では世界最強労組と呼ばれている(そんな環境なら、当然行きたくなりますよね、日本の選手も)。

その待遇のよさは、メジャーの選手会が労組になってから勝ちとっていったもの。

これを率いたのが全米鉄鋼労連の事務局長だったマービン・ミラーというやり手の労働活動家。彼がドンドンいろんな改革をして、メジャーの選手たちの待遇を改善していった。


一方で、日本の選手会はそういう事務方のプロフェショナルではなくて、
当事者である現役選手たちが声をあげて、自分たちで交渉して、たたかって権利を勝ちとってきた(途中から顧問弁護士もつく)。

これはメジャーに対して誇るべきところだと、木村さん。

中畑清さんが動くことによって、1985年、選手会の労組が誕生。中畑さんというと、絶好調男のイメージ。本の取材中もその名のごとく、オープンだったそうです。

でも、中畑さんには緻密な部分もあって、段階を経て進めていった。中畑さんでなければ12球団の選手をまとめられなかっただろう、と木村さん(人徳もあった)。


「(プロ野球は)日々競争社会ですし、下手すると自分自身もレギュラーをとられてしまうんではないかという状況の中で、毎週いろんな連絡を取り合いながら活動していた」

「とくにこの本で言うと、広島の今の監督をされている新井貴浩さん」

出たー。新井さん! 2008年から4年間、7代目の選手会会長をつとめていた新井さん。

「3.11という未曽有の大震災のときに、セ・リーグの開幕を遅らせるべきではないかと文科省まで巻き込み、ときに弊害というか、疎外するような動きをするコミッショナーやプロ野球機構、読売グループとたたかいながら、勝ちとっていった」

新井さんの話は、WBC関連の選手の権利の話のところでも出てきました。


「いま、選手会にいるメリットがないということで脱退していく選手がいるんですけども、得られた権利は行使できる。ただ、なんのメリットもないというそのメリットが、いかに享受できるようになったのは知っておくべきではないか」

「先人たちが自分の仕事を後回しにしてでも、10年20年後の後輩・選手のために、ひいては野球界のためにたたかってきたということは、やっぱり多くの人に知ってもらいたい」

そんな気持ちが、今回本を書く大きな動機になったそうです。

選手会に加入するのは任意だから、入らないのも自由。でも、いろんな権利を勝ちとってきた選手会についてのリスペクトは忘れていけないなと思いました(佐々木朗希の顔が浮かんだのは私だけだろうか)。


サッカーを取材している人からすると、
代理人や肖像権のことなど、プロ野球のあまりのガラパゴス状態に驚くそうです。

「むしろファンも、野球選手ってそういんもんだろうと麻痺していたのでは? ところが、あまりにちょっと理不尽なものが多すぎる」

「選手が気持ちよく幸せを感じてプレーしていないと、見ている側もその辛さが伝わってきますよね。それくらい、あまりに経営者側の力が強かった。コミッショナーもなかなか正当なジャッジをしなかった」

この言葉には深くうなずいてしまった(小園海斗~)。

わ~。まだお伝えしたい話があるのですが、長くなりました。続きは次回に!

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2025年12月23日

3年遅い若手育成、思わず不安になる次期監督問題


今年、新井カープに辛辣な記事を書いていた「AERA DIGITAL」。たとえば、こちら。

「広島・新井監督に“失格”の烙印も…次期監督に黒田博樹氏を招聘&マエケン復帰で〈球団史に残るプロジェクト〉発動か」(6月23日)

「昨年の大失速が再来した広島 ファン離れも深刻〈監督交代よりコーチ陣刷新〉が再建のカギか」(7月29日)

辛辣というより、生ぬるい地元メディアの提灯記事と違って、今のカープに魅力を感じていないファンの気持ちを一部代弁してくれた記事。


そんな「AERA DIGITAL」に、「広島・新井監督は若手育成に本腰〈次の監督にバトンを繋ぐ〉タスクに没頭か」という記事が。(12月22日)

これは新井さんへのインタビューに基づいた記事というより、周辺関係者の推測による話なので迫力(信憑性?)はないけれど、今のカープに思わずつっこみたくなる記事だった。

「新井監督も腹をくくり、若手育成に本腰を入れるようだ。この先勝てない時期が続き自身が泥を被っても、チーム再建を推し進める覚悟を感じる。〈次期監督へ最高の形でバトンを繋ごう〉と思っているのではないか」(地元テレビ局スポーツ担当)

若手育成に着手するのが3年遅い! 3年の年月はとても貴重よ? 指導者経験のない新井さんをいきなり担ぎ上げた球団も球団です。


バトンが誰につながれるのかがまた不安材料。

この中で次期監督候補として挙がっているのは、野村謙二郎さん、黒田博樹(あえて呼び捨て)、金本知憲さん、菊池涼介。

私がカープを応援するようになったのは2015年から。野村さんの監督時代を知らないので評価はわからないのですが、なんとなく実況解説を聴いていると、面白みやときめきがない!  


黒田が見たくてカープを追いかけ始めた私ですが、野球の面白さを教えてくれた黒田ですが、黒田が監督という泥臭い仕事をするとは考えにくい。

球団アドバイザーとして投手陣にアドバイスを与えている黒田だが、片手間でコーチ的なことされても。

むしろ、 益田武尚にサイドスローをすすめてよかったのか。益田の魅力を消した気がしてならない。どうしてくれよう。もしかしたら来季、成果が出るのかもしれないけれど。


投手へのアドバイスより、ドジャースやヤンキースで見てきたことを球団に還元してほしかった(メンタルコーチの導入とか)。球団にそんな改革心はなさそうだけど。

新井さんも新井さんだ。黒田のことを尊敬しているのはとってもよくわかる(私だって尊敬している)。二人が信頼しあってるのもわかる。あの2016年、優勝の瞬間の二人の抱擁は何度見ても泣ける。

でも、ドラフトで新しく入団してくる投手に「黒田さんのような投手(エース)になってほしい」と、わりとよく言う新井さん。

もちろんそんな投手になってくれたらと思うし、その気持ちはわかる。でも、それぞれタイプも違う。黒田をありがたがり過ぎるのはもうやめよ?


金本さん……。阪神で監督の経験もある人だが、2016年、藤浪晋太郎に161球投げさせたあの超体育会系のノリは素直にウェルカムできない(金本さんに変化が訪れているかもしれないけれど)。

菊池が監督? 人の上に立つのが向いているように思えない。内野守備コーチならわかります。

秋山翔吾が監督になってくれたらな。やっぱりいずれ西武に戻るかな。


この身内で固める性質、なんとかして。もし2軍コーチのあの人とかが次の監督になったら、もうほんとにカープファンを続ける自信がないです。

試合は監督で見るものじゃない。応援したい選手もいる。でも、監督を誰にするかで球団の姿勢が見える。能力ないのに、向いてないのに、そんな人が監督になったら、見るのが楽しくないです。

小園海斗のこともちゃんと評価してくれない球団だし。野球見るのって、楽しいことなのにな。
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2025年10月5日

吉井監督は辞任で、新井さんは続投、これがカープクオリティ


ロッテの吉井監督の辞任はショックだった。

冗談の通じる軽やかさや哲学も感じるところ、好きだった。DeNAの三浦監督に続き、エレガント系の監督がまた一人いなくなる。

首位ソフトバンクとのゲーム差が31.5。今季最下位なのは知っていたけど、いつのまにそんなに。佐々木朗希の抜けた穴が何気に大きかったりしたんだろうか。

就任1年目の2023年は2位、2024年は3位、2025年は6位。

ん? 新井さんが就任してからのカープの足取りと、ちょっと似ているぞ。カープは2位、4位、5位だが。今季の首位阪神とのゲームさは25.5だが(これはこれで相当なもの)。


昨日、試合後のセレモニーでの、吉井監督の挨拶。(「デイリースポーツ」)

「ファンの皆様には嫌な思いをさせて申し訳ありません」

「スタッフ、コーチ、選手の皆さんにも嫌な思いをさせて申し訳ありません。結果は全て私の責任です。本当はもうちょっとやりたかったですけど、今日で監督辞めます」


「選手の皆さん、あなたたちには希望しかありません。自分の可能性におおいに期待して頑張って下さい」

と、最後にエールを送ると、スタンドからは割れんばかりの吉井コールが巻き起こったそうだ。

昨日のカープセレモニーでは、新井さんの挨拶中、ブーイングに近いどよめきが起こった。最後は拍手で終わったけれど。


現役時代、あんなにもファンに愛された新井さんが、あんなブーイングを浴びることになるとは(でも、そういう結果だった)。

プロ野球の監督というのは、勝てば官軍、何やっても文句言われたりするけっこう大変な稼業。

ただ、昨年と今年のカープ、監督が辞任してもおかしくない結果だった。同時に選手にも、もう少しプロとして工夫して結果を出してほしかったが(がんばった選手も、もちろんいた)。

これで監督を続けるのは、新井さんなりの展望があるのか、鈍感なのか(昨年、「眠れない」と高津監督に言っていたそうだが。高津さんは「そんなの当たり前だ」と返したそうだが)。


それより、新井さんにもう2年託そうとする球団の方こそ、どうかしてると思う。見る目ないなと思う。結局、野球のことわかってない人たちが運営してるんだな。

佐々岡さんに3年目の要請をしたときも、そう思った。あのときの失望もすごかった。あの2年間の佐々岡さんの采配を見て、どうして続投要請できるのか。結局、何も見てないってことだな。

野球にワクワクしながら、ファンを喜ばせようとしている南場智子さんみたいな人に、オーナー変わってくれないかな。

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2025年9月25日

やっぱり新井さん続投、それより向いてることあるよ?


新井さんの来季続投が決まった。

2020年のオフ、佐々岡さんの続投が決まったときは「悲報、佐々岡監督続投」というタイトルでブログを書いたものでした。

あのときのことを思うと、驚きはなし。新井さん、このまま続投なんだろうな……という気配が漂っていたので。

他チームは、「恐るるに足らず」と安堵しているかもしれません。


昨年、シーズン最終戦後のセレモニーで、「カープは変わっていかなければいけない」と言った新井さん。

少しの期待を持たせてくれた。でも、「俺は好き嫌いで起用しない」発言の前例があるので、その言葉を額面通りには受け取らなかった。

それは半分当たっていた。會澤翼、磯村嘉孝、田中広輔、上本崇司らベテランをベンチに温存していたときは、変わっていくのを躊躇しているようにも見えた。時間、逆戻りしてます。

CSが完全消滅して、清水叶人、林晃汰、佐藤啓介らをスタメン起用。こういうのを開幕時から見たかったんだよ~。「痛みを伴う変革」って、こういうことだと思ってたんだよ~。


これは消化試合のお試し枠で、来季、また會澤が当たり前のようにスタメンマスクをかぶるかもしれない。

主軸の小園海斗のポジションをコロコロさせて、ショートスタメン矢野雅哉を繰り返すかもしれない。まだ油断できません。二俣翔一に捕手再挑戦させて、ポジションコロコロを加速させている。

「任せていただいて、また期待していただいて、ありがたいことですし、その期待に応えられるように頑張っていきたい。麦のように頑張っていきたい」と、新井さん。

昨年も今年も大失速で転落。同じことを繰り返しながらも、辞任はしないのね。「まだやれることがある」「やりたいことがある」ということなのかな。


新井さんは監督に向いていると思えないのだが、だったら他に誰が……?

消去法じゃないけど、せめて新井さん、3年のやらかしを糧にして、ぞの経験を活かしてもらえたら……(モゴモゴモゴ、歯切れ悪い)。

いや、人はそんな簡単に変わらないと思う。「麦のように」という言葉は、素敵。それはそれとして、ちゃんと選手のこと見てほしいんじゃー。

球団がコーチ陣を刷新、ベテラン選手を思い切って戦力外通告する図もイメージできない。いる人たちで何とかしたい派なので、そこもあんまり期待していない(変化があったら、もちろん嬉しい!)。

コーチ陣(とくに打撃)が変わらなかったときは、いつものごとく、選手のがんばりを楽しみにするしかない。選手、しっかり。


新井さんには、つねづね打撃コーチをしてくれたらどうかな?と思ってる(監督には向いていないので)。

新井さんは、入団前のモンテロの映像を初めて見たときから気になっていた動作(首の角度)があったそうだ。そこで、9月24日、直接、打撃指導をしたらしい。(「中日スポーツ」)

「自分の持っているもので勝負をさせたかった」と、モンテロのスタイルを崩さないよう、シーズン中は何も言わなかったそうだ。

シーズンの最後も最後になって、やっと伝えたところ……モンテロは「もっと早く教えてほしかった」。だーよーねー。

モンテロの今後の変化に注目です。

しかし、よく見ています、新井さん。打撃の人なんですね。2000本安打は物語る。いい監督見つけて(どこにいる~?)、打撃コーチに専念しよう?

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2025年8月11日

地元メディアは伝えないカープへの辛辣(=ノーマル)な記事を読んで思ったこと


8月11日(月)、阪神戦(マツダスタジアム)は、雨のため中止。

明日の予告先発は、床田寛樹と大竹耕太郎。大竹はスライド登板。

カープの場合、エース格の投手はたいていスライド登板される。よって、今日先発予定だった遠藤淳志はスライドされず。私は見たかったですけどね、8月3日の中日戦で快投した遠藤。

大竹は防御率1.78だが、規定投球回数に達してないので、ローテの柱とは言い難い。カープ専用投手となりつつあるが、そこはしっかり仕事してる。外したことない(カープ情けない)。

そら、スライドしない手はないですね。くやしー。明日こそ、ボボボ(炎)。←そして、毎回打ち砕かれる(打線は打ってないのに)。明日こそー(小声)。


地元メディアは、さすがに昨年9月の大失速や、今季7連敗を繰り返していたときは、多少カープに対して厳しい記事もあったのでしょうか?

最近、たまたま目にした「AERA DIGITAL」が、カープに辛辣です。

というより、ノーマルです(よかったら、リンク先の記事を読んでみてください。ちょっと留飲下がります)。


「広島・新井監督に“失格”の烙印も…次期監督に黒田博樹氏を招聘&マエケン復帰で〈球団史に残るプロジェクト〉発動か」(6月23日)

このブログでも、「新井さんがいつ途中解任されてもいい(球団はしないだろうけど)」と書いてきましたが、メディアに「監督失格」と書かれると、ほんとにジュッと烙印押される感じで、けっこう応えますな。

黒田監督待望論は、それこそ「願い」みたいなものでしょう。

黒田が監督という泥臭い仕事を引き受けると思えない。新井さんで懲りた。好きだった選手が監督・コーチになって、選手時代とのギャップを見せられるのはもうおなかいっぱいです。


「昨年の大失速が再来した広島 ファン離れも深刻〈監督交代よりコーチ陣刷新〉が再建のカギか」(7月29日)

「新井監督への風当たりが強まっているが、広島OBは違った見方を示す」として、こう書かれています。

「監督交代だけでは変わらない。コーチ陣の大幅なテコ入れやドラフト戦略の見直しなど、抜本的な改革をしないとチームを立て直せない」と。

昨年オフ、コーチの入れ替えがまったくなかったことに対して、メディアから驚きの声が出たことにも言及してあります。

ファンもそう思ってました。コーチの全員留任にはとんでもなく失望して落胆しました。地元メディアはこういうこと、書かなさそうですが、どうだったの??


「カープ女子どこへ、空席目立つマツダスタジアム――最下位目前の広島にファンから無言のメッセージ」(8月1日)

この記事と同じようなタイトルで、私もブログを書いたことあります。

他球団のファンサービスを例にあげて、「球団運営も時代の変化に合わせる必要性があるかもしれない」と、提起。

「変えることが可能な分野がいくつも残されているのはカープの強みだろう」と、前向きな書き方で終わっています。

えぇ、手本にできる他球団のサービスはリサーチして取り入れてほしいですね。できること、いっぱいありそうです。


先日、DeNAはカープ戦の試合後、「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」と称して、プロジェクションマッピング&ドローンショー 、やってましたね。

こういうイベントを楽しみにファンの方が球場に足を運んでくださるなら、とってもいいんだろうな。

と思いつつ、私は「球場に足を踏み入れること自体が特別」って気持ちになるんです、いつも。球場っていうライブ会場は、そう思わせてくれる空間なんです。

球場にいろんな楽しみごとが用意されて、それを目的にお客さんがたくさん来てくださるのは素晴らしいと思う。

その一方で、「来てよかった」そう思えるプレーを選手を見せてくれることが、一番のファンサービスだなと思う(そう思える采配をしてくれるベンチとセットでな)。

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2025年7月22日

かつて七夕の奇跡を生んだ指揮官、神宮で悪夢のサヨナラ負け


7月21日(月)、ヤクルト戦(神宮球場)、7対6。

サヨナラ負け。2点リードの9回ウラ、勝ちがスルスル逃げていく。

逆に、ヤクルトの逆転劇に感動した。この3連戦、1位と20ゲーム離された最下位チームの投げやりな感じがなかった。村上宗隆、塩見泰隆、長岡秀樹ら(サンタナも?)、主力を欠きながら、若い選手が頑張っていた。

9回、古賀優大ヒット、代打増田珠ヒット、からの赤羽由紘さよなら3ラン! 諦めてなかった。連敗続きで上手くいかないときのカープの、あの覇気のなさと大違い。


昨日も今日も、いつもより点をとっても勝てないのは、もはや呪われてるの?と言いたくなる領域(呪いとか信じてませんけど)。でも、勝てない理由はちゃんとある。

5点リードの6回ウラ、二俣翔一をサードに配置転換、ショート矢野雅哉。ライトに久保修。ベンチの意図は知らんけど、もう守備固めに入ったの? 早すぎない?(久保のヒットはよかった)

まだ攻撃3回もあるのに、もう勝ったと思ったの? カープベンチ、危ういと思った。

その6回ウラ、そら見たことか、打撃低調の山田哲人が2ランで3点差。


床田寛樹6回3失点。「中5日だから」なんて言わせない投球をした。

8試合連続ノーヒットだったファビアン(そこは我慢強いベンチ、いや思考停止?)が1回3回、連続タイムリー。

5回には、林晃汰の2号3ラン! 連日の林のホームランに胸のすく思い。そして昨日と同じ言葉を新井さんに言いたい、「だから林出せって言ってたのに!」。

新井さんは交流戦が終わってリーグ戦が再開するとき、「今、晃汰を上げても使ってあげることができない」と言っていた。

長打が求められているカープ。ファームで3割超えしている林をずっと上げてほしいと思っていた。いくらでも使える場面は作れたはず。使おうとしなかったのは新井さんだけ。ミスキャスト。



首位打者に肉薄してきた小園海斗も6回にタイムリー。6点の援護を得て、マウンドを降りた床田だったが。

7回、中﨑翔太。島内颯太郎じゃないんだ。赤羽タイムリーで、2点差に。

そして9回、ハーンがハーンが。


昨日、走塁を疎かにしたと途中交代させられた坂倉将吾はベンチスタート。なんかベンチの雰囲気悪くなってない? 今日は打線がつながって、ちょっといいムードになったけど。

5月、「ここ最近、グラウンドで弱い姿が見受けられるので」と、小園をスタメンから外した新井さん。あのときも感じた違和感に近いものが。

だったら、野間峻祥とか堂林翔太とか、打席での矢野雅哉とか(こちらは技術の問題か)、緩慢プレーや、熱を感じない打席はどうなの?と言いたい。

最近の石原貴規の打席は會澤翼に等しく期待値が低い。もう、カープベンチのやることなすこと、勝ちから背を向けられているような気がしてしまう。


矢崎拓也が移籍後初勝利
。矢崎が出てくると、「打たれないで」と思いながら見てしまう。2点ビハインドでの9回の投球。ランナーは出したけど、ぐいぐい攻めた投球、よかった。床田に勝ちがつかなかったのは無念だけど。

かつて2017年7月7日、神宮球場でドラマチックな逆転3ランを放った新井さん。今日、悪夢の逆転劇を体験。辛いです、ね。

で昨日、試合後、玉村昇悟について問われ、「もう本人に聞いて」と突き放した言い方の新井さん。(「デイリースポーツ」)

まるで機嫌が悪かったときの緒方さんみたい。思ったようにいかなくて、相当イライラしていると思う。

オールスターでリセット……できるんだろうか、カープベンチ。選手はがんばろう。

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2025年7月14日

「成績不振の山田になぜこだわる?」と高津監督に問う記事、新井さんにも聞いて


7月14日、田中広輔が登録抹消(やっと!)。

得点力不足で阪神戦と中日戦で連続3タテされてもなお、こ、これだけ? 7月11日の堂林翔太に続いて(遅い!)、ほんとに一人ずつ、ひとりずつ。

決断に時間のかかる、思い切ったことができない(=チームの将来像が描けない)新井さんらしいです。


「アルファポリス」という出版社のサイトに、ヤクルトの高津監督への直球なインタビュー記事が掲載されていました。

「成績不振の山田哲人、中村悠平の起用にどうしてこだわり続けるのか?」というファンの声に対して、どう考えているのか、と。

気持ちいいですねー、ファンが思っていることをシンプルに聞いてくれている。


高津監督曰く、「彼らの代わりの選手がいないんです」。えっ。

「打率2割前半の山田や、1割台の中村を使わなくてもいいんです。だけど、それにとって代わる選手も数字が低い」

「数字に表れるリアルな成績があまり変わらないのなら、少しでも勝利の可能性を高めるために、数字に表れないもの、例えばチームを引っ張っていってくれる選手、大きなミスをしない選手を使った方がいい」


『嫌われた監督  落合博満は中日をどう変えたのか』によると、落合さんはこんなことを言っていたそうです。


スカウトには、「すぐに使える選手が欲しい。勝つための戦力を取ってくれ」と。

「現場のわがままを通させてもらった。でも、五年、十年先じゃなくて、来年の戦いに勝たないといけないんだ」と。

「不公平じゃないか、若いってだけで使ってもらえるのか? 今、うちにファームで三割打っている奴がいるか? ベテランにだって生活権はあるんだぜ?」とも。


キャリアのあるベテランはある程度、予想がつく・・・かもしれない。でもカープの場合、今の田中や會澤翼らが、勝つための戦力と言えるの?

新井さんにも、こんな具体的な質問をしてほしい。高津監督と近い答えが返ってくるかもしれないけど。

答えの中身より、そういう大事な(ファンが知りたい)ことを正面きって聞いてくれるメディアがいないことが不満。

地元メディアは聞かないでしょうね。そんなこと聞いたら、オーナーに睨まれるでしょうから(ツーン)。


2019年、コンディション不良で絶不調だった田中を緒方元監督が起用し続けていたとき、私が聞いた範囲では、それを批判するような声は地元の中継では聞こえてこなかった。

緒方さんの采配も異様だったけど、それに触れない地元メディアも異様に感じた。
 
安仁屋宗八さんなんか「連続出場続けた方がいいと思う」と言っていて、ダメだこりゃと思ったものだった。チームより選手個人が優先順位が上って、おかしい。


5月になって、田中の打撃フォームを見て、カープ関係者ではない山崎武司さんが実況で状態の悪さを指摘してくれて、やっと言ってくれる人がいたと思ったのを覚えている。

シーズン終盤になって、やっと緒方さんの選手起用について批評する記事を読んだ(もちろん地元メディアでなかった)。

田中の起用にこだわっていた頃から、だんだんカープがおかしくなった。フラットな選手起用がされていないのは、今も続いている。監督が代わっているのに、ヘン、ヘンです。

監督にはフラットな選手起用をしてほしいし、メディアにはフラットな記事を伝えてほしい。どっちもヘン。
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