CSファイナル進出をストレートで決めた10月15日の試合。話題がてんこもりでした。
始球式のためマウンドに上がった山本浩二さん。なんか球場が騒然としていると思ったら、鈴木誠也が打席に。開始5分前、新井さんに声かけられて突然の登場。
黒田博樹の姿も見えました。やっぱり誠也も、黒田も、そこにいるだけで華がある。
カープファンにとって、嬉しいサプライズでした。おちゃめな新井さん、ようわかってはる。
この日、先発だった森下暢仁も、誠也が来ていたことで、ちょっと気持ちが落ち着いたそう。
島内は突然のことすぎて、最優秀中継賞のことには触れずに、「本日は応援ありがとうございました。しっかりと甲子園でも勝ってマツダスタジアムに帰ってきます。応援よろしくお願いしまーす!」と短めに、でもしっかり挨拶。
この日、先発だった森下暢仁も、誠也が来ていたことで、ちょっと気持ちが落ち着いたそう。
無観客とはいえ、東京オリンピックの決勝戦や、学生時代の国際試合等々、いろいろ経験してきている強気が持ち味な森下でも(最近は1年目のときほどでなくて寂しい)、CSでの登板に少し緊張していたのかな。
それを聞いて、改めてカープがCSを戦えてほんとによかったと思った。三連覇を知らない若い選手に、ヒリヒリした経験をしてほしいと思っていたので。それまでの3年には味わえないことだったので。
戦いすんで、試合後のセレモニー。ファンへの挨拶をせんとすというところで、新井さんが「私の前に選手を代表して、今日もナイスピッチングでした、最優秀中継ぎ投手、島内より皆さまに一言御礼を申し上げます」。
突然、島内颯太郎に振って、ここでも会場をわかせていた新井さん。新井さん流の、最優秀中継賞へのお祝いと賛辞。
島内は突然のことすぎて、最優秀中継賞のことには触れずに、「本日は応援ありがとうございました。しっかりと甲子園でも勝ってマツダスタジアムに帰ってきます。応援よろしくお願いしまーす!」と短めに、でもしっかり挨拶。
現役時代も、今以上にほんとの若手だった坂倉将吾になんか振ったことがあったような。試合以外でも選手への度胸をつけさせる上司。ファンサービス上手。
でも、ファイナルステージ進出という、なによりのファンサービスをしてくれた。